転生者が魔王少女に恋した件   作:蛇カボチャ

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気がつくと、閲覧数がもうじき1000を越えそうなところまで来ました。これも、皆様のお陰でございます。本当にありがとうございます!!

今回はセラフォルー視点です!


俺は彼女とデートする件但しバカを添えて第5次

「おいこら、バカアフロなんで俺がコンテストに参加申し込みされてんだ?場合によっちゃ心臓握り潰すぞ」

 現在、私は毛利くんにキレてる来六君を見ている。その理由は、今回のミルキーコンテストに勝手に登録されたからだ。それがバレるや否や来六君は凄まじい速さでこっちに来てから毛利を締め上げている。さっきの来六君となのはさんのアレを見たせいか、私は震えていた。だって来六君の怒り方がお母様に似てるんだもん☆お母様は普段は優しいけど怒ったら本当に怖い。魔王になった私ですら裸足で逃げるくらい怖い;;私が考えている間にも来六君は毛利君を締め上げてる。そう言えば、あのオレンジ色のボール君どうしたんだろう?あ、来六君に踏まれてる。

 「落ち着け、兄弟!まずは落ち着いて話そう」

 「そうだ!ほら、ここにおまえの大好きなグレープフルーツがあるぞ」

 オレンジ君はそう言ってどこからともなくグレープフルーツを出した。来六君はそれを見て笑顔になった。あ、来六君ってグレープフルーツ好きなんだ♪

 「ありがとう、首領パッチ君。まさか俺にグレープフルーツを、渡してくれるなんてね」

 あれ?来六君、声のトーンが低いよ?私はそう思っていると片手で毛利君を掴んでからもう片方でグレープフルーツを掴んだ。そしてぐしゃりとグレープフルーツを握り潰した。

 「俺は、ガキの時からグレープフルーツは嫌いじゃボケぇ!」

 「ギャーーーー!!」

 そのままオレンジ君を蹴り飛ばした。何でだろう来六君がますますお母様に見えてきた。お母様も昔、グレモリーの叔父様を、ああやってけ蹴り飛ばしてたし。蹴り飛ばしてたのを確認してから次は毛利君に向けて笑顔のまま言った。

 「次は貴様があぁなる番だ」

 「いやぁーーー!?蹴り飛ばされちゃう!」

 「何をいっているんだ?貴様はそこにあるグレープフルーツのように心臓を握り潰すんだよ?」

 「、、、、、、」

 マズイ、あの目は絶対やる目だ。どうしよう、来六君が犯罪者になっちゃう!どうにかして止めないと、けど、今の来六君、お母様に似てるから止められないよ;;どうしよう、どうしよう;;私はあたふたしていると足元にさっき蹴っ飛ばされてたオレンジ君が居た。何で居るの!?

 「マズイ、あのままじゃ毛利の奴、マジで死んじまう!おい、女助けろ!」

 「無理だよ;;今の来六君、私のお母様みたいに怒ってるから止められないよ;;」

 「いや、お前なら出来る!自分を信じろ!」

 「けど、、、、、、」

 「良いか、あいつに、、、、、、」

 オレンジ君は私に耳打ちをして来た。、、、、、、え?そんなんで良いの?私はオレンジ君の方を見ると親指を立てていた。普通に考えたら絶対無理そうだけど、今はこれしかない!

 「来六君!」

 「あ"ぁ!?」

 ふぇーーん!怖いよぉ;;けど、私は我慢しながらオレンジ君が言っていたことを言った。

 「私、来六君のカッコいい所見たいな☆」

 私はオレンジ君が言った通り出来るだけ甘い声で言った。こんなので、止まるわけ無いよ;;私は目を瞑りながら思った。ドサッ。そんな音が聞こえた。うわぁーーん!毛利君が死んだ;;私は最悪の事態が起きたと思い、恐る恐る目を開けた。そこには。

 「かはっ」 

 「来六ーーー!?」

 「よっしゃーーー!!」

 えぇーーーー!?どうしてこうなったの!?目の前には、血を吐いてる来六君が居て、毛利君はそれを見て驚いていた。何故かオレンジ君は喜んでたけど。そんなことより、来六君!?

