あの名言でましたねw
スタッフが狙っているのがわかります
さておきお気に入り+コメントありがとうございます!非常にうれしい限りです。
これを機に精進します(多分)
前話で何個か誤字見つけたんで修正しました。
「とりあえずここなら安全だろう。」
クロノスはオベリスクフォースとの決闘の後、増援が来る前にあの場を離れ、決闘をする前に救助した男を運んだ建物の中に身を隠している。
「はぁ。やっちまったな。これじゃあもう融合次元に戻れないよなぁ……。」
だがクロノスは後悔していなかった。元々アカデミアに入学したのも自分の決闘を極めるためなのだ。
アカデミアでは決闘だけでなく、体も鍛える特訓なども行われいた。
中には死にかけるようなものもあったがアカデミアに入学する前にクロノスは"ある人物"に体も死ぬほど鍛えられたため、身体能力もそこそこはあった。
そのうち頭角を現すようになったことで、プロフェッサーに目をかけられ遠征の任務がきたのだ。
「あのプロフェッサーがあんなこと命じるなんてな……。」
クロノスは遠征を命じられる際にプロフェッサーに初めて会ったのが、クロノスにはプロフェッサーが平気で人を襲うような人間にはみえなかったのだ。
「だが何があったとしてもオベリスクフォースが言っていた以上プロフェッサーが指示を出していたのは間違いないな。この次元もこれだけ侵攻が進んじまったらもう……。」
「ううう……。」
と寝かしてあった男から声が聞こえる。どうやら意識が戻ったようだ。
「あんた大丈夫か?腕以外は怪我をしてなさそうだったが」
「あんちゃんが俺を助けてくれたのか。すまねぇな。体なら大丈夫だ。」
「まだ目を覚ましたばかりだ。腕の応急処置を簡単にやっておいたがまだ……」
「それより外はどうなってる!」
男は声を張り上げる。
「しっ。静かに。奴らがまだうろついているからな。」
「すまねぇあんちゃん。」
「それよりここで何があったんだ?」
クロノスが男に尋ねる。
「いきなり仮面をかぶった男達が現れて、モンスターを召喚したと思ったら見境なく襲ってきやがった。何人かは決闘で戦ったいたんだが相手も数が数だ。俺たちは押されてどうすることもできなかった……。」
「それで?」
「ああ、逃げるしかもう手段はなくてな。逃げてたんだが建物が崩れてきて下敷きになっちまった。そこであんちゃんに助けられたって所だ。」
「そうだったのか。悪いがあんた家族はいるのか?」
「いや、俺は独り身だ。何かと縁がなくてな。だが家族離れ離れになっちまった奴は大勢いるはずだ。」
クロノスは顔をしかめた。ある突然に家族離れ離れになってしまうのだ。その悲しみ、苦しみ、痛みははかりしれない。
「あんちゃんこれからどうするつもりだ? 俺は難民キャンプに向かう途中だったんだ。あんちゃんも来るか?」
「難民キャンプ?」
「やられっぱなしじゃなく戦おうって奴らもいてな。まあレジスタンスって奴だ。難民キャンプを拠点にしてるんだ。そこに行けば生き残ってるやつらもいるはずだ。」
「なるほどな。バラバラじゃなく、こっちも複数で戦うってことか。確かにいい案だな。」
「きまりだな。じゃあさっそく。」
「悪いが、俺はいけない。」
クロノスは男の提案を断った。
「何でだ? あんちゃんもあいつらと戦ってるんじゃないのか? だったら」
「俺にはあんたたちと戦える資格はないからな。」
彼らと共闘できれば今の状況も何とかなるかもしれない。アカデミアという行き場を失ったクロノスにとっては十分選択肢の1つとなりえる。
だがクロノスは共闘を選ばなかった。いや選べなかった。侵攻を行った側の人間が、侵攻された側の人間と戦えるはずがないとクロノスは思っているからだ。
「じゃあこれから!」
「おい。今声が聞こえなかったか?」
外から声が聞こえた。どうやら近くに何者かがきたようだ。
