転生 神竜の滅竜魔導士シーズン1~フェアリーテイル編~    作:ゾーン

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第70話 再臨『妖精女王』

 

ーーー大魔闘演武3日目ーーー

 

俺は宿に戻らずそのままドムス・フラウに向かった

 

ガジル「やっと来たか」

 

ラクサス「朝帰りかよ」

 

レイ「うるせーなー」

 

チャパティ「大魔闘演武もいよいよ中盤戦3日目に突入です」

 

ヤジマ「今日はどんな熱いドラマを見せてくれるかね」

 

チャパティ「本日のゲストは魔法評議院より

      ラハールさんにお越しいただいております」

 

・・・あいつこんなのにも参加すんのかよ

 

チャパティ「3日目の競技は『伏魔殿(パンデモニウム)

      参加人数は各ギルド1名です!!」

 

カナ「Bチームは私が出るよ」

 

さりげな~くベンチに座っているカナが意気揚々と手を挙げた

 

ガジル「ちょっと待て!!」

 

ミラ「あれ?

   なんでカナが?」

 

レイ「俺がリザーブ枠に入れた」

 

ラクサス「お前は出ねぇのか?」

 

レイ「腰が痛ぇ・・・」

 

ジュビア「・・・なんでですか?」

 

これ以上は口は割らん!!

 

「ゴゴゴゴゴゴゴ」

 

初日のようにフィールド上に不気味な建物が出現する

 

チャパティ「邪悪なるモンスターが巣くう神殿『伏魔殿(パンデモニウム)』」

 

ガジル「でけぇ・・・」

 

神殿の中には100体のモンスターがいるらしいな

D・C・B・A・Sの5段階がいてSが一番強いってことだな

全員で順番に戦うモンスターの数は選択し戦う

これを挑戦権って事

撃破した数がポイントに反映される、1体1Pだな

 

レイ「俺出たかった・・・」

 

ミラ「まぁレイなら余裕そうね」

 

クジはエルザが1番を引いたようだ

 

エルザ「この競技くじ運で全ての勝敗がつくと思っていたが・・・

    いや・・・これはもはやゲームにならんな

    100体全て私が相手をする・・・挑戦権は100だ」

 

エルザの宣言に会場がどよめく

 

マトー「む、無理ですよ!!

    1人で全滅できるようには設定されてません!!」

 

エルザ「構わん」

 

レイ「ははっ!!

   あいつならマジでやっちまうかもな!!」

 

エルザは入っていくなりDランクの敵に攻撃を当てる

さしずめ個体ずつの属性とステータスを分析を始めたな

 

その後もエルザは戦い続けた

キズだらけになりながら地に落ちた妖精が舞う

妖精女王(ティターニア)』ここにあり!!!

 

エルザは最後のSクラスを倒し己の剣は高々と上げる

それはまるで・・・凛と咲き誇る緋色の花

 

ミラ「やったぁ!!」

 

ガジル「ギヒッ」

 

レイ「よっしゃぁ!!」

 

チャパティ「し、しし・・信じられません!!!

      なんとたった1人で100体のモンスターを全滅させてしまったぁー!!

      これが7年前最強と言われていたギルドの真の力なのかっ!!??」

 

「す、すげぇ!!!」

「なんだあいつ・・・」

「私・・・覚えてる」

「『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』最強の女魔導士エルザ・スカーレット」

「『妖精女王(ティターニア)』のエルザ!!!」

 

チャパティ「未だに鳴りやまないこの大歓声!!!」

 

ヤジマ「こりゃ参ったね」

 

ラハール「言葉も出ませんよ」

 

フィールドではエルザにナツ達が駆け寄る

 

レイ「いやー負けてらんないね~」

 

チャパティ「『伏魔殿(パンデモニウム)』完全制圧!!

      『妖精の尻尾(フェアリーテイル)A』10P獲得!!

      えー協議の結果残り7チームにも順位をつけないとならない

      という事になりましたのでいささか味気は無いのですが簡単なゲームを用意しました」

 

マトー「魔力測定器MPF」

 

チャパティ「この装置に魔力をぶつける事で魔力が数値として表示されます

      その数値が高い順に順位をつけようと思います」

 

レイ「おい・・・カナのやつ酔ってないか?」

 

フィールドにはいつの間にか酒樽がたくさん転がっていた

 

ガジル「あの酔っ払い!!」

 

ラクサス「ダメだなありゃ」

 

ジュビア「カナさん!!

     まだ競技終わってないですよ!?」

 

カナ「ほぇ?」

 

レイ「つーかどうやって酒持ち込んだんだよ?」

 

順番はさっきのくじ通りだな

 

レイ「ちょっとトイレ行ってくるわ~」

 

俺はそういいトイレに向かった

 

 

 

トイレから出てくると正面に女が立っていた

 

レイ「カグラ・・・」

 

カグラ「レイ、久しぶりだな」

 

そういいカグラは俺に斬りかかってきた!!

すぐに反応し無属性の竜剣を生成し防ぐ

 

レイ「いきなり師匠に斬りかかるとはいい度胸だな」

 

カグラ「お前がジェラールを『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』に入れた事は聞いた

    私はあの男を許さない、そしてお前の事も!!」

 

ちょっと待て!!

シモン生きてるのになんでこんなに恨んでんだよ!?

 

カグラ「私はジェラールを殺す!! お前も!!

    兄と私を引き裂いた事を許さない!!」

 

レイ「このブラコンが!!」

 

カグラ「うるさい!!」

 

カグラは不倶戴天の鞘に手をかけた

ヤバい!!

さすがに俺も不倶戴天を抜かれたらどうなるかわからねぇ!!

 

レイ「『天竜剣』『天竜剣弐ノ型 春疾風!!』」

 

俺は相手を押し戻すほどの突風を巻き起こす

いちよ威力はセーブした

そうじゃないと相手をズタズタにしてしまう

 

レイ「たしかに7年前よりは腕を上げたな

   だが俺を殺すほどではねぇよ」

 

カグラ「くっ!!」

 

レイ「復讐に生きるな・・・そんな人生楽しくねぇよ」

 

そう言ってその場を後にした

 

 

 

トイレから戻るとカナの番まで進んでいた

 

ジュビア「その傷どうしたの!?」

 

傷?

頬を触ると生温かい液体が指についた

俺に一太刀入れるとはな・・・

 

レイ「なんでもねぇよ

   それよりカナを応援しねぇと」

 

ラクサス「でもあいつ酔ってるだろ」

 

ミラ「ジュラの後はきつそうね」

 

レイ「おーしカナがんばれよー!!!」

 

カナ「うーんレイにいいトコ見せないとね~」

 

そういいながら上着を脱ぎ始めた

その腕には『妖精の輝き(フェアリーグリッター)』の紋章

 

カナ「さ、ぶちかますよ」

 

ミラ「なにあの紋章?」

 

レイ「まぁ見とけや」

 

初代もよく貸すよな・・・

 

カナ「集どえ!! 妖精に導かれし光の川よ!!

   照らせ!! 邪なる牙を滅する為に!!

   『妖精の輝き(フェアリーグリッター)!!!』」

 

MPFの数値は9999を記録している

 

チャパティ「な、なんということでしょう・・・MPFが破壊・・・

      カンストしています!! な、なんなんだこのギルドは!!

      競技パート1・2フィニッシュ!!!

      もう誰も『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』は止められないのかー!!!!」

 

カナ「止められないよ!!!!

   なんたって私たちはだからね!!!!」

 

俺達の躍進の裏で大鴉の毒牙が牙を剥こうとしていた

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