創造と破壊を司る者   作:クルシオ

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最近更新速度が落ちてしまって申し訳ございません。

目標は一週間に一回を目指しています。

今回はバレンタインの特別編のためにヒロインとのやりとり多めで駄文感が増しています。

温かい目で見ていただけると幸いです。



実力差

「しゅんく〜ん。」

 

真由美が後ろの方から向かってくる。

 

「おはようございます、会長。」

 

真由美にそう返事すると頬を膨らましてちょと不服そうな顔をする。

 

「しゅんくん、お姉さん、会長じゃなくて真由美って呼んでほしいな。」

 

「いや、でも学校の先輩と後輩なので.....」

 

そうやって反論すると

 

「真由美って呼んでくれないの?」

 

潤んだ瞳でそう言われた。

 

(いやいや、その眼は反則だろ.....)

 

「わかりました。じゃあ学校では真由美会長と呼びます。

プライベートでは真由美と呼びます。これでいいですか。」

 

「うーん。今はそれでわかったわ。」

 

真由美もそれで納得してくれたようだ。

 

「ところで真由美会長、『しゅんくん』と大声で呼ばれるのは少し恥ずかしいのですが.....」

 

朝は学年関係なくたくさんの魔法科高校に通う生徒がいるのに少し恥ずかしい。

 

「ダメなの.....?」

 

また、潤んだ瞳でみられる。

 

「わかりました。好きに呼んでください。」

 

諦め気味に言う。

 

「あと、しゅんくんには話があるから昼休みに生徒会室に来てくれる?」

 

「俺一人ですか?」

 

達也も呼ばれるだろと思って聞いてみる。

 

「ううん。達也君にも来てもらおうと思っているの。」

 

「それならもう少し待ってくださいね。」

 

そう言うと真由美は不思議そうな顔をする。

少しすると

 

「おはようございます。俊介さん、会長。」

 

司波兄弟が来た。

これには真由美は驚いた顔をした。が、すぐに普段の顔をして挨拶した。

 

「おはようございます。深雪さん、達也君。」

 

「おはよう、司波さん、達也。」

 

司波兄弟に挨拶をするが、達也がちょっと疲れたような顔をしている。

 

「達也、なんだか疲れているけど大丈夫?」

 

「あぁ、大丈夫だ。」

 

そう達也と話していると、深雪が話しかけてきた。

 

「あの〜、俊介さん。これから私のことは深雪と呼んでください。」

 

「えっ、うんわかった。」

 

(まさか、昨日聞かれていたか.....)

 

そう考えているときに真由美と達也が話し終わったようだ。

 

「じゃあ、しゅんくん、達也君。また、昼休みに。」

 

そう言うと真由美は行ってしまった。

その時横の方から冷気が流れてきた。

 

「俊介さん、会長とはずいぶん親しげですけど何かあったんですか?」

 

と深雪は笑顔で聞いてくるけど目が笑っていない。

 

「いやいや、ちょと昔会ったことがあるだけだ。」

 

そうやって話していると学校に着いた。

 

「それではまた昼休みに、俊介さん、お兄様。」

 

そう言うと深雪は去っていった。

 

「達也、もしかして昨日の会話聞かれていた?」

 

「わかったか。どうやら聞かれていたみたいなんだ。」

 

達也が何か嫌なことを思い出した顔で言ってくる。

俺はそれで全てを悟った。

 

「悪いな達也。俺も昨日は話に夢中で全然きづかなかったよ。それで、どんな目にあったんだ?」

 

「俊介が帰ったあとですごい笑顔で「お兄様、私に何か隠し事をしていませんか?」って聞かれたんだ。」

 

(あー、すごい想像できるな。)

 

「最初はとぼけたんだけど、俺の命の危機が迫って言ってしまった。すまん。」

 

達也が謝ってくる。

 

「いいよ。気づけなかった俺も悪かったし。」

 

その後はエリカ、レオ、美月も加わって授業まで話していた。

 

 

〜昼休み〜

「じゃあ達也行こうか。」

 

昼休みになったので生徒会室に行く。途中で深雪にも合流した。しばらくすると到着した。深雪がノックしてみんなが入る。

 

「どうぞ掛けて。お話は、お食事をしながらにしましょう。」

 

そう言われて俺たち三人が座って食事をし始めた頃に生徒会役員である、市原鈴音ことリンちゃん。中条あずさことあーちゃん。そして風紀委員長の渡辺摩利。

 

