ゼロの使い魔 異常な力を持った普通な一般人?   作:ディアズ・R

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意外と長い。
てか、なろうの方も更新しないと……虚無魔法の加速がほしい。
あれがあれば……犯罪に走りそうだからやめましょう。


第十三話

ギー少年のゴーレムをアイアンクローで粉砕した。

泣かれたのでアドバイスしてやることにした。

魔法で対抗するまでも無いんだもの。

 

「弱すぎじゃね?脆いし、遅いし、応用性もないし」

「……」

 

メッチャ落ち込んでる。

どうでもいいので気にしないことにした、ソレが俺クオリティー。

てかゴーレムなんだから同じ大きさで同じ形にしたら意味なくね?

いくら壊されても替えがきくっていうのがゴーレムの強みだけど、強さは術者次第なんだしさ。

せめて大きさを変えて相手が慣れないように工夫するとかさ、あるじゃん?

言わないけど。

 

「よし、これからは銀でゴーレムを創れ」

「え?まだ、そこまで操れないんですけど……」

「え?銀使えないの?」

「は、はい……」

 

あ、銅までしかできないんっすか?

そうっすか。

で、それがどうした?

 

「……」

「……」

「……」

「……」

「……死ぬ覚悟はしておけよ?」

「……はい」

 

しかたないから銀を操れるぐらいにはしてやるか。

てか、なんとなく面白そうだし。

とりあえず、遺書を書き始めたギー少年を地面に埋めてみた。

地面から啜り泣きが聞こえてきて、夜に聞いたら軽くホラーだと思った。

ここに幼女を連れてきたら怖がるかな?かな?

 

「……ずるい」

 

なにがずるいんだ、シャルよ。

てか、唐突過ぎるぞ?台詞も登場の仕方も。

そして俺の背後に這い寄るんじゃありません。

どこの混沌だよ。

いいぞ、もっとやれ。

 

「私も鍛えて」

「ふむ……いいだろう、で?他に用事があるんだろう?」

 

なんかソワソワしてる様に見える……気がする様な、気がしない様な。

言っておこうか、モジモジしてるメガネっ子萌え~

写真撮りたい、飾りたい、使いた……失礼。

 

「母様のことで……」

 

んん?あの親バカがどうした?

ついに鼻血の出し過ぎで死んだか?

それはないか(笑)

きゃつはシャルがいる限り永遠生き続けるに決まってる。

 

 

 

・・・・・

・・・

 

 

 

心の病は、精神科に行ってください。

……俺にどうしろと?万能薬でも渡すか?どこにしまってたっけ?

なんとなく、自分の影に手を突っ込む。

シャルの驚いた顔、5千万。

 

「っ!?……それ、何?」

「ん~?影の倉庫だけど……お、あったあった、ほれ」

「……これは?」

「万能薬。それを飲ませれば治るっしょ」

「ホント!?」

 

おいおい、近いよ。

キスするぞ?……やっぱり離れてください。

寒気と一緒に、ある笑顔が思い出されたぜ。

いつもニコニコ、正妻の余裕で受け入れますって感じが……うん、心臓に悪いな。

 

「落ち着け……とりあえず、アイツんとこ行くか」

「?……どうやって?」

 

首を傾げる姿が可愛い。

おっと、鼻から愛が溢れそうだったぜ。

マスコットキャラとしての幼女のポジションが無くなるな。

 

(我はマスコットだったのか!?)

 

あとツッコミ。

ツッコミをなくしたら……ごめん、俺の口からはとても……

 

(存在を消される!!絶対に消えたくない!)

 

じゃあ、ツッコミ頑張れ。

ソレが幼女のクオリティー。

生きたいならばツッコミを入れろ!

 

(……はめられたのか、我は……)

 

人生そんなもんだ。

ちなみに、この幼女との会話は約3秒の出来事である。

クロックアップは素晴らしい。

 

(みじか!?)

 

お前に、それ以上の価値があるとでも?……身体は最高だったな!

てか、神って暇なのな。

とにかく無視だ、話が進まん。

念話強制終了で。

 

「じゃあ行くぞ、シャル」

「?」

 

とりあえず手を掴む。

意味が分からず、小首を傾げるシャル。

あら可愛い、テイクアウトで!!

 

「ルーラ」

 

ガリア王国に飛んでみた。

密入国?犯罪?知らんな。

あ、ギー少年忘れてた。

 

 

 

・・・・・

・・・

 

 

 

「義母(おかあ)さん!俺に娘さんをくだグハッ!?」

「義母(おかあ)さんなんて呼ばないで!」

「おま、酷くね?命の恩人じゃないけど、心の病を治した相手にこれは酷くね?」

 

いきなり蹴るなんて……俺なんかした?

