テイルズオブラブライブ~みんなで叶えるRPG~   作:なべ@1987

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【第4章】~光の無い夜空~

星降る町リンガベーに向かう道すがら

 

コト「ところでハナヨちゃんはいくつなの?」

 

ハナ「えっと、15歳です」

 

ウミ「では私達と1歳しか変わらないのですね」

 

ホノ「ってか最初から言おうと思ってたんだけど、敬語じゃなくて大丈夫だよ?」

 

ハナ「あっ、じゃ、じゃあそうします・・・じゃなくて」

 

コト「ふふ、少しずつなれていこうね~」

 

少しにぎやかになったが、時間が経つにつれ凶暴になる魔物の存在に

 

各々が焦りを感じていた

 

 

その名の通り、星空が煌く綺麗な町と言われていたが

 

ハナ「あの雲みたいなのは何だろう・・・」

 

町に近づくと、この辺りだけまるで光が差していないのが分かった

 

ウミ「そ、そんな・・・町中が真っ暗で、前が見えません」

 

コト「花や草木が枯れちゃってる・・・」

 

ホノ「やっぱりここにもあの光が・・・?」

 

街灯もあるはずだが、どれにも明かりが灯っていない

 

ホノ「誰かいないか周りを探してみよう」

 

 

ハナ「あっ、あの家のベランダに誰かいるよ!」

 

ホノ「おーい!そこの人ー!」

 

??「・・・!」サッ

 

コト「あっ、部屋に入っちゃった」

 

ホノ「すいませーん!」ピンポーン

 

ウミ「ちょっとホノカ!落ち着いて下さい!」

 

??「一体何ですか?」

 

ハナ「あ・・・も、もしかして・・・リ、リンちゃん!?」

 

リン「え・・・?カ、カヨちん!?」

 

ホノ「え?なになに?知り合いなの?」

 

 

ハナ「リンちゃんはマージナル村出身で10歳の時までずっと仲良くしてたの」

 

リン「でもお父さんの仕事の都合で、引っ越す事になっちゃって・・・」

 

コト「私と似てるね・・・とても辛かったよね・・・」

 

ウミ「感動の再会を喜んでいるところ申し訳ないのですが、やはりここにも妙な光が?」

 

リン「うん。この前、海沿いにある灯台に変な光が降ってきたの」

 

ホノ「じゃあ話は早いね!早速灯台に行こう!」

 

ハナ「リンちゃん。私達がこの町に光を取り戻してあげるから」

 

リン「ホント?でも、どうやって?」

 

ハナヨは今までの話をリンに伝えた

 

 

リン「じゃあ灯台には魔物がいて、そいつをやっつければ町は元に戻るのかな?」

 

ウミ「まず間違いはないでしょう。焦りは禁物ですが、迅速に対処しましょう」

 

ホノ「よし、早速灯台に向かおう!」

 

リン「・・・私も行くよ。もしかしたらリンも力が目覚めるかもしれないし」

 

コト「私達が守ってあげるからね。傍を離れちゃダメだよ?」

 

町の外れにある橋を渡って、他の町にはないほど巨大な灯台を目指す5人

 

その道すがら目に入る枯れ果てた花に胸を痛める

 

 

頂上を目指したい5人だが、灯台の中にも魔物が増殖している為

 

なかなか苦しい状況が続く

 

それでも力を合わせながら、そして未知の力を信じ進む4人とリン

 

ホノ「や、やっと頂上に着いた・・・?」

 

ウミ「ええ。そして予想通り、敵のお出ましですよ」

 

ハナ「リンちゃんは後ろに下がってて。私達に任せてね」

 

リン「・・・カヨちん凄いなあ。昔と全然違うや・・・」

 

頼りにしながらも複雑な胸中のリン

 

 

コト「くっ・・・この魔物、体が鎧みたい!」

 

ホノ「どこを狙えばいいのか、きゃっ!」

 

ウミ「ホノカ!何とか急所に弓を叩き込めれば・・・」

 

ハナ「やっぱり村の魔物より凶暴になってるよ・・・っ」

 

リン「(私も一緒に戦いたい。カヨちんと一緒に・・・)」

 

ホノ「ハナヨちゃん危ないっ!」

 

その刹那、魔物が崩れ落ちる

 

リン「私も一緒に戦うよ!この拳で!」

 

ウミ「敵が怯みました!波状攻撃を仕掛けましょう!」

 

 

コト「さあ、今だよ!」

 

リン「町に光を取り戻すんだ!獅子戦吼!」

 

ハナ「やったあ!リンちゃん、魔物を封印して!」

 

ここでもまた祭壇に紋章が浮かび上がる

 

『力にはそれぞれ役割がある。仲間との協力が不可欠だ』

 

ウミ「確かにそうですね。我々だけでは勝てなかったかもしれません」

 

ハナ「リンちゃん凄いよ!昔と一緒で頼りになるね!」

 

リン「そんなことないにゃ~」

 

ホノ「にゃ?」

 

 

魔物を封印し、町に戻る5人

 

そこには、夜空一面に広がる星の煌きがあった

 

コト「綺麗・・・きっと朝が来れば太陽の光が降り注ぐよね?」

 

リン「うん!もうこの町も大丈夫!だからリンも皆と一緒に行くにゃ!」

 

ハナ「また一緒にいられるね!リンちゃん!」

 

ウミ「水を差すようで悪いのですが・・・語尾が変わっているような」

 

ハナ「リンちゃんは心を許した相手にはこうなるんだよ」

 

リン「そうにゃそうにゃ~」

 

ホノ「じゃあホノカも真似しちゃ、するにゃ~」

 

 

リン「お母さん、「行って来なさい」だって」

 

ウミ「きっとハナヨがいれば安心なんでしょう」

 

ハナ「まだまだあと4つも封印があるんだよね。私たちももっと強くならなきゃ」

 

ホノ「おお~ハナヨちゃん気合入ってるね~」

 

コト「皆大変!さっき町を訪ねてきた人が「ビビ帝国の帝都ダーリンが流行り病で混乱してる」って!」

 

ウミ「やはりこれも・・・」

 

ホノ「きっとそうだよ。早く行こう!」

 

ハナ「遂に3国全てに足を踏み入れる事になるんだね・・・」

 

リン「きっと皆困ってるよ!すぐに行くにゃ!」

 

コト「今フタハピ港は封鎖されてるから、ここから西にあるシラララの森を抜けないといけないんだって」

 

リン タイプ:格闘家 武器:ナックル 属性:風

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