転生 神竜の滅竜魔導士シーズン1~フェアリーテイル編~    作:ゾーン

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第92話 鏡

 

 

さてさてさーて、まぁゼレフの言ったことはとりあえず置いとこう

ここであれこれ考えてもラチがあかん

 

レイ「けどまー、嫌な魔力ばっか感じるな…いや呪力か…」

 

まわりには骸骨、なんか血肉のような壁ばかり

まるで地獄だな…

 

レイ「さて、リサーナはどこだ?

捕まってるなら独房かなんかに入れられてるはずだが…」

 

敵兵「見つけたぞ‼︎

侵入者だ‼︎」

 

レイが微弱なリサーナの魔力を探っていると雑魚どもに見つかりウジャウジャと湧いてきた

 

レイ「めんどい…魔力は温存しとかねーとな」

 

レイはポケットから魔水晶(ラクリマ)を取り出した

 

レイ「喰らえ‼︎

煙雲(スモークスクリーン)‼︎』」

 

敵兵「ぶわっ‼︎」

 

かっこよく言っているがようはただの目くらましである

体術で戦う体力すら惜しいからな

レイは煙が晴れないうちにリサーナの魔力を感じた所へ走り出した

 

レイ「たぶんこの辺に…」

 

リサーナ・ナツ「レイ‼︎」

 

独房の通り道を歩いていると通りかかった独房の中から声がした

 

レイ「無事か、リサーナ‼︎」

 

ナツ「俺は⁉︎」

 

リサーナ「私は大丈夫、けとエルザとミラ姉とエルフ兄ちゃんが‼︎」

 

レイ「エルフマンは大丈夫だ

エルザとミラか…

てかお前の格好…」

 

今のリサーナはタオル1枚羽織っているだけ…

 

レイ「ナツ…」

 

ナツ「は、はい‼︎」

 

レイの無言の圧力に怯えるナツ

何度この圧力を味わったことか…

 

レイ「今回は場合が場合だ、許す」

 

ナツ「ありがたき幸せ」

 

ナツは深々とお辞儀をした

初めて許したことに安堵していることだろう

 

レイ「さーて、出してやるか

お前ら少し下がってろ」

 

そう言い、竜剣を生成して鉄格子を斬ろうと構えると…

 

⁇?「そうはさせないよ」

 

カツカツと暗闇から誰かが姿を現した

その者はレイと瓜二つ…というかレイそのものだった

 

ナツ「レイがもう1人⁉︎」

 

レイ「レアグローブは死んだ、ということはお前は誰だ?」

 

裏レイ「僕は君自身だよ、と言っても少し違うかな

鏡の表と裏といったほうがいい

ようは君の闇の部分と言ったほうがしっくりくるね

僕は“ミラー”という悪魔の呪法で顕現している」

 

レイ「その悪魔叩けばいいんだろ

そうすりゃお前も消えるだろ」

 

裏レイ「その前に僕が立ちはだかるよ

僕の力は君自身、わかるよね?」

 

レイ「簡単にはいかないってことね」

 

裏レイ「そうだ、さて始めようか

僕は君を倒せばこの世界に永遠に顕現できる

この世界を手に入れるために消えてもらうよ‼︎」

 

そう言って裏レイは魔法を構える

表と裏、光と闇…勝つのはどっちだ!

 

 

 

 

 

 

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