前回の街中の回収から数日後……なんてことは無く、普通に翌日。原作の時系列的に次は海近くの公園?のような所で木に宿ってしまったジュエルシードの暴走……だったかな?無印は話数順に時系列が並んでいて起きた出来事は憶えているけれどその日付まで憶えているかは別の話。
「今回はどうしましょうかね……アルサナは一回帰って来たけどまたリニスに持たせて帰しましたし、なのはちゃん達がもう既に協力体制に成ってるし、更には見せてもらった記録から見る限りプレシアさんも脅威度が全くない」
なのはちゃんとフェイトちゃんは既に協力体制であることから、今後の危険性がぐっと少なくなる。無理に海の6つを活性化させるような事もしなくなるだろうし、する必要も無くなる。プレシアさんの態度が既に柔和しているのでアルフが怪我をしてアリサ邸で保護される事も無くなるどころかもはやプレシアさんの原因によって原作で生じたフェイトちゃんの怪我やその他被害が一切無くなるだろう……多分だけど。
プレシアさんの変化はともかくとして、この協力体制の原因って私が偶然とはいえリニスを助けた事、そしてフェイトちゃんの下に帰らせたのが原因ですかね。
「結構変わっちゃってますけど、もう、なんでしょう。私のする事無いんじゃないですかね?」
もしも、何かしらの行動を起こさなければイケなくなるのだとしたら、管理局陣営の過剰介入、もしくはそれに伴ってなのはちゃん達が”回収しなくなる事”ぐらいでしょう。
けれど、今までの流れ上ソレは無いだろうと考える。まだあくまで予想の域を出ないがなのはちゃん側に”番神悠次”という存在、フェイトちゃん側にも”崎神亮夜”という存在、そして誰にも付かないフリーとして”自分”という存在が居る、このジュエルシードの事件で残る陣営は唯一つ”管理局”。テンプレ的な展開としても”アースラ側にも一人”いる可能性が在る。在るには在るのだが
「する事が増えるとしたら、管理局が出張ってくるかどうか次第ですか……でも私の”予想”が正しいなら”なぜ今まで出てくるのに時間がかかったのか”って事ですよねぇ」
そう、もし予想の通りなら”発生する事件が判っていたにも関わらず介入して来るまでが遅すぎる”のだ。いや、今までもそうだったが違いが多くそして大きくはあるが概ねイベント事に関しては原作通りに進んでいた。ともすれば世界の修正力とも呼べる何かの所為でズレ込んだとかも大いに考えられるし可能性としては十分だ。
「……ま、そこは考えても仕方ないですね。それにしても腕の傷、治りきらなかったけどどう隠そうかなぁ」
掌・腕、共に多少なりとも薄く傷痕が残ってしまった。おそらく注視されない限りは特定されることは無いだろうけれども、身バレ要素が増えた事には変わりはない。傷痕をどうにかしようと少し試行錯誤したことによって回復/治療系魔法の”法則性”もある程度わかったので良しとする。消せる目処が無い事もないし。
「でもあの場で”誰も怪我なし”で終らせてしまっては、事件/事故に関わる時の自分に及ぶ危険性を認識する切っ掛けも無くなりますしねぇ」
だからといって自分が怪我を負う必要性は無かったかもしれませんね。でも出来るなら、彼等には必要以上な負傷など負わず、真っ直ぐで素直な
あぁでもそうなると、自分のお話を聞いてもらう為にとりあえず力を示して動けなくなってから
「とりあえず、今度こそ見物だけに
アースラのセンサーは設備が整ってると思います……し? あれ? そういえばA's編ではやてちゃんの家が特定されませんでしたよね? いや、あれはヴォルケンズの誰かの結界が素晴らしい性能なのかリーゼ姉妹が細工してたのだろう。アースラにハッキングしてたみたいだし。多分おそらくめいびー。
「そういえばプレシアさんの罪科ってどうなるんだろう……ジュエルシードのバラ撒かれには関わって居ないようですけど、プロジェクトFは行っていた訳ですし……それの資料や反応結果や技術の提供とかで交渉に持ち込んだりするのかな?」
原作だとフェイトちゃん自身は、気持ちを利用されていたとか何とか色々誤魔化したんでしたっけ。今回、形はどうあれジュエルシード回収の為に協力していたりで、その辺りを押し通せば行けないかな。
「……それも追々考えますか。管理局陣営のズレが”どの方向に、どれだけ”かも確認してからという事で」
