今回はセラフォルー視点でお贈りします!来六君がやります!では!
私は現在、絶望している。それは、来六君に私が悪魔であるとバレてしまったから。なんで、こうなっちゃったんだろう?それは、少し前に遡る。
私は仕事用の携帯に着信が入って店から出て電話をしていた。相手はサーゼクスちゃんで、内容はゴゥーマちゃんの主であるファキー・ウァレフォルが人間界に潜伏していると言う内容だった。彼は冥界で指名手配されて逃亡中に冥界に居たら捕まると踏んで人間界に逃げたのだろう、私はそう考えていると更にサーゼクスちゃんは分かったことを教えてくれた。なんでも彼はゴゥーマちゃんの神器を研究してる最中にあることを知った。それは『影に住まいし魔獣』は所持者に魔獣の遺伝子を取得する所だ。この神器は魔獣を影に食べさせてその特性を影に取り込む神器だが、その際に魔獣の遺伝子が少しだが所持者にも入ってくるのだ。そこに彼は注目し様々な魔獣や悪魔を食べさせて、ゴゥーマちゃんの遺伝子から最強の魔獣を作ることや、その遺伝子を自分に移植し最強の存在になる計画をしていた。私はそれを聞いてファキー・ウァレフォルの外道さに虫酸が走った。あんな小さな子供を自分の為の道具にしているのが許せなかったのだ。話してるサーゼクスちゃんを話しの後半の方になると口調が険しくなっていた。サーゼクスちゃんにはミリキャス君が居るから更に許せないのだろう。だから、彼が捕まるまでゴゥーマちゃんを守ってと言うお願いをされて電話が切れた。私はゴゥーマちゃんを守ろうと決めた瞬間、店の方から爆発音がした。何があったのか、私はソーナちゃんやゴゥーマちゃん、来六君達が心配になり店の方に急いだ。
店に着くとそこには、荒れ果てた店内に、傷付いたソーナちゃんとゴゥーマちゃん。そして、ナイフをファキー・ウァレフォルに突き刺した来六君が居た。
「ソーナちゃん、ゴゥーマちゃん。なんで、怪我してるの?お店めちゃくちゃだし、来六君血が出てるよ?」
私は震えながら呟いた。すると、私に気づいたファキー・ウァレフォルが私に向かって叫んだ。
「貴女は、魔王セラフォルー・レヴィアタン!良かった、助けてください魔王レヴィアタン。この人間を殺してください!」
「え?」
彼は私に助けを懇願した。私を魔王と呼んで、、、、、、止めて、来六君の前で言わないで。
「あ、あああ、、、」
私は悪魔であることがバレて声をあげた。よりにもよってこんなところでバレるなんて、、、。
「何をしてるんですか!魔王である貴女ならこんな人間直ぐに殺せるでしょう!?早く殺してくださいよ!」
「嘘、魔王だってバレちゃった、、、、、、よりによって来六君に、、、」
ファキー・ウァレフォルは私に怒鳴りながら言った。しかし私はそれが耳に入らず、その場で崩れてしまう。初めての人間の友達にバレた。これで来六君は私を恐れて、もう一緒には居れない。そう考えると目から涙が零れる。私は何も出来ずに泣いていると、来六君が声を張り上げた。
「この糞が!何、瀬良さんをなかしてんだ!」
来六君はそう言ってファキー・ウァレフォルを殴り付ける。え?なんで来六君は怒ってるの?私は悪魔なんだよ?人間に恐れられる悪魔なんだよ?
「貴様!さっきから悪魔である俺に!これ以上したら、セラフォルー様に殺されるのだぞ!命が惜しくないのか!」
「セラフォルー・レヴィアタン?知らないな、彼処に居るのは支取 瀬良だぞ?」
「何を言ってる!あの方は我らが悪魔の王であるセラフォルー・レヴィアタンその人だ!支取 瀬良などあの方の偽名に過ぎな、、、」
「だからどうした!」
ファキー・ウァレフォルの言葉を来六君は怒鳴り遮った。そして、怒鳴りながら言葉を続けた。
「悪魔?魔王?だからどうした!あの人は支取 瀬良だ、俺の知ってる、優しくて、明るくて、笑顔が一番似合ってる俺の大切な人だ!俺はそれだけ知ってる。ならそれだけで良いんだよ!だから、そんな人を泣かしてるテメェを俺は許さねぇ!」
そう言いきって、手に持ってる仮面を付けた。すると、体を黒い影が包み込んだ。そして体に張り付いてそこには黒い布が全身を包み、腰に布を巻いた格好になった。
「覚悟しろよ、テメェには暗殺者の始祖の技を見せてやるよ、、、」
来六君はそう宣言して、その後に私を見た。そこには白いドクロを思わせる仮面を付けていた。しかし、何故か来六君の表情が分かったような気がした。
いつもの暖かくて優しい表情が、、、。
そんな私の肩を誰かが叩いた。振り返るとそこには如月君が居た。
「大丈夫だよ、来六君はそんなことで君を嫌いにならない。君が悪魔だと言うことを前から知ってたんだ」
「え?なんで、、、」
「詳しくは言えないけど、僕らだけの情報屋が居てね、そこで知ったんだよ。そして、それを知った来六君は、それでも君は君だと言ったんだ。だから、悪魔だから嫌うなんてしないよ」
如月君は眩しい笑顔で言った。私は私、その言葉はどんな綺麗な言葉よりも眩しく輝いていた。来六君は悪魔であるを悪魔ではなく私として見ていた。それを知った私は涙が流れた。その涙は悲しみから出るものではなく、、、、。
きっと、嬉しさから出た涙なのだろう。
来六君よ、あれはある意味告白に近い発言してるよ?
しかし、瀬良さんはチョロインではないのでまだ落ちません!あしからず、次回は糞野郎フルボッコ回かな?では!
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