とても感動できる内容でとても楽しめました。
織斑とセシリアの試合がちょうど終わったようだ。
「私はあいつに勝たないといけないの...」
だから.....
ユウキとの約束を破ってしまうことになるかもしれない。
そろそろ、出なきゃ行けないらしい。
「茅場 一夏、出ます」
私はピットからアリーナに出た。
「遅かったな」
私の元弟の秋斗がそこにはいた。織斑の機体は白式と呼ばれるものだ。
「私は貴方を倒す。」
「お前みたいなクズが俺を倒せると思うなよ。」
織斑はいつものように私を愚弄してくる。昔の私ならここで負けていたのかもしれない。
でも
「今の私は違う!私には仲間がいる。護りたい人がいる。そして、好きな人のために頑張れる!」
そういったと同時に両者が突っ込む
私と織斑の剣が混じり合う。
力の差では私は織斑には勝てない。いくら私が束さんのサポートがあったとしても勝てない。
「はぁぁぁぁ!」
やられてもやられて私は突っ込む。そんなやり方はあまり意味の無いことだと分かってる。
ユウキと約束した、OSSを使わないと...
それもあるけど私自身の力をあいつに思い知らせたりのもあった。
私のキリト達の様には強くない。
でも、この試合に勝たないといけないの約束したユウキの為に、次の試合でキリトに認めてもらう為に。何より、私自身の為に。
「きゃぁぁぁぁ」
そう、考えているうちに私のエネルギーがあとわずかしかなくなってしまった。
決意したのに.....負けないって言ったのに...
目の前が真っ暗になりそうだ。
『あぁ、また守れないのか...また諦めちゃうのか....』
『貴方はいつもそうだね。いつも肝心なところで諦めちゃうの。』
「貴方は?」
目の前に誰かがいる。いるのは分かるのに見えない。でも、聞いたことあるような声。
あぁ、この声は私だ。
「久しぶりね、私」
「どうしてあなたがここにいるの?」
「前も言った通り、私はあなた。あなたは私なの。だからあなたに会うことも容易いってわけ。」
「それと、あなたはまた諦めるつもり?あの時に決心したのだと思ってたけど全く変わってなかったのね。」
「私だって勝ちたかった。でも私とあいつには実力の壁が大きかった。だから諦めるしかないの....」
「あなたが諦めるのは簡単。私もあなたが諦めるのならそれでもいいと思うわ。ただ、ユウキとの約束は?あいつに勝ってキリトに自分の実力を試すんじゃなかったの?」
「私だって勝ちたいよ....勝ちたいけど無理なんだよ....」
「無理じゃないよ。だってあなたは強いんだもん。あなたの力は信じる力。もっと自分を信じなよ。あの力を使わなくってもあなたは勝てる。」
「ほら、そろそろ起きる時間だよ」
「待ってよ...ほんとに私は出来るのかな?」
「できるよ。私はあなた、だからさ。それと、あなたは1人じゃないからね」
そこで私は覚醒した。まだ試合中であった。私は、目をそっと閉じて思い出した。
初めてユウキに出会ったこと、キリト達とアインクラッドを攻略したこと。全部が私の大切な思い出。
ALOでの出来事もある。全部な大切な時間。
「あぁ、私は1人じゃなかったんだ。私には仲間がいる。」
「ねぇ白蘭。私さ、勝ちたいんだ。だから少しのあいだでもいいから力を貸して。そして、私のOSSあなたにも力を借りたいの。あなたと同じ護りたい人の為に」
「OSS発動!この力は呪われた力なんかじゃ無い!護りたい人の為に闘った花嫁の力。」
私のOSSの衣装が変わっていく。黒く呪われた衣装だったのが白く花嫁の衣装になった。武器も変わっていた。
片手剣だったのが鎌になっていた。
「これが私の力。私の信じた力」
「なんだよお前!そんな変わった所でこの俺に敵うわけないだろ!所詮、お前みたいなやつに力を貸すやつなんざいないんだからな」
あいつのそんな言葉に耳を傾けることはなかった。
「あなたは私が倒す。」
はぁぁぁ!
私が鎌を振り下ろすとあいつはそれを剣で受け止めた。
あいつと私の攻防は長く続く。
エネルギーが少ない私は不利である。ならば、次で決めないといけない。
「白蘭。お願い。」
「これでおわりだぁぁーーーー」
「勝者 茅場 一夏」
試合終了のブザーが鳴った。
どうやら私の勝ちだ。勝てた。私は勝利のブザーを聞いたと同時にまた倒れてしまった
今回は長くてごめんなさい