じきにクラス代表を決める戦いが始まろうとしていた。
代表決定戦に出るのは私とキリト。セシリアに秋斗の4人である。
セシリアとの試合で勝てればそれでいいし、あわよくばキリトや春樹にも勝ちたい。セシリアやキリトの専用機は事前に調査をしたりと勉強をしたのだけど、秋斗の専用機はまだ来ていないらしく何もわからずじまいであった。
最初の試合は、キリト対セシリアとなっていた。私はピットの中で専用機のメンテナンスをしながらモニターで2人の試合を見ていた。
「チカはどっちが勝つと思う?」
隣でユウキがそう尋ねてきた。私は、機体のメンテナンスをしながらユウキの質問に答えた。
「私はキリトが勝つと思うよ?セシリア・オルコットが慢心しているのならね。」
「チカはセシリアさんに勝ってどうしたいの?」
その質問に私は手を止めてしまった。
「別にどうすることもないよ...ただ、私は自分の力に慢心して人を馬鹿にするのが嫌いなだけだから」
特に私の弟とかね...
女尊男卑という世界がSAOという世界が私を変えてくれた。
私はそのおかげでユウキに会えたと思ってるし、お義父さんとも会えた。その事は感謝しなければならないと思ってる。
「それじゃあ観客席で見守ってるね」
ユウキはそう言ってピットを出ていこうとした。
「あっ、そうだ忘れてた」
「ん?」
チュ
突然、何をされたかわからなくなった。
「それじゃあ、頑張ってねチカ。」
はわわわ...///
ユウキが出ていった後、気づいたのだが頬にキスをして出ていったのだった。
「もぉ....ユウキのばかぁ...///」
今の私は顔を真っ赤にしているであろう。リズさんに会ったらからかわれること間違いなしだ。モニターを見てみるとそろそろ、試合が終わりそうだ。あんまり試合を見れていなかったのだが、絶対に勝てると私自身でも思えてくる。
「それじゃあ行こうか。茅場一夏、白蘭出ます。」
ピットから出ていくともう既にセシリア・オルコットがそこにいた。彼女はキリトとの試合で何かが変わっていたようではあったが私には関係なかった。
「セシリア・オルコットさん。キリトとの試合で何があったか知りませんが私はあなたを許す事はしないでしょう。」
「えぇ、わたくしもあれだけの発言をして置いて許してもらおうとは思えませんが、一言謝らせていただきますもらいますわ。あなた方の生きる場所を侮辱しまして、ごめんなさいですわ。」
あの時のセシリアとはまた別で改心したようだが、私はそれだけでは許せなかった....いや、もう戻れないと思ったのだろう。私はセシリア・オルコットを倒すことだけを今の目標をしていたのだから。
「謝ってくれて、嬉しいけど私はあなたに手加減はしない。だから、その謝罪は今は受け取らない。これが終わったらもう1度その謝罪をして欲しいとは思う。」
私はそれを言うだけのことしかできなかった。敵なのだから情をかけてるという事はできないからだ。
「わかりましたわ。それでは、躍りましょう!セシリア・オルコットとこのブルー・ティアーズの奏でる円舞曲で!」
セシリアがそう言い放つと、レーザーライフルで先制攻撃を仕掛けてきた。私にとっては一直線上に来るものなんて避けやすいと感じた。
私の専用機にはOSSを使う以外の攻撃方法は片手剣だけである。なので、長期戦や相手が遠距離攻撃型の時はすぐに決着をつけなければ、私自身がやられてしまう。
ただ、ワンオフアビリティは防御型と攻撃型の2種類がある。
「どうしましたか?逃げてばっかりでは、わたくしには勝てませんわよ。」
そうだ、いつもユウキに助けてもらってばっかりだった私に助けてもらうのではなく、助ける力を与えてくれたのだ。それを活用しないでどうする。
「そうだね、私も勝利を約束した人がいるからそろそろ本気を出させてもらうよ。」
レーザーを避けながら私はOSSのロックを解除した
中途半端でごめんなさい。
今回はここまで