創造と破壊を司る者   作:クルシオ

12 / 16
更新遅くなってしまい申し訳ございません。




正体

〜神矢 side〜

「借りだなんて思わないからな。」

 

モブ崎がなんか言ってきた。正直言ってどうでもいい。でも、言われっぱなしは嫌だから言い返しておくか.....。

 

「貸してるなんて思ってないよ。それより早く帰りたいんで帰るよ。」

 

「待て!僕の名前は森崎 駿だ。モブ崎じゃないからな!」

 

「いやいや、お前はいつまで経ってもモブ崎だよ。」

 

笑いながら言ってやる。

 

「僕はお前らを認めないからな。神矢俊介、司波達也。

司波さんは、僕たちの一緒にいるべきなんだ。」

 

そういうと去っていった。

 

「みんな、もう帰ろうぜ。」

 

「そうだな、帰ろうか。」

 

みんなが帰ろうとした時にA組の女子生徒が話しかけてきた。

 

「光井ほのかです。さっきは失礼なことを言ってすいませんでした。」

 

「いや、気にしてないから。あと、続きは達也と話してね。」

 

「いや、ちょっと待て俊介。」

 

達也が何か言ってくる前にほのかが達也に話しかける。

 

「あの〜、なんと呼べば.....」

 

「達也でいいよ。」

 

「あの〜、駅までご一緒してもいいですか?」

 

「いいよ〜。」

 

「ここはお前が応えるのかよ.....」

 

達也、そんな顔をしないでくれ。

 

「みんなもいいよな。」

 

「別にいいよ。」

 

エリカが応える。

 

「じゃあ、帰ろうぜ。」

 

俺がそう言うとみんな帰っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

新しく行動するメンバーになったほのかと雫と一緒に駅まで色々話しながら歩いているとあっという間に分かれ道になった。

 

「じゃあみんなバイバーイ。」

 

みんながそれぞれの道を歩いていく。

 

俺も帰ろうとすると

 

「俊介、この後時間あるか?」

 

達也に話しかけられた。

 

「あるけど、なんで?」

 

「よかったら俺の家に来ないか?」

 

(えっ、どういうことだ!こんな展開知らないし!ここは断っとくべきかな.....)

 

「いや、でも司波さんに悪いし。」

 

「私は別に構いません。」

 

(ここは、行くしかないな.....。)

 

「じゃあ、お邪魔しようかな。」

 

「じゃあ行こうか。」

 

達也について行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「深雪、上に上がって着替えておいで。」

 

「わかりました。お兄様。」

 

そう言って深雪が上に上がる。

 

「で、達也。わざわざ司波さんを上に上げてまでして俺に話したいことってなんだよ。」

 

達也が少し驚いたような顔になる。

 

「流石だな。誤魔化しても無駄みたいだから単刀直入に聞く。」

 

そこで一回言葉をきる。

 

「お前、黒き死神だろ。」

 

「な、何言ってんだよ。俺が黒き死神なわけないだろ。

だいたい俺が黒き死神だっていう証拠がどこにあんだよ。」

 

(やばい、やばい、なんでバレた!?)

 

達也が少し笑って答える。

 

「証拠ならあるさ。今日の放課後のことだよ。あの時、一科生のCADが石ころに変わった技。あれを俺は沖縄でみている!」

 

「そうなのか。でも俺は沖縄には行ったことはないぜ。おれじゃなくてレオやエリカの可能性もあるじゃないか。」

 

(やばいな。これの苦し紛れの言い訳が通るわけないよなー。)

 

「じゃあ、もっと決定的証拠を言おうか。」

 

「なんだよそれは?」

 

達也がまた少し笑う。

 

「あの時お前は『転移』と小さく言っていた!これでどうだ?」

 

(諦めるか.....)

 

「流石だな、達也。そうだ、俺が黒き死神だ。」

 

達也がやっぱりといった顔になる。

 

「やっぱりそうなんだな。それなら俊介、お前には聞きたいことがいっぱいある。」

 

「けど、今日は時間も時間だから少しだけにしてくれ。」

 

「わかった。じゃあ二つだけ。まずなぜ沖縄で俺たちを助けてくれたんだ?お前からしたら俺たちなんて赤の他人だろ。」

 

(うーん。助けないと自分で自分を許せないとかはちょと偽善すぎるよな。)

 

「それは自分には達也たちを助けることができる能力があったからだ。」

 

そう言うと達也がそれだ!と言う顔をした。

 

「それだ!俺はそれも聞きたかった!あの時お前が使った能力はなんなんだ!?」

 

「ごめん。それについては今は言えない。でも、いつか必ず言うから。」

 

「そうか。じゃあ違う質問にする。俊介ほどの力をもっているなら二科性じゃなくて一科性として入学できたはずじゃないか?」

 

(二科性のほうがおもしろいから。とか言えないよな。)

 

「それはな、俺は一科性は嫌だったんだ。」

 

「なんでだ?」

 

「ちょっとエリート意識が高すぎる奴が多いからな。まぁ、全員ってわけじゃないけどな。」

 

「そうか。なににしてもありがとう。あの時は俺たちを救ってくれて。」

 

「いいって。それより達也、この話は内緒にしてくれよな。司波さんにも。」

 

「ああ、わかっているよ。」

 

〜神矢 side out〜

 

 

この時神矢と達也は気がついていなかった。階段で自分たちの会話を聞く少女に。

 

「神矢さんが、黒き死神。」

 




感想、評価、アドバイスをお待ちしています。

誤字、脱字なども教えていただけると助かります。

メインヒロインとサブヒロインが決まったので活動報告のほうに載せています。ぜひ見てください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。