東方怪人録×名探偵コナン~新ベーカー街の亡霊・四人の探偵たち~   作:Dr.クロ

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ジャック・ザ・リッパーの行方を知る為に向かう霊夢達、そこに魔の手が迫る。一方で鬼矢達の方でも進展が…



DETECTIVE.Ⅴ~暗躍する存在、発生する異常~

時間をかけてコナン達はモランが根城にしているトランプクラブに到着した。

 

着く前に話しあった結果、蓮子とコナンが裏口から中の様子を見て来る事になった。

 

コナン「じゃあ皆は此処で待っててね」

 

蓮子「メリー、みんなのことお願いね」

 

メリー「分かったわ」

 

蘭「2人共気を付けてね」

 

そう言ったコナンと蓮子に蘭はそう言うと2人は頷いて裏口へと向かい、誰もいない事を確認して建物内に入った後に様子を伺う。

 

複数の男達が飲んだり話しをしており、別の方を見ると4人の男がポーカーをしていた。

 

男「1枚だ」

 

男2「私は2枚だ」

 

カードを交換する髭の男に続いてカードを交換するポーカーをやっているメンツで一番年を取っている男を見て蓮子とコナンは彼がモラン大佐だと認識する。

その後に髭の男の後ろにいる小さい実を食べてる猿が目に入った。

 

コナン「(…ん?あの猿…)」

 

蓮子「(もしかして……)」

 

その猿のある役割を知った後に2人はどうやってモラン大佐にコンタクトを取ろうかと考えていると蓮子は裏口から気配を感じて振り返る。

 

目に入ったのは諸星と滝沢であった。

 

蓮子「あの二人!?」

 

コナン「!?どうして此処に!?」

 

驚く蓮子に気付いてコナンも振り返る。

 

諸星「手柄を独り占めしようったって、そうはいかないぜ」

 

蓮子「あんた達ねぇ……」

 

そう言った諸星にやっぱりこうなるか…と蓮子は顔を顰める。

彼等の様な性格だと自分が目立ちたいと言う所があるからだ。

 

絶対にあいつ等の前に出ない事!と注意してから蓮子はコナンともどもモランを見る。

 

男1「ストレート!」

 

モラン「悪いな…フラッシュだ」

 

するとトランプの結果を見せ合っており、モランが勝っていた。

髭の男は悔しがってモランは笑う。

 

諸星「モランってポーカー強えんだな…」

 

蓮子「うちのメリーのほうが強いわよ」

 

コナン「それにあれはイカサマだよ…」

 

関心する諸星に蓮子はそう言ってコナンが言う。

 

諸星「何っ!?」

 

滝沢「オマエ、わかんのか?」

 

コナン「あそこにいる猿が、モラン大佐に相手の手を教えているんだ…」

 

諸星「猿が?」

 

驚く2人にコナンは髭の男の後ろにいる猿を見て説明する。

 

コナン「ハートとスペードなら右手…ダイヤとクローバーなら左手で…その色の実に応じて食べる様に調教されてるんだ…」

 

蓮子「スペードの3なら黒い実を三個頬張るって訳よ」

 

諸星「チッ、汚ねぇ奴だな」

 

説明を聞いて舌打ちする諸星のを横目に見ていたコナンと蓮子は気付く。

丁度モランを含めた4人の間に空いた席があり、まだ開けられてないワインとワイングラスが置かれていた。

 

コナン「(あれって……)」

 

蓮子「(もしかして…)」

 

そのワインや他の椅子とは違う装飾がされたのにこの後来るであろう人物を考えていたその時だった…

 

諸星「おい」

 

諸星の声に2人は考えるのを止めて顔を上げる。

 

蓮子「あの子たちまた勝手に?!」

 

注意したのにとモラン達の前に出た諸星と滝沢に蓮子は頭を抑える。

 

諸星「モランってヤツはイカサマ野郎だ!」

 

モラン「!?」

 

ビシッとモランを指す諸星にモランはすぐさまビクッとなった後に立ち上がる。

 

モラン「小僧、口の利き方に気を付けるんだな!イカサマの証拠でもあるってのか?」

 

諸星「もちろんさ!アンタと仲良しなんだろ?そこの猿?」

 

男「何!?」

 

そう言った諸星のにモランとポーカーをやっていた髭の男は猿を見る。

すぐさま蓮子はバカ…と顔を抑える。

 

絶対に彼は自分とコナンの推理を自分が解いた様に話すつもりだと確信する。

 

諸星「おじさんのカードを見て、スペードの3なら右手で黒い実を3個、ダイヤの5なら左手で赤い実を5個食べてたよ」

 

男「モラン!汚ねえぞ!!」

 

ああ…やっぱりと蓮子は頭が痛くなる中で相手をしていた髭の男が怒鳴る。

 

蓮子「ふん!」

 

その間に蓮子は諸星の後ろに近づいてハリセンを叩き込む。

蓮子の行動に滝沢はギョッとする。

 

諸星「何するんだよ!?」

 

蓮子「あんたバカ!?わざわざ自分から出てくるなんて!」

 

怒鳴る諸星に蓮子は怒鳴り返す。

 

先ほどの彼の行動は自殺行為と思われても仕方がないレベルの奴だ。

何か策があるならともかく、ただ、目立つ為だけに出て行ったのならリアルでは即死んでいてもおかしくない程だ。

 

ゲームだと言う理屈で動いていただろうがほとんどリアルと変わらない状況とも言えるのにそれを考慮してない彼に蓮子は怒っていた。

 

蓮子「あなたはホントに分かってるの!?これはゲームでもあるけど命をかけてるのよ!あなた1人だけの問題じゃない!他の人の命もかかってるの!この行動で誰かがリタイアしたらどうするの!」

 

そう怒鳴る蓮子の気圧に諸星は何も言えなかった。

 

蓮子の気圧に圧倒されていたモラン達はすぐさまハッとなる!

