転生者が魔王少女に恋した件   作:蛇カボチャ

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俺は彼女の妹と会う件2回目

 あれからの事はもう言わなくて良いだろう。俺は瀬良さん事、セラフォルーさんの事を知った。前にソーナ・シトリーから聞いた三大勢力の話は聞いていた。しかし、瀬良さんはその悪魔の中のトップ、魔王であった。瀬良さんか魔王、、、。悪魔なんてあの、、、、、、、。

 「、、、、、、む」

 悪魔なんて、あの狼男やソーナ・シトリーと同じなんて考えたくない、認めたくない。理解したくない。

 「ら、、、、、、む」

 確かめなければ。しかし、これはスレ民から聞いた話だ。瀬良さんに聞いたらことではない。もしも聞いてしまったら変な勘繰りをされてしまう。それだと不味い。しかし、確かめたいと考えてしまう。

 「来六!」

 「はっ!?」

 俺はいきなり声を掛けられて、驚いてお皿から手を離して割ってしまった。振り向くと、そこには光さんが怒気を孕ませてこっちを睨んでいた。

 「テメェ!何度も呼んでるのに無視するたぁ、どう言う了見だ?」

 「すいません、、、」

 俺は謝罪をして割れた皿を処理し始めた。光さんはそれを見て溜め息をついて言ってきた。

 「おまえ、今日は変だぞ?何があった?」

 「、、、、、、」

 「はぁ、あたしは聞かないよ。だけど、無理はすんなよ?おまえは無茶するからな」

 光さんはそう言うと頭を軽く叩いてテラスの方に行った。なんやかんや言って光さんは優しいな、俺が悩んでいることをすぐに気づいて元気づけてくれた、ああ見えて面倒見が良いからな。

 「、、、、、、どうしたら良いんだよ、俺は」

 俺はそう言って時計を見た。時計の針は12時30分を指していた。あと30分後には瀬良さんが来る。俺はその時、どんな顔をしたら良いか分からない。俺は頭の中の様々な思考に押し潰されそうになった。

 「うぉーい、来六ー。遊びに来たぞ」

 「もう、この際どうでも良いけどよ。どっから入ってきた、毛利」

 「え?聞いちゃう?聞いちゃう?」

 「いや、良い。聞きたくない」

 俺はいきなり現れた毛利に俺は一気に頭が冷えてきた。俺は片していたお皿を毛利に刺した。

 「ほげぇーーー!?」

 「叫ぶな、響く。で、なんの用だ」

 「おまえ、瀬良嬢について悩んでるだろ?」

 こいつ、、、、、、。なんでこう言った時には的確に突いてくるんだよな。

 「なんだよ、急に」

 「おまえの事だし無駄な事を色々悩んでたんだろ?」

 「、、、、、、」

 「そんなに悩むことなのか、それは?」

 「は?」

 俺は毛利の言葉に反応して振り向いた。そこにはいつもの毛利では無く、『最初に会った頃』の毛利が居た。

 「悩むってことは、瀬良嬢を疑うってことになるが、おまえは瀬良嬢を疑ってるのか?」

 「疑う?何をだよ?」

 「瀬良嬢がおまえの最も嫌う、『自己愛の塊』ってことだ」

 俺はそれを聞いて、とっさに毛利の胸ぐらを掴んだ。

 「テメェ!瀬良さんはそんな存在じゃねぇ!あの人は、皆を笑顔にすると言った。それを夢見ていた!そんな人をあんなモノと一緒にするな!」

 俺は怒鳴り散らして叫ぶ。感情が昂ったせいか毛利を掴む腕が水晶の様になる。妄想体温。体を強固な水晶体に変化させる技。普段なら使わない技だが、激しい感情がこれを発動させたのだろう。そんな俺の肩を誰かが叩いた。

 「なら、悩む必要は無いんじゃないかな?」

 「如月。なんでおまえも」

 「何、簡単だよ。裏口から二人で入ってきたんだよ」

 は?裏口から?俺は裏口を見ると、裏口は開いていた。おいなんで気付かなかった?いつもなら、簡単に気付く筈なのに。

 「そこまで、思い悩んでたんだね。ごめんね、友人の僕が気づけなくて」

 如月は涙を流しながら言った。こいつは蛾王 如月。俺と毛利と同じ転生者で、俺の知る限り素手でやり合いたくない奴だ。こいつは前世は病弱でいつもベッドから離れられなかった。そんなこいつの唯一の楽しみは漫画とネットだった。その漫画の中でこいつは格闘技の漫画を好んで読んでいたらしく、自分もこうなりたいと願っていた。そして、転生した時、神に強靭な肉体を頼んだ。しかし、与えられたのは、華奢で肉付きが悪い体だった。最初こいつは嘆いた。そして、こいつの兄貴、蛾王 力也と比べられ続けてたせいか、こいつはネガティブ思考になった。だが、如月は諦めたくなかった。兄や自分の理想にはなれない。しかし、この体は病に蝕まれてはない。そうしてこいつは努力した。華奢な体で兄のようになる為に、様々な格闘技を学んで、磨き上げた。そして、何時しか『技の如月』とまで言われるほどになった俺のダチの中では一番の努力家だ。

 「いや、気付かなかったも何もおまえ今日スレ見てないだろ?」

 「くっ、僕がスレを見てなかったから。ごめんね来六君」

 涙を流している如月に俺は軽く息を吐き、頭を軽く叩いた。

 「気が付いたんだよ。俺が知っているのはセラフォルー・レヴィアタンではなく、支取 瀬良なのだと、原作?魔王?そんなのはどうでも良かったんだよ。俺は瀬良さんを知っている。それだけで良いのさ」

 「、、、、、、、、、」

 「ん、どうした如月?」

 俺の言葉を聞いた如月はポカンと口を開けていた。そして、いきなり笑い出した。

 「ハハハ、来六君って色々と主人公みたいだよね。恋愛漫画とかの」

 「は?」

 「気にしないで、それよりも毛利君がそろそろ限界かも」

 「あ」

 俺は毛利を見ると、毛利は泡を吹いて痙攣していた。ヤベェ、首絞めてたわ。俺は毛利を離すと、毛利は気を取り戻し俺に殴りかかる。

 「来六この野郎!あと少しで死んでまう所だったろうが!」

 「悪い悪い」

 俺は拳を避けて謝った。あれだけ悩んでたのにこの二人が来ただけで、さっきまでの悩みが吹き飛んだ。そして、俺は時計を見た。そして、俺は青ざめた。13時7分。13時過ぎてる。俺は恐る恐る、テラスを見た。そこには、、、、、、、。

 「で、あんたは来六と何処まで進んでるんだい?」

 「A?B?それともC?イヤーーー!破廉恥!!」

 「あ、あの~、来六君まだですか、、、、、、?」

 「なんなんですか、この空気、、、、、、」

 「、、、、、、ソーナさん、だ、大丈夫ですか、、、、、、?」

 なにがあったんだーーーーーー!?

 




なんか、如月の説明あからさまだったな、、、。次はソーナちゃん視点です!では!
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