プレシアさんのズレはどちらかといえば物語の結末的には原作以上のGoodEND方向だったから良いものの、全てがいい方向に傾くだけとは限らない。その証拠にジュエルシードが反応起動した時の暴走具合は予想以上で在る事に加え、まだ一例しか見れてないけれど他の世界の影響も出てきてはいるので、意思を持たない物ではあるがジュエルシードを”敵勢力”と定義したらむしろ解決の為の難易度は上がっている感じがしている。
「とりあえず、原作描写的にはお昼過ぎ?夕方?……反応出てからでいいかな。それまで今後の準備でもしておこう」
彼らが”ちゃんと回収してれば”だが、前戦闘のような形で武器も放置する形で渡して色んな意味でStS編に向けて準備を整えて行きたいと考えている。ソレを行うと最終的に自らが大幅改変の基点に成ってしまうがStS編は負傷者や被害が多すぎるのでどうにかしたい、むしろ六課の被害が減ればそれでいい。
StS編に突入するま、というよりA's編では昨日とは違い怪我を負ってもらう事も、心苦しいですが少しばかりは致し方ないと思う。
”其処に至る為のフラグ”であるのならば……ま、まぁ”怪我の度合い”は軽減させても大丈夫だよね? 現状から考えるに”あの撃墜イベント”も確実にパワーのインフレで撃墜だけで済む気がしない。その辺りの対策は闇の書事件の結果次第ですね。
「時間がある限り、
原作でも『凍結』の変換属性って余り無かった気がするし、適性が無くてもデバイス自体が変換する凍結出力専用の物でも作ってみようかな? ”
こうして無駄に時間は流れていく……
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「えっと、この辺りかな?」
「また、何も無いように見えるけど、反応があったのはこの辺りなんだよね、なのは」
海辺近くの公園。少し急ぎ足で現れたのは、なのはとその肩にのったユーノだ。
「うん、そのはずだよ。フェイトちゃん達もこの辺りから反応を見つけたって言ってたし」
あれからなのはとフェイト達は話し合い、”自分達の他にもジュエルシードに関わっている人が居る”という事を考え連絡を取り完全な協力体制を取っていた。
「私達が5こ、フェイトちゃん達が2つ、そして昨日の人が1つかぁ……ユーノ君、全部で何個あるんだっけ?」
「全部で21個だね。なのは達のお陰でもう既に7個集まってるし、昨日一つ回収でき無かったけど、今日回収できれば残りは12個かな」
「まだ半分も集まってないんだね、21個って少ないようで多いなぁ」
なのは達からすればまだ半分も集まっていないジュエルシード。協力者が増えたとしても互いのペースを省みても決して速いペースではない、更に他の回収者も出てきてしまった以上、これからも回収の上で衝突するかもしれない、そんな不安も抱えていた。
「また、あの人が出てきたりするのかな?」
「わからないけど、用心した方が良いと思うよ」
「そうだよね、早くフェイトちゃん達と会って一緒に探さないと」
暫く歩き、時計塔の様なモニュメントが建つ開けた場所に行くと、合流予定だった人物たちは既にそこに居た。というより二人は何故か斬り合っていた。
「あれ? もうみんな来てたの? というより悠次君達はなにしてるの?」
「あっ、ナノハ。リョウヤ達? 昨日の事があってからちょっとでも対応力を付けるって『なのはが来るまで模擬戦だ』って始めたんだ」
「ふーん? よくわからないけど、二人がいいならならそれでいいかも」
そんな光景を眺めながらなのはとフェイトは先日の事を思い返す。あの時自分たちが飛ばされた後にジュエルシードが爆ぜた光景を見て、なのはとフェイトは『よくわからないけど、もしかしたら私たちは助けられたのかも』程度には感じていた。実際やられた衝撃は有ったが痛みは無く外傷も全くなかった。しかしそんな二人とは違い、男衆二人に取ってみれば”流れを知っている”というものが在り、そこに『原作には居なかった外敵』が現れたと考えていた、勿論それはその二人以外は誰も知らないのだが。
「まぁあの二人はあのまま暫く気の済むまでやらせてあげましょう。どんなものであれ、経験は不測の事態に対応する為の糧となりますし。それでですが、フェイト達にはもう説明しましたけど、なのは・ユーノにも伝えますね。申し訳ありません、あの後追ってはみたのですが逃げた人物を見失ってしまいました」
