入学式から2ヶ月たった。相変わらずいつもどおり変わらない日常を過ごしていた。
祐斗との鍛錬?が増えただけでそれ以外は
なにも変わらない楽しい日常をすごしていた。そんなある日の帰り道だった。
「今日はすごく夕日がきれいだな このままずっと時間止まってしまえばいいのに……」
その日の夕日は、夢に出てきた黄昏の浜辺でみた夕日に負けないほど美しかった。
こんな美しい夕日を見たのは夢以外では初めてだった。
「こんな綺麗な夕日が見えるんだから今日は少し遠回りして帰るかなぁ」
いつもはまっすぐ帰宅するのだが今日は、少し遠回りして帰ることにした。
「そういえばあの夢最近見てないな……」
毎日のように見ていたあの夢は最近突然見ることがなくなった。ほっとすると同時何故か残念に思う自分がいて混乱しているが……
「何故かまたあの夢とは再会するような気がするんだよなぁ」
そんなことを考えながら、歩きながら帰っていた。
「ん……? あれは確か2年のリアス先輩だっけ?」
前を見ると2年で美人で有名なリアス・グレモリー先輩がいた。
何か考え事してるようなんだが……
「んー?何か真剣に考え事してるようだなぁ あんなに考えてるところ始めてみたな。どうしたんだろ?」
2年の間ではリアス・グレモリー先輩と姫島先輩の二人がとても有名で、よく笑っていたり楽しそうな姿は見たことあるが考え込んでる姿ははじめてみたなぁ
「まぁ…… 別に関係ないか。 ……って やばいッ!!」
ちょうどビルの工事現場の横を通りすぎようとしたところ上から鉄柱の束が大量に降り注いできた。どうやら束ねていた鎖が切れたらしい。
「ちぃ! 間に合えッ!!」
刹那は急いでリアス先輩の方へ走った。ここからでは若干遠く駆けつけられそうになさそうだ。
「畜生……!間に合わねぇ!少しでもいいから!目の前の人を救えるだけの力を…!」
そう願った瞬間……時間が停止したような気がした。
周りの風景は色があせてまるで絵画から切り離されたような風景になった気がした。
「……――ッ!」
停滞した時間の中で自分だけが動けていた。
そのままリアス先輩を突き飛ばした瞬間、風景はまた動き出した。
「……えっ? キャッ!」
リアス先輩は小さな悲鳴を上げた後突き飛ばされて驚いていた。
その瞬間上から降ってきた鉄柱が体を勢いよくつらい抜いた。赤い、紅い血が周りに飛び散った。
「ぐあっ・・・・・・――ッ!」
痛みで意識が朦朧とする中リアス先輩の声が聞こえた。
「・・・・大・・・夫!・・・君!・・・かり――!」
どうやらリアス先輩が心配をしてくれてるらしい。泣きそうな顔が見えた。そんな顔はみたくなかったのに――
痛みを堪えて笑顔で話かけた。
「よか・・・った・・・無事・・・・・・で――」
そう言って意識を離した。最後に見えたのはリアス先輩の驚いた顔だけだった。
~リアスside~
私はリアス・グレモリー グレモリー家の次期、当主よ。
私は、人間界にすんでいる。目的は、人間から契約を取る事と、私が住んでるこの町の管理。そのため人間界の学校に通いながら部活動として、悪魔家業をやっているわ。
「部長。ただいま戻りました」
「お疲れ様。祐斗 ゆっくりしていて」
「わかりました」
彼は木場祐斗。私の眷属の一人で騎士の駒であり、心強い味方。
駒とは悪魔の駒であり、戦車2駒、騎士2駒、僧侶2駒 兵士8駒 女王と王の1駒ずつ、
計16個からなるチェスの駒のことであり、それぞれの特性がある。
「いますぐお茶入れますわ」
「ありがとうございます。朱乃さん」
今、お茶を入れているのは、姫島 朱乃 私の眷属の一人で女王の駒であり、私の眷属の中では一番強い。
今は私を入れて3人しかいないがそのうち、増やしたいと思っているわ。
みんな私のかけがえのない仲間よ。
「そういえば、祐斗。 あなた先日、勝負したの?」
「勝負・・・?」
そういって祐斗は朱乃さんから貰ったお茶を飲みながら話した。
「先日の剣道場での試合のことですわ」
「あぁ!確かに刹那くんと試合しましたね」
「そう・・・ どうだった?彼は強かったの?」
「強かったです。悪魔と駒としての性能は使いませんでしたが、それでも僕が負けました」
祐斗は悔しそうにしながら話した。
「嘘!?祐斗が負けたの? ・・・・・・興味深いわね」
「私もその試合を見てましたわ。彼自身は気づいてないみたいですが魔力も結構持っていますわ」
「刹那くんは、崩月さんと仲がいいですね。それぐらいでしょうか」
「夕乃とね・・・・・・ どういう関係なのかしらね・・・」
「この前も一緒に御飯を食べてましたし。家族って印象がありましたが」
「家族ね・・・ まぁ追々調べてみましょうか。今日はこの後、依頼も来てないし解散することにしましょうか」
「わかりました。それではお先に失礼しますね」
「私も、帰るとしますわ」
「えぇ。祐斗も朱乃もまた明日ね」
そういって部室を後にした。
私は、紅 刹那 について考えていた。
「(彼は、確か夕乃と仲が良かったのよね・・・・・
確かに崩月は有名な退魔の家系だったし、もしかしたら崩月の体術を学んでいるのかしら)」
さっき話しにあった紅 刹那について考えながら歩いていた。
「・・・・・・―――ッ!」
「えっ・・・・・・?キャッ」
いきなり制服をきた男性が体当たりして私を突き飛ばした。
さっきまで周りには誰もいなかったのにまるでいきなり現れたような・・・
「いたた・・・・・・ いったい何が・・・―――ッ!」
起き上がってみてみるとそこには鉄柱が体に刺さった男性が倒れていた。
「―――ッ」
私は急いで駆けつけた。 顔を見てみるとさっき考え事していた紅 刹那 その人だった。
「大丈夫!? 君!?しっかりして!」
私は多分泣きそうな顔になっていたと思う。そうすると彼は笑顔で
「よか・・・った・・・無事・・・・・・で――」
私は驚いた。自分の身より、私の身を按じていたからだ。まるで自分の命は二の次のようだった。何助けてもらった感謝の気持ちと同時その在り方に怒りが少しずつわいてきた。
「・・・・・・いいわ。その捨てた命。私が拾ってあげるわ!」
そういって私はポーンを取り出した。
「・・・・・・――ッ」
よく見ると彼は魔力だけではなく神器も持っていた。もしかしたら足りないかもしれない・・・
そこで私は変異の駒の兵士を使うことにした。
彼の下にはいくつも重なりあった魔方陣がいきなり描かれ、兵士の駒が吸い込まれていった。
「これであなたは私の眷属・・・ しかし傷が治らないわね・・・ 仕方ないわ この子の家に連れて行って――」
私はそういいながら彼を抱き上げて歩き始めた。
これで全部の移転は完了しました。
これからはこっちで更新していきたいと思ってます。
3000~5000字ぐらい目安で書いてるんですが、前回のやつが
おもったより短かったのでリアスsideと一緒にしました。
次回の更新は未定です。
ではでは、Wir sehen uns!