東方明蓬望   作:南雲 リュウセイ

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リュウセイ「………」ガクガクブルブル

仁「…」スッ


白玉楼45日目

人里~大通り~

 

妖夢は人里に買い出しに来ていた、それと同時にあることを考えていた

 

(仁君が見ている光は永琳さんによると力の差と直結するみたいだから幽々子様なんかは隠す気がないから別として少しということは……)

 

この前言われた仁の少し光って見えるという言葉がまだ自分は未熟なのだといわしめているように思えてしまう

 

「戻ったら修行の時間を少し伸ばしましょう」

 

妖夢は修行の時間を延ばして早く一人前になろうとしていた

 

 

 

一方妖怪の山では

 

「あれ?、これってあの時の没ですか!いやぁ~懐かしいなぁ~この頃は私もまだ未熟でしたねぇ~」

 

掃除が一向に進まない射命丸、そして

 

「文さんサボってないでちゃんとしてください」

 

その掃除に付き合わされる犬走 椛(いぬばしりもみじ)

 

文と椛は普段は仲がいいのだが仕事中は周りの風潮もあり仲の悪いフリをしているそうしないと周りから何をされるかわかったものじゃないからだ

 

「でもでも、この記事は稗田家の没で文字数の関係で没になっただけでいい記事だしこっちもこっちでいい記事だし……あっ!これは失くしたと思っていたネタ帳に原稿じゃないですか!こんなところにあったんですね」

 

「そんなんだから!掃除が進まないんじゃないですか!!」

 

結果丸三日かけて掃除を終わらせる羽目になった

 

 

 

その日の夜

 

「ハッ!ハッ!ハッ!」

 

「なんか今日の妖夢怖いわよ~」

 

「スースー…」

 

必死に強くなろうとする妖夢の顔は血気迫っており幽々子は若干引いている

 

(今日の素振りは倍ぐらいにしておきましょう)

 

しかし素振りは確かに強くなるのに必要になってくるがそれは動きの無駄をなくし洗練された動きをするためで妖夢はまだその域には届いていない

 

(妖夢はまだそこまでしなくてもいいのに、だからまだ半人前なのよ)

 

妖夢はその日ほとんど眠ることができなかった

 

次の日

 

「妖夢~大丈夫?顔真っ青よ~」

 

「はい!大丈夫です!」

 

そこに仁が近づいてきた

 

「あい」

 

仁は妖夢に手拭いを持ってきたのだ

 

「ありがとう、仁君」

 

妖夢は一度休憩することにした

 

「ふー」

 

「妖夢ったら精が出るわね」

 

そこに八雲 紫がスキマから出てきた

 

「あら、紫じゃないどうしたの?」

 

「その子が例の子供?」

 

「えぇそうよ」

 

「ホントにかわいいわね」

 

「紫さん、どうぞ」

 

そこに妖夢がお茶を持ってきた

 

「あら、ありがとう」

 

「はじめまして、ほーらいじんです」

 

仁が少し舌足らずな発音で挨拶した

 

「えぇ初めまして私は八雲紫よ、八つの雲にむらさきでゆかりよ……?!」

 

紫は自分の名を名乗り仁を見ていて驚いた

 

「?、どうしたの?」

 

顔をのぞいてきた仁に「大丈夫よ」と言ってから紫は思考の海にダイブした

 

(なんなのこの子、秘めた力は幻想郷の何をもってしても越えられない程のものね、どうしてこれほどの力が?それにまるで複数の力が混ざっている)

 

紫は仁の潜在能力に恐れを抱いていた

 

(この子はただの人間じゃないわね、育て方を間違えたら幻想郷どころか日本列島にも影響が出かねないわね)

 

「ねぇ幽々子」

 

「なに?」

 

「次の全体での会議があるのは何時?」

 

紫は例の会議の日外せない用事がありその話を後日自身の式神である八雲藍に聞いている

 

「確かもうすぐ天狗に引き渡しの時期だからあと2ヶ月と少しといったところかしら」

 

「そう、そしたらそこであの子の事もっと詳しく見させてもらうわよ」

 

「なら今見ればいいじゃない、こんなかわいい子目に入れても痛くないわよ」

 

「そういう意味じゃないわ、とにかく私はこれで、後妖夢」

 

「何でしょうか?」

 

そう言うと紫は妖夢向かって

 

「あなたはやっぱり半人前ね、あの頃と変わらず」

 

「はい?」

 

妖夢は紫の言葉の真意が掴めない

 

「貴女はまだそこまでの領域に届いていない、今のままだと築いてきたものも崩れ落ちるわよ、まずは基本に戻りなさい」

 

そう言って紫はまたスキマに消えていった

 

 

 

~to be continued~




仁「……」 バキッ

リュウセイ「」どさっ
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