そう切り出し謝罪するリニス。実際は追いついたしむしろ色々してきた後だがその事は何も伝えず、ただ”見失った”とした。だがそれだけでは翌日までかかった説得力に欠けるので
「ですが、手掛かりになるかはこんなものは拾いましたよ。一応、魔力残滓がありましたので周辺地域を広く探ってみましたが……駄目でしたね」
リニスが取り出したのは件の人物が身に纏っていたボロマントと仮面。手掛りは有ったが、ソレが結果に繋がらなかった。一夜探したのはソレが理由であったと付け加えた。
「そうですか……お疲れ様です、リニスさん!」
「いえ、成果は残せてませんので……それよりも、彼らは放って置いていいのですか? なにやら模擬戦に止まらず、木の化け物みたいなのと戦ってますが、地球にはあのようなモノまで居るのですね」
「え?……ち、ちがいます! 日本にあんなもの居ません!」
「リニスさん! アレはジュエルシードがこの地の何かを媒体に発動した時にああいった形で暴走したりするんですよ! なのは、直ぐに封印しよう」
「うん、わかった」
説明などを行っている内に、どうやら集まった後に捜索しようとしていたジュエルシードが暴走を始め、元々離れて
「フェイト、アルフ、手伝ってきてあげてください」
「え? うん、元からそのつもりだよ、行くよ、アルフ」
「あいよー」
なのはの前に出て中距離からどちらも援護できるように出る二人。どうやらなのはに封印を任せて前衛二人の取りこぼしがなのはに行かないようにするつもりのようだ。
「……
文句を言いつつも、結界を展開していくリニス。人払い自体はリニス達が先に到着した時点で済ませていた。何だかんだ言いつつも一番の年長者であるリニスは保護者的立ち位置が定着しつつあった。
そんなこんなで無事封印を終えたなのは達。
「なんかあっけなかったな」
「勢い良く突っ込んで行った割にお前の双剣殆ど当たってなかったけどな」
「うっせぇ、片方全く形が違うからまだ慣れねぇんだよ。それにお前だってアルフやフェイトの援護が無かったら怪我してたじゃねぇか」
封印自体は前衛二人、中衛二人がいなしている間になのはがさっさと封印を行ってあっさりと終了した。したのだがなにが気に入らなかったのか前衛二人が互いの至らなかった所を
回収したジュエルシードについては今回はフェイト側で預かるように決まった。っというのも、なのはとフェイトがお互いに譲り合うように問答している所にユーノとリニスが「昨日の時のように正体不明の第3者が襲ってきて奪われる可能性も有り得るからなるべく一箇所にかためず分散して所持しておいたほうがいい」と言った為である。
そうして回収も終わり、皆一様に帰ろうかとした所で
「少し、いいだろうか?」
全身黒ずくめの若干ぶかぶかに見えなくも無いコートのようなものを纏った少年が現れた。
「僕はクロノ・ハラオウン。時空管理局の執務官だ、君達が今手にしているものはロストロギアと言ってとても危険なモノなんだ。速やかに渡してもらえるとありがt、アダァ!」
クロノと名乗った少年が喋っていると、また別の少年が現れて喋りを遮り頭を叩いていた。
「な、何するんだ、ロディル!」
「”なにすんだ”じゃないだろ、クロノ執務官。此処は”管理外世界”だって事、聞いて無かったのかよ。彼女達は確かに魔法を使っていたが、現地協力者の可能性が高いのは説明しただろう。そんな人たちが”時空管理局”なんて知ってるわけ無いだろう」
後から現れた少年も先に現れた少年と似通った衣装をしていた。なのはやフェイトは呆然とその様子を眺める。アルフやユーノ、リニスは少し警戒する様子で、悠次と亮夜は”漸くか”といった感じだが予期せぬ事でもあったのか驚いている。
「あぁ、自己紹介が遅れたね、俺はロディル=A=トレディオ。君たちに何の説明もなく少々高圧的な態度でいきなり現れたコイツ、クロノの補佐、まぁ助手みたいなもんだ」
クロノと呼ばれた少年の頭を叩いて話に割り込んできた少年はロディルと名乗り説明を続ける。
「それで俺達なんだが……どう説明すればいいものか、君達が先ほど回収した様なものを捜索・管理している警察みたいなモノって所かな。そっちのフェレット君ならわかってくれるよな」
「あっ、ハイ、大丈夫です。もしかして僕の要請を受けて?」
