~二人に会ってから数分後~
「うーん、二人には待っててと言われたけど、特にやることもないし・・・村にでも行こうかな?」
そう言って、いざやは村に向かって歩き出した。
~村のはずれ~
「やっとついた~、さてと、団子屋さんにでもよって、そのあとに本でも借りようかな?」
キュイ~
「あれ?なんか声が聞こえたきが」
いざやがまわりを見渡すと、足下にモフモフした狐のような生物がいることに気がついた。
「この子・・・可愛い!」
思わず抱きつくと、その生物は暴れ始めた。
「え、えっと・・・痛かったかな?」
そう言って、いざやが手をはなすと、狐のような生物は森の方に行き、こちらを見てきた。
「ついてこいってことかな?」
それを聞くと、うなずいてそれに答える。
~いざや移動中~
~自宅近くの森~
「あうう、家の近くまで戻ってきちゃった」
(いつの間にか追いかけてた狐みたいのも見えなくなっちゃったんだけど)
キュイ
(うん?)
ガサガサ
(えっと・・・)
音がした方へ移動すると、金髪の黒い服の女の子が倒れていて、まわりを狐みたいな物が囲んでいた。
(あれって、ルーミアちゃん?)
よく見てみると、頭のリボンが切れて、地面に落ちていた。
(あれって、ルーミアちゃんが大切にしてたリボン?)
すると、ルーミアのまわりを黒い球体がおおっていく。
「え?なにあr」
すると、いきなり目の前が真っ暗になる。
「とりあえず、暗視ゴーグルをつくって・・・」
暗視ゴーグルをかけると、金髪の女の人がたっていた。
「う~ん」
すると、金髪の女の人が口を開き、
「なんだか体に違和感が・・・もしかして!」
そう言って、金髪の女の人は自分の姿を確認し、
「・・・ひさしぶりにこの姿になったわね」
と言った。
「あれ?そういえばルーミアちゃんは!?」
すると、金髪の女の人がその声に反応し、
「もしかして、いざやちゃんかしら?」
と言ったのだった。
「・・・え?もしかして・・・ルーミア、ちゃん?」
「そうよ」
「え、えぇ~!!」
~数分後~
「落ち着いた?」
「い、一応は・・・」
「それで、さっき説明したけど」
「うん、そっちの姿がルーミアちゃんの封印前の姿で、リボンをしていたほうが封印後の姿だよね?」
「えぇ」
いざやは少し考えたあと、
「それじゃあ、もしかして、昔封印された人食い妖怪って、ルーミアちゃん?」
「まぁ、そういうことになるわね」
それを聞いていざやは、
「そうなのかー」
と言って、それにたいしてルーミアは、
「ちょ、それは私の台詞!」
そんな会話をしたのだった。