魔力量Eでワンピースの力を持ってやっていきます。 作:costフィーバー
今回はかなり暴走したなー。
なのはとフェイトの決闘はなのはの勝利で決着がついた。
取り敢えず、やべぇ戦いだった。吹っ飛ばされて廃ビルを貫通したり、合計千個ぐらいの魔力弾が襲いかかったり(フェイトのフォトンランサー・ファランクスシフト)、超弩級の砲撃魔法、あるいは収束砲(なのはのスターライトブレイカー)やら、いやー恐ろしい戦いだった。今の僕じゃあスターライトブレイカーはグラグラの能力を使わないと防ぎ様が無い。おっかないおっかない。
フェイトが落下中なので、落下軌道上に網糸(ゴム製)を張って受け止める。んで僕はフェイトの所に行く。
「よおーフェイト、大丈夫だったか?」
「……うん。」
見た目はボロボロだが、二人共非殺傷設定で戦っていたから大丈夫だろう。
なのはがこちらにやって来た。
「フェイトちゃん、大丈夫!」
「なのは、フェイトを殺す気か?」
「え!?それは違うの!」
「いやー魔法ならぬ魔砲、いや、破壊砲か殺人砲と言った方がいいかな?」
「そんな風に言わないでよ〜!」
はっはっは………今後なのはの扱いには気を付けよう。
フェイトのデバイスであるバルディッシュとなのはのデバイスであるレイジングハートからジュエルシードが出てきた。
さて、そろそろ来るか?うん、来たな。
「なのは、フェイト、まだ飛べるか?」
「え、うん。」
「私も飛ぶくらいなら。」
「ならば良し。」
「へ?」
「え?」
なのはとフェイトが立っている所だけ網糸を解除し、下に落とす。んで雷撃がフェイトめがけて落ちて来るので、僕が受け止めた。
「祐君!!」
「あ〜良い電気マッサージだぜ〜。」
《「「「「えぇ!?」」」」》
ぶっちゃけ、電気マッサージにもならない。体がゴムだし、電気を通さないからな。念話でも驚く声がしたな。
《不動!君の体は一体どうなっているんだ!?》
疑問に思われるのは当然か。何せ僕みたいなゴミ魔力じゃあ、さっきの攻撃を防ぐ事(受けただけです)は出来ないからな。
《その前にクロ官、ジュエルシードがプレシアに持ってかれた様だけど。そっちが優先じゃね?早よゲート開いてちょ。》
《あ。》
やっぱり何か抜けてるクロ官である。
僕はアースラに戻って、ブリッジで映像を見ている。
アースラ所属の武装隊がプレシアの本拠地に突入。そして見事全員返り討ち。んでプレシアが今まで何故ジュエルシードを集めていたのかを話していた。まあ簡単に言えば、プレシアの実娘であるアリシア・テスタロッサを蘇生出来るかもしれない世界に連れてく為に、ジュエルシードが必要だという事である。が、そんな事はどうでもいい。僕が許せないのは、プレシアがフェイトの事を人形だの失敗作だの偽物だの言っていた事だ。あと第一、記憶を継がせて見た目がそっくりでも、同じ人間ができるわけ無いだろ。アホか。
フェイトは精神にダメージを受けて、どこか別の部屋に搬送された。
「おい、クロノ。」
「ああ、君が言いたい事は解っている。だが少しだけ待ってくれ。あと、君の覇王色の覇気だったか?それを止めてくれないか。クルーが気絶してしまっている。」
おっと、怒りすぎて無意識に覇王色の覇気を出していたか。
「すまん。」
僕は転送ゲートの前で待つ。少し待つと、クロ官、なのは、ユーノが来た。
「なのは、魔力は大丈夫なのか?ついさっきフェイトとあんな激しい戦いをして。」
「うん、大丈夫だよ。」
「んじゃ行こう。」
転送ゲートでプレシアの本拠地に送られる。
少し移動すると入り口前には、3〜5mぐらいで10体程の魔導人形が守っている。僕は雪走、三代鬼徹を抜き、両方とも裏手に持って、刀の先端が上に向くように構えて魔導人形に突っ込む。
「おい不動!」
「僕がやる。二刀流 犀回(さいくる)!!」
回転斬りの衝撃波で全ての魔導人形を吹っ飛ばして、次元の海に落とした。クロ官は違うがなのはとユーノは驚いている。
「少しは魔力の節約になるだろ?」
「祐君って、刀使えたんだ。(糸が武器じゃなかったっけ?)」
「おいこらなのは、それはどういう意味だ?」
どうやら、というよりはやっぱり、なのはの中で僕は雑魚キャラだったらしい。魔導師としてはそりゃ雑魚ですよ〜だコンニャロ〜!
