過度な期待はせずによんでくれ
あれから約半年、俺の魔力や基礎体力、身体能力はクソ兄貴のおかげで5歳児とは思えないほどになっているそうだ。
ふふ、まぁそれは当然であろう。なぜなら俺は天才なのだから。クソ兄貴何かすぐに置いていってやるよ。
そのことに、珍しく褒めてきたクソ兄貴に
「ふふ、当然であろう。貴様と俺では格が違うのだよ格が(ドヤァァ」と言ったら、山の麓まで撲り飛ばされたのは記憶に新しい。
いくら不死身のフェニックスといえども痛いものはいたいんだょ!!
ふらつく足で兄貴の元に戻ると、新しい修行をするらしい。
なんでも、不死性を高める修行らしい。
フェニックスは不死でしょ?不死性を高めるってどういこと?と聞くと、どうやらフェニックスの不死とは、他の生物と比べると圧倒的な再生能力に置ける不死らしい。
なので、神や魔王クラスの攻撃を喰らうと死んでしまう可能性があるとのこと。
手っ取り早く、不死性を上げるには「それなりの攻撃を喰らって再生能力を上げようぜ」とは兄貴談
いや、神や魔王クラスなんてそんなにうじゃうじゃいないだろう。それに俺まだ5歳、なるべく痛くない方法で強くなりたい。
え?「そんな方法があったら今頃世界は世紀末だ。」って?うん。わかってるよ?でもさ、さっきも言ったとうり、俺まだ5歳、魔王クラスでなくても死んじゃうかもじゃん?
は?「大丈夫。お前は俺たち兄弟の中でフェニックスとしての力は一番上だ」って?だからどうしたんだよ。虐待で訴えるぞ。
ちょっ、痛い痛い痛い手をおもいっきし引っ張らないで!!痛いから!!てか何処に行こうってのさ!?
「これから、3日に1日タンニーン様のところで修行してもらう」
えーとタンニーン様ってだれ?兄貴の学校の担任か何か?
「タンニーン様元竜王の一人で、最上級悪魔の方だ。そのブレスは隕石の衝突と同等であり魔王クラスの一撃とされている」
え?どらごん?
そんなこんなで連れてこられたタンニーン様とやらの領地。
ドラゴンだらけじゃねーか。なんだよこのクソゲー。装備も何もなしで、最初からドラゴンとエンカウントとか、あ、やばい目からヒカルなにかが。
しかも、元とはいえ竜王だろ?ヤバイって絶対やばいやつだよきっと。世界の半分やるから仲間になれとか言われたらどうしよう。
そんなことを考えていると、一頭他のドラゴンとは、圧倒的に格が違うドラゴンが飛んできて兄貴と何か、話してる。
うん?なんかこっち見てる。ちょっと!!こちっちこないで!!食べても美味しくないよ!!
「ほぉ、その年でなかなかの、向上心ではないか。フェニックスの小僧、名は何と言う?」
「ライザー•フェニックスであります!!」
名を聞かれれば答えるのが常識。目上の人なら敬礼付きだ!!
いや、別にビビってるから敬礼したわけじゃないよ?ホントだよ?ライザーウソツカナイ。
あれ?兄貴なんで転移魔法陣形成してんの?え?
「では、愚弟のことをよろしくお願いします」
「うむ。存分にイジメぬいてやろう」
「それでは、私はこれで。ライザー明日の正午迎えにくる」
えっ!?チョッ!?兄貴待って、行かないでーーーーー!!カムバッーーーーークッ!!マイブラザーーーーーー!!
……ああ、本当に行っちゃたよ。
「いつまで、凹んでおる。まずは軽く模擬戦だ。なにお前は幼いとはいえ仮にもフェニックス、死にはせんだろ。死には」
そう言いながら、口の中に火を灯すタンニーン様。
ははっ。多分俺の今の顔は盛大き引きつっているだろう。
拝啓過去の俺へ。『お前は選択を誤った』
拝読、感謝感激です