 「来六君!?大丈夫!?」

 「どうしました!?って、うにゃーーー!?」

 声に駆けつけてきたなのはさんもこの惨状に悲鳴を挙げた。どうしよう、来六君死んじゃうよ。私は段々体が震え始めた。そんな時だ。私の肩を誰かが掴んだ。私は前を見るとそこには、来六君が顔を赤くして立っていた。

 「、、、ます」

 「え?」

 「俺、頑張りますから見ていて下さい!」

 来六君は真剣な目で私を見てから直ぐ様ステージに向かった。それを見ていたなのはさんは、なにかを悟ったのか、見ててあげてね。と言って審査員席に戻った。何故か毛利君とオレンジ君を引き摺って。

 私はステージの隅で、さっきのことを考えていた。来六君はいつも私を真っ直ぐな目で見ている。私は嬉しいと思う反面、あの目が私には眩しく見える。悪魔である私には、あの目は綺麗すぎたのだ。

 「では色々ありましたが、最後の方です。影野 来六さんです」

 「宜しくお願いします」

 来六君は丁寧にお辞儀をしていた。なのはさんは何故か来六君をは微笑ましそうに見ていた。

 「では、自己紹介からお願いいたします」

 「はい、影野 来六です。今回は半ば飛び入り参加の形になりましたが、宜しくお願いします」

 丁寧に言葉遣いだが、さっきの毛利君のアレのせいで観客の皆は冷や汗を掻いていた。

 「では、貴方にとって魔法少女とは何ですか?」

 なのはさんはそんな観客を無視して質問を投げ掛ける。なのはさんが何で、あんな質問をしているか私はおおよそ予想がついている。ミルキーは色んなシリーズがあるけど、その全てが敵味方関わらずに最終的に笑顔になってハッピーエンドで終わっている。以前雑誌のインタビューでなのはさんはこうコメントしていた。

 「私は以前、治安維持と救助を主にした組織に所属していました。その時、救助した人達の笑顔が忘れなれなくて、ミルキーで皆さんにそれを伝えたいと思いました」

 私はこのコメントを見て深く感動した。魔王と言う立場をしているからだろう、民が笑顔でいることは王にとって、何よりも素晴らしいことだ。だから私はミルキーが好きだし、ミルキーみたいに誰かを笑顔にしたいと思っている。なのはさんに質問された来六君は少し考えていた。それほど難しい質問じゃないと思うんだけど?そして、来六君は考えが纏まったのか口を開けて答えた。

 「魔法少女と言うか、俺が考えているヒーローの定義なんですけど。ヒーローってのは誰かを助け続けて最終的に皆から讃えられるものだと思います。その人がなんの為に助けたのは関係無しに、最終的に助けた結果を見た人達がそう思って生まれたのがヒーローと言う存在だと思います。けど、俺はただ直向きに大切なものを守る人こそ真のヒーローだと思ってます」

 その答えを聞いて私は、いや、これを聞いた全員が固唾を飲んだだろう。魔法少女も言いようによってはヒーローだ。そのヒーローについて来六君は語った。その言葉は余りにも眩しく、余りにも綺麗に輝いていた。

 「、、、、、、は、で、ではアピールタイムですお願いいたします」

 「分かりました。おい、毛利おまえも手伝え」

 私達と同じように固っていたなのはさんは、進行を送らせないように来六君に言った。来六君は毛利君を呼んで何か話始めた。毛利君は親指を立てて来六君から離れたところに立ち、来六君はステージ中央に立った。そして一呼吸置いてから来六君は毛利君に叫んだ。

 「毛利!」

 「アイアイサー!鼻毛真拳奥義!眼鏡一家!ホホホホホホホホイ!」

 「相変わらず、わからねぇなお前のそれは!ええい、こうならヤケだ」

 合図と共に毛利君は黒い輪っかを投げ始めた。って、あれ何!?なんか、鼻から出してるけど!?来六君もその事にツッコんではいるけど、そのわりには冷静だった。

 「運営の人、壁の修理代はこいつが持ちますよっと!」

 そう言って来六君は懐からなにかを投げた。それはナイフで次々壁に刺さる。ナイフの間には輪っかがあり、来六君は次々とナイフを投げる。そしてナイフは壁にある文字を書いた。そして、最後のナイフが刺さり、文字の全貌が分かった。

 ミルキー

 「即席だったから色々アレだけど。俺のアピールは終わります。ありがとうございます」

 アピールが終わり来六君はお辞儀をしてから帰ろうとした。待ってなんで、来六君ナイフ持ってるの!?てか、あの黒い輪っかなんなの!?とツッコみを入れたいけど、ナイフを投げる来六君はカッコ良かったかな☆

