ある兄妹の幻想物語   作:血濡れの人形

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今回は魔神が出てくるよ!


第四話

~会話から数分後~

 

いきなりルーミアが立ち上がり、遠くの方を見る。

 

「!?」

 

「どうしたの?って、あれは・・」

 

いざやがその方向を見ると、巨大な魔神のような物がいた。

 

「うぅん、すごい力みたい、あの力をどうにかして押さえ込まないと・・・」

 

「そうね」

 

「そうだ!ルーミアちゃん、協力して?」

 

「え?」

 

すると、いざやは黒い刀を造り出す。

 

「これは?」

 

「えっとね、まわりの力を自分の活動源に変換することができるの」

 

「つまり?」

 

「あいつを斬ると、ルーミアちゃんに力が補給される。

 

確か、ルーミアちゃんは、人の闇を力にするとか聞いたことがあるから、結果的に人を食べる必要がなくなるよ」

 

「でも、これできったら結局相手が死んじゃうんじゃ」

 

ルーミアはそう心配するが、

 

「フッフッフ、ところがそうでもないんだよ」

 

と、いざやが言う。

 

「え?」

 

「この剣を見てみてよ」

 

そう言って、いざやは刀をルーミアに見せる。

 

「えっと、なにこれ、刃が逆さまじゃない、それに、若干刃先が潰れてる」

 

「これは、斬るよりも叩くのが主な使い方だからね」

 

「へぇ、これなら問題なさそう」

 

と、いざやから刀を受け取る。

 

「うん、それで、これを使ってあいつをぶっ飛ばしといて?」

 

「いざやは?」

 

「これで足止めしておく」

 

そう言って、いざやは青い短刀を見せる。

 

「ちなみに、その刀は、自分の霊力とかをこめて、この形に変えたい、

 

とか、小さくなってほしいみたいに思うと、形状が変わるよ」

 

「へぇ、面白い」

 

すると、ルーミアは黒い刀を片手剣にかえる。

 

「それじゃあ、行くよ!」

 

「えぇ!」

 

そう言って、二人は魔神のような物に向かって走っていった。

 

~魔神、足元にて~

 

「ルーミアちゃん!足を切って動きを止めるから、そのあいだにお願い!」

 

「了解!」

 

そう言って、いざやは魔神のような物の足を細かく、だが、少しだけ深く斬っていく。

 

『グギャァァ』

 

「転んだ!今のうちに!」

 

「任せて!」

 

相手が転んだうちに、ルーミアが、人で言うところの心臓の辺りを刺す。

 

「やった、って」

 

「ルーミアちゃん!」

 

それに反応して、魔神のような物はルーミアを掴む。

 

「この、ルーミアちゃんを、はなせっ!!」

 

それに対していざやが腕を切った後、直ぐに遠くのほうに飛ばす。

 

「ハァ、ハァ、ルーミアちゃん、大丈夫?」

 

「ま、まぁ、私は問題ないけど・・・いざやは?」

 

「大丈夫だよ、少しだけ腕を痛めたけど」

 

「そう、それじゃあ、相手の力もある程度奪えたし、後は任せよう」

 

「ん?あぁ、ドールさん達か」

 

「おい、二人とも大丈夫か!?」

 

すると、ドールと霊夢が現れる。

 

「はい、そんなことよりも、早くあいつを倒してきてください」

 

「あぁ、わかってる。霊夢!少し急ぐぞ!」

 

「もちろんよ!」

 

そう言って、ドール達が去っていくのを確認して、二人は少し、眠りについたのだった。




実はあの魔神、ドール達、五人と、霊夢とフランを相手にしても、

逆に倒せるくらい強いんです。

いざや達がここで力を奪わなかったら、はっきりいって負けたました。
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