「青い空、白い雲、そして、、、、、、、」
『海だーーーーーーーー‼‼』
旅行当日。僕達は目的地の海岸に来ている。この近くにグレモリー所有の別荘がある。そこまで毛利君が用意したバスで移動して漸く着いた。着いたと同時にセラフォルーと毛利君達は海を見て興奮してるのか、大はしゃぎである。
「海、海だよ☆何年ぶりだろう?ねー、来六くーんー、グレイフィアちゃーん‼見て見て‼」
「あぁ、海ではしゃぐ瀬良さん。尊い、、ゴフッ‼」
「セラ、今日も一段と可愛らしい、、、、カハッ‼」
はしゃぐセラフォルーに、来六君とグレイフィアは、愛しい人を見るように顔を赤らめる。けど、二人とも口から血を吐き出してる。なんだろうか、本当に二人は似た者同士だと思う。
「海、、、、、、私、、、、海は、初めて、、、、、、です」
「ゴゥーマちゃん、可愛いですゴゥーマちゃん、、、、、、、」
、、、、、、女王の彼女、前まであんな感じだっただろうか?前はもっと落ち着いた感じだと思ったんだけど、、、、、、まぁ、二人みたいな感じなのだろう。うん。
「お父様」
「どうしたんだい、ミリキャス?」
僕の側に居た我が息子であるミリキャスが、目を輝かしながら私に言う。
「僕、海を初めて見ました‼海ってあんなに青いんですね。空も、冥界と違って綺麗です‼」
「そうか、確かに初めて人間界に来たから、目新しい物ばかりだろう。ミリキャス、せっかくの機会だ。色々、見て回ろう」
「はい‼」
嬉しそうに、頷くミリキャスを見て、僕は皆で旅行に来たかいがあったと思った。ミリキャスは僕達の息子である故にあまり外で遊ぶと言う事は出来ない立場だ。普段は教養や歴史などを学んだり、休みの時も部屋で本を読む程度。父親としては、もっと元気良く育って欲しい思うが、立場と言うのはどうしても付いてくる。だから、こう言う時位は年相応の子供のように過ごして欲しい。
「早く、早く海に行こうよ☆サーゼクスちゃん‼」
「そうだそうだ‼とっとと行こうぜー‼」
「待ってください。まずは一度荷物を置きに行きましょう」
『えぇー⁉』
「えぇー、じゃありません。そんなに急がなくても、海は逃げませんよ」
「それもそうだね。さぁ、一度別荘に向かおうか。それからでも遅くはないからね」
『はーい』
何人か渋々ではあったが、一先ず全員で別荘に向かった。そして、歩いて5分程で、別荘に着いた。
「あの、サーゼクスさん?」
別荘に着くと、来六君が唖然としながらも僕に質問する。
「なんだい?」
「つかぬことをお聞きしますが、此処は誰かのお屋敷ですか?」
「何を言っているんだい?此処がこれから泊まる別荘だよ?」
「ハイイイイイイイイイ⁉」
僕の答えに来六君は驚きの声を挙げた。そんなに驚くことかな?この別荘はあまり大きくないものなのだが、見ると、如月君は渇いた笑いを溢し、ゴゥーマちゃんは只呆然と別荘を見ていた。
「あれ?思ってたよりも小さいね☆」
「ごめんなさいセラ、他の別荘は清掃が間に合わなくて仕方なく此所になったの」
「良いよ、良いよ♪皆で泊まるには問題ないし☆」
「なんだろう、お金持ちの思考が俺には分からない」
二人の会話に来六君は立ちくらみを起こしていた。そんなに可笑しいのかな?まぁ、とりあえず別荘に入り、荷物を置いた。
「おいおい、外もそうだが、中も相当凄いぞ」
「シャンデリアなんて、、、、、、本でしか見たこと、、、、、、ないです」
「見るからに高そうな絵画や壺がこんなに、こんな僕が泊まるなんて、申し訳なくなるよ」
「おまえじゃなくても、此所に泊まるのは申し訳なくなるわ。普通に大きめのログハウスだと思ってた俺が恨めしい」
「あわわわ、、、、、、」
来六君達は三人でこそこそ話している。どうやら余り居心地が良くないらしい。何処か?可笑しいかなこの別荘は?それに引き換え。
「ヒャッホー‼このソファーすげぇフカフカだ‼」
「見ろよ‼此処から見る風景、やべぇぞ‼」
「この冷蔵庫、中々に居心地が言いな」
あの三人は本当に楽しそうにしているね。まるで、子供のようにはしゃいでる。
「おい、アフロ。なんでそんなにはしゃげるんだよ」
「ん、なんでって折角の旅行だろ?なら、楽しんでなんぼだろバカめ」
「バカはてめぇだよ。それに、こんな高級品に囲まれてると、なんか居心地が、、、、」
「俺は、そんなに感じないな。良く、他の会社との会議をする場所はこんな感じだし」
「、、、、、、そうだ、バカだから忘れたけど、こいつもそっち側の人間だった」
そう言って来六君はため息を吐くと、ミリキャスが来六君に近付いた。
「あ、あの。影野さんは楽しくないんですか?」
「ん、あぁ。サーゼクスさんの息子の」
「ミリキャス・グレモリーです。それで、さっきから楽しくなさそうですけど、何かありましたか?」
「楽しくなさそうか、いや、楽しくない訳ではないけど、ちょっと俺の価値観が通じないと言うか、流石、貴族と言うか」
「?」
「まぁ、旅行事態は楽しみにしてたから、俺もグレモリー君も良い思い出を作ろう。後、俺の事は来六で良いよ」
「なら、僕もミリキャスで大丈夫です。来六さん」
「なら、海に行く準備をしないとね」
「はい‼」
二人は仲良く海に行く準備をした。来六君とミリキャスが仲良くなったところで、僕達も用意をするとしよう。
はい、今回はミリキャス君登場です‼ミリキャス君はゴゥーマちゃんやまどかちゃんと同じポジションです。yesロリショタnoタッチ。良いね?