怠け癖の王子はシンデレラたちに光を灯す   作:不思議ちゃん

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「……へっ? 翠さん、今なんて言いました?」

「お前、可愛いだけならどこにでもいるぞ」

「い、いえ……聞こえてはいましたけど……」

「まあいい、もう一回言ってやる。幸子、今から俺とデートに行くぞ」

 

 先ほどと同じことを言われ、輿水の口から346に響き渡るほど大きな声が発せられた。

 

「うっさい」

「ご、ごめんなさ……じゃなくて! どうしたんですか翠さん! 可愛い僕に声をかけてデートに誘うなんて! まあ、僕のあまりの可愛さに惹かれちゃったのなら納得でーー」

「アホめ」

 

 胸に手を当ててドヤ顔で語り始めようとした輿水の頭を叩きながら路傍の石を見るような目を向ける。

 

「俺、今日は仕事があったの」

「な、ならデートに行く暇なんて……」

「黙って最後まで聴いてろ」

「……はい」

 

 口を挟もうとした輿水を一言で黙らせ、翠は再び語り始める。

 

「今日のはとてもとても重要な仕事でした。珍しく他の方との共演もあり、サボってはいけない仕事でした。だけど俺は思ったのです。『今日は仕事の気分じゃなくて遊びに行きたいな』……と」

「…………それっていつもじゃ」

「黙らっしゃい……コホン。それで思ったわけです。ならば行動に移さねば!」

「いろいろな過程が省かれてますよ!?」

「ちっちゃいことを気にすんなよ。だからお前は小さいんだ」

「別に小さく無いですよ! それを言ったら翠さんの方が小さいじゃ無いですか!」

「…………」

「…………?」

 

 さっそく翠のペースに乗せられながらも黙ってとある一点に目を向け、言い返してこない翠を不思議に思い輿水もその視線をたどるとーー

 

「いくら翠さんでもセクハラですよ!?」

「もう二ミリあればでかいと言ってやってもよかった」

「そんなに変わり無いじゃ無いですか!」

「それは違うな、幸子。二ミリあれば……」

「あればどうだというんですか……」

「特に何も無いな」

 

 ニヤリといやらしい笑みを浮かべてそう述べた翠にイラっときたのか、輿水は両手を振り上げながらというネタのような格好でしばらく翠と346内で鬼ごっこを始めた。

 

「……まだ何もしてないはずなのにすごく疲れを感じます」

「そりゃお前、歳だろー」

「……翠さんのほうが歳上ですよね」

「バッカお前。膝ガクガクに決まってるじゃん」

 

 鬼ごっこの最中、千川に見つかった二人は当然だが怒られた。疲れ切った二人はクッション性の高いイスを見つけ、端から見たら仲よさげな姉妹のように肩を並べて座っている。

 そのまま十分ほど他愛ない話をして休憩を終え、『よっこいせ』と声を出しながら立ち上がった翠は……おもむろに両手両膝を地面について項垂れる。

 

「ど、どうしたんですか!?」

「いや、なんでも無いさ……。……ただ、おっさん臭いことを言いながら立ち上がった自分に少し、な」

「なんだそんなことですか」

「そんなことでは無いが……まあいい。そろそろ出かけるぞ」

 

 気持ちを切り替えた翠は立ち上がり、一人でどんどん先へと歩いて行く。

 

「ま、待ってくださいよ!」

 

 しばらくその姿をぼーっと見ていた輿水だったがハッと気づき、慌ててそのあとを追っていく。

 ここで逃げればこの先に待ち構えているであろう輿水弄りに合わなくて済むはずなのだが、そのことは頭の片隅にも無いらしい輿水は奴隷根性が染み付いているとも言えるかもしれない。

 

「それでどこに行くんですか? ……と聞きたいところですけど、その前に翠さんの格好について聞いてもいいですか?」

「おう、見ての通り変装だ。これなら誰も俺だと気づかないだろう」

 

 そう言ってクルリと回る翠。遠心力によってふわりと舞い上がる白く長い髪と"スカート"。幅広の帽子を被るその姿は誰がどう見ても美少女であった。

 

「……メイク、してないんですよね?」

「俺、化粧嫌いだし。そもそも男だし」

「……なんだか女として負けた気分です」

「幸子には負け犬根性が染み付いてるからな」

「そんなもの染み付いて無いですよ!」

「普段、髪なんて纏めないんだが……案外いいもんだな」

「露骨に話をそらさないでください!」

 

 今回は変装ということもあり、長い髪はシュシュを使って肩甲骨の辺りで一つに纏めている。

 白のワンピースに白い帽子。白い髪に透き通るような白い肌。絵から飛び出てきたような錯覚を覚えるほどに見た目は綺麗であるのだが……。

 

「んじゃ、行くか」

 

