転生者が魔王少女に恋した件   作:蛇カボチャ

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あけましておめでとうございます(土下座

最近、バイトで時間がとれなくて、すみませんでした!今回はこの章の最終話です!では!!!!!


俺は彼女を見送る件

 あれからの事を話すと、あの糞の死体はは瀬良さんが呼んだ悪魔たちに回収、及び壊された店を修繕してくれた。あのままだと店の運営や光さんが暴れかねなかったからありがたい。また、シトリーから前に仕留めた狼男の話を聞かされたのか今回の件と合わせて報酬として小切手が渡された。書かれていた金額は、俺の年収の何倍かあって俺は小切手を返そうとしたが、悪魔側の迷惑を片付けてくれたお礼なので受け取ってほしいと言われたので、受け取ることになった。それから、瀬良さんとのことだが、瀬良さんは悪魔達に指示を出して、俺一言謝り去っていった。瀬良さんが去った後、俺はもしかして瀬良さんに嫌われたのかと思い、かなり凹んだ。凹んだ。後で聞いたが凹み具合が相当ヤバかったらしく、残っていた毛利達やシトリー達が総出で慰めてくれた。それから数日、瀬良さんは俺の前には現れなかった。

 「、、、、、、はぁ」

 「来六よぉ、しっかりしろ。初恋が実らないのは世の常だぞ」

 「毛利君、それはフォローになってないよ」

 俺達は現在、居酒屋で飲んでいた。いつもなら1、2杯しか飲まない酒を6杯も飲んでぐでんぐでんに酔いつぶれていた。

 「もう、6杯目だよ来六君。お酒弱いんだから、もうここら辺でやめた方が」

 「止めるな如月!!飲まないとやってられないんだ!!」

 俺は如月の言葉を無視して酒を煽った。すると、吐き気に襲われて体が寒気に襲われる。気持ち悪い、、、、、、。

 「来六君!?大丈夫かい!!」

 「おい、吐くならトイレで吐けよ!?」

 「う、、、、うい」

 俺は吐き気を我慢しながらゆっくりとトイレに向かった。その時、店の入り口から入ってきた人物に呼び止められた。それは瀬良さんの妹であるシトリーとゴゥーマちゃん、天の助とシトリーに雰囲気が似てる少女だった。

 「影野さん、お久しぶりです。少し宜しいでしょうか?」

 「あ、、、、、、シトリーか」

 シトリーは俺に挨拶をした。待てシトリー、今はマズい。主に吐き気的な意味で。しかし、シトリーは俺の事を悟ったが、少女の方が話を続けた。

 「始めまして、私はソーナの女王の森羅 椿姫と言います」

 「は、はぁ、、、、、、」

 「貴方がソーナが言っていた方ですか、ソーナの眷属としてお礼を、我が主を助けていただいてありがとうございます」

 「、、、、、、」

 ヤバい、森羅だったか?何か言ってるが吐き気のせいで聞いてる余裕がない。ヤバい、吐く。

 「、、、ですので、今回はレヴィアタン様の件で来ました」

 「瀬良さん!?瀬良さんが何だって!?」

 俺は森羅の肩を掴んで聞き出す。すると森羅は肩を跳ねさせて驚いた。それを見たシトリーが間に入り言う。

 「影野さん、落ち着いてください、お姉様の事もちゃんと説明します」

 「あ、あぁ。わかっ、、、うぷっ」

 「えっ?」

 俺はすぐさ店を出て、路地に走った。ヤバい吐く!!そして、路地裏に入ってからはわかるな?

 「あ"ぁ、、、酒は少し自重しよう、そうしよう」

 俺はやけ酒したことを悔いながら口を拭って一人言を言った。まだ気持ち悪いな。胃を抑えて店に戻ろうとした時に路地から声を掛けられた。

 「来夢君?」

 「えっ?」

 声の方を見ると其処には瀬良さんが居た。、、、、、、瀬良さん!?

 「瀬良さん!?これはなんと言うかいつもならこんなに飲みませんよ!酒弱いんで、今日はなんと言うか、あれです!毛利の野郎が誘って俺に散々飲ましたからこんな事になったんです!決して瀬良さんに嫌われたからやけ酒したんじゃありません!あれ?俺何言ってんだ?えっと、これはその、、、、、、うぷっ」

 突然の事で俺はテンパって意味不明な事を散々言って、急に喋ったのでまた吐き気に襲われた。

 「来夢君!?大丈夫!?」

 「だ、大丈夫です、、、うぷっ」

 「待ってて!お水貰ってくる!」

 瀬良さんはそう言ってさっきまで俺が居た店に向かった。瀬良さんに心配させるなんて俺、情けないな、、、、、、。それからある程度落ち着いてから俺は瀬良さんと二人きりで話すことになった。場所は町が見渡せる公園の広場で、俺にとっては特別な場所だ。

 「わぁ!凄いね☆此処から町が見渡せるんだ!」

 「此処は知る人ぞ知る穴場何ですよ、ここから見える花火や十五夜の月、初日の出。季節の絶景が味わえる場所です」

 「へぇー、来夢君はそんな穴場を知ってるんだ♪」

 「と言っても、ここを知った理由はそんな綺麗な理由じゃないんですが、、、、、、」

 「ん?来夢君、何か言った?」

 「いえ、何でもないです!」

 俺は気持ちを切り替えて、瀬良さんに向き合った。瀬良さんは綺麗な緑の服を着ていた。見るからに上質な布を使ったドレスでそんなドレスを瀬良さんは着こなしていた。一見したらどこかの令嬢だと思うだろう、俺は自分との身分の違いを感じた。片や冥界の悪魔を統べる魔王。片や転生者でそれがなければ何の取り柄もない、いや、最も取り柄どころか俺は醜い存在だ。身分の差が違いすぎる。そんな俺を気にするわけも無いだろう。なのに俺は、瀬良さんに数日相手にされなかっただけでこの様だ、本当に俺はダメだな。俺は心の中で自傷していると、瀬良さんが口を開けた。