義母(おかあ)さんとしか言ってないぜ?……………それか!

 

「シャルロット!」

「お、お母様……」

「いいの。いいのよ。また、昔みたいにお母さんって言っても」

「……お母さん!!」

「ごめんなさい。ごめんなさいね。辛かったよね?苦しかったよね?寂しかったよね?ずっと一緒にいたのに、一人にしてごめんね?」

「う、うぅ……」

 

親子の感動のご対面。

俺、空気、読む。

部屋の隅っこでお口チャック。

そういえば使い魔になったこと言わないとな~……きっと襲い掛かってくるぞ。

襲い掛かって来る方に、オリハルコンを十トン賭けるぜ。

 

「なあ、義母(おかあ)さん」

「義母(おかあ)さん言うな!」

「俺、シャルの使い魔になったんだ!」

「死ね」

「あぶな!?」

 

首落とす気で攻撃してきたぞ!?

ウォーターカッターは普通の人に当てたら死ぬんだぞ!?

まあその程度じゃ死なないけど、でも痛いんだよ!?

ホント、俺じゃなかったら避けることすらできずに即死だぞ?

あぁ、俺だからやったのか。

 

「使い魔ということは……キス、したんでしょ?」

「……」

「どうだった?」

「……最高にプリプリだったぜ!」

「じゃあ死になさい!!」

「母親怖いって怖いね!シャル!逃げるぞ!」

 

シャルを小脇に抱えて窓の縁に足をかける。

上を見て天井が無いのを確認。

室内だと使いづらいんだよね、ルーラ。

 

「……行って来ます」

「待てこのクソ虫!!行ってらっしゃいシャルロット♪首を置いてけやぁぁぁ!!」

 

俺とシャルで態度が違う!?

まあ、いいけどな。

これも、一つの愛情表現……あ、俺の首の皮ちょっと切れた。

 

「娘は貰っていくぜ!ルーラ!」

 

……俺、悪役になってない?

いいもんいいもん!

シャルがいれば何とかなるから!

幼女最高!……うん。

 

(……頑張れ)

 

……頑張る。

 

 

 

・・・・・

・・・

 

 

 

時間は過ぎて、夜。

 

「酷いのね!私も行きたかったのね!」

「すまん!存在を忘れてた!」

「酷過ぎるのね!!」

「我慢する」

「おねえさま~うぅ……」

 

そういえばこいつと旅してたんだっけ?

最近ド忘れが激しくてさ。

イルククゥだから忘れたわけじゃないんだぜ?

オレ、イルククゥ、ナカマ、ダイジ。

 

「しょうがない奴だ、ほら、お前の好きな霜降り肉(食べると好感度が上がるよ♪)だ」

「ライナ大好きなのね!きゅいきゅい!」

 

変わり身の早い奴だ。

まあ、竜だしな。

花より団子だよな。

ついでに言うと、好感度はすでにMAXだ。

 

「シャルもなんか食うか?よかったら作るぞ?」

 

コレでも料理の腕には自信がある。

マルトーの旦那の料理には、勝てると思わんがな。

あの人は、俺にとっての料理の神だ!

 

「ハシバミ草」

「よし、ならサラダとかでいいか!」

 

それにしても、意外と楽しい使い魔生活だ。

ただ、勘が鈍るな。

そして全力が出したい。

ふむ……今度はっちゃけるかな。




主「そういえば、俺のメインヒロインって誰なの?」
幼「んぁ?カトレアじゃろ?」
主「じゃあ、幼女神は?」
幼「漫才の相方……なんで迷いなくそれが出たんじゃ」orz
主「そんじゃ、タバサは?」
幼「ふむ……裏メインヒロイン?いや、カトレアの方が裏になっとるか?」
主「そっか……あ、イルククゥはサブ確定だな」
竜「酷いのね!?一番長く一緒にいるのね!!」
主「でも、俺、幼女にしか興味ないし……カトレアは例外になりそうだけど」
幼「ちょっと離れてもよろしいでしょうか?」
主「おいおいおいおいおいおいおいおい!そんな他人行事なしゃべり方はやめようぜ?もっとフレンドリーに罵倒してくれ」
幼「あ、こいつもうだめだ。何ともならないわ」
竜「せめて相棒にするのね!きゅいきゅい!!」
ギ「地面の中って、温かいんですね……これはまるで、世界と一つになったかのような……」
主&幼「「あ、結局忘れてた」」
竜「頭だけ出してると冬眠にならないのね。るーるー」ギーシュの頭に土をかぶせる
ギ「世界が僕を包んで――――」
主&幼「「あ」」
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