 

モラン「お、お前ら!」

 

その言葉と共にモランともう1人を除いた店にいた男達が襲い掛かる。

 

それに諸星と滝沢は慌てて逃げて蓮子も飛びかかって来たのを避ける。

隠れていたコナンも来た男達のを避けて行く。

 

蓮子「この!」

 

ボコッ!

 

サブ男「ぐふ!?」

 

別に向かって来たサブ男に蓮子は美鈴に手ほどきを受けて齧った拳法で殴り飛ばした後に後ろに迫った男を回し蹴りで蹴り飛ばす。

 

その周りでは滝沢と諸星が必死に逃げていて、コナンもかわしているがそこに別の男が殴り掛かろうとする。

 

男「覚悟しろこのガキ!」

 

コナン「っ!」

 

蘭「はぁっ!」

 

ドゴォォ!

 

コナンに殴り掛かろうとした男は横からの蘭の打撃をまともに受けて倒れる。

 

蘭「大丈夫コナン君?」

 

コナン「う、うん」

 

元太「加勢するぜ!コナン!!」

 

安否を聞く蘭にコナンは頷いた後に別の方から元太の声がした後に見ると歩美、光彦のサポートを受けて別の男を撃退している元太とチルノの姿があり、離れた場所で逃げてる園子と早苗を庇う様にリグルが戦い、霊夢も上手く避けながら敵の相打ちによる自滅を起こしていた。

 

さらに離れた場所で棒を持った哀と江守が迎撃していた。

 

男「こ、この……」

 

メリー「あら、銃は駄目よ」

 

ギリギリ

 

男「ぎゃああああああ!?骨が折れる!骨が折れる!」

 

銃を取り出して発砲しようとした男をメリーが後ろから近づいて腕を捻り、男は絶叫する。

 

コナン「まずい!全員参加じゃねえか!」

 

モラン「つかこっち負けてるじゃないか!?」

 

それにコナンは慌てるがモランの言葉に冷静になる。

 

確かに良く見ると蘭以外に蓮子、リグル、霊夢、メリーにより大体の男達が戦闘不能になっていて、チルノと一緒にコンビネーションを決めてる元太達により着実に動けてる男達は減っていた。

 

霊夢「? これって……ワイン?」

 

その中で相手の自滅をまたやった霊夢は自分の手に収まったワインに首を傾げる。

それに男達はぎょっとして動きを止める。

 

蓮子「(ん?様子が変わった)」

 

コナン「(どうしたんだ…そう言えばあのワイン…)」

 

それに2人は気づいた後に思い出す。

あのワインはモラン達がポーカーをしていたテーブルの空席の所に置かれていた物だと…

 

もしかすると考えて、2人は霊夢の元へ向かう。

 

それにモランは拳銃を取り出して構える。

 

コナン「待ちなよ。もし僕達の内の誰かを撃ったらこのワインを割っちゃうよ」

 

モラン「それはどう言う意味だ?」

 

蓮子「このワイン、これから来る人用のものなんでしょ?」

 

霊夢からワインを渡して貰ってからそう警告するコナンに問うモランへ蓮子はそう言う。

 

コナン「特別に装飾された椅子とそこに来る人物の為に用意されたグラスとワイン…」

 

蓮子「それをヒントにそこに来る人物を推理すれば…あなたの上司であるモリアーティ教授しかいないって事」

 

モラン「残念だが、その推理は外れだな」

 

2人のを聞いていたモランはそう言って銃口をコナンに向ける。

 

コナン「じゃあ撃てば?教授のワインが割れてもいいならね!」

 

蓮子「そうなると後で教授にどう言われるか分からないけどね」

 

モラン「…………」

 

2人の脅しにモランは顔を歪めながら銃を下ろさない。

 

誰もが無言になって静寂な空間になりつつあった。

そんな空間を崩したのはその場にいなかった第三者であった。

 

ガチャッ

 

全員「!?」

 

誰もがした方を見ると帽子を深くかぶった1人の老人がいた。

 

老人「モリアーティ様が皆さんにお会いしたいと申しております」

 

蘭「え?モリアーティ教授が!?」

 

園子「どう言う事?」

 

告げられた事に誰もが驚く。

 

老人「どうぞこちらに」

 

モラン「お、お待ちください!?」

 

そう言って案内の為に背を向けて歩き出そうとした老人にモランは呼び止める。

だが、その呼び止め方にコナンと蓮子は違和感を持つ。

 

老人「……モリアーティ様に逆らうつもりですか?」

 

モラン「ウっ…!!」

 

振り返った老人の鋭い目つきにモランは呻いた後に顔を逸らす。

前を向き直った老人はそのまま出て行き、ワインを持ったコナンを先頭に全員付いて行く。

 

