「覚悟しろよ、テメェには暗殺者の始祖の技を見せてやるよ、、、」
俺は妄想継承を発動させながら言った。あの糞の言葉に怒鳴り散らしてたら、苛つきが少し和らいだから周りがどうなってるか分かるようになった。シトリーとゴゥーマは怪我をしてるが毛利と天の助が保護してる。瀬良さんはまだ泣いてるが、如月が側に居るから大丈夫だろう。てか、如月。瀬良さんからもう少し離れろ。肩を触るな、妄想心音するぞ?
「きき貴様!なんだ、その姿は!貴様も神器持ちか!?」
「ゼイグリットギア?それが何か知らんが、テメェには関係無いだろ?テメェはこれから掃除されるんだからな」
「貴様ぁーーー!」
糞は叫んでから自分に何かを刺した。すると、体の傷が見る見る内に回復して高笑いをする。こいつ、マジで小物臭が半端ない。
「この程度の傷、俺の開発した薬でどうとでもなるわ!しかし、ここまで痛めた分の侮辱は返さなければなぁ!?」
そう言いながら、新たに薬を自分に使う。すると、魔力が大きく膨れるのが瞑想神経で分かる。恐らく、ドーピングでもしたんだろう。まぁ、、、。
「どうだ!この薬は特別製だ!この薬を使えば、最上級悪魔にすら、、、へぶっ!?」
「その位なら、簡単に伸せるな」
どや顔をされたので、俺は糞の顔面に断想体温で変化させた右腕で殴り付ける。殴られた糞はよろめくが、なんとか体制を立て直して俺を睨み付けた。
「な、何故最上級悪魔の俺様が、、、」
「それで最強を語るんなら、俺の先輩を紹介してやるよ。あの人の方がよっぽど最強だ」
俺の頭には俺の先輩にして最強のあの人を思いだしていた。あの人に比べたらこんな塵、微生物以下も良いところだ。
「人間風情の下等生物が、、、調子に乗るなぁ!!」
糞は怒鳴りながら怒りの限りに拳を乱打する。一つ一つの威力は床にクレーターが出来るほどの破壊力だが、当たらなければどうと言うことはない。瞑想神経の恩恵で、何処に拳が来るのかが分かっているので簡単に避けれる。
「何故だ!!何故だ!!何故当たらない!それが貴様の神器の能力か!?」
「この程度で驚くなよ、、、、、、」
「何だと、、、」
俺はそう言うと、髪を纏めていた髪ゴムをほどいくと髪がゆらゆらと舞う。そして、髪は糞に向かって伸びて、体を縛る。
「何!?何だ、これは!!」
「狂想閃影。この技は髪を使ったもんでな、髪を伸ばしたり、その気になれば髪の毛一本でテメェの首を斬ることも可能な技だ、、、」
「な、なら何故しない!」
「何故しないか?簡単だよ、、、、、、。ほら、後ろを見ろよ」
糞の背後に居る、毛利、如月を見て言った。こいつらもこの糞にはかなり頭にきてるのだろう、いつもの雰囲気と違う怒りを感じた。
「来六君は優しいね、この中では一番怒ってるのに僕達も混ぜてくれるなんて」
「この外道には思いっきり灸を据えないとな」
如月はにこやかに、毛利は指を鳴らしなから糞を見ていた。そして俺は髪を解いてから糞を毛利達に向けて蹴る。すると、先ずは如月が糞の腕を掴みながら蹴った勢いを使って投げる。相変わらずの綺麗な投げ技だな。
「ふっ」
「ぐわぁぁぁぁ!?」
「へぇ、今のでまだ意識があるのかい?結構本気で投げたんだけど、流石は悪魔なのかな」
「な、なんだ今の技は悪魔にここまでのダメージを与えるなど有り得ない!?」
「今のかい?ただ投げただけだせどね」
如月は普通に言っているけど、あの投げ技は普通の人間なら意識どころか命すら刈り取れると思うのだが、、、。まぁ、糞相手だから良いのだがな。
「次は俺がいこうか。立てぃ!!」
次は毛利か、毛利は糞を掴んで立ち上がらせてから、、、、。
「ワカメ!」
「へぶっ!?」
は?
「ワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメワカメ!」
「「ちょっと待てーーー!?」」
あのバカ、どっから取り出したか分からないワカメで糞のこと殴り始めやがった!?てか、いつから漁師が着る服着てるんだ貴様は!?