 言動によって全てを台無しにしていた。

 それでも見た目はいいため、街を歩けば視線を集める。

 輿水も伊達メガネと帽子をかけて軽い変装をしているものの、言動は翠と同様に少し残念であるが見た目は美少女と言っていいほどである。

 

「お、クレープじゃん、幸子奢って」

「可愛い僕より何倍も稼いでるうえ、後輩にたかるんですか。……別にクレープ奢るくらいいいですけど」

 

 二人は周囲から視線を集めているにもかかわらず、仕事柄慣れているのかそれらを気にすることなく普段通りに振舞っている。

 そして歩いている途中、翠がクレープ屋を見つける。店内には女子中高生と思われる女子が大半であり、男性の姿は一切見えなかった。

 

「……並んでるのかよ。幸子、正体バラして順番譲ってもらって」

「確かに可愛い僕が行けば皆順番を譲ってくれると思いますけど……」

「はいはい、可愛い可愛い」

「なんだか扱いが雑ですね……。でもいいんですか? この後ゆっくりできなくなりますよ?」

「うげぇ……お前、地味に有名だもんな」

「ふふん、地味じゃ無いですよ。これは僕の可愛さによる実力ですからね!」

 

 輿水も一応はアイドルであるため、顔もそれなりに世間へと認知されている。そのため、ここで変装を解くと人が寄ってくる可能性もあるため、面倒ごとを避けるためにもグチグチ文句を言いながら翠も列へと並ぶ。

 

「予想外だ……ここってそんな有名なのか」

「知らないんですか? つい最近ですけどテレビで紹介されてましたよ」

「テレビとか最近バラエティーくらいしか見てない。特に幸子が出る番組は必ず見る」

「翠さん……そんなに僕のことを……!」

 

 歓喜のあまり輿水は目を潤ませながら翠へと目を向ける。

 

「だって、お前がよくやられてる罰ゲーム考えてるの俺だし」

「…………」

 

 しかし、続けられた言葉によって輿水の態度が一変する。

 翠へと向けられる瞳に宿る感情は無く、表情も消え失せた。

 アイドルがしていい表情では無く、流石の翠もたじろぐ。

 

「……お、おい、幸子。今のお前すっごい可愛く無いぞ」

「……ちっ。翠さんのせいで可愛い僕の笑顔が曇ったらどうしてくれるんですか」

「いきなり当たりキツくなったな。舌打ちまでついて」

「翠さんが上げて落とすようなことをするからですよ」

「ちなみに、今の顔をお茶の間に流したらどうなるかな?」

「ふふん。たとえどんな顔でも僕の可愛さに陰りは無いですからね!」

 

 それを聞いて翠は『頭痛が痛い』みたいな、文としておかしいことを理解していながらも『ああ、そういうことなんだ』と納得せざるを得ないために額へと手を当てて悩ましげに呻く。

 

「どうかしたんですか?」

「いや、別にどうもしないんだ。……今度、お前はクイズ番組にも出てみような。俺が紹介しとくから」

「……? なんだかよく分かりませんがお仕事を貰ったってことですよね! ありがとうございます!」

 

 そんなこんなしているうちに列も進み、二人の番がやってきた。店内へと案内され、席へ着いた二人は渡されたメニューへと目を向けずにお互い目を合わせ、首をかしげる。

 

「え……っと、持ち帰りとか出来ないの?」

「何人か食べ歩きしてましたよね……?」

「…………」

「…………」

「あれ? すいさんぶっ!?」

 

 二人の頭に疑問符がたくさん浮かんでいるとき、隣の席から変装している翠のことを見破って名前を呼ぼうとしていた輩がいた。

 半ば条件反射的にその者へと近づいた翠は手に持っていたメニュー表で顔を軽く叩く。

 それでも無抵抗のときに攻撃されればそれなりに痛く、そのため途中で遮ることができたが言葉尻が変な感じとなっていた。

 

「よお、美嘉」

「…………すーちゃん、いきなりだね」

「間違えたのが悪い」

 

 そこにいたのは髪をまとめ上げて伊達メガネをかけて変装した城ヶ崎姉であり、彼女の向かいの席にも一人、今の状況についていけないでポカンとしている女の子がいる。

 

「この子はモデル友達の子なの。今日は休みだから一緒に遊ぶ約束してて」

「ん、俺も似たようなもんだ」

「……仕事すっぽかしたでしょうに」

「あ、幸子ちゃんと一緒なんだ。……大変だろうけど頑張って」

「美嘉さん……お気遣いありがとうございます。僕はこの試練に打ち勝ち、可愛さをさらに磨きたいと思います!」

「聞こえてるぞ、おい」

 

 そこでようやく固まっていた城ヶ崎姉の連れが状況を把握するために口を開く。

 