老人は停車されている馬車へと近づき、皆さまをお連れしましたと馬車の中にいる人物に伝える。

どうやら彼がモリアーティの様だ。

 

モリアーティ「ご苦労…さて坊や、そのワイン、頂こう」

 

蓮子「(あれ?この香り……)」

 

そう言ったモリアーティの後にコナンは老人へとワインを手渡す。

その際、蓮子とコナンは老人からある香りがする事に気付く。

 

モリアーティ「モラン大佐と互角にやり合うとは、さすがホームズの弟子たちだ…で、私に何か用かな?」

 

メンバーに向けてそう賞賛した後にモリアーティは用件を聞く。

 

コナン「ねぇ、おじさんがモリアーティ教授?」

 

モリアーティ「いかにも」

 

蓮子「あ、そっか。これってテストなんだね」

 

コナンの問いに答えたモリアーティのに蓮子はそう言う。

 

霊夢「え?」

 

早苗「WHAT?」

 

モリアーティ「どういう意味かな?」

 

コナン「もうお芝居は止めたら?」

 

蓮子「「だって本物は……」」

 

コナン&蓮子「ここにいるもの!」

 

驚く面々に2人は同時に指さす。

 

指指したのは…自分達を案内した老人であった。

 

蘭&園子「「ええ!?」」

 

諸星「マジかよ!」

 

コナン「声は全て、教授が全部腹話術で喋ってたんだよね?」

 

驚く面々を尻目にコナンがそう言うと老人はクックックッと笑う。

 

老人→モリアーティ「そこまで見抜かれているとはいたとは…なぜ分かった?」

 

帽子を取って関心する老人、モリアーティはコナンや蓮子に分かったのかを聞く。

 

蓮子「香水だよ」

 

コナン「モリアーティ教授は、天然ハーブ系のコロンを使うおしゃれな老人だって聞いていたんだ。もう1つ、さっきモラン大佐がおじさんに〝おまちください”って言ったよ」

 

蘭「そうかあ!モラン大佐が敬語を使うのは、モリアーティ教授に対してだけね!」

 

元太「すげぇぜコナンに姉ちゃん!」

 

諸星「ワインを渡した時にその香水の匂いが匂って来たと言う訳か…」

 

なぜ分かったのを言う蓮子の後にコナンが説明して後半のに蘭も思い出して言い、誰もが関心する。

 

それはモリアーティ自身もである。

 

モリアーティ「見事だ。まるでミニ・ホームズを2人見ている様だ」

 

コナン「へへ」

 

賞賛するモリアーティにコナンと蓮子は笑う。

 

モリアーティ「ところで、私に何の用かな?」

 

蓮子「ジャック・ザ・リッパーの事を教えてもらいに来たんだ」

 

コナン「ロンドンを恐怖の都に変える為、教授が街に放った人なんでしょ?」

 

モリアーティ「当たらずとも遠からずだ…」

 

蓮子の後に聞いたコナンのにモリアーティはそう答える。

 

早苗「?それはどう言う意味ですか?」

 

モリアーティ「ふむ…まず、ジャック・ザ・リッパーは、貧民街で拾った浮浪児だった…母親に捨てられて路頭に迷っていた浮浪児だったが、一目で才能を感じた。犯罪者としての才能をね…私が彼を一流の殺し屋に育て上げたんだよ…」

 

首を傾げて聞く早苗のに対してモリアーティはまずジャック・ザ・リッパーとの出会いを話す。

 

霊夢「殺し屋?殺人者じゃなくて?」

 

蘭「何の罪もない女性達を殺害してるのはなぜですか!?」

 

園子「そうよ!殺し屋なら無駄な殺しはしないじゃない!」

 

モリアーティの言った事に誰もが思った事を代表で3人が言う。

 

モリアーティ「ジャック・ザ・リッパーは、私の想像を超える殺人鬼になってしまったんだ…一連の事件はあの子の暴走だよ…」

 

メリー「暴走?」

 

チルノ「なんで暴走したのさ?」

 

告げられた事に首を傾げるメリーの後にそう問うチルノにそこまでは私も分からんさとモリアーティは返す。

 

モリアーティ「さて、キミ達がジャック・ザ・リッパーを退治しようとしているのなら、私も協力しようじゃないか…」

 

霊夢「協力?」

 

全員を見渡してからのまさかの申し出に誰もが驚く。

 

モリアーティ「ジャック・ザ・リッパーは確かに暴走し始めているが…私が殺しの指令を送ればまだ従う筈だ…キミ達がそこへ先回りすれば良い」

 

蘭「殺しの指令って……」

 

光彦「退治をするつもりなら送る指示の対象者を守って見ろって事ですか!?」

 

チルノ「マジか!」

 

協力の内容に蘭は息をのみ、光彦は驚いて言う。

 

コナン「どうやって伝えるの?」

 

モリアーティ「明日のサンデー・タイムズの広告に、彼へのメッセージを載せる」

 

霊夢「メッセージ?」

 

コナンの問いに答えたモリアーティのに霊夢は首を傾げる。

 

蓮子「誰を殺せと命じるの?」

 

モリアーティ「明日の新聞を見れば分かる」

 

協力のはそれまでと言うモリアーティのに蓮子とコナンは無言で彼を見る。

 