 ステージから帰ってきた、来六君は毛利君を掴んでいた。

 「おいこら、おまえ話聞いてたか?俺は紙吹雪を撒けったのになんで、アレなんだ?」

 「え?目立ちたかったから?」

 「あ"ぁ!?」

 「すいませんでした!!」

 ふふふ、いつも二人はこうなのだろう。なんだか、もう馴れちゃたよ☆私は来六君の方に向かう。

 「来六君♪」

 「せ、せせせせせ瀬良さん!さっきはすみません!気安く触ってしまって、反射的なんです、わざとでは無いんです」

 なぜか、来六君は土下座して謝り始めた。私はそんなに気にしてないんだけどな?何故か来六君は凄く気にしていた。私はしゃがんで笑顔で言った。

 「大丈夫。私は気にしてないよ☆それよりも、さっきはカッコ良かったよ」

 「、、、、、、、、、ぷしゅう」

 私がそう言うと来六君は顔を真っ赤にさせて頭から湯気を出した。え!?なんで!?私は驚いていると毛利が肩を叩いて来た。

 「気にするな、こいつはかなりウブなんだ。あんたに言われて滅茶苦茶嬉しかったんだろう」

 「え?」

 普段のふざけた感じてはなく真面目に言って来たので、私は固まろうとするも、毛利君の言葉を思い出して来六君を見た。嬉しかった?私に言われて?嫌々、それは無いよ。だって、来六君。カッコ良いし、気遣いできるし、優しいし、絶対彼女とかいそうだもん。

 「それは、こいつも中々難しいのに惚れたな」

 毛利君がなにか言ってたけど私の耳には入ってこなかった。その後、なのはさんが来て結果発表があるからステージに来てと言われたので私達はステージに向かった。来六君も起きて、ある程度落ち着いた私達はステージに居るよ☆審査結果は審査員と観客の票で決まるとなのはさんは言った☆これで今回のコンテストの結果が分かる☆私は少しソワソワしていた、隣のミルたんもソワソワしながら結果発表を待っていた。来六君はそんな私達を安心させようと話し掛けてきてくれてる☆毛利君は何故か、オレンジ君と喧嘩してたけど☆そして、なのはさんが前に立つ☆とうとう発表されるよ☆

 「こほん。えっと、今回のコンテスト参加者の皆さんお疲れ様です。今回は皆さん素晴らしいアピールをしてくれて審査が難航しましたが、結果が決まりましたので発表いたします」

 そうだよね、皆凄かったもんね☆これじゃ、私落ちたかも;;私は不安になっていると、来六君が大丈夫ですよと言ってくれた☆来六君の言葉に私は少し落ち着いた。来六君はやっぱり良い人だな♪

 「今回の優勝者なのですが、票が同着で四名同時優勝となりました」

 え!?四人も居るの!?その言葉に会場全員がどよめき始める☆それを見たなのはさんは咳払いをしてから続ける☆

 「では、優勝者を一人づつ発表させていただきます。では、一人目。、、、、、、ミルたんさん」

 「にょ!?」

 最初の一人はミルたんだった☆ミルたんはなんとなく分かってたんだ☆ミルたんの魔法少女への熱意は本物だ☆ 

 「ミルたんさんは、魔法少女への熱意が素晴らしく、この結果になりました」

 「にょーーーーー!?感激にょ!!」

 「やったね、ミルたん☆」

 ミルたんは感激で、涙を流してる。それほどまでに嬉しかったのだろう。会場から拍手が贈られる。

 「続いて二人目は、、、、、、なんでなのかな」

 なのはさんは二人目を発表しようとしたが、少しずつ渋っていた☆なんでだろう?けど、なのはさんは発表を続けた。

 「二人目は、、、、、、ボボ子さん」

 「ちょっと待てーーーーーーー!?」

 その名前が出て来六君は叫んだ☆うん、分かるよ☆なんで、毛利君が呼ばれたのか、私も理解出来ないもん☆

 「なんでこいつなんですか、なのはさん!!他の人なら分かるけど、こいつは可笑しいですよ!!」

 「私も個人的にはそうだよ!?けど、票が入ってるんだもん!」

 「こいつなら偽造の疑いがあります!確認しましたか!?」

 「したよ!?したけど、全部筆跡違うし、入れた内容があそこまで破天荒な奴は居なかったとか、これは、ミルキーに新しい風が吹くとかあのアピールタイムのことを書いてるんだもん!?それに、まどかが面白いって言ってるんだもん!?」

 「な、なんだと、、、!?」

 確かに、あの破天荒さは普通じゃないけど、

度が過ぎてるよ!?等の本人はそんなことどこ吹く風か喧嘩を続けていた☆観客席からは笑い声が聞こえる☆これで、良いのかな?