 「来夢君、この前はごめんね。私達のゴタゴタに巻き込んじゃって」

 瀬良さんは数日前の事を言って謝罪した。その顔は悲しそうで、俺はそんな瀬良さんの顔を見て心が痛んだ。

 「来夢君は人間なのに、悪魔の私達の問題を解決してくれて、、、、。駄目だね私、魔王なのに来夢君達に解決してもらっちゃって魔王失格だよ」

 そう言って瀬良さんは広場の夜景を見た。俺からは瀬良さんの表情は見えない、だが、瀬良さんは多分、、、、、、。そう思っていると瀬良さんの声が震えていた。

 「私、もう来夢君と会わない方が良いよね。今回は来夢君が解決してくれたけど、次はそう上手く行くなんて分からない。なら、もう関わらない方が良いよね?」

 言葉を紡ぐ度に瀬良さんの肩が少し震えていた。俺はそんな瀬良さんが見たくない、瀬良さんに会えないなんて嫌だ。そんな事を考えていたら体が勝手に動き、気付けば瀬良さんの背中から抱きついていた。

 「そんな事言わないで下さい。俺、瀬良さんに会えないなんて嫌です」

 「え?」

 「大丈夫です、俺は瀬良さんが思ってるよりも強いんですよ?あんな奴より強い奴が来ても、簡単に倒します。だから大丈夫ですよ」

 「だけど、来夢君に迷惑が、、、」

 「迷惑なんて思いませんよ、もしも瀬良さんが困ってたら俺が何とかして見せます。護衛、諜報、暗殺何でも出来ちゃうんですから」

 「凄いね、来夢君。忍者みたい」

 「瀬良さんが言うなら忍者でも暗殺者にでも成りますよ。俺は瀬良さんと一緒に居たい、だから会わないなんて言わないで下さい」

 俺はそう言って瀬良さんの頭を優しく撫でた。もし、瀬良さんが望むなら影に潜む暗殺者に成ろう、血に飢えた殺人鬼に成ろう、だから、、、、、、。

 

 一緒に居てください。

 

 

 あれから翌日、俺は瀬良さんをホテルに送り、瀬良さんは長い休暇も終わり、冥界に帰ることになった。俺と毛利達はその見送りに行った。

 「みんな、見送りありがとう☆また休みが貰えたら一緒に遊ぼうね♪」

 「その時は俺様の鼻毛真拳を見せてやろう!」

 「一緒にハジケようぜ!!!」

 「ゴメンね、こんな僕が見送りなんて迷惑だよね」(キラキラ

 「お姉様、くれぐれも!仕事はちゃんとしてくださいね」

 「また、、、今度、、、、、、」

 「土産代わりに俺を食せ!」

 「ふん!!」

 『ギャーーーーー!?』

 みんなが思い思いの言葉を瀬良さんに送った。その際、馬鹿言ってる奴らは俺が直々に制裁した。後、シトリーはゴゥーマちゃんと天の助を眷属にしたそうだ。どちらも戦車の悪魔の駒を使ったらしい。俺はその際になんで天の助も眷属にしたかと聞いた。すると、死んだ魚のような目をして『ゴゥーマさんを眷属にした際に偶然、もう一つの戦車を落としてしまってそれが天の助さんに吸収されてしましました』と言われた。俺はそれを聞いて、何とも言えない状況に成り、シトリーにコーヒーを奢った。

 「もう、時間です。急いでくださいお姉様」

 「あ、もうこんな時間なんだ☆来夢君」

 「は、はい!?」

 俺は瀬良さんに呼ばれ裏声で答えてしまった。その際に馬鹿共が笑ってたので、後でシバく!! 

 「来夢君には色々お世話になったよ☆来夢君に会わなかったから夢も叶ったし、いっぱい友達も出来たよ☆来夢君には言葉じゃ言い表せないほど感謝してるよ♪ありがとう☆」

 「い、いや~。お礼なんて俺の方こそ瀬良さんに出会って本当に良かったです」

 そう言うと、瀬良さんは俺の方に近づいて俺の頬に軽くキスをした。キキキキキキキキキキキキキキキキスだとーーーーーー!!

 「ありがとうね来夢君♪私、来夢君の事好きだよ」

 「えっ?」

 き、きききききききキキキキキキキキキキキキキキキターーーーーーーー!!瀬良さんが俺のこと好きだとーーーーーー!!うおっしゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃ!!!!!

 「来夢君は私の大切な『友達』だよ☆」

 「来夢、おーい来夢」

 「おーい。駄目だすっかり自分の世界に入ってやがる」

 「仕方ないよ、瀬良さんに友達としてでも好きって言われたからね。よっぽど嬉しかったんだろうね」

 「ん?来夢君大丈夫?」

 「大丈夫だと思います?あ、もう急いでくださいお姉様」

 「そうだね☆じゃあねみんな♪」

 「おう、じゃあな」

 「元気でな」

 こうして俺は空喜びをしてたせいで見送り出来ず、毛利から友達として好きと言っていた聞いて数日引きこもった。

 

 




最近、バイトが糞すぎて滅尽滅相したい今日この頃。で、今回一章が完結したので次回からは第二章です!章は季節で分けてるので今回は春で次回は夏です!では皆様良い一年が迎えられますように、では!!!!!
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