そして、ついに真由美との出会いです。
ジリジリジリ。目覚ましの音が鳴り響く。
「朝か…。」
神矢はマーキングを家にしていたのでもう沖縄から瞬身の術で家に帰ってきていた。
「顔でも洗うか。」
寝室から洗面所に移動して顔を洗おうとした時。
「ゲェホ!ゲェホ!」
何かを口から吐いてしまった。
手を口に当ててみると、そこには赤い血がべっとりと付いていた。
「ゼェゼェ。いったい.....どうなってんだ。」
体の節々が痛いのを我慢して、とりあえず、リビングに向かう。
「んっ、あれなんだ。」
リビングに向かうと机の上に手紙が置かれていた。
「誰からだ。」
手紙の差出人を見てみると『神』と書いてあった。
「あいつか!」
急いで中を確認する。すると、そこには
[ハァーイ。覚えてますか。あなたを転生さした神ですよ。
あなたはもう転生をしてしまったので直接連絡するのは条件がいるので手紙を送りました〜。
あ、こっからは真面目な話なのでちゃんと読んでくださいよー。今回、私が連絡した理由はあなたがそろそろイザナギを使ったころだと思いまして、あんまし説明してなかったのできちんと説明しようと思ったからです。
まず一つ目、イザナギは本来、失明をリスクとして使用しますが、あなたは失明しない代わりに使用後にとてつもない痛みを感じる。
二つ目、使用後の痛みはイザナギを使った人の傷の状態によって変わる。つまり、基本的には痛みは激しいですけど、傷が深い人を直すと痛みも激しくなるということです。
三つ目、今のあなたでは1日に五回以上イザナギを使うと使用後の痛みに耐えられなくて死にますよ。
と、まあ以上のことですね。あ、それと薬局に売ってる痛み止めでも気休め程度にはなると思いますよ〜。
じゃあ、私はこれでバイバーイ。]
と、書かれていた。
このときの神矢の心情は
(はぁ!何で今更になって説明すんだよ!転生前にしろよ!
あの野郎!)
と、完全に怒り状態であった。
その時、ボォォォと音がした。
「何の音だ?」
不思議に思って周囲を見ていると
「アチィ!」
燃えているのは手紙だった。
「え、ちょっと待って!」
神矢が動揺している間に火は広がろうとしている。
「くそっ!神威!」
沖縄で時空間にとばした水を放出する。
すぐに火は消えた。
「あの、クソ神がー!」
神矢の叫びは誰にも届かない。
「ゲェホ!ゲェホ!」
また口から血を吐いてしまった。
「とりあえず薬局に行くか。」
幸いにも家から薬局までは近かった。
(うーん。どれにしようかな。)
以外と種類があって悩んでる。
(これにしよ。)
結構買ったのは前世で飲んだやつとにたようなやつだった。
(早速飲んでみるか。)
一粒飲んでみるとましになったような気がした。
(帰ろっかな。)
そう思って帰っていた時、路地の方から声が聞こえてきた。
〜真由美 side〜
私は今、大変な目にあっています。
買い物を済ませて帰ろうとした時に男の人が声をかけてきたんです。
「なぁいいだろ〜。俺たちと遊ぼうぜ。」
「いえ、結構ですので。」
と、何度も断っているのにひつこく声をかけてくる。
(しつこいなぁ〜。でも、一般人に魔法を使うわけにはいかないし。)
と、考えていると男の人が腕を掴んできた。
「いいじゃん遊ぼうぜ。」
流石に魔法を使をうかと思った時、男が崩れ落ちた。
〜真由美 side out〜
(全く、今は機嫌悪いのに。)
路地に入ると女の子が男に絡まれていたから、手刀で気絶させた。そして、その場を立ち去ろうとした時
「あの、ありがとうございます!」
「いいよ、気にしなくても。」
「もしよろしければ、お名前を教えてください!」
「神矢俊介だよ。」
「私は七草真由美と言います。」
(え、七草真由美なのか!?とりあえず、この場を去らないと。)
「じゃあ、さようなら。」
「あ、待ってください!」
そんな言葉は聞かずに全速力で家に帰る。
「ゲェホ!ゲェホ!」
また、吐血してしまう。
「まさか、七草真由美に会うとはな。
でも、今はとりあえず寝よう。」
やはり、イザナギの痛みは激しいようだ。
「はぁー。原作は大丈夫かな〜。」
その呟きには誰も答えてくれなかった。
やっと出ました真由美!
ただ、登場シーンがイマイチな現場ですが.....
次回からは時間が飛んで入学編です!
感想大募集です!