本拠地に入ると、床に穴が至る所に空いていて、次元の海に黒い模様が見える。
「穴から見える黒い空間には気を付けて。」
「虚数空間ではあらゆる魔法が発動しなくなるんだ。」
クロ官、ユーノと説明を受けるが、魔導師にとっちゃヤバイが僕は大丈夫な空間という訳だ。
通路を抜けると、広い空間に出た。見聞色で調べると、奥の方も上の方も魔導人形がたくさん居る。
「クロ官、この施設の動力の封印とかはどうすんだ?ぶっちゃけ、僕は破壊ならともかく稼動状態から封印する自信は無いぞ。というかプレシアをぶん殴りたい。」
「僕もプレシアの逮捕で行かなければならない。君達が駆動炉の封印をやってくれ。」
クロ官がなのはとユーノに駆動炉の封印を頼む。
「クロ官、なのはとユーノの目的地はここから上の方だよな?」
「そうだけど。それがどうしたんだ?」
「なに、魔力を消耗してるなのはが少しでも楽に駆動炉に行ける様にな。三人とも下がってろ。巻き添えになっちまうからな。」
僕は両手に持っている刀を鞘に納め、片手を前に出す。
「超過鞭糸(オーバーヒート)!」
掌から火を纏った糸の鞭を出し、腕を振って近くに居る魔導人形を切り、天井を崩す。そして超過鞭糸を解いて、落ちてくる魔導人形に指先を向ける。
「弾糸(たまいと)。」
糸の弾で撃ち抜く。というよりは撃ち砕く。流石のクロ官もこれにはビックリ。外すと余計に施設が崩れそうだし、糸系の攻撃は止めておこう。
「す、すごい。」
「ちなみに今のはイトイトの実の能力しか使ってない。」
「「「ええ!?」」」
「どーよ、ただ糸を全身から出せるだけの能力なのにこの強さ。なのは、ユーノ、怪我すんなよ。行くぞクロ官。」
「あ、ああ。」
なのはとユーノは上の方に、僕とクロ官は奥の方に向かう。
奥の方に進むとまたウジャウジャと魔導人形が出て来た。僕は三刀流の構えをとって、
「邪魔だ!鬼斬り!!」
取り敢えず目の前の魔導人形を斬って斬って斬りまくる。クロ官が魔導人形の破壊に僕よりも時間がかかっているのでクロ官の援護に向かう。
「不動、君は先に行ってくれ。僕は此処の傀儡兵を倒してから行く。」
「良いのか?というか大丈夫なのか?僕よりも破壊するのに手こずっている様だけど。」
「僕を舐めているのか?」
いや、舐めて無いけど。僕の覇王色の覇気が効いていたからなー。
「んじゃ、先に行くぞ。」
クロ官と一旦別れて先に進むと、6mオーバーの魔導人形が道を塞いでいる。僕は一番近い魔導人形の胴体へ跳ぶ。
「二刀流 閃(ひらめき)!」
両手に持つ刀を横に一閃して、魔導人形を斬り飛ばす。斬った魔導人形の断面を足場にして、近くの魔導人形の頭部へ跳ぶ。
「三刀流 蟹獲り(ガザミどり)!!」
首をチョンパし、また同様に、斬った魔導人形の断面を足場にして、次は魔導人形よりも高く跳ぶ。
「三刀流 百八煩悩砲(ポンドほう)!!!」
三つの斬撃を飛ばして、全ての魔導人形を斬って着地する。
『マスター!周囲に三つの転送魔法の反応が!!』
「解っている!」
三方向から三体の魔導人形が現れ、僕に武器を振り下ろしてくるが、両手に持つ刀を交差させて防ぐ。
「んぎぎぎ……!!」ギリギリ
重い、このままだと潰されてしまう。くそー、屋外かつ雲が有る所ならイトイトの能力の蜘蛛の巣がきで防ぐのに。
「ブレード、仕舞ってあるカードリッジ一発消費。薬莢はとっといてくれよ。」
『了解。』
増幅された魔力を全て身体強化に使う。
「ぜい!!」
三つの武器を弾き、
「鬼気九刀流阿修羅 魔九閃(まきゅうせん)!!」
高速で回転をして、僕に武器を振り下ろしてきた魔導人形を切り刻む。
後で薬莢に魔力を詰めないとな。僕の魔力量は少ないから一発使える様になるまで何日もかかるからなー。増幅タイムが終わった。
かなり進んだが、もうプレシアが居る場所に着いても良いと思うんだけどなー。
進んでいると次は急に狭い通路に入った。んでお約束の、お次は2mぐらいの魔導人形がギュウギュウ詰めになっている。流石にも……ウゼェーー。
僕は前傾姿勢になって身体を捻る。
「三刀流 豹琴玉(ひょうきんだま)!!」
回転を加えて突進し、魔導人形を蹴散らかしていく。ついでにそのまま扉もぶち破った。
その部屋にはプレシアが居た。その近くには、ジュエルシードと培養液みたいな液体に浸されているアリシアの遺体が有った。
「プレシアー!見つけたぞ!!一発殴らせろ!!」
僕は三本とも刀を鞘に納め、プレシアに突撃する。
「フン、何も知らないガキに何が出来る。」
プレシアは雷撃を僕に放ってくる。こいつ、見てなかったのか?