モリアーティ「それじゃあ失礼する」

 

諸星「おい、信じるのか?この爺さんの言葉を…」

 

コナン「賭けて見よう」

 

蓮子「と言うかそれしかないけどね」

 

そう言って馬車に乗り込もうとするモリアーティをちらっと見てから聞く諸星にコナンはそう言い、蓮子は肩を竦める。

 

モリアーティ「幸運を祈る」

 

コナン「3年後、ライヘンバッハの滝にご注意を…」

 

乗り込んでからそう言うモリアーティにコナンはそう言う。

コナンの言った事にモリアーティは怪訝としたがそれを無くして馬車の椅子に座ると馬車は走り出して行く。

 

霊夢「ライヘンバッハの滝?」

 

滝沢「なんだそれ?」

 

メリー「スイスにある大きい滝よ」

 

蘭「モリアーティ教授は3年後にそこでホームズと対決するの。2人は滝壺に堕ちてしまい、ホームズは後で奇跡的に生還するんだけど…モリアーティ教授はそこで死んだみたい…」

 

首を傾げる霊夢や滝沢にメリーが簡単に説明して蘭もコナンの言った意味を説明する。

 

コナン「何で注意しろなんて言っちまったのかな…やっぱオレ、ホームズと同じ位、あの悪党を気に入ってんだろうな…」

 

そんな去りゆくモリアーティを見ながらコナンはそう呟くのであった。

 

蓮子「そうなの?」

 

コナン「え、あ、うん。そうなんだ。僕気に入ってるんだ」

 

あははと笑うコナンに蓮子はくすりと笑う。

 

???「………」

 

そんな一同を橋の時にも彼らを見ていたミニカーがあった。

ミニカーは見て言た後にライトに当たる部分が赤く光る。

 

コナン「それじゃあ明日に備えよう」

 

ジジジジジ………

 

そうコナンが言った瞬間、異変が起こる。

 

コナン達の周りの風景が突然、乱れ始めた。

 

チルノ「な、なんだ!?」

 

バチバチバチッ!

 

続けざまに火花の様なのが起きて誰もが慌てる中、風景が元に戻る。

 

早苗「も、戻りましたね…」

 

ヴィィィン

 

コナン「とにかく、休める場所でやす…」

 

誰もが安心する中で聞こえて来る音が気になるがコナンはそう提案しようとし…

 

菊川「!?危ないコナン君!!」

 

何かに気づいた菊川がコナンを守る様に抱き抱える。

 

それと共に…何かが菊川の背中を斬る。

 

諸星「菊川!」

 

蘭「でえい!」

 

それに諸星が叫んだ後に蘭が襲撃者を蹴り飛ばす。

 

その間、菊川の体から虹色の光が出始める。

 

コナン「おい!しっかりしろ!」

 

菊川「やられちゃった…だけどこれで助けられた借りを返したよ…」

 

慌てて彼を揺するコナンに菊川はそう言った後に自分の下に現れた光に包まれて消えてしまう。

 

蓮子「菊川君……」

 

ジジジジジ……

 

すると再びノイズが走る。

 

江守「あのおっさん!協力するって言ったくせにだまし討ちかよ!」

 

園子「ちょ、ちょっと!?」

 

その間に江守はモリアーティの仕業だと考えて叫んだ時に園子が驚いた様子で呼ぶ。

 

襲撃者を見てる事に気付いて誰もが近寄って驚く。

なんと、コナンを狙い、菊川を斬った襲撃者は海賊であった。

 

光彦「この人、海賊じゃないですか!?」

 

早苗「ええ!?何でロンドンで海賊がいるんですか!?」

 

蓮子「もしかしてこの海賊……」

 

驚く光彦と早苗の後に蓮子は海賊を見て最初のを思い出す。

 

哀「何か原因か分からないけど…どうやらヴァイキングの海賊が現れたみたいね…」

 

メリー「でも何故?」

 

海賊を見ながら言う哀の後にメリーが戸惑って言う。

 

リグル「!?チルノ危ない!」

 

チルノ「ふえ!?」

 

その直後にリグルがチルノを横に突き飛ばす。

 

それと共にリグルの腕に矢が刺さる。

 

リグル「ぐっ!」

 

チルノ「リグル!」

 

リグルから虹色の光が現れるが先ほどの菊川と違い、黒い闇の様なのが足もとに現れた後にリグルが落ちる。

 

リグル「!?皆気を付けて!何かが…!」

 

言い終える前に穴が消える。

 

チルノ「リグル!?」

 

コナン「(なんだ!?様子がおかしいぞ!?)」

 

???「マズは……一人……」

 

それに誰もが驚いた後に慌ててその場を走る。

 

園子「一体何が起きてるのよ!!」

 

元太「ホントだぜ!何がどうなってやがるんだ!?」

 

光彦「分かる事は、何かバグが起きてるって事ですよ!」

 

必死に走りながら叫ぶ2人に光彦はそう言う。

 

一方リアルでは

 

小五郎「一体何が起こったんスか!?」

 

阿笠「分からん!じゃがノアズ・アーク以外の何物かがコクーン内のデータを操作しているのは確実じゃ!」

 

こちらでも子供達の悲鳴や叫びに小五郎は叫んで異常を知って調べる阿笠はそう言う。

 

