転生者が魔王少女に恋した件   作:蛇カボチャ

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今回は、来六の先輩が出ます!みんな大好きあの人です!では!!!!!


俺は少女と先輩に再会する

 あの後、俺は叫び声を聞いた二人に抑えられて意識を失ったようだ。一体、あの光景は何なのだろう、俺が殺した?アレを?どうして?俺は思い出そうとしたが、どうにも思い出せない。あんなに鮮烈な光景なのにも関わらずだ。

 『精神的不安定だったから悪夢でも見たんじゃないのかい?』

 光さんはそう言って俺に小遣いを渡して店から追い出した。意地でも休ませようとするのは分かるが追い出さなくても良いんじゃないか?

 「てな訳で、町に来たは良いが、、、」

 如何せん、何も目的は無い俺にどうしろと?俺は溜息を一つ付いて歩き始めた。

 「身分の違いか」

 不意にルシファーさんの言葉が頭に過ぎった。確かに俺は転生して力を貰ったがそれ以外は只の一般人だ、対する瀬良さんは冥界を統べる魔王の一人で悪魔で言う貴族。そんな二人が釣り合うか?答えは比を見るよりも明らかだ。

 「まさか、俺がそんなラブロマンスみないな展開に成るなんてな」

 俺は口にして言ったが、どうにも似合わないなと付け足して鼻で笑った。俺がそんな少女漫画の主人公みたいな役が出来るはずも無い、そもそも出会いが欲しいなんて不純極まりない俺が瀬良さんみたいな素敵な人と釣り合う訳がない。それならルシファーさんの方がよっぽどお似合いだ。

 「あれ?何で俺泣いてんだ?」

 そんな事を考えていると目頭が急に熱くなり目から涙がボロボロ零れていた。止めようと拭うも涙は止まらず、溢れ出す。

 「おいおい、こんな町中で泣いてるとか洒落にならないのに、、、、、、」

 それでも涙は止まることはなかった。そんな時、俺のズボンを誰かが引っ張った。

 「あ、、、あの、大丈夫です、、、か?」

 「ご、ゴゥーマちゃん?」

 そこに居たのは、可愛らしい服を着たゴゥーマちゃんだった。ゴゥーマちゃんは心配そうに俺を見ていた。あの後、ゴゥーマちゃんはたまに家の店に来るようになった。最初は客に怯えていたが、最近は挨拶をしたり、少しだが笑う姿を見るようになった。そんなゴゥーマちゃんが、町中で大の大人がボロボロ泣いてたら心配するだろう。

 「ごめん、ちょっと目にゴミがね。それよりも今日はどうしたんだい?」

 「は、はい、、、。今日は、、、、、、図書館の帰り、、、、、、です」

 見ると、ゴゥーマちゃんの手には図書館で借りたであろう本が抱えられていた。俺はこれ以上ゴゥーマちゃんに心配させないように必死に涙を堪える。

 「そっか、、、その本はソーナに読んで貰うのかい?」

 「はい、、、、、、」

 そう言って本を嬉しそうに抱いた。あれ以来俺はシトリーをソーナと呼んでる。それは本人がそう呼んでくれと言ったので、俺も来六と呼んでくれと言った。

 「来六さん、、、、、、なにか悲しいことが、、、あったんです、、、か?」

 「!?」

 ゴゥーマちゃんは不意に俺にそう言った。子供ってのは感情を読みとるのが大人よりも上手いのだろう。俺は内心悪態を付きたくなったが、どうにか隠し通そうとした。そんな時だ。

 「おっ、来六じゃん。久し振りだな」

 「え?」

 俺は振り返るとそこには、余り良いセンスとは言えないTシャツに眩く光る頭。こんな特徴的な人は一人しか居ない。

 「久し振りですね、サイタマ先輩」

 「うおっ!?なんで、おまえ、泣いてんの?」

 この人は俺の中高で先輩だったサイタマ先輩。そう、あの『ワンパンマン』の主人公である。

 「どうしたんだよ、おまえ。何で泣いてんの?腹でも痛めたのか?」

 「腹痛じゃないんで大丈夫です」

 「じゃあ、道のどっかで足の小指ぶつけた?」

 「街道の真ん中でどう当てろと?」

 「なら、、、、、、!?」

 「?どうしました」

 さっきまで下らない問答をしていた先輩と俺だが、急に先輩は黙った。黙ったて言うよりは驚愕の顔で何かを見ていた。視線の先には、、、、、、ゴゥーマちゃん?

 「まさか、来六おまえ、、、」

 「はい?」

 何かを悟ったかのような顔で、先輩は俺の肩に手を当てた。そして、俺に諭すように言った。

 「いくら出会いが無いからってこんな幼女に手を出すなよ。いくら俺でも弁護出来ないぞ」

 「、、、、、、、、、は?」

 「確かにおまえは中高ロクな出会いは無かった。中学なんておまえにとっちゃ黒歴史だろう。けどな、こんな幼女に手を出すなんて見損なったぞ!!!」

 、、、、、、、、、、、、、、、。

 「まぁ、高校で花沢や我王に会って変わったけど、それでもモテなかった。うん、中学時代がアレだからな。けどな、幼女はダメだろ!?もう、おまえも大人何だからそこの所はちゃんとしろよ」

 「何、勘違いしてんだ、このハゲ!!!!!」

 我慢できなくなった俺は先輩の頭に思いっきり殴りつけた。それも妄想継承の恩恵込みで、普通ならそんな拳を食らったら一溜まりもないが、、、、、、。

 「~~~~~~~~~~~!?!!!!!!?」

 「たく、いきなり殴るなよ」

 なんで、痛がるのが俺で先輩は何事もなく立ってるんですかね?




てな訳で、我らがヒーローことサイタマ先輩でした。やったね先輩も準レギュラーですよ。

サイタマ「おぉ!なら、結構出番あるのか?怪人と戦えるのか?」

、、、、、、。うん

サイタマ「おい、なんで言いよどんだ?」

だって、先輩でたら最後、大概のことはワンパンですしお寿司。なので、普段は日常パートですね。

サイタマ「クソーーーー!!!!!」


では!!!!!
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