GATE 黒川茉莉 特地にて、斯く戦えり   作:猫耳最高!

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遅くなりすみません。m(__)m まぁ、見てくれてる人が居ればですが……。
今回も短いです。m(__)m


3話 冗談

伊丹「なぁ……。本当にここで寝るのか?」

 

伊丹の病室で黒川が寝るための準備をしていた。

 

黒川「先程の話をもう忘れてしまわれたのですか?数時間前のことを覚えていないのですか?それとも覚えられないのでしょうか?貴様は高齢者ですか?認知症ですか?ここはどこで貴様は誰ですか?あ、異世界の生物の影響ですか?そうでしたら誠に残念ですが、伊丹二尉は異世界の生物に侵されイカれてしまったと報告するしかありません。二尉には自衛官として異世界の生物から国民を守るため、火炎放射器で焼却し殺菌する他ありません。入隊時に覚悟しているはずですね。分かりましたか?オーケー?」

 

伊丹「……昔の黒川を返してっ!……こんなの黒川じゃない!」

 

黒川「これが私ですわ。二尉のお陰です」

 

伊丹「……」

 

黒川「元は二尉の悪ふざけが原因です」

 

黒川が伊丹の病室で寝ることになったのは、黒川がここに来る直前の出来事が原因なのだ。

伊丹は「訓練という形で体を動かす日々を送ってきたため、体を動かさずにはいられない」と、いう事を言い、病室を脱け出し事もあろうにナースステーションの目の前で突然、胸を押さえ「ぐはっ……腹が焼ける!!……た、助けてくれっ…」と、悶えた。これには皆大いに冷や汗を流し、本当に寄生生物が出てくるのかと思ってしまった。サイレンが鳴り、警務官達が廊下を走ってきて伊丹を取り囲んだ。

だが、それは伊丹の冗談…悪ふざけだった。これには看護師、警務官など伊丹が患者だという事を忘れ、大声で30分間も罵声を浴びせ続けたのであった。

そして、伊丹には24時間体制で完全武装した警務官が病室の前につけられ、火炎放射器を装備した隊員が控える事になったのである。

黒川は監視、管理のため病室で伊丹と二人きり、生活することになった。大声を出せば完全武装した警務官が来るのだが。

 

黒川「『体を動かさずにはいられない』と、言ったそうですね。では、自衛隊体操でもなさったらどうでしょうか?」

 

伊丹「え…?いや、ね」

 

『体を動かさずにはいられない』と、言うのは嘘であり、運動は極力避けたいのだ。

 

黒川「自分の発言に責任をもったらどうですか?運動中毒の伊丹二尉は、自衛隊体操を思う存分おやりになって下さい。そうすれば夜ぐっすりと寝られます」

 

伊丹「自分が楽したいだけなんじゃ…」

 

黒川「ぐちぐち言ってないでさっさと始めなさい!」

 

伊丹「は、はいっ!?」

 

ベットから飛び降りた伊丹は自衛隊体操をやりだした。

 

 

 

 

特地

 

ヤオ「珍しく私服とは、トミタ殿は外出か?」

 

栗林「そうよ。どうしても隊長のところに富田を行かせたいの。テュカが隊長のお見舞いに行くから、付き添い番を代わって貰ったの」

 

引きずるように富田を強引に引っ張り、栗林が答えた。

 

ヤオ「トミタ殿をイタミ殿のところに?何かの任務か?」

 

栗林「ううん。この間コイツ、死亡フラグを立てちゃったのよ。このままにして置くと、ちょっとのことで死ぬかもしれないから心配でしょ?だから隊長にフラグをへし折って貰うという訳」

 

ゾルザル派掃討時、栗林が「惚れた?良かったら私と付き合ってみる?」と、冗談で言うと、ボーゼスと交際中の富田が「あぁ、そりゃ駄目だ。だって俺、この戦争が終わったら結婚するから」と、見事にフラグを建てたのだ。

 

栗林に引きずられている富田が声を上げた。

 

富田「人間そんな事で死んでたまるか……だいたい死亡フラグってのが本当にあるんなら、隊長に会ったくらいでどうにかなるのかよ!?」

 

栗林「なるわよ!倉田に聞いたわ。そしたら、そういう事は隊長に押し付けるのが一番なんだって。つまり身代りね」




お読み下さりありがとうございました。m(__)m
もっと増やしていきたいと思います。
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