東方神無月-Of the deicide is strange-   作:ズッキーミ

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異変

寺子屋前

 

 

「いやぁ…今日のテスト難しかったねぇ…」

 

霊奈は頭をかきながら校門から出た

 

「そーなのかー?」

 

後ろからルーミアがふわふわと飛んできた

 

「あれ?ルーミアちゃんはそんなに頭よかったっけ?まあいいやーまたあしたねー」

 

「ばいばーい」

 

手を振って別れると前に姉の神奈がこちらを見ていた

 

「霊奈ー帰るよー」

 

霊奈は神奈の所まで駆け寄った

 

「今日のテストで30点取っちゃった」

 

「え…ちゃんと勉強しないからだよ」

 

「てへぺろ」

 

「まったくもう」

 

 

中央区

 

 

家に戻っている途中に西地区の方から大きな音がした

 

「妖怪が出たぞ!」

 

西地区の方から人が逃げてきた

 

「今霊夢さんが応戦してくれてるけど多すぎる…もしかしたらこっちに来るかもしれないから今日はもう家を出ないほうがいい」

 

「わかりました」

 

 

神奈の家

 

 

家につき荷物を机の上に置き神奈は飲み物を取りに行くために奥の部屋に行った

 

「霊奈…今日は家にいるのよ?」

 

「はぁい(でも少し気になるからちょっとだけ…)」

 

「霊奈ー飲み物…を…」

 

そこには霊奈の姿はなかった

飲み物を机の上に置き家を出た

 

 

中央地区

 

「ねーねー」

 

「お?霊奈ちゃん?危ないからうちに戻ったほうがいいよ?」

 

「妖怪さんはどこにいるの?怖いからそこを通らないようにしたいんだけど」

 

「えっと…さっきまで西地区にいたっぽいけど…今は北地区…?かな?」

 

「わかったーありがとー」

 

霊奈はばれないように北地区に向かった

 

 

北地区

 

 

霊奈が走っていると前に魔法陣が出てきた

 

「え?やばい!逃げ…」

 

魔法陣の中から妖怪が出てきて霊奈を囲った

 

「な、なに?」

 

妖怪の群れの奥から一人の女の子があるってきた

 

「いやぁ…悪いねぇ怖がらせて」

 

大鎌を持ち霊奈のほうにあるってきた

 

「ねぇちゃんがどうしてもほしいっているからさ…瓶割の魂を」

 

途端左目が光り大鎌で霊奈を引き裂いた

 

「おねぇ…ちゃん…」

 

切り裂いたところに火の玉のようなものが浮いており少女はそれをつかんで瓶のようなものにいれた

 

「さてさて目標達成っと…ん?」

 

別の方向から刀が降ってきて周りにいた妖怪にささった

 

「なんだなんだ?」

 

少し遠くに左目が青く光っている少女がいた

 

「霊奈を返せ…」

 

刀を作り出し右手で持った

周りにいた妖怪は神奈に向かっていき神奈を引き裂いたがいつの間にか別の場所にいた

 

 

「霊奈はどこだ!」

 

「お前が言っているのはこいつのことか?」

 

倒れている霊奈の服をつかみ神奈に向けた

 

「…許さない!絶対に許さない!」

 

途端に神奈の周りに魔法陣が開かれた

そこから刀が召喚され妖怪たちに降り注いだ

 

「…!なんだこいつ!やべぇ気がする…」

 

少女は骨で翼を作り飛び去った

妖怪も消えそこには霊奈と神奈しかいなくなった

 

「霊奈!」

 

神奈は霊奈のもとに駆け寄り霊奈を抱きかかえた

 

「霊奈…!これは…」

 

霊奈の胸元に異様な紋章が埋めつけられていた

神奈はその紋章を見てドキッとした

 

「これって…朝奈のときと…」

 

神奈がまだ小さい時に瓶割一族というものがあり神奈はその一族の次の当主だった

神奈と霊奈以外にもう一人姉妹がいた

神奈や霊奈にできないことができてしまう天才だった

何者かによって瓶割一族に襲撃があり滅んでしまっていた

その襲撃のときに朝奈も殺害されてしまった

外出していた神奈と霊奈がそれを目撃し朝奈を抱き上げたときに胸元に異様な紋章が埋めつけられていた

 

「確かお父さんが魂だけを奪っていったといってたよね…」

 

神奈は霊奈を抱き上げ自分の家まで連れて行った

 

 

神奈の家

 

 

「確か…ここを開けると…」

 

神奈が瓶割の紋章に手をかけるとその紋章が光り地面が動き階段ができた

 

「ここに私たちの秘密が眠ってる…」

 

神奈は階段を下り少し広い空間に出た

神奈がその空間に足を運んだ瞬間パッと周りが明るくなり大きな瓶割の紋章が現れた

 

「こ、これって…」

 

神奈が少し歩いているとどこかから声が聞こえた

 

「…な…ちら…」

 

「な、なに?…誰かいるの?」

 

神奈は声が聞こえるほうに向かった

 

「神奈…久しぶりね」

 

神奈は警戒していたがその警戒はすぐに解けた

 

「誰だかわからないけど…どこかで聞いたことがある声…」

 

「私のことなんて今はいいわ…そんなことより神奈にお願いがあるの」

 

「私にお願い?」

 

「今回の事件…やったのは朝奈をやったやつよ」

 

神奈はその名前を聞いて驚いた

 

「なんで…その名前を…なんで朝奈」

 

「そうだなぁ…知らないとおかしい…みたいな?」

 

朝奈を知っているのは瓶割一族の一部だけ

なのにこの女性は知っていた

 

「それで…お願いって…?」

 

「そうだったわね…神奈…貴女は旅をして仲間を作りそして…奴を倒して来てほしい…」

 

「旅…私なんかにそんなこと…」

 

「霊奈を助けたいんでしょ?…今なら朝奈も助けられるかもしれない…」

 

「…そろそろ…時間だわ…彼の力も薄れてきてる…お願い…救えるのは…貴女だけなのだから…」

 

だんだんと声が薄れ聞き取りづらくなってきた

 

「頼んだよ…私の…」

 

「何…なんていったの…?」

 

声は消え少しその場が暗くなった

 

「なんだったんだろう…旅って…私にできるの…かな…?」

 

神奈は少し広い空間を見ていた

そこに人の形をした紋章がありその下には棺のようなものが置いてあった

 

「お父さんが言ってたのは…これかな…?」

 

神奈はそこの棺の中に霊奈を入れた

同時に棺が光り自動でふたが閉まった

 

「瓶割の技術…この中なら肉体は腐らなくなる…そんな技術を持っていたなんて…」

 

神奈はゆっくりと入ってきた階段を上がり自分の椅子あに座った

 

「みんなを助けるためなら…」

 

神奈は自分のカバンを取り出し準備を始めた

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