私はシャワーを浴びて、身支度を整えてからゴゥーマさん達と共に蓮の花に向かいました。向かう最中は天の助さんがゴゥーマさんに色々話していて、私はそれを聞いていました。そんな時、背後から誰かが声を挙げながら此方に来ます。この声は、、、、、、。
「ソーーーーーナーーーーーちゃん!」
「うぐっ!お姉様!いきなり抱き付かないで下さい!」
「えぇ~、折角オフの時なんだし良いでしょ☆」
抱き付いてきたのは私の姉にして四大魔王のセラフォルー・レヴィアタンその人である。この人はいつもいつも私に抱きついたり、ベタベタしたりとスキンシップが激しすぎます!ほら見て下さい、ゴゥーマさんや天の助さんが驚いてこちらを見てるじゃないですか!?
「いい加減離してください!これ以上騒ぐと周りの目が痛いので!」
「良いじゃん、良いじゃん☆皆に私達の姉妹愛が見せつけられて♪」
「良いわけありません!」
抱き付く姉を無理矢理引き剥がし、乱れた服を直す。すると、引き剥がされた姉は涙目でこちらを見ていた。
「うぐっ;;ソーナちゃんが反抗期になった、きっと私の事なんか嫌いになったんだ!ウワァーーーン!」
「お、おい、泣くなよ。俺を食すか?」
「な、泣かないで下さい、、、、、、」
泣き始めた姉を二人が宥め始めた。あの天の助さんすら宥めているのだから、姉の存在は悪い意味で凄まじい。暫く宥めていると、姉も泣き止んで二人に自己紹介をした。
「さっきはゴメンね☆私はセラフォルー・レヴィアタン☆レヴィアたんって呼んでね♪」
「俺はところ天の助だ。味はライチ味だ」
「、、、、、、ゴゥーマです」
はい、自己紹介がちゃんと出来たのはゴゥーマさんだけですね。お姉様、いい加減その自己紹介を止めてください。魔王としての威厳がありません。天の助さんは貴方の味なんて知りたくありません、食べたくありませんし。
「そうなんだ、天の助君とゴゥーマちゃんか☆んで、ゴゥーマちゃんはソーナちゃんが言っていた、、、」
姉はそう言って、ゴゥーマさんの方に行きゴゥーマさんの視線に会うように屈んだ。
「ゴメンね、ゴゥーマちゃん。私達悪魔のせいで君には、辛い思いをさせて。悪魔の代表として謝罪するよ。ごめんなさい」
「あ、あの、、、魔王様が悪いんじゃないので、、、、、、頭を上げて下さい、、、」
「うんうん、悪いのはちゃんと皆を管理してなかった私達だよ。私達せいで、ゴゥーマちゃんの両親や故郷がメチャクチャになったんだから魔王である私が謝らないといけないんだ」
そう言って姉はゴゥーマさんに謝罪する。私はそれを見て姉の魔王としての責任感を知った。魔王は私達悪魔の代表、悪魔の非道は全て代表である姉達が責任を取らなければならない。そんな重い責任感を常に抱えている姉を、私は知らなかった。
「、、、、、、頭を上げて下さい。、、、魔王様が謝ってもお父さんも、お母さんも、皆も、帰ってきません、、、、私の体も元に戻りません、、、、、」
「、、、、、、」
「私は、、、、、、悪魔が嫌いです、、、けど、ソーナさんや椿姫さんみたいな優しい悪魔の人が居ることも知ってます、、、、、、だから、だから、、、、、、」
ゴゥーマさんはポツリポツリと姉に言いました。ここさんは主である悪魔に辛いと言う言葉では言い現せられない事をされてました。それはどんなことをしても戻ってきません。この言葉は、優しいゴゥーマさんの心の中の憎しみや怒りをあらわしていたしかし、彼女はそれでも私や椿姫を優しい悪魔だと言ってくれました。私はそれを聞いて、目から涙が流れました。
「だから、私は、、、許します。、、、全員じゃないけど、、、、、、ソーナさんや椿姫さん、セラフォルー様を私は、、、、、、許します」
「ゴゥーマちゃんは強いんだね、仇である私達を許すなんて。ごめんなさい、そしてありがとう。だから約束するよ、ゴゥーマちゃんはソーナちゃんと私でる守るからもう大丈夫だよ」
お姉様はそう言って、ゴゥーマさんを優しく抱き締めた。ゴゥーマさんはスカートを力強く握り絞めながら俯いていた。本当なら私達を八つ裂きにしたいのに許すと言った。ゴゥーマさんは幼いが、心は私よりも遥かに強いのだ。私は涙ながらにそう思った。
「ほれ、これから来六のとこ行くんだろ?泣いてたら台無しだろうが」
「、、、、、、何故、ぬが書かれたハンカチなのかは追求しませんが、ありがとうございます」
泣いている私に天の助さんはぬのハンカチを渡して来た。私はそれを受け取り涙を拭く。そうだ、私とお姉様でゴゥーマさんを守るのだ。泣いてる暇はない。二人も落ち着いたのでお姉様にその後の話を聞くと、ゴゥーマさんの主は家宅捜査の結果、眷属を実験また誘拐されたと思われる人間や悪魔の非道な実験が発覚し、主の問題が発覚しゴゥーマさんのはぐれ悪魔の欄から消され、新たに主がはぐれ悪魔となった。しかし、主は捕まる前に逃亡、現在捜索中との事だ。
「後は、皆がやってくれるからね♪じゃあ、行こうか?」
「わかりました。天の助さん、ハンカチありがとうございます」
「良いってことよ、ソレよりもゴゥーマちゃんや、いい加減ソーナから離れたらどうだ?」
「、、、、、、」(ブンブン!
現在ゴゥーマさんは、私にしがみついて離してくれません。どうやら、相当勇気を出して言っては良いが、後で激しく後悔してるらしい。ゴゥーマさんは恥ずかしがり屋でもありますから姉にあんな大立回りをしたのが相当堪えたのだろう。耳まで赤くして恥ずかしがっている。
「うわぁ、可愛いなゴゥーマちゃん☆お持ち帰りして良い?」
「良いわけありません!それよりも、時間は良いのですか?」
私は姉にそう言うと、時計を確認して顔を青くしていた。現在12時45分、待ち合わせまで時間があまり無い。
「どうしよう~、時間が余り無いよ~☆急がないと!」
「全く、さっきまでの威厳は何処えやら」
「ハハハ、ソーナの姉ちゃんは面白いな」
「、、、、、、」
「しかし、時間に遅れるのはいけませんね。急ぎますよ」
私達は急いで蓮の花へ向かった。その時気づいていれば良かった。
背後で私達を見ていた者に、、、、、、。
次回は来六かな?まだわかりません。では!