大変遅くなりすみません。m(__)m
タイトルどうなんだろうか…? もっと違うのでもよかったかなぁ?まぁ、変えられるのでこれで!
狭間陸将「町の状況はどうなっている!?」
国際NGO代表を名乗る劉との交渉から執務室へ足早に戻ると状況の報告を求めた。
「負傷者は多数、犠牲者もかなりの数に上っています。今のところ救出だけで手一杯で、怪異…ダーの掃討まで手を回せません」
狭間「…しかたない。第5戦闘団の待機命令を解除し、負傷者と犠牲者を駐屯地内に収容させろ。全員を避難させる。で、各戦闘団はいつ戻る?」
「一番近い所で三~四時間といったところでしょう。全員が戻るには1日ではおそらく…」
特地のあちこちに散らばっている隊員達が1日で戻るのは不可能であると語った。
狭間「とにかく、デモ隊との交渉を続けて時間を稼ごう。それで、市ヶ谷(防衛省)との連絡は回復しそうか?」
「無理ですね。回線が完全に断たれています…」
狭間「無線もか?」
「ドームを電波の通さない構造にしたのが悔やまれます」
ドーム内を映し出すモニターに目をやった。
国際NGOを自称するデモ隊がドーム内に持ち込んだ大型トラックはフロントバンパーの部分に太い鉄骨が溶接され、先端を尖らせ『門』に体当たりしたときの破壊力を増そうとしているのだろう。それだけに『門』を破壊すると宣言した劉の本気度が伺えた。
狭間は、自衛官らは、こんなことをする国際NGOを民間人だとは思っていない。おそらくどこかの国の工作機関か、それに類するものに所属している連中だろう。
狭間「いざとなったら連中を力尽くで排除してでも隊員達を脱出させなければならん。『脱兎』発令時の序列を今のうちに徹底させてくれ。弾薬や燃料、それと薬品、食糧等は残しておくように」
「はい」
今の段階で『門』の破壊が開始されれば全員の帰還は困難である。派遣部隊の大半が異世界に取り残される。そうなれば、再び『門』が開かれるまで残った隊員だけで物資をやりくりしながら生き延びなければならないのだ。
「いっそのこと、退去準備命令を撤回してゾルザル派の殲滅を優先してはどうでしょうか?そうすれば帝国との講和条約が発効します。残った隊員だけでもアルヌスの保持は可能です」
部下が意見具申した。
狭間「いや、それは順番が逆だ。今はマニュアルに基づいた行動をとるように」
「陸将、そろそろ時間です」
狭間は再びドーム内に戻り、『門』のど真ん中に陣取る74式戦車の前に出た。
そこには既に、国際NGO代表を名乗る男、劉が待ち構えていた。
劉「我々の要求を受け入れて貰えるのでしょうか?」
狭間は少し間をおいて「断る」と返した。
狭間「好きにすればいい。君達が何を企てようとも我々はそれを防ぐだけである。その際は銃砲火器による対応もあり得ることは覚悟しておいて貰いたい」
狭間の合図で74式戦車の主砲が旋回し、トラックに向いた。隊員達も64小銃の槓桿を引いて銃剣の付いた銃口を国際NGOを名乗る集団へと向ける。だが、国際NGO側も怯んだ様子を見せなかった。
劉「強がりは言わない方がいいですよ?君達は非武装の民間人に引き金をひくことなど出来ないでしょう?日本人が良い人であることは皆が知っています。言っておきますが、これは褒め言葉ではありません。必要な時、どんな悪逆も非道も平然と出来るようでなければ、国家の威信も安全も守ることは出来ないからです。国家は愛されるより恐れられる存在でなければならない。しかし、君達の国は決してそういう存在ではありません」
狭間「…」
狭間には返す言葉がなかった。
短くてすみません。m(__)m
お読み下さり、ありがとうございました。
アニメ、展開が速いですね。動乱編は帝都制圧が好きなのでアニメ化されると嬉しいですね。