警告
まず、これは本編後の話ですので二人は恋人通しです。
次に本編ネタバレも含んでいますので、それが無理な人はバックしてください。
最後に、俺自身書いてて砂糖を吐きたくなりました。では始まり始まり!
「そうだ、瀬良さん。ポッキーゲームって知ってます?」
俺は不意に瀬良さん尋ねた。
「ポッキーゲーム?」
そう、ポッキーゲームだ。今日は11月11日。世間ではポッキーの日と言われて良くポッキーを買う人が多くなる日。そして、ポッキーと言えばポッキーゲーム。昔、俺は彼女が出来たらやってみたいなと考えていた事を思い出して、瀬良さんに尋ねた。悪魔である瀬良さんは案の定知らなかったので俺はポッキーを一本口に加えて瀬良さんに言った。
「ゲームって言ってもやることは簡単です。互いに、一本のポッキーを両端から食べるゲームです」
「食べるだけ?それでなんでゲーム、、、、、、あ」
「気づきました?両端から食べ照れば最終的には互いの口が近くなる。俺は昔度胸試しにやってましたけど、恋人達がやる場合その趣旨が違います」
「あ、あわわわわ☆」
それに気づいた瀬良さんは顔を真っ赤にして慌て始めた。瀬良さんには悪いが慌てる瀬良さんは可愛いな、、、。
「どうします?俺とやってみませんか?」
「え、えっと、、、、、、」
俺は意地悪そうに瀬良さんに言った。瀬良さんは恥ずかしそうに俺をチラチラと見ていた。ヤバい、瀬良さんが可愛い過ぎる!しかし、俺はそれ以上の瀬良さんを見たいが為に心を鬼にするのだ。
「俺とじゃ駄目ですか?」
「っっ!?そんなこと無いよ!けど、心の準備が!」
「良かった、なら、、、」
笑顔でそう言って、俺は瀬良さんを押し倒した。突然の事に瀬良さんは何が起きたか分かっていなかった。しかし、そんな瀬良さんを無視して俺は瀬良さんに顔を近づける。
「じゃあ、いきますよ」
「え?えっ!?」
混乱している瀬良さんは俺から抜け出そうとするが、俺はそれを『理』で押さえ付けた。こんなことでこれを使ってたら彼らに起こられそうだが、今の俺は自分の感情に従いたかった。すると、瀬良さんは抜け出すのを止めた。
「全く、来六君は。無理矢理しないでちゃんと言えばいいのに」
「すいません。けど、不意にしたくなったんでつい。嫌いになりました?」
「そんなこと無いよ♪だって来六君は『私の全てを愛してくれた』大切な人なんだから☆」
「ありがとうございます。じゃあ、続きをしましょうか」
「良いよ♪」
そう言って、俺と瀬良さんは両端から方からもを食べ始めた。ゆっくりゆっくりと、俺も瀬良さんもそんなゆっくり食べてはないが、感じる時間がとても長く、もどかしかった。早く彼女に近づきたいが、それだとゲームではない。俺は自分の感情を圧し殺しながらゆっくりと、そのもどかしさを味わうように食べる。そして少しづつ少しづつ彼女に近づく。瀬良さん、、、、、、。俺の大切な人。この俺を、こんな『最悪の自己愛の因子』を持つ俺を愛してくれた人。あぁ、、、、早く、早く貴女の元に向かいたい。貴女の温もりを感じたい。俺はそう考えながら、瀬良さんを見た。瀬良さんは顔をほんのり赤くさせており、桜を思わせる瞳は潤んでおり、唇が動く度に俺の感情を高ぶらせる。
「来六君、、、」
切なそうに俺の名前を呼んだ。瀬良さんも俺と同じ感情なのだろう、俺はつまみ食いする感覚を覚えながら、瀬良さんの手を掴み、指を瀬良さんの手に絡ませる。すると、瀬良さんもそれに答えるように指を絡ませた。そして、また少しまた少しと近づく距離ここまで来ると瀬良さんの吐息が俺を包む。俺も興奮してか、少し息が荒い。そして唇と唇がすれすれで触れ無い距離で俺は言った。
「瀬良さん、俺は貴女が好きです。俺の色褪せた万象をもっと貴女で染めたい。愛しき光よ。未来永劫、俺を照らしてくれ」
「私もだよ。私も来六君が好き。私の氷を来六君は溶かしてくれた。私の夢を来六君は叶えさせてくれた。愛しき焔よ永遠に私を温めて」
俺達は互いの愛を確めて、最後の一口を食べた。
その味は甘美で、そして温かいものだった。
甘い、甘いよ。俺なりに甘くしたけど、くどいよ。今日はポッキーの日だから書きました。結果、甘いよ、、、、、、。