東方怪人録×名探偵コナン~新ベーカー街の亡霊・四人の探偵たち~   作:Dr.クロ

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パーティの中、1つの事件が起こり、ゲームにも異変が起こる。


DETECTIVE.Ⅱ~裏で起こりし事件、命をかけたゲームの始まり~

コナンが離れた後、コナンについてワイワイ話していた。

 

蓮子「しかしさっきの子のしてた眼鏡凄いわね。索敵なのが出来そうな奴だったわね」

 

レミリア「私にしたら、見た目の年相応以上なのを感じたな」

 

鬼矢「あの博士、かなりの科学力持ってるな」

 

そう言う魔理沙とレミリアに鬼矢はコナンと話している阿笠を見てそう呟く。

眼鏡にあんな細かいのを付けられるとなると相当な腕を持っていると言う事だ。

 

レミリア「であれが次世代のゲーム機か」

 

周りが暗くなった後に舞台中央に現れた形が卵にも見える物体を見てレミリアは言う。

 

それを見た時、鬼矢はだからコクーンなのかと納得する。

コクーンとは日本語で言うと繭と言い、繭は良く丸い形に形成されるので名前をコクーンにしたんだなと思った。

 

鬼矢「(ただ危険なところもいくつかあるな)」

 

それと共に危険性も考える。

 

ああいう自らの意思を仮想空間に送ると言うのはもしも戻れない状況になったら意識は一生仮想空間の中に閉じ込められる事になる。

もしもそうなったらリアルの体は死んでしまう。

 

厳しい顔で鬼矢はコクーンを見る。

レミリアも同じ様に考えているのか厳しい顔で見ている。

 

2人して何もなければと考えるが運命は皮肉にも何かを起こしてしまう。

 

パーティ会場~地下・???~

沢山の機類と正面に大きい水槽がある部屋にて樫村は作業をしていた。

 

そんな所にある来訪者が訪れる。

 

樫村は振り返ると1人の男がいた。

その男は今回のコクーンを日本のゲームメーカーと共同開発した会社、シンドラー・カンパニーの社長、トマス・シンドラーであった。

 

シンドラー「……」

 

樫村「何の用ですかシンドラー社長?」

 

その場に立つシンドラーに樫村は問う。

 

シンドラー「すぐに会場に戻らなくてはならない…さっさと言ったらどうだ…ヒロキから託されたDNA探査プログラムをいくらで売るつもりだ…?」

 

それを聞いた瞬間、樫村は眉を吊り上げ、目を鋭くする。

 

樫村「私はあなたを強請るつもりなどありません…ただ、償ってほしいだけです…」

 

シンドラー「……………」

 

無言なシンドラーに樫村は続けて言う

 

樫村「ヒロキは知ってしまった…シンドラー帝国を崩壊させてしまうあなたの秘密を…しかし人工頭脳はヒロキの力がなくては完成出来ない…あなたはヒロキにハードワークを課して完成を急がせた…」

 

そう言って言葉を切った後にシンドラーから目を放して悲しげな顔で宙を見上げる。

 

樫村「精神的に追い詰められたヒロキは…人工頭脳が完成した暁にはあなたに殺されると思った…」

 

話を聞きながらシンドラーはチラリと自分の左腕に握ったストップウォッチを見る。

 

樫村「だから、自分の分身とも言えるノアズ・アークを電話回線に逃がし…マンション屋上から身を投げた…」

 

言い終えた後に静寂が起こる。

 

それはすぐにシンドラーへと向き直った樫村により破られる。

 

樫村「それからしばらく経って、私のコンピュータにDNAプログラムのデータが侵入しました…それはヒロキの遺志を継いだノアズ・アークの仕業でした…私にはヒロキの魂の叫びに思えました…」

 

シンドラー「償いはする。全てを世間に公表して、どんな裁きでも受けるつもりだ……」

 

そう言ってだが…とシンドラーは此処に来た目的の1つを頼む。

 

シンドラー「その前に見せてくれないか?君が話してくれたヒロキが死んでしばらくして君のコンピュータへノアズ・アークが侵入して送ったとされるDNA探査プログラムを…」

 

樫村「…………良いでしょう……」

 

了承してコンピュータに向き直ってそのプログラムを開いている樫村にシンドラーは悪鬼の様な顔で見た後に両手にゴム手袋を付け右袖に隠していた短剣を取り出して構える。

 

