GATE 黒川茉莉 特地にて、斯く戦えり   作:猫耳最高!

1 / 13
初めての投稿ですので、至らない所があると思います。よろしくお願いします。m(__)m


1話 『門』

 

自衛隊中央病院

 

そこに黒川は白衣を着て伊丹の前に立っていた。

 

伊丹「よぉ、クロちゃん。やっぱり白衣が似合うよ」

 

黒川「隊長、とても元気そうで何よりですわ」

 

伊丹「まぁ、病気でも何でもないからな」

 

 

炎龍退治からしばらく、レレイがハーディから『門』を開く方法を授かり、日本で実験をした……。

 

研究員「3、2、1……コンタクト!」

 

空中にガラス窓のようなものが出来た。

 

研究員「コレが『門』?銀座のとは大分違うようだが……」

 

レレイ「あれは『門』を固定するため、石で建造されたもの。コレが『門』の実体」

 

研究員達は「なるほど」と頷くと、『門』に近づいて観察を始めた。

棒を持ってきて押し込む者もいたが、棒は何の抵抗もなく中に消えていった。引き戻してみると棒には何の変化もない。

 

研究員「なるほど……」

 

だが、誰一人として触ったり、向こう側を覗き込んだりする者はいなかった。カメラを中に突っ込んだが白くボヤけてハッキリと映らない。レンズにスプレーをかけ、曇らない加工をしたが同じ結果になった。

 

研究員「もしかすると霧とかに包まれているのかもしれない」

 

誰かが中を覗いてみる必要があった。

研究員達が無言でやり取りをしているなか、伊丹はレレイに歩み寄った。

 

伊丹「どこに繋いだんだ?」

 

レレイ「分からない。同じ世界に複数の『門』を開くことは出来ない。ので、適当に手近な世界に繋いだ」

 

伊丹「そうか、この方法で俺たちの世界と特地を繋ぎ直す訳だ」

 

特地では『門』の影響で毒霧のようなものが発生していた。こちらでは星の位置がズレていると言うことが確認されている。

通常『門』は一定の時間で消える。だが、帝国が無理に『門』を固定したため こちらの世界と特地が無理矢理繋がっているのだ。『門』の影響を無くすには一旦『門』を閉じなければならない。

 

レレイ「ただし、いくつもある世界から1つを見つけるのは無理。目印が必要」

 

研究員「その手配は此方で引き受けている。純度の高い鉱物などがいいだろう」

 

「なるほど」と伊丹は答えると、『門』に近づいて中に顔を突っ込んだ。そして一歩踏み込んで異世界に消えた。

それから数秒、血相を変えて戻ってきた伊丹は大声で叫んだ。

 

伊丹「レレイ!!すぐにこの『門』を閉じろ!急げ、早く!!この世界はヤバい、メチャクチャやばい!」

 

実験を見ていた政治家達を代表して嘉納が尋ねた。

 

嘉納「一体どうしたって言うんだ?」

 

伊丹「これぐらいの卵がずらっと並んでいて、近づいた瞬間、花びらみたいにパカッと……」

 

人の頭ぐらいの卵が、ベトベトした場所にずらっと並んでいたと告げた。それを聞いた瞬間、人々は伊丹が考えたのと同じSF映画を思い浮かべ、血相を変えた。

 

研究員「実験中止!レレイさん『門』を閉じて下さい!」

 

夏目「建物の出入り口を封鎖しなさい!もし、中との通信が途絶えて24時間経過したら、この建物ごと爆撃しなさい!これは防衛大臣としての命令です」

 

 

 




お読み下さりありがとうございました。m(__)m
1週間に1回以上は投稿する予定です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。