転生者が魔王少女に恋した件   作:蛇カボチャ

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今回は、番外編で以前出てくるはずのキャラが出てきます。少し無理やり出しましたが、ミルたん故に致し方なしと考えてください。それでは‼


俺の職場に変わった人が来た件

「注文お願いしまーす」

「はいわかりました‼」

「あの、コーヒーお分かり」

「はい。ただいまー‼」

現在、俺は『蓮の華』絶賛ウェイトレスとしている。今日は土曜日の為、お客さんが大勢入ってくる更に時間は15時頃、軽食やお茶をしに来る一番忙しい時間帯。その為俺は一人ホールであっちに行ったり、こっちに行ったりしてる。クーや光さんはキッチンで料理している状態。

「ありがとうございました」

それが暫く続いて漸く、客足が落ち着いてきた。俺はお客さんに見えないところで大きく息を吐いて背伸びをする。

「15時過ぎても暑いな、全く」

今は梅雨が開け7月序盤。嫌な雨続きは無くなっても、次はこの暑さ、この時期はあまり好きではない。髪が長いから熱気が首に籠るし、汗かくし。

「おぉ、来六おまえ少し休憩入れ」

「分かりました」

光さんに言われて俺は、店のバックヤードに入り自分ロッカーから携帯を取り出す。するとメールが届いており確認すると、なのはさんからのメール だった内容は劇場版ミルキーの先行上映会についての連絡だった。劇場版ミルキーの声優は滞りなく進んで、来週末に先行上映会をやることになった。あの事件の後何度か瀬良さんとも一緒に収録をして俺自身は満足していた。只、どうもあの桃色ポニーテールの人に気に入られたのか、たまに誘われるのだ、模擬戦をしようと。あの人は苦手だ、事ある度に戦え戦えって、あれだろ?あの人戦闘民族なの?野菜人なの?そう思いながら一息付いていると、バックヤードの扉が開いた。

「うーす、元気してるか?」

「帰れ」

「ヒドイ!私の事は遊びたったのね‼グヘッ⁉」

入ってきたのは毛利だった。ウザかったので、近くにあった空き缶を額目掛けて投げて鎮圧しといた。

「おまえさ、此処はスタッフオンリーなの。部外者が入っちゃいけないの?お分かり?」

「けど、光さんが来六はバックヤード居るからって言ってたし」

「光さん、、、、、、」

そうだ。光さんなら、昔からの付き合いのこいつを普通に通すからって、仕事中に来るか普通。ため息を付いて居ると、ドアの影なら最近良く店に来る人が顔を出した。

「やぁ、今日も来たよ」

「また来たんですか?サーゼクスさん」

現れたのはサーゼクス・ルシファー。冥界の四大魔王の一人である人なのだが、最近良く店に顔を出しに来てる。何でもここのサンドイッチが気に入ったそうで、週に4回は来てる。たまにルキグフスさんも来るのだが、来る度に俺を射殺すように睨んでくる。どうやら今日はサーゼクスさん一人のようだ。

「今日もサンドイッチを食べに来たんですか?」

「あぁ、軽食だとここのサンドイッチばかり食べてるが、飽きが来ないんだよ」

サーゼクスさんはそう言って、立ち去った。多分、ホールに向かったんだろう。俺も仕事に戻ろうとした時、何やらホールが騒がしい。何事かと向かった俺は驚愕した。

「あ"ぁ、此処が例の店かぁ?」

其処には一人の男が立っていた。頭には独特なヘルメットに、棘が付いた革ジャン。極めつけは胸に刻まれた北斗七星の傷。もう、間違いない。この男の名は、、、、、、。

(なんで、ジャギ様居るのーーー‼⁉)

某テレッテーや世紀末バスケとかでお馴染みの北◯の拳のジャギ様が居りました。え、なんで?世紀末ヒャッハーなんで?俺は一人困惑していると、ジャギ様は俺に気づいたのかズカズカと俺の前に歩み寄ってきた。

