で、今回はあのイケメンが登場します‼では‼‼
俺は生物二体に引き連れられて、人混みに連れていかれた。そして、もみくちゃにされてどうにか最前列までに着くと、どうやら芸能人が何かの撮影をして居た。見ると、人混みは女性が多く、皆黄色い歓声を挙げていた。そして、簡易的な楽屋からその人物が姿を現した。その人物は輝くような美貌に、青い髪が印象的な人物だった。俺はその人物を一方的に知っていた。彼はアマイマスク。ワンパンマンに出てくるヒーローであり、この世界でもヒーローで尚且つ人気急上昇の俳優。どうやら、この人混みはアマイマスク見たさに集まった野次馬だった。アマイマスクを見た人達は、皆一様に黄色い歓声を喉を枯らす勢いで迎えた。
『キャーーーーー‼アマイ様ーーーー‼』
「うわっ⁉うっさ‼」
「耳が⁉」
「凄い、喝采だな⁉」
俺達は耳を塞いでそれを聞いた。てか、心太、お前の耳ってどこだよ?喝采の声に慣れ、塞ぐ手を離す。そして、生物達は期待したものと違かったのか、物凄く嫌な顔をしてブーイングをする。
「けっ、どうせ顔だけ良いけど、中身は最悪なんだろ?」
「ブー!ブー!イケメンには興味ねぇーよ」
アマイマスクがイケメンだから嫉妬するのは分かるけど、そこまでするか?俺は、嫌な気配を感じてそこから気配を消して離れた。すると案の定、生物二体はそれを聞いていたファン達にタコ殴りにされた。ああ言うファンの前で良くもまぁブーイングなんて良い覚悟してるな。生物二体を放っておいて、俺はその場からそそくさと立ち去ろうとした時だ。
「すみません。もしかして来六さんですか?」
「え?」
声を掛けられた俺は振り向くと、そこにはあのアマイマスクが居た。ちょっと待て、なんでアマイマスクが俺に声を掛けてきたんだ?それに、なんで俺の名前を知ってるんだ?急いで、来たのか少し息を乱していたが、俺を見た途端に少し目を潤ませながら俺に抱き付いた。
「やっと会えました‼俺ですよ、正義ですよ⁉」
「うわっ⁉ちょっと、、、、、、‼」
俺は抱きつかれて驚く、まさか、本名だろう名前を名乗るほど、親しい間柄だろうけど、俺は一度もアマイマスクに会って居ないのに、なんでこんなに親しげなんだろうか?てか、抱き付かないでくれ⁉周りのギャラリーがヤバイ目で見られてる‼
『キャーーーーー‼アマイ様が男に抱き付いてる⁉』
『私も抱きつかれてたいわーーーー‼』
『あれが、BL⁉良いわ‼』
なんだろうか、恥ずかしさと、驚きで頭が着いていけずに意識が朦朧とする。、、、、、、もう無理。ガクッ。
『来六さん⁉ねぇ、来六さ、、、、』
『大丈夫か⁉来、、、大、、夫、、、、、』
『、、六、、く、、、、』
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気付くと、そこはコンクールで囲まれた薄暗い部屋だった。証明などは無く、遥か天井に小さな鉄格子の窓が一つあるだけ。夜なのか、その窓から光で照らされておらず、暗い部屋に小さなすすり泣く声が聞こえた。その声の方に向かうと、そこには、小さな子供が蹲って泣いていた。俺はその子に声を掛けた瞬間、子供は俺に気づくや否や青ざめた顔で俺を見て震えていた。
『ば、化け物⁉』
その言葉に俺は驚くが、子供の怯えようは尋常ではない。その時、薄暗い部屋が、月明かりが部屋をぼんやりと照らした。そして、俺は見たのだ。自分の手が、、、、、、人の形をしていなかった事に。
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「、、っ、、、、うぅ、、、、はっ⁉」
次の瞬間、俺は薄暗い部屋のベッドに居た。肩で息をして、身体中は酷く汗をかいていた。見渡すと、部屋は綺麗に装飾等をされた高級ホテルのような部屋だ。
「あら、目が覚めたの?そのまま永眠してても良かったのに」
そして、俺が寝ていたベッドの隣で残念そうに呟いたルキグフスさんが居た。見ると、手には濡れたタオルを持っており、どうやら看病してくれてたようだ。
「あの、もしかしてずっと看病を、、、、」
「えぇ。まぁ、仮にも貴方はサーゼクスが招いた旅行の客人なんだから、妻で尚且つメイドの私が看病するのは当たり前よ。最も、本来なら虫の看病なんて死んでもお断りよ」
そう言いながら、俺の顔にタオルを投げつけてる。まだ寝惚けていたので、タオルは俺の顔に当たった。それを取りながら、俺は倒れた後の事を聞く。
「あの後、、、、俺が倒れた後どうなりました、、、?」
「まぁ、パニックになったわよ。貴方がいきなり倒れたから、抱き付いてた彼や貴方を追いかけてきたサーゼクス達も慌ててたわ。それからアフロ達は貴方を連れて別荘に、ソーナは私達に貴方が倒れたことを伝えにね。、、、、全く、私とセラの二人っきりの時間邪魔するなんて、良い度胸よねぇ?」
「すみません、、、、、、」
案の定、ルキグフスさんや他の皆にも迷惑を掛けてしまった。楽しい旅行を台無しにしてしまった事に後悔していると、ルキグフスさんは立ち上がりながら俺に言った。
「見た感じ、熱中症とかではないし大丈夫でしょう。起き上がれるのなら、表でバーベキューしてるから来なさい。次いでに貴方お客さんも居ることだし」
「お客さん?ルキグフスさん、それはどう言う、、、、、、」
俺が言い終わる前に、ルキグフスさんは部屋を出ていた。俺はベッドから出て、言われた通り表に行くと、皆がバーベキューをしていた。そして、俺を見ると皆が心配してくれた。
「来六君⁉体は大丈夫なの?」
「おいおい、イケメンに抱きつかれて気絶とか、どうしたおまえ」
「なにか、あったのかい?いや、僕なんかに心配されるなんて迷惑だよね?」
「最初は熱中症かと思いましたが、大丈夫そうでなのよりです」
皆が心配してくれて、内心嬉しく想いながら大丈夫と伝えると、俺は視線を感じてその方向を見た。そこには、あのアマイマスクが居た。
てなわけで、新キャラ、アマイマスクが登場しました‼何やら来六君を知ってるそぶりですが、何者なんだ⁉(白々しい
次回、アマイマスクとの会話かな?では‼