受付を終えて、俺達は今、声優陣のトークショーを聞いている。内容は最新映画の話題で現場の出来事とかを話している。今思うと声優陣も豪華だな.前世で例えると、田村☆かり、水☆奈々、☆宮理恵級の声優が多く居るし映画化では特別ゲストで山寺☆一級が参加してるとか最早有名声優のオンパレードだ。しかし、話を聞いてるとなのはさんにはかなりスパルタらしい、それだけミルキーへの熱意があると言う事だろうが、魔王に例えられるとかどんだけだよ。
てな感じでトークショーも終わりお待ちかね、コンテストが始まるそうだ。コンテストは審査員が居てその前でミルキーのコスプレまたはなんかしらのアピールすると言うものらしく、審査員の席にはなのはさんとミルキーの声優、後、なんでかまどかちゃんが居た。
「皆さん、魔法少女ミルキーのイベントに来てくださって、本当にありがとうございます。これより、コンテストを始めたいと思います」
審査員席からなのはさんが挨拶をしてコンテストは始まった。参加者は皆ミルキーのコスプレやキャラクターのコスプレをしていてかなり完成度は高かった。俺はあまりそっち方面は興味なかったが、これは中々に面白そうだ。
それから何人か審査が終わり、お次は、あ、ミルたんだ。ミルたんは、、、、、、は?何あれ?そう思ったのは多分これを見ている全員が思っただろう。ミルたんは前にも書いたが筋肉モリモリだ。俺は敵役かか何かのコスプレだと勝手に思っていた。いや、思い込んでいた。まさか、、、。
「ミルたんにょ。どうか、よろしくお願いいたしますにょ」
ミルキーのコスプレするとは考えていなかった!?
「なんでやぁぁぁぁぁ!?」
俺は反射的に叫んだ。だってそうだろ!あの筋肉モリモリのミルたんがミルキーのコスプレとか、最早犯罪だ。見ろよ、他の人驚いて固まってんぞ!てか、ミルたん!こっち見て手を振るな!応援してないから!俺はツッコミながらそれを見てた。
「まずは自己紹介をお願いいたします」
すげぇ、なのはさん普通に進行している。俺なら審査以前で退場させている自信がある。
「ミルたんにょ。将来は魔法少女になることにょ」
うわぁ、なにいってるか、わぁかっね。ミルたんよおまえは魔法少女よりも拳闘士が向いてるぞ。
「わかりました。では、貴方が思う魔法少女とは何ですか?」
「はい、魔法少女とは皆を笑顔に変える素敵な人だと思っているにょ」
ぶわぁ!俺は何故か涙を流した。そうだよな、ミルたん見た目あれだけど中身は最早成人の日だもんな。ごめんよミルたん、お前ならきっと魔法少女になれるよ。ほら、なのはさんも少し泣いとるし。
「素晴らしい回答ありがとうございます。ではアピールタイムです」
「わかりましたにょ」
お、アピールタイムか、ここで審査がどうなるか決まるからな。と、ミルたんはおもむろに懐から何か取り出した。それは、、、、は?古タイヤ?
「行くにょ。ぬうぅん!」
ミルたんはそう言うと古タイヤの穴を踏んで更に穴に自分の手を入れた。そして。
ブチブチブチっ!!
「申し訳ないにょ、インパクトが大事だって瀬良たんが言ってたけど、そんなにインパクト無いにょ」
ミルたんよ。あったよインパクト。それも最大級に。けどさ、それは、ミルキーのコンテストでやることでは無いぞ。アピールタイムが終わったのかミルたんはお辞儀をして帰った。ヤバい、これ以降のアピールタイム見てもミルたん以上のインパクトは無いだろう。なのはさんはなのはさんで、「にゃはは、ミルたんってヴィータちゃん以上の怪力なの」とか言ってるぞ。ヴィータっ誰だ?なんか、コンテストがぐだぐだになり始めたが、なのはさんはすぐに切り替えて次の人を呼んだ。あれ、次は、、、。
「ヤッホー☆会場の皆楽しんでるー☆」
瀬良さんキターーー(°▽°)ーーー!!ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい。瀬良さん可愛すぎる、ミルキーのコスプレ似合いすぎだろ!今ならアイドルを追いかけてる奴の気持ちがわかる気がする。もし、瀬良さんがアイドルなら確実に追いかけてる。
「では、自己紹介からお願いいたします」
「はーい☆支取 瀬良です、ミルキーは誰よりも大好きって自信はあります♪」
かはっ!瀬良さんが可愛すぎて生きてるのがツラい。まさか、本当に喀血するとは思わなかった。あ、すみません。持病なんで救急車は呼ばなくて大丈夫です。
「ありがとうございます。では、支取さんにとってミルキーは何ですか?」
「私にとってミルキーはまさに、理想の人物像です☆私も、ミルキーみたいに皆を笑顔にしたいと思っています☆」
俺は間違いなく、笑顔になってます!もしも誰かが何か言って来たら俺がそいつをザバーニーヤします!
