「おまえら頼む‼俺を水泳出来るようにしてくれ‼」
俺は現在、休みを利用して毛利達に水泳の特訓を頼んでいた。本当なら毛利に頼むのは癪だが、こいつの経営してるプールを使う為、仕方なく、本当に仕方なく頭を下げている。それに、こいつは趣味の一貫でスキューバダイビングをしてたりするから、泳ぎには自信があるはずだ。
「えー、なんで俺達がー」
「カナヅチの来六君に泳ぎを教えるとか、普段、運動できるのに泳げないとかプププ」
、、、、、、あぁ、うぜぇ。こいつら人の弱味を見つけたら水を得た魚の如く、いじり倒すから。やりたくなかった。しかし、しかしだ‼そんな屈辱に耐え忍ばなければならない‼瀬良さんに無様を晒したくない‼その為なら、堪え忍んでやる‼
「いやー、あの来六さんに泳ぎを教えるとか、あの‼運動神経抜群に良い来六さんに‼」
「けど、頼み方が気に入らないなー。此処は『首領パッチ様、お願いします‼このダメダメな私にどうか、泳ぎを教えて下さい』って、土下座して言ったら考えても良いけどな」
「、、、、、、」
「首領パッチ、いくらなんでも土下座はないだろ。此処は『蓮の華』で一週間タダで喰わしてあげるのほうが、良いだろ?」
「そうか!てか、一週間じゃなくて一ヶ月にしようぜ‼」
、、、、ブチッ!耐えようとしたが、無理だ。我慢出来ない。このバカ達に頼んだ俺がバカだった。そう考える最中、アフロとゴムボールの悲鳴が聞こえるが、気にしない。何かグチャッとか、ボキッ‼とか聞こえるけど気にしない。そして、気づくと二つの肉塊が目の前に、それを無視した。すると、そんな中で、10㎏のステーキを食べ終わる如月が俺に言った。
「そうだ、泳ぎを教えて貰うなら、ソーナさんに頼んだらどうだろう?」
「ん、ソーナにか?」
「この前、ゴゥーマちゃんが泳げないらしいから、近くの市民プールに行くって。あ、ごめんね。こんな僕の話なんて、、、、、、って、来六君?」
俺は最後まで如月の話を聞かずに、急いで市民プールに向かった。バカ共よりも、ソーナの方が、数倍頼りになる‼そう思い、俺は急いだ。
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「お願いします‼俺に泳ぎを教えて下さい‼」
「って、いきなりどうしたんですか、来六さん⁉」
市民プールに着いてから、俺は瞑想神経でソーナ達を即座に見つけてから、プールサイドに居るソーナにまるで滑るように土下座しながらソーナに頼み込んだ。土下座?そんなのソーナになら頭下げるわ‼俺の周りで唯一といっても良い常識人なのだから‼
「あ、、、、、、来六さん、、、、、、こんにち、、、は」
「あぁ、影野さん。どうしたのですか?いきなり土下座とは、何か深刻な事があったのですか?」
プールでは ゴゥーマちゃんに森羅が泳ぎを教えていた。、、、、、、森羅から鼻血が流れてるのは見ないことにしよう。
「って、来六さん⁉あの、こんな公共の場で土下座をしないで下さい‼周りから変な目で見られてます‼」
「そんな事、今の俺には何ともないわ‼それよりもソーナ頼む‼俺に泳ぎを‼」
「来六さんが気にしなくても、私が気にします‼あぁ‼分かりました、分かりましたから頭を上げてください‼」
悲痛に叫んだソーナに言われて俺は頭を上げたが、どちからと言うと、ソーナの叫び声の方が、見られてたような、、、、、、。
「と言うより、来六さん。貴方、もしかしてカナヅチ何ですか?」
「、、、、、、、、、、、、はい」
「、、、、、、、」
ソーナに問われて、俺は弱々しく答えた。すると、ソーナはすっとんきょうな顔をした。それからクスクスと笑った。
「おまえも笑うのかよ」
「すみません。しかし、あんなにお強いのにカナヅチと言うのは意外でした」
「昔から、どうにも水泳だけは苦手なんだよ、、、、それなのに、サーフィンをしないといけないとか、、、、、、、はぁ」
「サーフィン?いや、泳げないのにサーフィンをするなんて無謀過ぎやしませんか?」
「言うな、それは俺が一番理解しいてる」
俺とソーナはそんな話をして居ると、ゴゥーマちゃん達も上がったのか、話に加わる。
「来六さん、、、、、、サーフィンするん、、、ですか?」
「まぁ、やんごとなき理由で」
「サーフィンですか、確かに出来たらレヴィアタン様も格好いいと思いますね」
「そうだけど、肝心の泳ぎがな」
「なら、善は急げです。旅行までに水泳をマスターしましょう‼」
「おい、森羅⁉いきなり、腕を掴むな⁉」
「大丈夫です‼こう見えて、私は駒王のマーメイドと言われています。泳ぎを教えるなんて訳ありません‼」
こうして、俺は森羅に連れられてプールに入り、彼女の指導の元、特訓をした。したは良いが、、、、、、、。
「、、、、、、影野さん。これはマジですか?」
「、、、、、、、、、、、、はい」
「これは、、、、、、、」
「、、、、、、私より、、、、、酷いです」
「ぐっ⁉」
全く上達しなかった。泳ぐ泳がない以前に、浮けないのだ。だるま浮きや浮くコツを聞くも、浮くどころか溺れかける始末。自分の事ながらここまで酷いとは思っていなかった。
「、、、、、、まだです‼こうなれば、特訓に特訓を重ねて、必ず影野さんを泳げるようにします‼」
「椿姫さん、、、、、、燃えてます、、まるで、熱血講師みたい、、、、、、」
「どちらかと言うと、某炎の妖精だな、あれ」
「もっと、暑くなりましょう‼来六さん‼」
なんか、変なスイッチが入った森羅。俺はなんか、不安を感じてソーナを見た。しかし、ソーナはそれを最初から居ないように無視していた。
『すみませんが、触らぬ神に祟りなしです。頑張って下さい』
ソーナさん⁉アイコンタクトで俺に丸投げしないで下さい‼貴方の女王でしょ⁉って、腕に抱きつきながら何処に連れていくんだ⁉は?飛び込み台?無理だろ⁉カナヅチにいきなり飛び込み台から飛び込めと⁉待て待て‼イヤーーーーーーー⁉
はい、今回は椿姫さんがまたしてもキャラ崩壊しました。なんか、ターミネーチャンもそうだけど、椿姫さんも酷いレベルでキャラ崩壊してるな。ゴマコンだし、はっちゃけるし。次回‼海に皆で行きます‼では‼