それと同時に樫村もプログラムを開く

 

樫村「これが……!」

 

シンドラーに振り返って言おうとした樫村は短剣を自分に突き刺そうと向かって来るシンドラーに目を見開くと共に声を上げる間もなく心臓を一突きされてそのままがくりとなる。

 

樫村を刺したシンドラーはすぐさまズボンの右ポケットからCDーROMを取り出してマイクロタワーにセットするとコンピュータに表示されていたプログラムが消去されて行く。

 

それが完全に終わるのを見てシンドラーは樫村から刺した短剣を抜き取った後に近くにあったティッシュで短剣に付着した樫村の血を拭い取ると短剣を再び袖に隠してティッシュをその場に捨てて去った。

 

その直後に死んだと思っていた樫村はピクッと体を振るわせた後に最後の力を振り絞ってキーボードの3つのキーを押すと力尽きてしまう。

 

ウィィィィィン

 

しばらく静寂が起こっていたその空間で機動音が響き渡り、液晶モニターが輝くと共に周りの機械も光り出す。

静寂だったその空間である声が響き渡る。

 

我が名は…ノアズ・アーク……

 

パーティ会場

 

鬼矢・蓮子・霊夢・レミリア「「「「!」」」」

 

魔理沙「ん?どうした?」

 

突如顔を上げる4人に魔理沙は首を傾げて聞く。

 

鬼矢「いやなんか……」

 

蓮子「変な気配を感じたんだよね……」

 

霊夢「(こくこく)」

 

それにそう返す2人と頷く霊夢に変な気配ねぇ…と頬をポリポリ掻く。

 

蓮子「鬼矢さん」

 

鬼矢「お前も感じたか…(こりゃあ、嫌な予感ありってか)」

 

司会者「では、早速コクーンで仮想空間に入って見ましょう!ゲームの説明は仮想空間に入った直後にしますので参加する子は係員の案内に従ってください」

 

先ほども舞台に上がっていた男性、工藤優作が慌てたスタッフに何かを伝えられて厳しい顔で出て行ったので考えていると司会者がそう言う。

 

早苗『おお!ついにですよ!霊夢さん行きましょう!』

 

霊夢『は、はい…』

 

鬼矢「蓮子、霊夢、早苗。気をつけろよ」

 

元気よく背を押す早苗と押されて行く霊夢と後に続く蓮子に鬼矢は真剣な顔で言う。

 

早苗『大丈夫ですって!』

 

蓮子「うん。注意するよ」

 

楽観的な早苗の後に蓮子は言った後にチルノやリグル、メリーと共に向かう。

 

鬼矢「………」

 

レミリア「心配か?」

 

難しい顔をする鬼矢にレミリアは話しかける。

 

鬼矢「……あぁ、そうだな」

 

レミリア「……少し彼女達の運命が見えた。困難にぶつかるみたいだ」

 

肯定する鬼矢にレミリアはそう言うとそうかと返される。

 

その後に61人がコクーンに入り、ゲームが始まる。

 

ウィィィィン

 

鬼矢「ん?」

 

霊夢達が仮想空間へとダイブするのを見送っている時、鬼矢の耳に音が入って来る。

 

鬼矢「なんだ今の音?」

 

それに鬼矢は辺りを見渡した時だった。

 

我が名は、ノアズ・アーク…

 

鬼矢「!?」

 

聞こえて来た声に鬼矢は驚いた後に予感的中かと舌打ちした後にある所へ駆け出す。

向かうはゲームの制御している部屋…

 

少し時間を遡る。

 

樫村が殺された事を知った優作はコナンがゲームに参加する切っ掛けになった樫村が残したダイイングメッセージのを解き明かした後に阿笠と小五郎に通報を受けて来た目暮十三達と共にシンドラーに会いに来ていた。

 

優作「シンドラー社長、こちら警視庁の目暮警部です…」

 

シンドラー「警視庁…!?警察が何の様だね?」

 

目暮「一時、ゲームの中止をお願いします」

 

紹介する優作にシンドラーは顔を向けると共に目暮がゲーム中止を進言する。

 

シンドラー「中止?バカバカしい!!」

 

フッ…

 

それにシンドラーは突っぱねた直後であった。

突如明りが消えた後にそれは起きた。

 

スタッフ「シンドラー社長!システムに異常です!!」

 