「なんでワカメなんだーーー!!」
「ぐはっーーー!?」
「「なんか、逆ギレし始めた!?」」
散々ワカメで殴ってから、いきなりキレて蹴りやがったよアイツ。あぁ、そうだ、アイツああ言う奴だった。
「貴様、ふざけてるのか!?」
ほれ見ろ、糞の奴も毛利に言ってるぞ。これに関しては同意するしかない。そして、キレたのか毛利に殴り掛かった。だが、あのバカに普通に攻撃しても意味は無く。
「天の助ガード!!」
「俺かよーーー!?」
あぁ、、、、、、天の助で攻撃を防御したよ。天の助は攻撃を受けて体が四散した。ここまではテンプレ何だよな、本当にふざけてやがる。見ろ、シトリーはさっき臨戦態勢から呆れて頭を抱えてるぞ、見れば瀬良さんやゴゥーマちゃんは唖然としてるし、、、、、、。
「天の助君、大丈夫かな?」
「あー、大丈夫だろ。あの賞味期限切れは、なんやかんやしぶといし」
ほれ見ろ、あの賞味期限切れあれ喰らってから数秒で元通りだぞ。
「毛利貴様ーーー!!」
「チッ、死んでなかったか、、、、」
元通りになった天の助が毛利にキレるが、毛利は舌打ちして険悪なムードになる。
「来六君、なんか仲間割れしてるんだけど、、、、」
「瀬良さん、あいつ等はいつもこうなんで気にしないで下さい」
「気にしないで下さいって、では、いつもこんな感じなんですか!?」
「いや、今日はまだ大人しいかな?いつもなら首領パッチ君が居るからもっと賑やかだよ」
「これよりも、、、、」
「あ、あははは、、、」
俺達の説明を聞いていた瀬良さん達は乾いた笑い声で馬鹿共を見ていた。
「そろそろトドメを刺すか」
俺は頃合いだと見て、自身の腕を変化させた。腕は瞬く間に普段の腕の倍近く伸び、禍々しいオーラを纏っていた。
「おーい、テメェらどきな」
俺は馬鹿共にそう言って構えた。馬鹿共は察したのか、蜘蛛の子を散らすように逃げ、残ったのは糞のみとなった。
「っ、、、、!?貴様!な、なんだ!?その腕は!!」
糞は俺の腕を見て叫んだ。見れば瀬良さん達も俺の腕を凝視していた。
「これか?この腕はある精霊の腕だ。それを俺の腕に一時的に移植したものだ、この技はそうしないと使えないからな」
俺はそう言って、腕に力を込めた。この腕の危険性に気付いた糞は一目散に逃げ出す。あの野郎、また店を壊しやがって、、、、。
「これはテメェが壊した店の請求書とゴゥーマちゃんの過去の精算代わりだ、蜘蛛を散らせ、、、妄想心音」
名を呼んで、俺は腕を伸ばした。腕はまるで獲物を捕まえようとする蛇の如く糞を捕らえようとする。恐怖しただただ必死に逃げるも腕は着実に糞に迫る。
「ヒ、ヒイイィィィィィ!?」
腕を払おうと魔力弾で撃ち落とそうとするも、腕は意志を持つかの如く魔力弾を避ける。そして、腕は糞の胸を触った。そして、腕は戻るように縮んだ。
「ヒ、ヒイイィィィィィ!?、、、ヒ?」
何を想像したのか、糞は只触られた胸を自分で触り確認する。
「な、なにもない、、、ヒャハハハハ!なんだ、只の虚仮威しではないか!!」
先ほどから一変、強気に見せようと高笑いをする糞。煩いな、あれ。まぁ、こっちは準備完了してますが。
「どんなに痛めようが、俺様には薬がある!!所詮、貴様らでは俺様には勝てないのだよ!フフフ、ハハハ!フハハハハハ!!「煩い、黙れ」、、、!?がはっ」
俺は煩い糞に対して、糞の心臓を潰すと言う行為で糞を黙らせた。さながら、つまらない番組を映しているテレビをリモコンで消すかのように。糞は突然のことに胸を押さえながら、血を吐き、堕ちる。
これで、糞の一つが俺の前から消えた。
今回もグダリマシタ、、、。このままだと次回も長引きそうです。けど、気合い、入れて、頑張ります!!では!!