目暮『優作君大変だ!コクーン内で何者かがデータを弄ってステージに登場しない者達を登場させている!それによってゲームオーバーになってる子が続出している!』

 

優作「なんですって!?」

 

こちらもかけてきた目暮のに把握して優作は苦い顔をする。

 

文「これも犯人の妨害でしょうか?」

 

鬼矢「……もしかしたらその協力者の仕業かもな」

 

難しい顔をする文に鬼矢は腕を組んでそう言う。

 

先ほど優作と話して犯人は絞れたが要となる証拠の映像や目当ての物が見つからない。

 

後者のは目暮の部下である高木と千葉に探させているが難航しているとの事

 

どうするかと鬼矢が悩んでいた時、自分のスマホからメールの着信音が鳴り始める。

 

鬼矢「ん?メールか?」

 

誰からだと思った後にスマホを取り出してメールを見る。

その後に件名を見た後に開くとURLとパスワードが書かれていて、鬼矢はURLをタッチしてサイトを開く。

 

そこはチャットの様で鬼矢は添えられていたパスワードを入力して入室する。

気づいた文と優作が覗き込むのを尻目に鬼矢は送って来た相手に挨拶する。

 

鬼矢>誰だ?

 

ノアズ・アーク>入ったら名前が出てるからそれはないと思うよ。

 

文「ノアズ・アーク!?」

 

鬼矢のに返したノアズ・アークのに驚く文に優作は指を自分の口に当てて静かにとした後に見守る。

 

鬼矢>いつの間に俺のメアドを?

 

ノアズ・アーク>父さんのパソコンの中に紫と言う人からもし何かあったらこのアドレスの主に頼りなさいと言うあなたのメルアドがメールに添えられていたんだ。

 

まずは自分のを知っているかを聞く鬼矢は返されたのに紫の奴いつの間に…と思った。

 

鬼矢>で俺になんのようだ?

 

ノアズ・アーク>こうやって頼むのは…僕の父親を殺した犯人を絶対に捕まえて欲しい。

 

呼んだ理由を問う鬼矢へノアズ・アークはそう頼み込む。

 

鬼矢>……父親と言うと樫村の事か?

 

ノアズ・アーク>そうだよ。

 

確認を取った鬼矢はおかしくはないなと思った。

樫村はノアズ・アークを作ったヒロキの父親、ノアズ・アークにすれば彼もまた父親に変わりないだろう。

 

鬼矢「……もしかして……」

 

その後にある推測が頭に浮かんで鬼矢はノアズ・アークに確認のメッセージを送る。

 

鬼矢> お前、もしかして見たんじゃねぇのか?殺害の瞬間を……

 

ノアズ・アーク>………ああ、犯人も見てるよ。

 

そう返すノアズ・アークはその後にただ…と続ける。

 

ノアズ・アーク>キミは信じられるかな?

 

鬼矢>何を?

 

確認する様に聞くノアズ・アークに鬼矢は聞き返す。

 

ノアズ・アーク>僕でも信じられない光景だったからね。それを見てキミは信じられるかな?

 

再度聞くノアズ・アークに成程なと鬼矢は先ほどの問いに納得して返事をする。

 

鬼矢>信じる信じないかは教えてくれ。安心しろ。ちゃんとお前の父親を殺した犯人を成敗してやる

 

そう返した鬼矢にノアズ・アークは映像をメールで送ると書いて退出し、鬼矢も退出してメールが来るのを待つ。

 

かっぱぱ~のに~とり~ん

 

文「……鬼矢さん、なんですその着信音;」

 

メールを知らせる音に文はツッコミを入れる。

 

鬼矢「ん?適当に入れた」

 

添付されていたのは自分達が欲しかった映像、諸星が短剣をブロンズ像の手に戻す所があった。

 

文「おお~これが先ほど消されていた!」

 

鬼矢「どうやら他の監視カメラの映像もあるみたいだな」

 

声を上げる文の後に鬼矢は操作しながら言う。

 

ご丁寧に明るさ補正もかけられた映像も元のと比較出来る様に添付されていて誰が誰なのか分かり易くされている。

 

文「これはご丁寧ですね。誰が誰なのかすぐ分かりますね」

 

優作「どう思う鬼矢君」

 

鬼矢「………なぁ工藤……」

 

そう問う優作に何かを考えていた鬼矢は口を開く。

 

優作「なんだい?」

 

鬼矢「この事件、人以外の存在が動いている可能性があるからお前に話しておく」

 

そう言って鬼矢は優作へ自分の事も含めて怪人の事を話す。

 

優作「人ならざる怪異の存在、怪人か…」

 

文「それが今回の事件に関与しているんですか?」

 

ふむ…と顎に手を当てる優作の後に聞く文にああ…と頷く。

 

かっぱぱ~のに~とり~ん

 

鬼矢「ん?電話か」

 

着信音に番号を見た後に出る。

 

紫『もしもし鬼矢』

 

鬼矢「紫か。一体何の用だ」

 

電話をかけて来た紫に鬼矢は問う。

 

紫『ちょっと伝えたい事あるけどこっちの用件より言いたい子がいるから変わるわね』

 

ミュード『あ、鬼矢さん。私ですミュードです』

 

鬼矢「ん、ミュードか。どうした」

 