「電気は、僕には効かねぇー!」
「何!?」
雷撃を受けながら僕は右腕を後方に伸ばしてプレシアに接近する。
「ゴムゴムの〜銃弾(ブレット)!!」
「ゴフッ!!」
零距離で殴り飛ばし、プレシアが壁に叩きつけられる。
「ゴホッゴホッゴボッ…………。」
プレシアが血を吐いて気絶した。おいおい、内臓がやられる程強く(バリアジャケットを考慮した威力)は殴ってないぞ。ということは病気か?
「不動。」
げ!頭から血を流しているクロ官!?そして一緒になのはとユーノとフェイトとアルフが居る。
「えっとー…プレシアを無力化したであります。」
「あんた、その腕は何なんだい?」
……………アルフさん、ツッコまないで。
「その腕について、後で聞かせて貰うぞ。」
「………あい。」
ばれました。またクロ官の聴取コースか。
取り敢えず、プレシアを糸で拘束して、フェイトに渡す。
「フェイト、念の為に言っておくが僕は内臓がやられる程強くは殴ってないからな。多分病気だ。」
「ッ!」
フェイトが驚く。こりゃプレシアが病気だった事は知らなかった様だな。
「あとはジュエルシードの封印だ。」
クロ官がジュエルシードを再封印し、デバイスに仕舞った。
「プレシア・テスタロッサの逮捕とジュエルシードの確保、あとは脱出するだけだ。」
「クロ官達は先に行ってくれ。僕はちょいと用事があるから。」
僕の居る床に罅が入っているのが判ったので、僕はみんなとは反対方向に跳ぶ。そして床が崩れた。
「祐君!!」
「行っちゃ駄目だ!虚数空間に呑み込まれる!!」
僕を助ける為に飛ぼうとするなのはをユーノが止める。
「なのは、僕は大丈夫だから早く脱出しろ。」
「でも!」
「あー泣くな泣くな。約束したろ?死なないって。だから早よ行け。」
「……うん。」
みんなは脱出する為に、来た道を戻って行った。
よし、僕も始めるか。時間は無いけど。僕がやろうとしているのはオペオペの能力を使った人格移植だ。記憶転写っていう言葉を聞いた時に思ったが、結論から言えばアリシアは肉体は死んでいるが脳は生きている状態だと思う。そして残っているクローンにアリシアの人格を移す。これでいけるか?
僕はアリシアが入ったポッドを更に奥の部屋、プレシアの研究室に運ぶ。研究室にはかなりの数のクローンが有るが、何処かが欠損したクローンや内蔵と骨が丸見えのクローンしかない。くそ、胸糞悪い。こうなったら。
「ROOM……スキャン!」
研究室全体にサークルを展開して、まずアリシアの遺体を解析する。よし、人格の取り出し可能。そして移植先………有った!欠損の無い状態のクローンが。
「タクト。」
ポッドをこちらに引き寄せ、アリシアが入ったポッドと並べる。僕は和道一文字を抜いて、二人の身体に突きを放つ。すると、アリシアからはピンク色のハートが出てきて、クローンからは何も出てこなかった。そして、出てきたハートをクローンに埋め込み、サークルを解いて、刀を鞘に納めた。移植完了。かなり疲れた。
僕はアリシアの人格が入ったクローン(以降アリシア)をポッドから出す。液体から出して大丈夫なのはさっきの解析で解っている。裸の状態だったので、アリシアに適当な布を取って被せると、クロ官から念話がかかってきた。
『不動、早く脱出するんだ!後はお前だけだ!』
『はいよ。ゲート前で搬送の準備よろ。二人分。』
『二人分とはどうゆう事だ?』
『今にも施設が崩壊しそうだから、話す暇は無い。とにかく二人分頼んだ。』
僕はアリシアを背負って研究室を出るが、これじゃあ穴だらけで転送ゲートに向かえない。まあ、穴の上に網糸(アミート)を張って来た道を戻る。ちなみに固定先は壁に突き刺したり、残っている魔導人形の残骸に絡ませたりした。そして、やっとアースラに戻って来れたが、みんなの視線がアリシアに集中する。皆さん、取り敢えず休ましてちょ。僕、倒れそうです。
「祐君、その子は?」
「本人に聞いてくれ。すぐに目を覚ます。」
僕は膝をついてアリシアを背負った状態で前に倒れた。
「不動!何処か怪我をしたのか?」
「あーして無いして無い。体力を使い過ぎただけ。すまん、説明は後にしてくれ。僕は寝る。………グゥー。」
「「「…………。」」」
その時、周りの人達は重要人物を連れ帰って来てなに寝てんだと呆れかえっていた。
主人公は魔力量こそ低いですが、魔力操作と変換資質が凄い事になっています。
なんか主人公の体力が少なかった様な。