本編を読みたい場合は、プロローグの、『全ての始まり』から読んでいただければと思います。
マドカ、クロエ、ラウラと一夏たちがなんで同居してるかなどなど、本編を読めばわかると思います。
本当、面倒ですいません。
シスコンは義妹とクリスマスを祝う。
時はクリスマス、夕方の事だった。
キッチンからは包丁のトントンという音や、油の跳ねる音が聞こえてくる。
「肉はこれでよし、と。箒、そっちはどうだ?」
そう一夏が聞いたとき、箒は鮮やかな野菜に彩られたサラダボウルを持っていた。
「ちょうどサラダとケーキの盛り付けが終わった所だ」
「じゃあ、あとは肉が焼きあがるのを待つだけか」
「とりあえずサラダとケーキを冷やしておくぞ」
「ああ、頼む」
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場所は変わり、リビングにて。
「ふははははー!いい加減負けを認めたらどうかなちーちゃん!この天災の束さんに頭脳ゲームを挑んだのが間違いだったんだよー!」
「まだだ!私はまだ負けてはいない!!」
姉二人がなぜかチェスをしていた。
「チェック!」
「ほいっと、残念ちーちゃん。チェックメイト」
千冬渾身のチェックもあえなく束に封殺され、しまいにはチェックメイトをかけられる。
「ぐ……負けた……」
「じゃあ約束通りちーちゃんには“あれ”を着てもらうよ!」
「くっ……屈辱だ……」
「だが、勝者こそ正義なのだー!」
「何してるんですか束様」
チェスに決着が着いた時、綺麗な銀髪の姉妹が部屋に入ってくる。
「お!くーちゃんとらうちゃん!いやちょっとちーちゃんと勝負をね」
「はぁ……」
「どうしたのですか?教官」
「ラウラか、何も聞くな。何もな」
「りょ、了解です……」
「どうした?ラウラ、クロエ」
「「姉様!」」
部屋にやって来た千冬そっくりな少女、マドカに駆け寄るラウラとクロエ。
「はわぁぁ……はっ!んんっ!で、何があったのだ?姉さん二人?」
「「別に何もなかったぞ(よ)?」」
「…そうか」
「お?みんな揃ってるか?」
「兄貴か。全員揃ってるぞ」
「OKだマドカ。そろそろ肉が仕上がるから、みんな少し待っててくれ」
「「「「「了解(です)」」」」」
全員が声をそろえて言い、一夏はキッチンに引き返していく。
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「兄さん。そろそろ焼き上がりそうだ」
「了解。じゃあ箒はサラダとパスタの方持ってってくれ」
「わかった」
夕食の準備を進める二人。
そしてもうしばらく経ち。
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「それでは、準備も終わったことだし」
「「「「「「「「いただきます!」」」」」」」
「ふふふふふー!お肉頂き!」
「こら束!」
「心配しなくてもみんなの分用意してますって」
「……すまない箒」
「大丈夫です」
「大丈夫?ラウラ」
「大丈夫です姉さん。はむはむ」
「肉ならいくつか確保してるぞ。二人とも」
「「ありがとうございます姉様!」」
「はふぅぅ……」
この光景を少し離れて眺めて微笑む一夏。
「どうした一夏」
「千冬姉か。いや、平和だなって」
ワイワイ騒ぐみんなを見て思う一夏。
「……そうだな」
「おう。1年前はこんな光景全くイメージして無かったし」
「じゃあお前も入ってこい」
「うわぁ!?押さないで千冬姉!」
こうして兄妹達はクリスマスを過ごす。
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「ぐ、くぅぅぅぅぅ……」
「さーってみんなー!サンタクロースがやって来たぞー!」
「た、束ぇ!」
ミニスカサンタの千冬を賭けに勝った束が連れてくるなどのトラブル?もあり。
クリスマスは愉快に過ぎていった。
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「よ、箒」
「で、何の用だ?兄さん」
「いや、さ。クリスマスだし。俺からプレゼントでも。って思って」
「? プレゼントならさっき千冬姉さんから……」
「いや、俺から箒に個人的に送るプレゼントだよ」
「そ、そうか」
「で、ほら。これなんだが……受け取ってくれるか?」
「ああ。当たり前だ」
「そうか。ありがとうな。箒」
「い、いや。それよりも、開けていいか?」
「ああ、開けてくれ」
「ん、おほん。では、開けるぞ」
中にあったのは木製の櫛だった。
「櫛、か?」
「ああ、高級な奴な」
「ふふっ、そうか」
「気に入ってもらえたか?」
「兄さんから貰ったのだ。気に入らないはずがないだろう?」
「そう言ってもらえるとこっちも節約してきた甲斐があるってもんだ」
「全く、そういうのは言わない方がいいと思うぞ」
「あー、悪い、以後気をつける」
「本当だな?」
「本当だよ」
「「はははっ」」
笑いながら二人は輪の中に戻っていく。
賑やかな輪に戻る2人を月がしっかりと照らしていた。
いや、次回は、次回こそは予告通りの話を作ります。
本当です。
ここの時系列は一夏が中二の冬だとお考え下さい。
本当に1日クオリティの駄作にお付き合いくださりありがとうございました。