「ありがとうございます。ではアピールタイムです。どうぞ」
キタ!アピールタイムキタ!何かな、何するかな!おれはどうしようもなくワクワクしていると、何処からか音楽が聞こえた。音の方を見ると、黒子の格好をした毛利が居た。てめぇ、なんで居んだよ!?俺のツッコミを他所に瀬良さんは音楽似合わせてうたいながら踊り始めた。俺は見て固まった。良く俺は毛利のバカさに固まることはあるが、今回は違う。瀬良さんが歌いながら踊る姿に見惚れていたのだ。良く、アイドルのライブとかで見惚れていたとか言ってるオタクは居たが、まさか俺がこうなるなんて思ってなかった。
「、、、これで。私のアピールタイムは終わりです☆ありがとうございました!」
歌が終わり、瀬良さんがお辞儀をした瞬間。観客から大きな喝采が聞こえた。もう、コンテストと言うよりもライブに近い。俺も瀬良さんに溢れんばかりに喝采した。
それからコンテストは続いたが、もう、瀬良さん一強となってる今回のコンテスト。俺はさっきの瀬良さんのことを忘れられずに他の人のことなんて覚えてなかった。もうじきコンテストが終わろうとした時、とんでもない爆弾が降ってきた。
「はーい。私、ボボ子よろしく」
俺はその場で転けた。そして、何が起きたのか理解したく無かったが目の前のバカを見て再認識した。あのバカーーー!!
「えっと、ボボ子さんですね、では自己紹介をお願いいたします」
ほれ見てみろ、なのはさん引いてるぞ!てか、観客全員が引いてるぞ!あ、まどかちゃんは笑ってる。
「私はボボ子☆毛の魔法少女です☆」
もう黙れよおまえ!なんだよ毛の魔法少女って、ふざけるのも大概にしろ!
「にゃはは、じゃあ、貴方にとって魔法少女とは何ですか?」
なのはさん、もう良いんですよ?こいつ下げて、てか下げさせましょうか?
「ふん、知れたこと。魔法少女とは即ちハジケルこと、ハジケてない魔法少女など、穴の無いちくわと同じだ!」
「は、はぁ。ではアピールタイムです。お願いいたします」
「あいわかった」
そう言ってバカはおもむろに懐から何か取り出した。ん、これさっき見たぞ。そして取り出したのは、ちくわだった。
「おいで、ポチ」
「ワンワン」
ちくわを投げると其れを追ってオレンジ色の何かが来た。って、あれ首領パッチじゃねーか!首領パッチはそのままちくわを追いかけて、ちくわをキャッチした。
「はい良くできました」
「はっはっ、ってなんでちくわなんだよ!」
首領パッチはいきなりキレてちくわを叩き付けた。あ、あはは、、、。
「なんで、ちくわなんだよ!せめてレンコンにしろよ!」
「うるせぇ!てめぇなんかちくわで十分だ!」
「なんだと!やるか!」
「上等だ!掛かってこいオラァ!」
いきなり喧嘩し始めてコンテストは大混乱。何故か観客には受けてるが、俺はもう我慢の限界だった。
「おい」
「ねぇ」
俺と同時に誰かが声を発した。それはなのはさんだった。なのはさんの目はハイライトが無く何故か白いワンピースを来ていた。分かります。分かりますよなのはさん。俺達はステージに立ちバカ共を見る。
「あはは、なんでかな?なんでこんなことしてるのかな?」
「バカ共、なんで瀬良さんのコンテスト滅茶苦茶にしてんだ?」
そう言ってバカ共に俺はナイフをなのはさんはどうやったか分からないが桃色の閃光を放つ。
『ギャーーー!?』
バカ共は仲良く空中に吹き飛んだ。其れを見た俺達は追撃をかけた。
「少し、頭冷やそうか?」
「ザクロと散れ」
『あひーーーん!?』
空中で爆発四散したバカ共を見届けて俺達は席に戻った。そしてなのはさんな何事もなかったかのように笑顔でこう言った。
「ボボ子さんのアピールタイムは終わりました。では次が最後の方です」
其れを聞いた観客はただ頷いていた。ただまどかちゃんだけは笑っていた。まどかちゃんは将来大物になるな。そして、最後の参加者かその人にはすまないがあれがあった後だ、そんなに印象に残らないだろう。
「最後の参加者は影野 来六さん。ステージに上がって下さい」
最後の人は影野 来六って言うのかへぇ、、、、、、は?
「影野さん早く上がって下さい」
おいおい待て、影野 来六って俺だぞ?なんで俺が参加してるんだ?確かに受付には行ったがそれは瀬良さんの付き添いで俺は受付してないぞ!?俺は混乱しているとステージの橋で毛利がこっちを見ていた。そして親指を立ててどや顔していた。
貴様かーーー!!
てな訳で、次回は何故か来六君もコンテストに参加します。そして一言、ハジけ過ぎた。