シンドラー「何!?」

 

スタッフ「制御が出来ません!」

 

報告された事にシンドラーは驚く。

 

ちょっと失礼と…と阿笠が空いていた所に座って異常を調べ始める。

その際、小五郎はコナン以外に自分の娘の蘭までゲームに参加しているのに気付く。

 

小五郎「蘭!?お前まで何やってんだ!」

 

と言うかどうやって手に入れたんだ?と小五郎は考えるがそれはあゆみ達が鬼矢から貰ったバッジを渡していたからである。

 

当初は参加する気なかったがコナンが入るのを見て参加する事にしたのだ。

 

小五郎が驚いている間に阿笠は調査するが異常が分からないと思われた時…

 

我が名は、ノアズ・アーク…

 

シンドラー「…なっ!?」

 

小五郎&目暮&優作&白鳥「!?」

 

突如聞こえて来た声に誰もが驚く。

 

―我が名は、ノアズ・アーク!!ゲームはもう止められない!体感シミュレーション・ゲーム『コクーン』は、ボクが占領した!!―

 

続けざまに告げられた事に見ていた大人たちは騒めく。

 

魔理沙「な?なんだ!?」

 

ルーミア「何が起きてるのか~?」

 

フラン「お姉さま…」

 

レミリア「…………」

 

それには魔理沙達も戸惑う中でレミリアは厳しい顔でコクーンを見る。

 

目暮「な、何です?ノアズ・アークって?」

 

シンドラー「そ、それは……」

 

警官「お、おい!此処は関係者以外は……」

 

問う目暮にシンドラーは口ごもると外から見張りをしていた警官の声がした後にドアが開き…鬼矢が入って来る。

 

小五郎「あ、お前は紫氏の代役で来た!」

 

優作「!」

 

鬼矢「よう。ノアズ・アークとは何なのか教えに貰いに来たぜ」

 

声をあげる小五郎にそう言った後に鬼矢はシンドラーに顔を向けて言う。

 

優作「ノアズ・アークとは確か、1年で人間の5年分成長する人工頭脳ですね…」

 

シンドラー「……そうだ…2年前、私が息子同然に可愛がっていたヒロキが完成させた…だから今はヒロキと同じ年齢だ…」

 

話に聞いていたのかそう言う優作にシンドラーは肯定してそう言う。

成程な…と鬼矢は納得した後に画面の方へと顔を向けた後に近寄る。

 

鬼矢「で、なんでそのノアズ・アークがこんなことやるんだ?」

 

―我が目的は…日本と言う国のリセットだ!!―

 

優作&目暮&白鳥「「「!?」」」

 

小五郎「日本のリセットだと!?」

 

シンドラー「(何!?)」

 

誰もが告げられた事に驚く。

 

その頃、仮想空間では…

 

蓮子「こ、ここが仮想空間…」

 

チルノ「おお~すげぇ~」

 

周りを見て呟く蓮子の隣でチルノも関心する。

今の所、周りは暗くて自分達の足場は61人が入れるほどの広さに円形に床が白く光っていた。

 

霊夢「あれ?あれって……」

 

ふと目に入ったのに霊夢は言おうとして口を抑える。

 

早苗「……あーあー、あえいうえおあお…おお!喋れてますね(*`・∀・´*)」

 

それにチルノ達は驚いた後に早苗も確かめる様に発音すると嬉しそうに言う。

 

園子「あら、あんた達って鬼矢ってお兄さんと一緒にいた」

 

歩美「あ、お姉さん達も来てたんだね」

 

そこにコナンと共に蘭と園子に歩美達が来る。

どうして園子が分かったのかは話してるのをチラリと見ていたのだろう。

 

霊夢「はい!」

 

光彦「あれ?霊夢さん」

 

元太「喋れる様になったのか?」

 

???「仮想空間だからでしょうね。例え障害があってもここでは関係ないって訳ね」

 

答える霊夢のを聞いてそう言う光彦と元太に赤みがかったウェーブ状の茶髪の女の子が言う。

 

チルノ「誰だお前?」

 

少女→灰原「私?私は灰原哀。江戸川君の仲間よ」

 

リグル「ああ、成程ね」

 

聞いたチルノに名乗る灰原にリグルは納得する。

 

早苗「あれ?あれってコナン君?」

 

光彦「ああ、どうも知り合いの博士から貰ってたんですよ」

 