「は、初めましてです」

「ん、初めまして。九石翠です」

「は、はい。私は…………へっ?」

「冗談。同姓同名だけどね」

 

 自己紹介をしようとした彼女であったが、翠の名前に目を丸くさせる。

 続けられて同姓同名と言われ、ホッと息を漏らしているが、城ヶ崎姉と輿水はなんとも言えない表情をしていた。

 

「あ、そうだ美嘉。ここって持ち帰りできないの? 並んでたらこうなったんだけど」

「あー、翠さんは初めてだっけ? ここって店内で食べるのと持ち帰りは売ってる場所が違うんだよね。この店の反対側が食べ歩きだよ」

「……もう座っちゃったし、このままゆっくり食べるか」

「僕もなんだか一気に力が抜けた気分です……」

 

 二人揃って一つため息をつき、ここでようやくメニューへと目を向ける。

 

「へぇ……クレープだけじゃなくて他にも色々あるんだ」

「本当ですね。でも、可愛い僕にはストロベリーチョコホイップのようなザ・女子の食べ物が似合いますね!」

「はいはい。そうだねー…………お?」

「流さないでくださいよ!」

 

 そんな輿水の言葉も流し、翠はとある一点に目を向ける。

 メニュー表の最後、デカデカと書かれている文字に。

 それに気づいた城ヶ崎姉が恐る恐る声をかける。

 

「翠さん……まさか"ソレ"に挑戦するの?」

「まあ、いけるだろ」

 

 そこに書かれていたのはよくある何分以内に食べると無料や、加えて景品がもらえるというもの。

 

「でも翠さん、それアイスも相当な量あって腹壊す人多いんだけど……」

「なんとかなるって」

 

 忠告も聞かず、店員を呼んで輿水のクレープと自身のを頼む。

 

「チャレンジ一つ入りました!」

 

 店内に店員の声が響く。当然客全員の視線が集まるが特に気にした様子もなく、早く来ないか期待に胸を膨らませていた。

 

「翠さん、少しは待つことを覚えましょうよ」

「いやさ、分かってるよ? 結構な量だって理解してるから用意するのに時間かかるってのは。……ただ、目の前でお前がクレープを食べてる姿が気に入らない」

「ええぇ……」

 

 量も相当なため、当然輿水が頼んだものが先に出来上がる。

 自分のはまだであるのに目の前で美味しそうに食べ進めていく輿水へと翠が苛立ちを募らせていると、ようやく出来上がったのか店員が落とさないようにと二人がかりで抱えるようにして運んでくる。

 

「制限時間は四十分。それまでにこのーー」

 

 途中から店員の声は翠の耳へと届いていなかった。目の前に用意されたお宝(デザート)に目を輝かせている。

 

「ちょっ、翠さん! 絶対に成功してくださいよ! これ失敗したら一万円ですよ! 奢るって言っちゃっいましたけど嫌ですよ!」

 

 なにやら騒ぎ始めた輿水の声も届かず、店員の掛け声とともにストップウォッチが押され、時を刻み始める。

 

「……いただきます」

 

 両手を合わせて述べ、スプーンを手に取り改めて目の前のそれの全貌を眺める。

 透明な深皿に盛り付けられているため、下の層まで全部見えている。

 一番下からホットケーキが三枚あり、その上にバニラアイスの層があり、ワッフルを間に挟んで生クリームがあり、再びのホットケーキ二枚。お皿の淵に沿うようにしてチョコやストロベリーなど様々なアイスの玉が並べられ、中央に生クリームが盛り付けられており、カットされたバナナ、イチゴ、キウイなどのフルーツが添えられ、その上からチョコレートがかけられている。

 そして何故かクレープの皮が五枚、重ねられて生クリームの上に乗せられていた。

 

「…………ふむ」

「ふむ、じゃないです! 三分も動かずにずっと眺めて何してるんですか!?」

「いや、今から食うよ。アイスは少し溶けかけの方が好みんだ」

 

 輿水の迫力に翠の口調が少しおかしくなりながらも手を動かし、はじめに少し溶け始めたアイスを一口。

 

「まあ、美味いな」

 

 その後もフルーツへ生クリームへと順調に食べ進めていく。

 食べ進める速度が落ちないことにストップウォッチで時間を計っている店員は慌てているのかと思いきや、計算のうちとばかりに口の端をつり上げていた。

 

「す、翠さん! ダメです! 上からじゃなくホットケーキから食べていかないと後半辛いですよ!」

「ん、別に失敗しても幸子の奢りだし」

「最低ですね! ……じゃなくて話す暇があるのならどんどん食べてくださいよ!」

「……お前から話を振ったんだろうに」

 

 二十分が経過し、上に乗っていたものを食べ終えた翠は一度スプーンを置き、『ふぅ……』と息を漏らす。

 