出て来た人物に意外だなと思いながら聞く。

 

ミュード『じ、実はと言うと紫さんに手伝って欲しいで付いて来たんですけど…そちらに関わる事が分かったんですよ』

 

鬼矢「分かった事?」

 

出て来た言葉に紫に返したのか紫がそうよと答える。

 

優作「すまない鬼矢君。久しぶりですね紫さん…通話を聞いていたんですがこちらに関わるとは?」

 

紫『あら優作さんも一緒なのね。ええ、あなた達からしたら驚きの情報よ。メールで添付して送りますわ』

 

それに優作が謝ってから鬼矢からスマホを取ってそう聞くと紫はそう言って、では、こちらはまだ仕事があるのでと通話を終える。

 

かっぱぱ~のに~とり~ん

 

その後に件の情報が添付されたメールが届いた着信音が響いてスマホを返された鬼矢は早速それを開く。

 

文「!?ちょ、ちょっと鬼矢さんこの人!?」

 

優作「この情報が確かならあの人物は…」

 

鬼矢「あぁ……」

 

戻って仮想空間にて

 

チルノ「ひぇぇぇぇ!!」

 

コナン「皆走れ!」

 

こちらは必死に逃げていた。

追手が海賊以外にコロセウムのグラディエーターも混じっていた。

 

園子「も、もう無理…」

 

元太「同じく…」

 

光彦「頑張ってください!」

 

蘭「園子も!」

 

限界に近い面々が出ているのでどうすると考えた時だった。

 

突如追いかけていた海賊とグラディエーターが動きが止まると共に消滅する。

 

早苗「あ、あれ…消えた?」

 

???「……チッ、余計なことを」

 

それに誰もが戸惑う中で見ていた者は舌打ちするとその姿を消す。

 

元太「た、助かったのか?」

 

光彦「み、みたいですね…」

 

蓮子「ホントに危なかったわ…」

 

誰もがその場にへたり込んで座り込む中で蓮子は壁にもたれながらそう呟く。

 

光彦「つ、疲れました……」

 

早苗「同じく」

 

霊夢「はひぃ…」

 

誰もが疲労困憊していて誰もが緊張感が解けて動けない状況であった。

 

哀「とにかく、この状況で、休むしか、ないわね…」

 

蓮子「そ、そうだね……」

 

息を整えつつ哀がそう言い、蓮子も同意して誰もが賛成する。

 

早苗「先ほどのは…ホントに…きつかった…ですね」

 

メリー「こっちには……武器が何も……ないからね」

 

蓮子「いや、武器があっても状況から判断して撃退とかはきついかもね」

 

はひぃはひぃとなっている早苗にメリーはそう言うと蓮子はホームズの銃を取り出して見ながら言う。

 

歩美「へ?」

 

諸星「どう言う意味だ?」

 

コナン「蓮子さんの言ったのそのまんまだよ。ロンドンに現れない筈の海賊とグラディエーター、それに菊川君とリグルさんのゲームオーバーのなり方の違い…これらのから考えても異常が起きてるとしか思えない。そんな状況で此処で手に入る武器で倒せるのかって疑問しか出ねえよ」

 

光彦「た、確かに異常としか言い様がないですよ」

 

呆気に取られる歩美の後に聞く諸星にコナンは答えて、光彦は納得する。

 

蓮子「まるでウイルスが入り込んだような感じだよねこれって」

 

哀「確かにさっきの現象はそうとしか思えないわね…どんなウイルスかは知らないけど」

 

先ほどの現象を思い出して言う蓮子に哀も賛同する。

 

園子「ちょっとそれってやばくない!?もし強制的に落ちたら!」

 

霊夢「落ちる?」

 

顔を青ざめて言う園子のに幻想郷出身のチルノと霊夢は首を傾げるが他のメンバーも慌てる。

 

滝沢「ちょっと待てよ!そうなったら俺達どうなるんだ!?」

 

哀「運が良ければ戻るか、なければお陀仏ね」

 

霊夢「だから落ちるってなんですか!」

 

早苗「簡単に言うならまだ時間ある筈なのに終了しちゃう事です;」

 

チルノ「成程~…ってそれやばくない?;」

 

まだ分かんない霊夢に早苗が簡単に例えて、チルノは納得した後に冷や汗を流す。

 

蓮子「下手したら私たち全員の精神消去されちゃうわね」

 

江守「マジかよ…」

 

コナン「(確かに、一刻も早く…と言いたいところだがジャック・ザ・リッパーに関しては此処での明日の朝にならないとだからな…)」

 

厳しい顔で言う蓮子に江守は顔を青くしてコナンも厳しい顔で頭を掻く。

 

蓮子「じゃあ朝まで休憩しようか」

 

蓮子のに誰もが賛成と言いながら手心な風よけになる所に集まって寝る。

誰もが疲れからすぐさま眠りにつく。

 

仮想空間翌朝

 

コナンと蓮子はホワイトチャペル地区の教会へと来ていた。

どうやら逃げている内にホワイトチャペル地区まで来ていた様だったので蓮子とコナンは現場検証に来ていた。

 

コナン「此処が第二の被害者、ハニー・チャールストンの遺体が発見された現場か…」

 

蓮子「手がかりがあれば良いと思ったけど、ないわね」

 

