日韓戦争 対馬沖海戦   作:ヤマト2015

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日本、驚愕。


第二話

総理官邸 深夜0140

 

寝室にて睡眠を取っていた総理だったが緊急の電話の音で起こされ、次に電話の内容を聞き完全に眠気を醒ます事となった。

 

急いで着替えて危機管理センターへ移動すると既に関係閣僚が集まっていた。

 

総理「状況の説明をお願いする!」

 

総理の言葉に防衛省大臣が答えた。

 

防衛大臣「はっ!本日午前1時20分頃、対馬警備隊、および海栗島のレーダーサイトが空襲を受け破壊されたと現地から報告を受けました。いずれも韓国軍所属のF-35と判明しました。」

 

総理「韓国だと!?間違いないのか!?」

 

防衛大臣の報告に総理は最初信じられずにいた。

攻撃を受けた事ではなく、その相手が韓国であったということにである。

彼は最初、攻撃を行ったのは中国の方かと思っていたのだ。

表向きには領土問題は無いと公表しているものの、近年の尖閣諸島への強行姿勢を考えると軍事行動を起こすのは時間の問題と思っていたからだ。

ましてや、いくら韓国の政治家がこちらに敵対心を煽って来たとは言っても、それはあくまでも自らの票を得る為の一手段に過ぎなかったからだ。

それがまさかこのような暴挙に出るなど予想だにしていなかった。

 

防衛大臣「残念ながら事実のようです。彼等の機体はレーダーを掻い潜る超低空で侵入しました。韓国に現在配備されているステルス機のF-35Aは北部に配備されている事が確認されておりますのでこれらの機体は演習公開に出た第7機動艦隊の艦載機と思われます。また、対馬警備隊からの報告では大型輸送機の編隊が飛来し、空挺部隊を降下させたとのことです。現時点では兵力規模は未だ不明です。」

 

そこまで説明すると防衛大臣はタブレットを操作した。少しして危機管理センターに設置されている大型の液晶画面に映像が写された。

画面には破壊されもうもうと黒煙が立ち込めているレーダーサイトだった施設が写されていた。

 

総理「海保からの報告はどうなっている?」

 

総理は今度は国交大臣に詳細を尋ねた。

 

国交大臣「はい、第七管区隊からの報告によりますと、ほぼ同じ時刻に、対馬に接近する韓国艦艇をレーダーで確認、視認出来る距離まで接近したところ揚陸艦独島他数隻の艦艇を視認、以上を管区本部に連絡をした所で通信が途絶、おそらく撃沈されたと思われます…更にですが…」

 

ここまで話した国交省大臣だが、その直後に歯切れを悪くしながら報告を続けた。

 

国交大臣「…付近にいた漁船からほぼ同じ時刻に攻撃されているという趣旨の無線が複数報告されています…」

 

防衛大臣「まさか!?民間人を攻撃したと言うのか!?」

 

国交大臣の報告に防衛大臣が叫び、室内いる全員も信じられないといった顔になった。

現代において民間人を意図的に攻撃、殺害することは国際法に問われる事態となる。当然、各国からの避難の的となるのは目に見えている。

 

国交大臣「現段階では情報が錯綜しているため断定は出来ませんが…おそらくは…」

 

総理「事実確認を急いでくれ、それと防衛大臣!直ちに統合任務部隊の編成を急いで進めてくれ!」

 

国交大臣に事実確認を指示した総理は次に防衛大臣に対して統合任務部隊の編成を命じた。

 

官房長官「総理、防衛出動の閣議決定までの間ですが、海上警備行動の発令をお願いします!」

 

総理「事後承認で発令出来るとしても時間がかかるからな…分かった。直ちに承認する!」

 

その後も各閣僚に一連の指示を行った総理は混乱しそうになるのを必死に堪え、冷静さを失わないように勤めたのだった。

 

 

続く




次回は総理サイドと艦隊サイドを行ったり来たりするかもです。
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