東方明蓬望   作:南雲 リュウセイ

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紅魔館45日目

更にまた一か月後

 

「レミィ、今月の結果が出たわ」

 

「それで、結果はどうだったの?」

 

「結果は3倍、完全に倍率が上がってるはね」

 

「ってことは、これからも上がる可能性があるわね」

 

「そうね、でもいつがピークになるかわからないからそれが心配ね」

 

「とりあえず、永遠亭に報告ね」

 

「とりあえず引継ぎまでは様子を見るしかないわね」

 

「そうね、最近仁がはいはいを始めたから咲夜たちに注意するように言っておくわ」

 

「あと、本に書いてあったけど赤ん坊がハイハイを始めるのは大体9か月前後らしいわ」

 

「やっぱりすごい成長速度ね」

 

「この調子なら今から英才教育をしてもいいかもね」

 

「なら来週からパチェにお願いしようかしら」

 

レミリアが言った瞬間

 

「もちろんよ!!」

 

喰い気味に言って来た

 

「そんなに?」

 

「こんな才能中々ないもの弟子はとらないって考えてたけどあの子は例外ね、私が持てるすべてをあの子に伝授して見せるわ!」

 

「パチェ?貴女怖いわよ」

 

パチェはハッとした

 

「少し興奮してたみたいね、大丈夫落ち着いたわ」

 

「簡単な構築式から…いや魔法の基本からね…」

 

パチュリーは自分の世界にトリップしている

 

「ダメね、後でまた来ましょう」

 

そして図書館から出ようとすると何かが足にしがみついてきた

 

「ん?」

 

「お~」

 

仁だった

 

「咲夜たちはなにをやってるのかしら、どうしたの仁?」

 

そう仁に聞くと

 

「お~よぉ~…」

 

間延びした言い方で何か言おうとしている

 

「ん?」

 

「しゃ~ま~」

 

「へ?」

 

「お~よぉ~しゃ~ま~」

 

「嘘…!仁が私のこと呼んだー!!?」

 

レミリアはその場で狂喜乱舞した

 

「お嬢様!何事ですか?!」

 

咲夜が叫び声を聞いて飛んできた

 

「咲夜!咲夜!仁が私のこと呼んだのよ!」

 

「ホントですか?!」

 

「ホントよ!仁もう一回私のこと呼んで!」

 

レミリアはワクワクした顔で頼んだ

 

「お~よぉ~しゃ~ま~」

 

「本当に言ってる…!」

 

咲夜も驚いている

 

その日はパーティーが開かれた

 

紅魔館周辺の妖精たち曰く「楽しそうだったし行きたかったがなんかよくわからないもの(バリア)で入れなかった」そうだ

 

その頃パーティー会場では

 

「ほらほら、私は?」

 

レミリアが聞くと

 

「お~よぉ~しゃ~ま~」

 

「「おぉ~」」

 

「やっぱり仁は天才ね」

 

パチュリーはまたブツブツ言っている

 

「しゃ~く~や~」

 

仁は咲夜を呼んだ

 

「わ、私ですか?!」

 

咲夜は心底驚いていた、まさか自分を呼ぶとは思っていなかったのだ

 

「まんま、まんま」

 

「ま、まんま?」

 

咲夜は本を取り出して解読し始めた

 

「あっ!ミルクの事ですね!」

 

「はい、ミルクですよ」

 

咲夜は仁に哺乳瓶を持って行くと…

 

「あ~あ~」

 

「何?持ちたいの?」

 

咲夜が仁に哺乳瓶を渡すと自分で飲みだした

 

「嘘?!」

 

ミルクを飲み終わった仁は抱っこを求めた

 

「あう~」

 

「えっ?抱っこですか?」

 

「ゲップさせてほしいのね」

 

「賢い子ね」

 

レミリアとパチュリーは他人事のように話していた

 

「ケプ」

 

「なんか賢すぎて少し怖いです」

 

美鈴は仁の天才具合が恐ろしい様だ

 

~to be continued~




仁「何か言うことは?」

リュウセイ「何もありません」

仁「失踪しないだけましか…」
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