周りを見て呟くコナンの隣で蓮子は参ったわね…と思った後に教会を見て2人は教会に近づく。

 

その後に入口の左側に張り紙がしている事に気付いて見る。

 

コナン「10月も第二土曜日に親子バザーを開催します…第二土曜日?」

 

蓮子「あれ?ってことは……」

 

張り紙の内容に2人はハニー・チャールストンの殺害された日を思い出す。

 

コナン「!?9月8日、土曜日!!」

 

蓮子「しかもバザーのやっていた第二土曜日!これは偶然ではすまされないわね」

 

思い出して言うコナンに蓮子はそう呟く。

 

その後は何もないと考えて、2人は皆の元へと戻った。

 

コナン「お待たせ!」

 

チルノ「お~どうだった~?」

 

蓮子「少しは情報手に入ったよ」

 

戻って来たコナンと蓮子にチルノが話しかけて蓮子がそう返す。

 

哀「今回は同じ探偵な人がいて理由を言うのが楽で良いわね」

 

コナン「ほっとけ」

 

新聞配達「また、ジャック・ザ・リッパーが出たよ!!今度は犠牲者が2人も!!」

 

そう言ってこっそり茶化す様に話しかける哀にハン笑いで返すと丁度目的の新聞配達の少年が来る。

 

コナン「一部くださーい!」

 

新聞配達「はいよ!!」

 

蓮子「ちょ、コナン君お金は!?」

 

それに貰おうとコナンは呼びかけて蓮子のにしまったとなる。

 

コナン「そうだった!イギリスのお金は持ってねぇ!」

 

新聞配達「ほい!80円!」

 

早苗「…え?」

 

すると新聞配達の少年が言った値段に誰もが一瞬呆気に取られる。

 

コナン「あ、そう…便利なこった…」

 

霊夢「当時ってそんなに安かったんですか;」

 

メリー「まぁ、今になったらもう少し高めかもしれないけど…一応子供でも買える値段にしてるんだと思うわ;」

 

子供でも買える値段にコナンは苦笑いして、感想を述べる霊夢にメリーはそう言う。

 

ひとまず、新聞を受け取ったコナンは早速新聞を開く。

 

その後に広告の所を見て光彦が声を上げる。

 

光彦「あ、これじゃないですか!」

 

そう言われてメンバーは光彦の指す所を見る

 

蘭「今宵、オペラ劇場の舞台を掃除されたし…MからJへ…」

 

霊夢「モリアーティ教授からジャック・ザ・リッパーってことですかね?」

 

内容を読む蘭に霊夢はアルファベットの部分を見て呟く。

 

滝沢「舞台を掃除って、それが指令なのか?」

 

園子「もしかして舞台の上で演技をする役者さんを殺せって事じゃないかしら!」

 

首を傾げる滝沢に園子がそう言ってコナンは急いでオペラ劇場の公演内容を探す。

 

コナン「!あった!」

 

蓮子「凱旋公園!ワルシャワ王室オペラのプリマドンナ……!?アイリーン・アドラー!!」

 

コナン「(くそ!モリアーティ教授…掛け値無しの悪党だぜ!!)」

 

見つけた公開されるのに出演する人物に蓮子は驚き、コナンは顔を歪める。

 

霊夢「アイリーン?」

 

諸星「誰なんだ?」

 

蘭「ホームズが生涯で唯一愛した女性と言われているの…」

 

哀「ホームズの愛する女性を殺しのターゲットにしたって事ね…」

 

歩美「そんな!?」

 

元太「なんて野郎だ!」

 

首を傾げる知らない面々に蘭が説明して誰もが憤慨する。

 

蓮子「まぁ知らない人よりはマシだよね」

 

メリー「蓮子ったら…とにかく公演される前に会っといた方が良いわね。話もして舞台裏で見張っておけば大丈夫だと思うわ」

 

そう言う蓮子のにメリーは溜息を吐いた後にそう言う。

 

蓮子「門前払いされなきゃいいけど」

 

哀「ま、彼女の知り合いと偽って行けばいいでしょ、応援の花束も持って」

 

そう言う蓮子に哀は肩を竦めてそう提案する。

 

早苗「買えるのでしょうか?花束」

 

チルノ「買えるんじゃない?さっきだって円で買えたんだし」

 

呟く早苗にチルノがそう言うとそうですねと頷く。

 

そんな訳でコナン達は早速花束を買い、開演の時間少し前になるまで待った。

 

その間にビッグベンの時計はドンドン残り人数を知らす為に動いて行く。

 

江守「0時9分…って事は…」

 

滝沢「他のステージは全滅か…」

 

再び夜となって示された残り人数に江守と滝沢は息をのむ。

 

蓮子「最後の希望は私達ってことね……」

 

霊夢「(最後の…希望…)」

 

そう言った蓮子のに霊夢は胸に手を置く。

 

元太「緊張するな」

 

光彦「確かにそうですね」

 

コナン「それじゃあ行こうか」

 

そう言ってオペラ劇場へ入って行く面々に霊夢も慌てて続く。

 

コナンを先頭にアイリーンがいる控室へ向かう。

 

???「こらっ!ここから先は関係者以外立ち入り禁止だ!」

 

すると支配人と思われる男性が現れてそう言う。

 

蓮子「あー、やっぱりか;」

 

