今回は、転生直後のことを描いております
では、
・・・新昭和時代・・・
おーい君大丈夫かい?おーい
ん?誰かの声が聞こえる・・・今は眠いから寝かせて・・・
「元帥殿この少年は起きません。」
「よし、医務室に連れて行け!」
「はっ!おい、手伝ってくれ。この少年を医務室に運ぶぞ!。」
・・・医務室・・・
「彼の健康状態に問題はありません。ただ・・・意識がなかなか回復しません。それとこれを見てください。彼の神経の画像なんですが、ここに艦娘にしかない神経があるんです。
すなわち、彼は艦娘と同じ種類の”兵士”ということになります。」
「艦娘と同じ種類、そうか・・・わかった。さがってくれ。」
わしの考えでは彼には提督の素質があると思う。
でも、あの少年は何者なんだ?
さて、執務があるから戻るか
「(う~ん、ん?知らない天井だ。どこだろう。どこかの病室みたいだな)」
ガチャッ
「失礼しますね~」
「あのーここどこですか?」
「え!?私のことがわかりますか?」
「はい・・・ここどこですか?」
「先生!せんせーい!」
すごい勢いで飛び出て行ったな。
「ほんとだ!では、簡易的な検査をしますこの数字が何かわかりますか?」
「1です。8です。5です。」
「よし問題ないな、元帥殿を呼んで来い!」
「あの・・・ここどこですか?それにあなたは?」
「ここは、横須賀鎮守府の医務室です。門の近くで倒れていたので、ここに運びこまれたんですよ。覚えていないんですか?」
横須賀鎮守府?海上自衛隊横須賀基地の間違いじゃないのか?
「なんで門の近くで倒れてたかはわかりません。それに僕は、北海道の帯広にいたはずです」
「なんだって?」
「それに鎮守府って海軍でもできたんですか?日本には、自衛隊しかないはずです。」
ガチャ
「少年が目覚めたって本当か!?ドクターはちょっとさがっててくれ。《わかりました》横須賀鎮守府の提督兼元帥の田村英明だ。元帥と呼んでくれ。」
「金剛直幹です。早速ですが、この世界のことについて教えてください。」
「この世界のこと?その言い方だといかにも別の世界から来たって言ってるような言い方だが?」
「はい、確証はできませんが・・・・・・それでも知らなきゃいけませんから。」
「そうか・・・・・・わかった。説明しよう。まず、この日本は『新昭和時代』になっている。人類は海底から現れた謎の敵『深海棲艦』に制海・制空権を奪われた。各国の軍は反抗作戦に出たが、結果は敗北だった。相手が人間サイズであることに加え、深海棲艦の装甲は元の船と同じだから今の軍艦じゃ倒せなかった。そこに現れたのが艦船型少女『艦娘』だ。艦娘は旧帝国海軍の船がもとになっているから、深海棲艦とまともに戦えるのは艦娘しかいなかった。頑張って戦ってる彼女たちに褒美として何が欲しいと聞いたら彼女たちは提督と答えた。だから今こういう鎮守府を作って提督が指揮を執って戦っている。というのがこの世界の現状だ。」
・・・『艦娘』『深海棲艦』『提督』ということは、本当に俺は転生してしまったのか!?
フラグを回収してしまったのか!?
「おかげで確信できました。僕は、別の世界から来たようです。」
「そうか・・・・・・」
「僕のいた世界では、この戦争はゲームでした。秘書艦を決めて建造やドロップで艦娘を仲間にして、海域を開放して・・・・・・所詮ゲームいや、システムでしかありませんでした。」
「だったらなおさらだな。金剛直幹といったな?君を海軍少佐にしたい。それに伴って舞鶴鎮守府を君に任せたい。」
「へ?」
突然の事態に自分でも情けないと思う声で返事をしてしまった。
「でも、なぜ自分が?いきなりこっちの世界に転生してきた少年が、いきなり軍に入っていきなり佐官クラスの階級をもらって世間の目というのは大丈夫なんですか?それに、正規軍に14歳で入ったら少年兵になってしまいませんか?」
「それなんだが・・・・・・先の反抗作戦で敗北したのは先ほど話した通りだが日本は、いや世界は過ちを犯してしまったんだ。」
「その過ちって?」
俺は、つばを飲み込みながら聞いた
「国民徴兵だ。過去の世界大戦で日本は国民に赤紙を出して徴兵していただろ?それを国連は世界規模でやったんだ。それで人類は約40パーセントの人間を失ってしまったんだ。
おかげで日本は国民の30パーセントを失ってしまった。だから14歳になったら志願制で軍に入れるようになった。それに今ではろくな指揮官がいない。艦娘を駒として扱い、轟沈させそれで戦果を得る鎮守府がここ以外ほとんどだ!」
その言葉を聞いた俺は言葉を失ってしまった。
「お前はたとえシステムでも、この戦争を知っている。だったら艦隊運用能力が少しでもあるはずだ。どうしても頼まれてくれないか?お願いだ!」
俺が寝る前にあんなことを言ったばかりにこんなことに!
俺は責任を取る必要がある!
「わ、わかりました。ですが、副官はいないのでしょうか?」
「俺の信頼している同期の人間を副官として着任させる。分からないことがあったらこいつに聞いてくれ。身の回りの世話は秘書艦がやってくれる。秘書艦は明日ここに到着する予定だ。到着次第、提督室まで来てくれ。そこで副官を紹介する」
「わかりました。」
どうでしたか?
元帥の設定
田村英明(たむらひであき)34歳
防衛大を首席で卒業した後、一年間アメリカ海軍へ研修にいく。その後一等海佐まで昇進したエリートとなる。海軍になった時にほかの人を差し置いて堂々と横須賀鎮守府の提督となった。その時に桑原正弘と出会い信頼できる同期として一緒に横須賀鎮守府で戦っている
なんかめちゃくちゃな設定ですね。すいません
次回は、鎮守府に着任した時のことを描いていく予定です。
次回・提督が鎮守府に着任しました!
いくぜ!抜錨だ!