歩美「私達も貰ってから気づいたんだけど、コナン君が良いからで蘭お姉さんと灰原さんに渡す事にしたんだ」

 

蘭と話してるコナンに気付く早苗に光彦がいる理由を言って歩美も続いて言う。

 

霊夢「でもなんで急に?」

 

―さあ、コクーン初体験の皆、ゲームの始まりだよ!!-

 

なぜいるかの理由を聞こうとした霊夢だったが頭上からいきなり声が聞こえて来る。

 

それと共に五角形を描く様に5つの入り口が現れる。

 

―ボクの名前はノアズ・アーク…よろしくね!-

 

そう言うノアズ・アークに子供達もよろしくーっ!!と返す。

 

霊夢「ノアズ・アーク?」

 

リグル「もしかしてやる前に言っていたゲーム説明の為の案内役かな?」

 

―今から5つのステージのデモ映像を流すから、自分が遊びたい世界を選んでほしい。でも、ひとつだけ注意して置くよ―

 

それに霊夢とリグルは首を傾げているがノアズ・アークはそう前置きして言葉を少し間を空けて言う。

 

―これは単純なゲームじゃない。キミ達の命がかかったゲームなんだ―

 

コナン「(オレたちの…命?)」

 

霊夢「?」

 

出て来た言葉に誰もが怪訝となる中でノアズ・アークは続ける。

 

―全員がゲームオーバーになっちゃうと現実の世界には戻れなくなっちゃうんだ。だから、真剣にゲームをしなきゃね…たった一人でもゴールにたどり着けば、キミ達の勝ちだ…それまでの間にゲームオーバーになっちゃった子もみんな目覚めて現実世界に帰ることができる…これがボクが決めたルール…理解してくれた?―

 

コナン「…………」

 

蘭「どう言う事…?」

 

説明された事に先ほどまでワクワクしていた子供達は不安になり騒めき始める。

 

蓮子「ふーん……他は?」

 

―……え?―

 

蓮子「ダメなこととかゲームオーバーとかのそういうのは?」

 

その中で蓮子が何時も通りの調子で問う。

予想していなかったのかノアズ・アークは戸惑っている様だ。

 

チルノ「そうだそうだ!なんだか分からないけどあたいは早くゲームがしたくて来たんだ!早く押しえろい!」

 

リグル「チルノ;」

 

次にチルノがそう言って何時も通りな友達にリグルは脱力する。

 

―君たち、怖くないの?―

 

蓮子「怖い?あまりそうは思わないかな」

 

メリー「まぁ、大っぴらに言えないけど切り抜けてるからね」

 

確認する様に聞くノアズ・アークに蓮子はそう返してメリーは苦笑する。

 

―そ、そうなんだ;世界は広いな…―

 

蓮子「じゃあ早速ゲーム説明お願いね。ノアズ・アーク」

 

まぁ、広いと言う意味じゃあ合ってるわねと思いつつノアズ・アークにルール説明を求める。

 

―その前にもう1つ大事な事を1つ、全員がゲームオーバーになっちゃった時は特殊な電磁波を流してキミ達の頭の中を破壊しちゃうからね…つまり、日本のリセットをかけた勝負と言う訳さ-

 

それを聞いてこれはまたホント命をかけてるわねと蓮子は眉を顰めながら思った。

 

一方、リアルの方で説明を聞いていた鬼矢は気になった事を質問する。

 

鬼矢「おい、1つ質問するが日本のリセットってのはどう言う意味だ?」

 

優作「私も気になる。なぜそうしなければならないのだ?」

 

問う鬼矢と追従する優作のにノアズ・アークはふむと呟いてから答える。

 

―現実の世界の声は、仮想空間にいる皆には聞こえないけど今、現実の方から質問があったから答えるね。キミ達を見ていると、汚れた政治家の息子は汚れた政治家にしかならないし、金儲けだけ考えている医者の子供はやっぱりそういう医者にしかならない…日本を良くするには、そういうつながりを一度チャラにしなくちゃー

 

鬼矢「成程、それでリセットか」

 

小五郎「いい加減にしろ!!人間の命を弄ぶ権利が、お前にあるのか!!」

 

答えられた事に納得する鬼矢の隣で自分の娘の命もかかっているからか我慢出来なかった小五郎が怒鳴る。

 

―ないよ。―

 