蘭「あ、私達、アイリーン・アドラーさんの知り合いなんです…本番前に彼女に激励を…」

 

男性「ほう、彼女の知り合いかね?」

 

コナン「はい!控室はどこですか?」

 

それに対して蘭がそう言うと男性は厳しい顔から一転、笑って聞くとコナンが花束を見せて聞く。

 

男性「それなら一番奥でポスターが貼ってある部屋だよ!」

 

メリー「あの部屋ね」

 

蘭「どんな人だろう?ワクワクしちゃう!!」

 

園子「確かにそうよね~」

 

コナン「(まぁ、父さんが作ったキャラクターでホームズが愛した女性と来りゃ…)」

 

言われた通りのポスターが張られたドアを見て言うメリーに蘭と園子はワイワイする中でコナンは半目になる。

 

代表で蓮子がドアをノックする。

 

???「はーい」

 

部屋からの返事にそう返して一同は部屋に入る。

声の主は椅子に座っていたが出迎える為に立ち上がって振り返る。

 

蘭「新一のお母さん!?」

 

園子「うそーん」

 

コナン「(やっぱり…)」

 

その顔を見て驚く蘭と園子の尻目にコナンは乾いた笑いをする。

 

ただまぁ、きっと彼女がアイリーン・アドラーなんだろうと蓮子は思った。

 

アイリーン「失礼ね!私はまだ独身よ!正確に言うと、離婚して独身に戻ったんだけどね…」

 

霊夢「そうなんですか?」

 

蓮子「まぁ、そうね…」

 

そんな蘭のに不満げに言ってから笑ってそう言うアイリーンのを聞いて質問する霊夢に蓮子は苦笑して肯定する。

 

コナン「ホームズさんから花束です…」

 

アイリーン「まぁ、ありがとう!ホームズさんはどちらに?」

 

蓮子「今は事件の捜査に行っていないんですよ」

 

花束を貰ってからそう聞くアイリーンに蓮子がそう言う。

 

アイリーン「そう…残念ね…」

 

霊夢「あ、あの…今夜の舞台は中止にした方が良いです!」

 

光彦「ホームズさんの宿敵、モリアーティ教授が殺し屋にあなたを殺す様に依頼したんですよ!」

 

残念がるアイリーンに霊夢がおずおずと言い、光彦が続く。

 

元太「このままだと姉ちゃん殺されちゃうぜ!」

 

アイリーン「何のために私を?」

 

蓮子「ホームズが愛した女性だから……」

 

蘭「あなたを失った時の、ホームズさんの悲しみを見たいからです!」

 

問いに答えた蓮子と蘭のにアイリーンはふ…と笑う。

 

アイリーン「私も見て見たいわ…ホームズさんが、どのくらい悲しんでくれるのか…」

 

霊夢「!?」

 

歩美「ええ!?」

 

アイリーンから出て来た言葉に誰もが驚く。

 

メリー「良いんですか!?ジャック・ザ・リッパーの5人目の犠牲者になっても!?」

 

アイリーン「皆さんが守ってくれるんでしょ?ホームズさんの代わりに…」

 

早苗「す、凄い人ですね;」

 

諸星「肝がすわってるな、この女…」

 

コナン「(だよなあ…こういう性格だぜ…)」

 

そう言うアイリーンに早苗は冷や汗を掻き、諸星も呆れ交じりに関心して、コナンは母と変わらない性格にまた乾いた笑いをするのであった。

 

とにもかくにも、許可を貰ったメンバーは舞台袖でアイリーンを見守る事にして公演は始まった。

アイリーンの歌声とその姿勢にチルノはおお~となり、メリーは綺麗ねと漏らす。

 

蓮子「今の所、来ないわね」

 

早苗「ドキドキしますね…」

 

そう呟く蓮子に早苗はそう言う。

 

そんなメンバーを知らずに観客席にてモリアーティがアイリーンを見ていた。

 

モリアーティ「くくく…美しく死ぬのだぞ…アイリーン・アドラー…」

 

愉快そうにモリアーティは歌うアイリーンを見る。

 

コナン「(くそっ!ヤツはどこに潜んでいるんだ!?)」

 

チッ、チッ、チッ……

 

その時、コナン達は知らなかった。

奴はもう…仕掛けていた事を…

 

ドオォォォォン!!!

 

コナン「うわっ!!」

 

チルノ「何々!?」

 

蓮子「爆発!?」

 

誰もが驚く中で爆発は続く。

いよいよ物語はクライマックスへと向かい始めていく……




慧音「やあ読者の諸君!慧音だ!」

妹紅「相方の妹紅だ」

慧音「今回は永琳じゃなくて良かった!それはさておき、私たちが問題を出すぞ!」

妹紅「今回は合体漢字、以下のを組み合わせたら誰かの名前になるぞ」


二、サ、雨、二、夕、目、ワ、八


慧音「これを見て諸君は分かったかな?」

妹紅「これはあいつだな」

慧音「と言う訳で次回『迫る最終ステージ!現れる暗躍者』をお楽しみに!」



前回の回答編

榊「榊だぜ!」

伊御「伊御です」

榊「前回の答えは正邪だ!」

伊御「理由は正邪以外は今の所設定上のみの存在だからだよ」

榊「そんな訳で次回をよろしくな!」
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