「ま、まさかお腹いっぱいに……」

「いや、こっからナイフとフォークだろ」

 

 そう言って翠は右手にフォーク、左手にナイフをとる。

 

「すーちゃん、手に持つの逆じゃない? ……あと、幸子ちゃんは名前で呼ぶのよくて私があだ名じゃないといけないのはどうして?」

「ああ。俺、逆なんだよね。中途半端な左利き。名前に関してはあれだよ。何となくの気分だよ」

「……まあ、分かってたけどね」

 

 話している間、翠はホットケーキを食べるのではなく全部小さく切り分けていた。

 

「お、下の方は溶けたアイス吸って美味そうじゃん」

 

 全部一口サイズに切り終えた翠はナイフを置き、フォークだけを手に持つ。

 一口、また一口と食べ進めていく翠。見ているだけで腹が膨れてくる光景に輿水は堪らず声をかける。

 

「最後にホットケーキだけって飽きないんですか?」

「さっきも言ったけど、溶けたアイス吸ってるから味にバラツキあるし、甘いもん好きだから飽きるとか無いし」

 

 それから十分が経ち、残り時間が十分を切った。

 

「…………」

「…………」

「…………」

 

 皿に残るは一口分のホットケーキ。

 周りが見守る中、どこか名残惜しそうにそれを食べた翠は再びスプーンを手に取って皿の底に残る溶けたアイスを口へと運んでいく。

 

「んん、美味かった」

 

 両手を合わせて『ごちそうさま』と言い、翠は背もたれに体を預ける。

 

「そういや、クリアできたら何くれるの?」

「は、はい。えっとですね、料金がタダになるのに加えまして賞金五千円ですね」

 

 店員は皿を持って奥へと引っ込み、しばらくして戻ってくる。

 

「おめでとうございます」

「ん、ありがと」

 

 白い封筒を受け取った翠はそれを輿水へと渡す。

 

「……分かってますよ。持っていればいいんですよね」

 

 ため息を一つつき、翠から受け取ったそれをカバンへとしまう。

 

「んじゃ、もう一回さっきのと同じやつを」

『…………へっ?』

 

 店内にいる人全員が何を言っているのか理解できなかった。

 しかし翠は本気であり、輿水が無理だというも聞く耳持たず。

 

 

 

 

「ごちそうさま」

 

 先ほどよりも数分早く食べ終えた翠は水を一口飲んで一言漏らす。

 

「…………もう二回いけるか」

『…………』

 

 その後、宣言通り二回チャレンジしてクリアした翠は店から勘弁してくれと懇願されたため、クレープ一つを要求する。運ばれてきたそれもペロリと平らげた翠は満足気に頷きながら店を去っていく。

 

 …………その日からその店でのチャレンジメニューはなくなった。

 

 

 

「さて、次はどこ行こうか」

「まだどこか行くんですか?」

「あったりまえ」

 

 そうは言うも日は暮れ、空はオレンジから黒へと変わり始めている。

 翠は見た目的には問題だが中身はれっきとした大人であるため問題無いのだが、輿水は夜遅くまで外で遊ぶことは叶わない。

 翠は残念そうにしながらも足を346へと向ける。

 

「また、気が向いたら可愛い僕が一緒に行ってあげますよ」

「まあ、嫌だって言っても連れてくけどな」

「仕事があるときはさすがに勘弁してくださいよ?」

「んなもん、俺が一声かければ……」

「そしたら奈緒さんに告げ口します」

「うげ、奈緒を出すのはズルいだろ」

 

 最初は嫌々であったはずの輿水もなんだかんだ言って楽しかったのか。口の端をつり上げて次回の楽しみに思いを馳せていた。

 

「なら、次は幸子の他に何人か誘って絶叫ツアー行くか」

 

 しかし、続けられたセリフによって嫌そうな表情へと変わるも、その雰囲気は本気で拒絶をしていなかった。

 

「……まあ、どうしてもと言うならば行ってあげてもいいですよ」

「…………幸子」

「はい?」

 

 そっぽを向いている輿水の名前を呼んで顔を自信へと向けさせた翠は無防備なデコへとデコピンを放つ。

 

「いたっ!?」

 

 突然のことに目を白黒させ、歩みを止める輿水に見向きもしないで先を歩いて行く翠。慌てて小走りであとを追い、文句を言い始める。

 それをさらりと流した上で挑発を行い、輿水を煽る翠。

 それに対し怒った輿水の表情も、煽る翠の表情も。どちらも楽しそうな笑みが浮かんでいた。

 

 

 

 

 後日、その日一日を隠し撮りしていた翠は仲のいいテレビプロデューサーにテープを渡していたため、特番としてテレビに放送された。

 その放送があった次の日、翠と輿水が再び鬼ごっこを始めたのは言うまでも無い。

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