そんな小五郎のに対し、ノアズ・アークは短く返し…

 

―だけど、ヒロキ君の命を弄ぶ権利が大人達にもなかったよね―

 

続けざまに言われた事に小五郎はその言葉に秘められたのに怒りを抑える。

 

―さて、子供達がお待ちかねだから、そろそろゲームを始めよう―

 

その言葉と共に仮想空間のコナン達の前に画面が現れる。

 

―まず、最初のステージ、『ヴァイキング』…―

 

蓮子「これは……海賊?」

 

映し出されたのに蓮子はそう呟く。

 

―キミ達はステージのタイトルになっているヴァイキングになって、七つの海に繰り出し、強い意思と勇気で数々の冒険に挑戦するんだ。ここでは傷を負ったり、敵に捕まったりするとゲームオーバーになっちゃうから気を付けてね―

 

リグル「傷を負うだけでアウトなんてずいぶんと厳しいね」

 

説明を聞いてリグルは素直に思った事を言うと次のが出される。

 

―2番目は『パリ・ダカール・ラリー』…世界の名ドライバーに混じって参加し、過酷なレースで優勝を目指してもらう。ここでは車が運転出来なくなったり、クラッシュした他、最下位になって10秒以内に順位をあげないとゲームオーバーになっちゃうよ―

 

メリー「運転って子供には難しそうね」

 

早苗「と言うか小学生にやらせる難易度じゃない様な;」

 

説明されたのにそう洩らすメリーに早苗はそう言うと3番目のが出される。

 

―3番目は『コロセウム』…優れた武器、防具を手に入れて、ローマ帝国でキミたちの腕試し!手強いグラディエーター達を倒して行くんだ。ここでは自分の持つ防具や武器が全て破壊されたり試合に負ければゲームオーバーだ―

 

蓮子「これもレベルおかしいでしょ!?」

 

園子「確かに子供舐めてんのかと思うわね;」

 

3番目のに蓮子はツッコミ入れた後に園子も呆れた顔で言うのに4番目のが流れる。

 

―4番目は『ソロモンの秘宝』…キミ達にはトレジャー・ハンターになつてもらう。世界各地に隠されたソロモンの秘宝を探し出すんだ。ここでは敵に捕まったり、罠が発動して発動された罠にかかってしまったらゲームオーバーだ―

 

蓮子「だからレベル!?」

 

霊夢「これ、普通に出来ます?」

 

園子「普通に無理ね。蘭はともかく」

 

蘭「園子!?」

 

コナン「(確かに蘭なら要領掴めば行けるかもな)」

 

またも普通にゲームオーバーになりかねないステージに蓮子は叫び、園子のに蘭が驚く中でコナンは呆れる。

 

―そして5番目は『オールド・タイム・ロンドン』…ここではホラーっぽいサスペンスを楽しんでもらう-

 

コナン「!」

 

だが、5番目に召喚されたのにコナンの目つきは変わる。

 

―1888年のロンドン…現実では迷宮入りとなった連続殺人事件の犯人、切り裂きジャックをキミ達の手で捕まえるんだ。ちなみにここでは傷を負ったり、敵や警官に捕まったりするとゲームオーバーになるよ―

 

その言葉と共に紹介映像は終わった。

 

コナン「(やっぱり、ここに何かありそうだ…樫村さんを殺害した犯人の手掛かりが…)」

 

蓮子「どうかしたの?」

 

真剣な顔つきで考えるコナンに蓮子は話しかける。

 

コナン「え、あ、5番目のステージをどう攻略しようか考えてたんだよ」

 

それに対してコナンはあははと笑ってそう返す。

 

蓮子「ふーん……」

 

追求したいが彼の様子から話す気ないだろうと考える。

 

と言うかこの場に他に子供達がいるのだから話せないと言うのもあるだろう。

 

男の子1「皆がゲームオーバーになったら、本当に死んじゃうのかな?」

 

男の子2「どうしてボク達が、こんな目に遭わなくちゃいけないんだよ…」

 

女の子1「好きでお父さんの子供に生まれたわけじゃないわ…」

 

女の子2「私、生き残れそうにない…」

 

男の子3「誰でも良いから生き残って、ボクを助けてくれよー!!」

 

子供達の言ってる事に無理もないかと蓮子は考える。

命をかけた事なんて小さい頃からそんなにないのに不安定になっても仕方がない。

 

