創造と破壊を司る者   作:クルシオ

11 / 16
遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
今年も『創造と破壊を司る者』をよろしくおねがいします。

今年は更新速度もあげて、もっとうまく書けるようになって、駄文にならないようにしていきたいです。

それでは本編をどうぞ。


一科生と二科生

「イテ!」

 

昨日受けた傷が痛むが登校するために起きる。

そして、いつも通りに登校するのだが、この世界に転生してからどうしても慣れないことがある。

 

(何でこんなのが電車なんだ!?)

 

そう、この世界の電車はリニア式の小型車両なのだ。

転生してから初めてこの電車に乗ろうとした時は乗り方がわからなかったので、周りの人に聞いたら「その年で乗り方も知らないの?」見たいな目で見られて、バカにされたのでこの電車はとても嫌っている。

でも、乗らなくてはいけないので乗る。

 

「おはよう達也。司波さん。」

 

「おはよう俊介。」

 

「おはようございます神矢さん。」

 

電車から降りると司波兄妹がいたので一緒に登校する。

 

「ちょうど俊介の話をしていたんだ。」

 

達也が話してくる。

 

「何?どんな話をしてたの?」

 

「深雪が俊介を見てるとどこか懐かしい感じがするって言うんだ。」

 

「何となくそんな気がしだだけで.....」

 

深雪が控え目に言う。

 

「そうなのか。でも、俺の記憶には無いな。」

 

神矢は(ゴメン深雪。話べき時がきたら言うから。)

と思いながら答えた。

 

「そうですか。」

 

その後も話をしていると学校に到着した。

 

「じゃあ深雪。」

 

神矢と達也は深雪とクラスが違うので別れる。

神矢と達也はクラスに入ると自分の席でキーボードオンリーの操作で受講登録を済ます。

ちなみに、達也と神矢の席は隣同士だ。

二人とも一息入れる為に顔を上げると達也の前の席の男子生徒と目があった。

 

「「別に見られても困りはしないが」」

 

神矢と達也が言う。

 

「あっ?すまん、珍しかったもんでな。というか見事なハモりだな。

俺の名前は西城レオンハルトだ。得意魔法は収束系の硬化魔法だ。山岳警備隊を志望している。レオでいいぜ。」

 

「司波達也だ。俺のことは達也でいい。」

 

「神矢俊介だ。俺のことは俊介でいい。」

 

達也、神矢と自己紹介する。

 

「OK達也、神矢。それで、達也と俊介の得意魔法は?」

 

レオが聞いてくる。

 

「俺は魔工技師を目指しているんだ。」

 

「俺は古式魔法が得意かな。」

 

そう話しているといつの間にかエリカと美月が来ていた。

 

「俊介君、達也君おはよう。」

 

エリカが挨拶をしてくる。

 

「達也、俊介こいつだれ?」

 

と、レオが聞く。

 

「いきなりこいつ呼ばわり!失礼な奴!これだからモテない男には困るわ!」

 

「なっ?テメェの方が失礼だろうがよ!」

 

出会ったばかりのレオとエリカが一触即発になる。

 

「エリカちゃん、落ち着こう。」

 

「レオ、そのくらいにしておけ。」

 

美月と神矢が止める。

 

その時に予鈴が鳴った。

 

「ほらっ、もう予鈴が鳴ったから座れ、レオ、エリカ。」

 

達也の声で二人は自分の席に座る。

すると前の扉から先生が入ってきた。

この時代に担任がいるというのは不思議なことなのでみんなざわついている。

 

「はじめまして。私はこの学校で総合カウンセラーを務めている小野遥です。」

 

(そういえばいたな。)

 

「皆さん、よろしくお願いしますね。」

 

その後、小野先生によるガイダンスがあった。

その時、他の生徒に気づかれない程度に小野先生は神矢と達也に視線をおくっていた.....

 

「俊介、達也昼までどうする?」

 

オリエンテーションが終わってレオに話しかけられた。

 

 

「特に決めてないから付き合うよ、レオ。」

 

神矢が答える。

 

「達也はどうするの?」

 

神矢が聞いてくる。

 

「なら、俺も一緒に行こう。で、どこの見学に行くんだ。」

 

「工房に行ってみねぇ?」

 

質問した達也はレオの返事を聞いて驚いている。

 

「闘技場じゃないのか?」

 

達也が聞き返す。

 

「やっぱそう見えるよな。俺は、自分の使う武器の手入れぐらい、自分でできるようになっときたいんだよ。」

 

「なるほど。」

 

「でも、俊介は全然驚いてなかったな。」

 

「えっ、そう見えたか。いや、結構驚いてるぜ。」

 

神矢が若干焦りながら言った。

 

「あのー、工房見学に行くならご一緒させてもらってもよろしいでしょうか?」

 

隣の席から声がかけられた。

 

「いいよ。」

 

神矢が言う。

 

その横ではまたあの二人が言い合いを始まったが、美月が無理やり止める。

 

「みんな、早く行かないと教室にいるのが俺らだけになってしまうぞ。」

 

神矢の声で一同は工房へと向かった。

 

 

 

 

「工房見学楽しかったですね。」

 