「それと、副会長のはんぞーくんを加えたメンバーが、今期の生徒会役員です。」

 

そう話していると、ダイニングサーバーから食事が出てきて会食が始まった。

 

「渡辺先輩、そのお弁当はご自分でお作りになられたのですか?」

 

深雪が渡辺先輩に聞く。

 

「そうだが、意外か?」

 

(すこし、からかおっかな〜。)

 

俺は後でこの時渡辺先輩をからかったのをものすごく後悔した。

 

「先輩の彼氏も弁当なんて作ってもらえて幸せですね。」

 

そう言うと渡辺先輩は少し赤くなって「そうか.....」と言った。

 

「俊介さん、もしよろしければ明日からお弁当を作ってきましょうか?」

 

深雪がそう言ってくれたけど悪いからと断ろうとした時に

 

「しゅんくん、私がお弁当を作ってきてあげるよ。」

 

と、言われた。

 

「いえ、会長、俊介さんには私がお弁当を作ってきます。」

 

「いえ、深雪さん。ここはお姉さんに任せておきなさい。」

 

と言い合いを始めてしまい、ついに矛先が俺に向いた。

 

「俊介さんはどっちの方がいいですか!?」

 

「いや、どっちでも.....。」

 

「助けてください!」と渡辺先輩に目で訴える。

 

「真由美、そろそろ本題に入った方がいいんじゃないか。」

 

すると助け舟を出してくれた。

 

「それもそうね。しゅんくんと達也君を呼んだのは摩利が話があるからなのよ。」

 

そう真由美がいうと話の主導権が摩利にうつる。

 

「まず、神矢くんには会長の護衛役をしてもらいたいんだ。」

 

「えっ、俺がですか!」

 

「そうだ、君のことは真由美から聞いていてね。護衛役に相応しいと思ったんだ。ただ、放課後実力を見してもらってもいいかな。」

 

「わかりました。」

 

(戦うとしたら、渡辺先輩かな。少し術ぐらい見せようかな。)

 

神矢がそう考えている時達也と渡辺先輩が何か言い合っていたが結局もう一度放課後に来るということになった。

 

 

 

 

 

 

〜放課後〜

放課後、生徒会室に行くと昼にはいなかった生徒会室がいた。

 

「副会長の服部刑部です。司波深雪さん、生徒会へようこそ。」

 

はんぞー先輩が深雪だけ挨拶をした。別に気にしないけどちょっとムカッとするな。

 

「じゃあ移動しようか。」

 

渡辺先輩が移動しようとする。が、服部先輩がそれを止める。

 

「待ってください。私はその二人のつく役職には反対です。実力で劣る二科性に風紀委員はおろか会長の護衛役が務まるわけがない。」

 

服部先輩が渡辺先輩と言い合いを始めるがさすがにこれには頭にきた。

 

「服部先輩。それならいまから演習場で渡辺先輩と模擬戦をするので先輩もどうですか、なんなら二人がかりでいいですよ。」

 

完全に舐めている言い方をする。

 

「舐めるなよ!」

 

これには服部先輩もカンカンだな。

 

「神矢くん、それは私も舐めているのかな。」

 

渡辺先輩もちょとキレてるな。

 

「そんな問答する前に早く模擬戦しましょう。それではっきりするでしょう。」

 

「私は生徒会長の権限より、一年E組神矢俊介、司波達也と

二年B組服部刑部と三年A組渡辺摩利の模擬戦を正式な試合として認めます。」

 

真由美の声によって各々移動をする。

 

 

 

 

 

 

〜演習場〜

先に俺と服部先輩、渡辺先輩の試合が始められることになった。

最初に簡単なルール説明があったが、意識は試合の方に向いていてほとんど聞いていない。

 

「それでは、はじめ!」

 

その声を聞いて俺は一気に服部先輩や渡辺先輩の方に走る。

勝負は一瞬で終了した。司波兄妹以外は誰もが服部先輩と渡辺先輩の勝利を信じて疑わなかっただろう。だが、眼下には予想した結果とは違う結果があった。それは

 

倒れている二人とそれをただ見る勝者がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回の勝負の説明は次回します。

これでバレンタイン番外編も書けそうです。

みなさんは、バレンタイン番外編を望んでいたりするんですかね......。

感想、アドバイスなどお願いします。

誤字、脱字も教えてください。
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