メリー「怖いのは分かるわ。現代で命をかけるなんて事はないからね…けれど此処で立ち止まってはダメよ」

 

蘭「みんな、元気を出して!!この人の言う通り、勝負する前から負けたダメ!!」

 

コナン「そうだよ!たった1人ゴールにたどり着けばいいんだから!!これから自分が生き残れそうなステージを選んで!!」

 

そんな子供達達を励ますメリーに蘭も続きコナンがそう言う。

 

霊夢「あ、あの子達」

 

子供達がそれぞれのステージに散らばる中でオールド・タイム・ロンドンを選んだコナン達と霊夢達以外にパーティの時に偉そうにしていたあの4人組がいた。

 

ちなみに彼らは今の時点で自己紹介を全然しないので名前を表記して置く。

 

少年A→諸星 秀樹

 

少年B→江守 晃

 

少年C→滝沢 進也

 

少年D→菊川 清一郎

 

諸星「チェッ…お前等も一緒かよ」

 

菊川「足手まといにならないでよね!!」

 

元太「それはこっちのセリフだっての!!」

 

突っかかる2人に元太も返す。

 

チルノ「そうそう!」

 

蘭「こらこら喧嘩しない」

 

メリー「そうよチルノ」

 

早苗「(ぶっちゃけちゃうと元太君の言う通りそちらの方が足手まといになりそうなんですよね;)」

 

同じ様に言うチルノも含めて蘭とメリーが宥めて、早苗が心の中で呟く。

 

一方リアルでは……

 

鬼矢「……試作品でこの五つはおかしいだろオイ」

 

小五郎「確かに、子供達には厳しいの多いでしょう。特にパリ・ダカール・ラリーとかソロモンの秘宝とか;」

 

優作「まぁ、一応お助けキャラがいてクリアできる程度に難易度は調整されてるんだけどね…それでどうです博士?」

 

半目で言う鬼矢に小五郎も同意してそう言い、優作は困った顔で頬をポリポリ掻いてから調査していた博士に聞く。

 

調査していたのはノアズ・アークの言っていた脳を破壊すると言う特殊な電磁波がホントにあるかと言うのだ。

 

博士「確かにコクーンには莫大なエネルギーが蓄積されておる……61人の脳を破壊するには十分な量がな…」

 

厳しい顔で言う博士に嘘による脅しでもないって訳かと鬼矢は呟く。

 

鬼矢「ん?あれは…」

 

すると鬼矢はコクーンに近づこうとしている大人を止めているレミリア達に気付く。

 

魔理沙「おい待てよあんた等!」

 

ルーミア「近づいたら危ないのか~」

 

男性「邪魔をしないでくれたまえ!」

 

男性2「こんなのに付き合ってられん!連れて帰らせて貰う!」

 

レミリア「子を思うなら手を出すな!」

 

藍「その通りだ。近づいたら危険だ!」

 

博士「いかん!今のコクーンに近づくのは危ないから止めさせるんじゃ!!」

 

男性たちを必死に止める魔理沙達に同じ様に気づいた博士がスタッフに指示を出す。

 

少しして男性2人は慌てて来たスタッフたちに押し留められて座らさせられる。

 

それに魔理沙達はふーと息を吐く。

 

文「ちょっとすいません…此処にいましたか鬼矢さん」

 

鬼矢「ん?どうしたんだ文」

 

見ていた鬼矢達の所に文が来る。

 

文「いえ、全然戻ってないから探してたんですよ。それにしても…厄介事が起こりましたね」

 

鬼矢「そうなんだよな……」

 

困った顔で言う文に鬼矢もめんどくさそうに呟く。

 

目暮「しかしシンドラー社長、ヒロキくんが作り上げた人工頭脳がどうしてこんなヒロキくんと歳が変わらない子供達の命が危うい事を始めたんですか?」

 

シンドラー「そ…それは…」

 

優作「私から話しましょう…」

 

そんな時、気になった目暮がそう聞くとシンドラーが口ごもってしまった時、優作が語り出す。

 

そもそも話に出ていたヒロキは日本に住んでいたが子供の個性を摘み取ってしまう膠着した教育現場により自分の個性をパソコンオタクの変わった子供としか見なかった日本の学校教育の壁により父親と別れて母親とアメリカに渡ったんだそうだ。

 