「悪いな。おっさん。どうやら近くにきちまったみたいだ。キャンプとやらには1人でいってくれ。外の奴は俺がなんとかする。」
「おいあんちゃん。待ってくれ。せめて名前だけでも」
建物を出ようとすると男が尋ねてくる。
「そうだな。さしずめ融合次元の裏切り者って所かな。」
「融合次元! まさかあんちゃん!」
「じゃあなおっさん。無事を祈ってるぜ。」
クロノスが建物から出ると、案の定とでもいうべきか仮面をかぶった男、オベリスクフォースが立っていた。それも3人だ。
「話し声が聞こえたと思ったら。融合次元のエリートさん方は余程お暇ですか?」
クロノスはあえて彼らを挑発する。
「おいおいガキかよ。逃げ遅れたか?」
「ずいぶん威勢のいい奴だな。いま謝るなら楽にお仲間のとこに送ってやるぜ。」
「誰が謝るかよ。じゃあな。」
といってクロノスは一目散に走りだした。建物の中の男が逃げ出す時間を稼ぐためにあえて囮になったのだ。
「逃がすな。」
「近くにいる他の仲間にも連絡しろ。」
オベリスクフォースが後ろから追いかけてくる。
「よっと。」
クロノスが建物の屋上に上り、別の建物の屋上に飛び移る。アカデミアで鍛えてたためか常人の人間には到底まねできないやり方で逃走する。
だが追ってくる彼らも融合次元の戦士。それもエリートだ。クロノスを難なく追いかけてくる。
さらに増援を呼ばれたためかオベリスクフォースの数が増えてきている。気づいた時には周りにはすでに8人ほど集まっていた。
「よっと。」
クロノスは建物から飛び降りるとそこにはオベリスクフォースが待ち構えていた。
「クソ。すでに待機済みかよ!」
後ろから追いかけてきたオベリスクフォースも追いついてきた。
「ぜぇぜぇ。」
「このガキ。なんという運動神経だ。」
「ガキだからといって舐めたのがまずかったか。」
「だがこれで逃げられまい。」
その数10人。予想以上に集まったものだとクロノスは感服した。
「おい、今他の奴から通信がきた。ほぉお前か。増援という奴は。」
「こんなガキが俺たちの増援とは。」
「いや待て。何人かはこいつにやられたと報告が来ている。」
オベリスクフォース達の情報を共有する力も相当なものだった。
「貴様。我らと同じ融合次元にもかかわらず裏切るつもりか?」
「平気で人を襲える奴の仲間にはなりたくねえよ。」
「減らず口を。この人数で貴様に勝ち目はないぞ。」
「だろうな。こんなに人数集まると思ってなかったよ。だが」
言葉と同時にクロノスはデュエルディスクを構える。
「3人くらい道連れにはできるだろ?」
「貴様の戦い方の情報もすでに我々の元に入っている。」
「それでもやるつもりか?」
「上等だ。かかってきやがれ!」
「「決闘!」」
KHRONOS LP 4000 VS OBELISK FORCE ×10 LP 4000
クロノスは意気込んでデュエルに臨んだが、デュエルは悲惨なものだった。クロノスがどれだけ強くとも相手は10人。なすすべはなかった。加えて彼らはクロノスの戦術もすでに知っている。そして
「ぐあああああ」 KHRONOS LP 0
結果として誰も倒せず決闘で敗けてしまった。
「はぁはぁ。こんな奴まで……アカデミアは……。前に戦った奴らが言ってたのは……"これ"のことか。」
「ククク。貴様も……の存在は知らなかったようだな。」
「おい。……化するもの面倒だ。もう……でぶっつぶしちまえよ。」
「そうだな。やれ……。奴を……にしろ」
意識が朦朧として声をはっきり聞き取ることはできなかった。目の前に"それ"がせまってくる。
「くっ」
ふらつく体でかわそうとするもののかわし切れず吹き飛ばされ、壁に頭を打ち付けてしまった。
(せん・・せい。すみません。俺は……ここまでの……ようです。)
クロノスの意識が闇に沈んでいく。そしてそのまま意識を失った。
今回は決闘なしです。
色々伏線的なもの張ってますが回収できるかどうか・・・
後次の更新は私情でしばらく遅れます。