 「うぅ大丈夫かな。では気を取り直して、三人目は、、、、、、影野 来六さんです」

 「は!?」

 三人目は来六君だった☆本人の来六君からは驚いた声が出ていた☆

 「え?なんで俺なんですか?」

 「来六さんは、ヒーローについてのコメントが大きかったですね。後、あのナイフ捌きは映画で使いたいと思ったので優勝になりました」

 「俺とかが、優勝で良いのか?」

 「いや、来六たんは優勝しても良いほどの事をしてるにょ。選ばれたのは当然にょ」

 「そうだよ、選ばれたんだから、誇りなよ☆おめでとう来六君☆」

 「瀬良さん!?あ、あ、ありがとうございます!!」

 来六君が私にお礼を言うと、観客から拍手が聞こえる☆来六君のヒーローへの言葉は本当に素晴らしかった、だから優勝したんだと私は思う☆イベントに呼んで良かった♪

 「おめでとうございます。では、最後の方ですが、私個人としては彼女には映画以外でもミルキーに関わって欲しいと思っています」

 その言葉に会場中からどよめきが走る☆凄いんだな最後の人は、なのはさんにここまで言われるなんて、ミルキーファンとしたら最も素晴らしい栄誉ものだよ☆ミルたん、毛利君、そして来六君。今日知り合った皆の中で私だけ呼ばれてない。私、落ちちゃったかな。最後の人はなのはさんが素晴らしいと言う人だ私が呼ばれる筈はない。そう思っていると、来六君は私のてを握ってくれた。

 「大丈夫です」

 その言葉は本当に不思議だ。何故かさっきまでの不安が無くなって心が落ち着く。私は来六君の手を握り返した。

 「では、最後の方、、、、、、、、、、、、」

 なのはさんは最後の人を発表する。私は来六君の手を力いっぱい握る。そして、最後の人の名前が発表された。

 「、、、、、、支取 瀬良さんです!」

 『わぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 会場から凄まじい喝采と拍手が聞こえる。参加者からも拍手が贈られる。え?私?私は自分が呼ばれたことに驚いてただ立ったまま固まっていた。それを手を握ってくれていた来六君が溶かしてくれた。

 「瀬良さん!優勝、優勝ですよ!!瀬良さん貴方が優勝したんですよ!!ぅよっしゃーーーーー!!」

 来六君は私の両手を掴んで、まるで自分が優勝したかのように喜んでくれた。

 「瀬良たん、やったにょ!!優勝したんだにょ!!」

 「お、瀬良の助が、優勝だと!これは、胴上げじゃ!!」

 「おう!!」

 来六君に続いてミルたんや、喧嘩してた毛利君とオレンジ君が私の優勝に喜んでくれ、私を胴上げしてくれた。

 「う、うぅぅぅ、、、!やったぁーーーーーーー!」

 私は胴上げされ、涙を流しながら叫んだ。

 「にゃはは、嬉しいのは分かるけど、まだコンテストは終わってないんだからね?」

 『すいませんでした(にょ)』

 私達はなのはさんに注意されて、なのはさんは進行を続けた☆

 「瀬良さんは先程のミルたんさんと同じくミルキーへの熱意があり、そしてアピールの歌と踊りを見て審査した結果、優勝になりました。観客席からも多くの票があり、歌が素晴らしい。踊りが良いと言った票がありましたので、今後ミルキーのオープニングまたはエンディングを歌って欲しいと考えております」

 その言葉に会場からは驚きの声が聞こえた☆私があのミルキーのオープニングかエンディングを歌うの!?うわぁ、凄い感激!!

 「では、今回のコンテストは以上で終わりとなります。では参加者全員に心からの拍手を」

 その言葉に続くかのように多くの拍手が聞こえた。

 私は今日本当に素晴らしいものを手に入れた。しかし、それ以上のものも手に入れていたのだ。しかし、それに気づくのはまだ先なのだった。




今回は少しグダリました。はぁ、全て毛利と言う男が悪いんだ!だが、私は謝らない!(自業自得
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