優作「教育現場だけでなく、日本という国は個性というものを認めようとしない。ヒロキくんが人工頭脳開発に思い立ったのは、自分の苦い体験根底にあったんです…」

 

鬼矢「慧音と大違いだな」

 

文「確かに、あの人は度が過ぎなければ褒める人ですし」

 

話を小声でそう言う鬼矢に文も小声で返す。

 

優作「つまり日本のリセット…日本再生の方法を見つける前に自殺してしまったヒロキくんに代わって、逃亡しながら成長を続けた人工頭脳『ノアズ・アーク』が具体案をみつけたのでしょう…」

 

そう言って優作はコクーンを、コクーンに入った子供達を見る。

 

優作「日本の二世、三世が一堂に会するこのゲームの発表会に…親が敷いたレールを走れば良いと言う社会そのものを壊せば、日本は変わると…」

 

鬼矢「なるほどな……。そういえばなんでそんなに詳しいんだ?」

 

白鳥「確かに、どうして工藤先生はそんなことまで知ってるんです…?」

 

納得した後に鬼矢が気になった事を同じ様に疑問に思っていた白鳥が追従する。

 

優作「実はこの1年、私ともう1人の人物と樫村は探偵と依頼人という関係で付き合って来ました…」

 

目暮「た、探偵?」

 

鬼矢「は?なんで此処であの梶村って人が出てくるんだ?」

 

小五郎「確かに、何を依頼されたんですか?」

 

告げられた事に呆気に取られる目暮の後にパーティの時に出会った人物を思い出して聞く鬼矢に小五郎も聞く。

 

優作「ヒロキくんの自殺の再調査です」

 

シンドラー「!?ヒロキは自殺ではなく他殺だったと言うのかね!?」

 

出て来た言葉に驚いて聞くシンドラーに優作はいえ…と否定する。

 

優作「あの状況では自殺でしょう…もう1人も調べた結果そう断言しました。何がヒロキくんを追い詰めたのか、調べて欲しいと樫村に頼まれたのです」

 

文「何故樫村さんがそのヒロキ君の事件の再調査を依頼したので?」

 

目暮「ワシもそこが気になっている。優作君。2人の関係は何なんだね?」

 

聞いていて気になった事を文と目暮は聞く。

 

優作「樫村は…ヒロキくんの父親です…」

 

そうですね…とシンドラーに優作は顔を向けて問い、シンドラーは小さく頷いて肯定する。

 

優作「幼い頃に離れ離れになったヒロキくんをあんな形で死なせてしまったことに、樫村は深い自責の念を抱いていました」

 

シンドラー「…………」

 

その後にそう説明する優作にシンドラーは目を見開く。

そんなシンドラーを優作と鬼矢はみつえる。

 

阿笠「コナンくんたちがホワイトチャペル地区に入るぞ」

 

話の間にモニタリングしていた阿笠がそう報告する。

 

鬼矢「そういえばその本人は?」

 

文「確かに樫村さんはいませんね」

 

小五郎「そうか、あんた達は知らなかったか」

 

周りを見て聞く鬼矢と文は小五郎のにハテナマークを浮かべる。

 

優作「彼は…何者かに殺害されたんだ」

 

文&鬼矢「……はあ!?」

 

告げられた事に2人は驚く。

 

ノアズ・アークにより占拠されたコクーン。

そして現実で起きた樫村殺害事件。

 

鬼矢達はこの事件、解決出来るだろうか…




ルーミア「わは~体感ゲームをする霊夢達を見ているルーミアなのか~」

ミスティア「お留守番のミスティアよ!」

ルーミア「大変な事が起こったのかー!」

ミスティア「ホントどうなるのかしら…まぁ、私等は気にせずクイズを出すんだけど」

ルーミア「今回はなぞなぞなのか~」

ミスティア「それでは出すわよ!『とある日、長期休暇を得た人がいました。それはだ~れだ?』これは東方キャラを知り尽くしてる人には簡単ななぞなぞになると思うわ」

ルーミア「わは~次回は『事件に関する情報収集、霧のロンドンの探索』を待っているのか~」

前回の回答編

純「はい純です!」

乃亞「乃亞だ。前回の答えを言うぞ」

純「答えはずばり、幽々子姉さん!」

乃亞「理由は幽々子だけ他のメンツと違って1ボスを務めた事があるからだ」

純「次のクイズ頑張ってね~」
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