「おい、貴様」

「は、はい‼」

「貴様の耳、何処か弟に似ている」

名言キターーーーーー‼え?まさか、本物のジャギ様⁉いや、けど此処世紀末じゃないし、まさか転生者か⁉だけど、ジャギ様に転生とかコア過ぎるし、けど、本物なら嬉しいなぁ。けど、、、だけど、、。と色々考えていると、店の扉が開いて新しいお客さんが来た。

「ジャギたん、早すぎるにょ」

「あぁ、ミルたんか。悪い悪い、少しおまえの友達に会いたくてな」

「もぅ、ジャギたんはせっかちにょね」

『ハハハハハハ‼』

、、、、、、、、、、、、なんで、ジャギ様とミルたんが知り合いなの?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

それから、俺はミルたんの話を聞くと、曰く、魔法の力を手に入れるが為に異世界を回り、その過程で北斗の拳の世界でジャギ様に出会い、二人で世直しの旅をしたそうな。で、あの悪役のジャギ様がなんでそんな旅に付き合ったかと言うと、ミルたんに勝負で負けて、そのまま強制的に連れていかれるも、そこで強敵との出会いと別れを繰り返し、精神面が鍛え上げられたそうな。今では不器用ながら弟とも和解したらしい。で、現在はミルたんの家の一階を借りて修理屋をしてるらしい。で、俺はそれを聞いて思ったのは、ミルたんって何者なのだろうか?普通に異世界に行けるとか最早、それが魔法で良くないか?で、話が終わると、それを聞いてたサーゼクスさん達は。

「強敵と凌ぎを削り合い、強敵から友に成るなんて。熱い熱いよジャギ君‼」

「良いね‼素手で岩や鉄を切り裂くなんて、一度手合わせしたいもんだ」

まぁ、案の定気に入りました。この数週間で、サーゼクスさんと関わって分かったことはこの人かなり子供っぽいのが好きだ。特にコテコテの戦隊ものが好きらしく、一度その話になったときは、目を少年のように輝かして語っていた。そんなサーゼクスさんとうって変わって、クーおまえは、戦いたいのかい!まぁ、ケルト人だから戦いたいのは分かるがおまえも目を輝かすな。おまえの場合は獲物を狙う獣のようにだから質が悪い。、、、、、、今度、桃色ポニーテール の人に会わせてみようかな。

「で、どうですか?うちの店のケーキは」

「とっても美味しいにょ‼この、オレンジのタルトはほどよい酸味が良い感じにょ」

ミルたんはそう言いながら、美味しそうにオレンジのタルトを食べる。料理上手なミルたんにうちで夏に出そうとしていた新作ケーキを試食して貰った。結果は中々上手く出来ていたようだ。サーゼクスさんや毛利、ジャギ様にも出したが皆一様に美味しいと言ってくれた。作った身としては有り難いことこの上ない。

「はむ、、はむ、、、、、」

特に、ジャギ様は大変気に入ったのか黙々とケーキを食べていた。なんだろう、原作のジャギ様に比べてなんかギャップが激しい。

「、、、、、、おい」

「は、はい」

「、、、、これ、まだあるか?」

「あ、まだありますので、持ってきますね」

恥ずかしそうに小声で言うジャギ様を見て、これがギャップ萌えと言うやつなのかとキッチンで悶えた。世紀末には甘味なんてそうそう食べれませんよね‼だから、目を輝かして食べてたんですね‼その後、俺はジャギ様に残ったケーキを持って行った。それ以来、たまにジャギ様がケーキを食べにやって来るようになるのであった。




てなわけで、俺の好きなキャラクターのジャギ様が登場しました‼彼も、サイタマ先輩と同じようにチョイ役ですが、出せて嬉しいです‼では次回‼夏パートでお会いしましょう。では‼
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