「いや、ソレは……」
ロディルと名乗った少年が少し申し訳無さそうに頭を掻いて目を逸らす。どうしたものかとロディルが考えているとクロノと呼ばれた少年が口を開いた。
「ソレについては僕から説明しよう。どうやら君の要請は此方までは届いていなかったようだ。だが、ロディルが細かい所まで見ていて気が付いていたみたいでな、少し気に掛けて此方まで巡航してきたらこの管理外世界からあるはずの無い魔力反応を捉えたのでこうして訪れたというわけだ。それと此方からも一応通信はしていたんだが、相互に届いていなかったようだ」
「まぁ、なんだ、その辺りについても説明をしたいし、君たちが集めているロストロギアの事も知りたいんだ。申し訳ないが僕達に同行してくれないかな?」
クロノとロディルはそういって彼女達に同行を求めた。
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どうやら武器は拾っていてくれたみたいだ、安心安心。でもなんで片方だけで使ってるんだろうか?確かにアレは片方だけなんだけどクロスミラージュが待機状態のカード型から双銃になるように、デバイスと同じ感じで展開しようとすればちゃんと二本になるんですけどね、もうちょっと試行錯誤してくれないものですかね、転生者であるなら頑張って欲しい物です。悠次君の武器は後々考えます、刀剣って色々ありすぎてしっくりきそうなのが思いつかないんですよね。
そして彼はロディル君ですか……なんでしょう、とても見た事が有るような容姿ですね。それこそ今は執務官補佐服というか管理局服なので青いですがアレが赤かったら天使を父親に持つ響きあう物語の主人公みたいですね! 多分そうなんでしょうけど。
これで彼の出身世界がミッドではなくどこかの管理世界でシルヴァラントとか言われた日には笑うしかないですね。あっでもミッドにも召喚魔法在るぐらいだし、系統的には”
それに彼は言ってる事が外見から察する年齢以上にしっかりしてますし、もしかしなくても管理局側の”
「彼らが話し合ってる内にもう帰るとしますか。原作通りになのはちゃんとフェイトちゃんが敵対したままだったらどさくさに紛れてアレも回収出来たんですけど、もうコレ以降は原作で描写の無かったモノを探すしか無さそうですね」
もうこれ以上の争いは起こらず、本来なら
「なんにせよ、管理局にもまともそうな人が居て……っていうかあの人は違うか。まぁ
何か忘れている気がするんですよね。なんでしょう?
・プレシアさん対策→必要が無い。
・残りのジュエルシード回収→現在私が3つ、なのはちゃんが5つ、フェイトちゃんがさっきので3つ。原作通りなら海に6個と何処かに4つ?なのでその4つを先に回収すればいいので目標数には達する筈。
・管理局との接触→ロディルと名乗る彼がおそらく転生者でまともな思考の持ち主なので必要なさそうですし、接触するにしても協力体制である以上、アルサナ持ったリニスが接触しますので予定とは違いますが結果オーライ。
よし、無印編の出来事は大丈夫ですね。A's編まで適当に過ごしましょう。さて、帰りましょうかね
「……誰も居ないな。確かにこの辺りからほんの僅かだが魔力反応、そして視線を感じたのだが。気のせいか?」
……どうやら局側というのも在って優秀っぽい?ですね、ロディル君。嫌な予感がしてとっさに
主人公視点は直ぐに出来るんですけどね
他の視点の地文で「なんか違うな?」って組みなおしまくってます。
っというか自分でやっててタイトルの付け方が一番時間かかってるんですけどね。
色々とハッチャケるのはA's中盤以降にでも、無印はそこまでギャグ的なものはナイデス
少し色々説明不足気味設定など
・リニスの衣装について
→描写は無いけど、原作みたいなToLのクロエっぽい衣装じゃなくてユーノ君みたいなイメージ的には風のクロノア的な感じに成ってます。
・StSから改変するような心情描写について
→無かった事にするんじゃなくてあくまで”被害の最小化”を目指してます。但しゆりかご、お前は起動させてなるものか。
・アルサナ持ってないのに顔のない王持ってたこと
→ストレージ専用空間は共有です、四次元ポケットとスペアポケット的なイメージをしていただければ。この場合、親はストレージ専用デバイス、子がアルサナです。