「あぁ、実に有意義な時間だった。」

 

神矢達は工房見学が早く終わったので食堂で早めの昼食を食べていた。昼食を食べながら談笑していると

 

「お兄様!」

 

深雪がこちらを見つけて来た。が、

 

「司波さん、ここ狭いし邪魔しちゃ悪いから向こうの席に行こうよ。」

 

深雪の後をゾロゾロとついて来た一科生が深雪が座るのをやめさせようとする。

 

「いえ、私は構いませんので。」

 

深雪が少し嫌そうな顔をして言う。

でも、どうしても深雪と座りたい一科生の男は

 

「ウィードと相席なんてやめるべきだ。」

 

と禁止言葉を使って言ってきた。

 

「なんだと!」

 

レオがその言葉に反応する。

 

「達也。」

 

神矢が達也に目配せする。

 

「了解だ。」

 

ガタッ

 

「深雪、俺と俊介はもう行くから。」

 

神矢と達也が席を立ってどこかに行く。

 

「あ!待てよ俊介、達也!」

 

レオ、エリカ、美月も後に続く。

 

「悪いなみんな。」

 

神矢が謝る。

 

「いいって。それより次のところに行こうぜ。」

 

次に神矢達が向かった場所は射撃場だ。この学校の三年の七草真由美は十年に一人の英才と言われるほどの腕で一年生達もそれを一目見たいと大勢が射撃場に来ていた。

そんな中二科生は一科生に遠慮して前にでてないのにそんなの関係ないと前を陣取る神矢達はとても目立っていた。

 

そして事件は下校時におきた。

 

「いい加減諦めたらどうなんですか?深雪さんは、お兄さんと帰るといっているじゃないですか!」

 

美月が叫ぶ。

なぜかというと放課後、深雪と帰ろうとした神矢達に深雪にくっついて来たクラスメイトが深雪と帰るために難癖をつけてきたのだ。

 

「僕達は彼女に相談することがあるんだ!」

 

深雪のクラスメイトの一人が叫ぶ。

 

「悪いけど達也、ちょと口を挟んでもいい?」

 

神矢が達也に聞く。

 

「ややこしくするなよ。」

 

そう話している最中も口論は続いている。

なにやらレオとエリカが相手を怒らせるようなことを言ったようだ。

 

「うるさい!ウィードごときが僕たちブルームに口出しするな!」

 

「うるさいのはお前だモブ崎。」

 

神矢が言い返す。

 

「なんだお前は!僕の名前は森崎だ!」

 

「だいたい今の時点でお前らが優れているとか知らないし、第一ここでどんなけ優れていても結局戦場で戦えるかどうかは別だしな。」

 

「僕たちがお前らより優れてないと言いたいのか!」

 

「誰もそんなこと言ってないけど。

まぁ、一科生だからって優れてないかもな、実戦では。」

 

「そうか。それなら教えてやる!一科生と二科生の差をな!」

 

そう言って森崎はCADを出す。

校内ではCADの所持は禁止されているが、今は下校時なのでCADが返却されている。

 

「特化型!?」

 

特化型とは通常のCADより格納できる起動式が少ない代わりに使用者の負担を減らすことができ、より高速に魔法を発動することができる。

 

しかし

 

「ヒッ!」

 

そのCADはエリカによって弾き飛ばされた。

 

「この間合いなら身体動かした方が速いのよね。」

 

といいながらもまたレオと言い合いを始める。

 

「なめるなよ!」

 

レオとエリカが言い合いをしている時に後ろにいた一科生が攻撃しようとCADを構える。が、

 

「転移。」

 

神矢が小さく唱える。すると一科生のCADが全て石ころと入れ替わる。一科生は突然のことで驚いている。

そのとき

 

「止めなさい!自衛目的以外の魔法による対人攻撃

は、犯罪行為ですよ!」

 

「あなたたち、1-Aと1-Eの生徒ね。事情を聞きますついて来なさい。」

 

生徒会長の七草真由美と風紀委員長の渡辺摩利が来た。

その場にいた人は雰囲気に呑まれてうごけなくなっていた。ただ、二人を除いて。

 

「委員長、よく見てください。一科生はCADを使っていませんよ。」

 

神矢がいつも通りの態度でいう。

 

「では、私たちのところには通報がきたのはなぜだ?」

 

摩利が神矢を試すように聞く。

 

「さぁ、イタズラでは?それ以前に証拠がないでしょ。」

 

神矢も摩利にかえす。

 

「摩利、もういいじゃない。俊介君、本当に魔法は使われてなかったのよね?」

 

真由美が意味深な顔で尋ねてくる。

 

「はい。」

 

「会長がこうおっしゃっているので今回は不問とします。」

 

一斉に頭をさげる。

 

「君とそこにいる君の名は?」

 

摩利が聞いてくる。

 

「神矢俊介です。」

 

「司波達也です。」

 

「覚えておこう。」

 

と言って二人は去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回ついにモブ崎君が出てきました。

ヒロインとのイチャつきが見たい方もう少し待ってください。もう少ししたらできると思います。

感想、評価、のほうをよろしくお願いします。

アドバイスもありましたら教えてください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。