私のOSS。ある人から授けられた呪いの力。名を『呪装』その能力は諸刃の剣である。装備者のHPを75%減らして一撃を無効化するだけである。モチーフとなったのは自分の身を犠牲にした花嫁らしい。
「あなたの攻撃はもうくらわない。」
会場の雰囲気が徐々に変わるのを感じた。
私のOSSにはもう一つの能力がある。それは...
「私の勝ちだ」
試合が終わった。セシリア・オルコットさんは何が起きたのか分からずじまいである。会場にいた殆どの人達もだ。
あの織斑千冬でさえもだ。
「はぁはぁはぁ....」
私自身の息が上がってるのが分かる。息が整うと周りを見渡してみる。私が勝ったことは分かるのだが、静けさだけが伝わってくる。
みんな、私を見て恐怖しているのだろう。
「セシリアさん。あなたの気持ちは分かりました。ですが、その言葉は私に言うのではなく、他の人に言ってくださいね」
そう言い残すと私は、そそくさとピットに戻った。
あの力は呪いだ。使い終われば副作用の用に立ちくらみなどが襲ってくる。
そのままピットに戻ると私は倒れてしまった。
わたくしは『狂気』を感じてしまいました。茅場さんのあの力に...どのようにして負けたかも定かではありません。ただ、今は織斑先生を筆頭に先ほどの試合に関しての質問を受けていました。
がしかし、何も思いだせません。どうやって負けたのかも分からないのです。ただ、勝てないと。それだけは分かりましたわ。
ですが、試合後の声掛けの時では、全く印象が違うようには思えましたわ。まるで別人のように。
あの力をボク達は知っている。SAOでもALOの時にも使った力だ。あの力を使った後のチカは、必ず倒れてしまってる。だからボクはピットに行くために走った。
案の定、チカは眠ってしまってる。この状態の時はそっと頭を撫でてあげると嬉しそうな表情を浮かべる。
頭を撫でるのを止めるとボクは束さんに電話をした。
「もしもし、ひもねす〜」
「あ、束さんですか?」
「ユっちゃんだね。言いたいことは分かるよ」
束さんはボクが言いたい事を瞬時に把握してくれた。
「うーん。隠すのは難しい状況になったのは変わりないんだけどちーちゃんには釘を刺しといたから大丈夫だと思うよ。」
「そうですか。ありがとうございます」
ボクはお礼を言うと電話を切った。電話を切ると、チカが起き上がった。
「んん..あれ?ユウキどうしてこんな所に?」
「あのねチカ。あの力を使わないって約束してくれないかな?」
「また使っちゃったんだ....」
今回はここまで。
ずっと遅れててごめんなさい