魔力量Eでワンピースの力を持ってやっていきます。   作:costフィーバー

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19話

無限書庫に通いながら、廃棄都市区で適当に違法者を狩り(大抵はフルボッコで、僕の手柄にはならない)、ミッドチルダの自宅で人型のシロに、

 

「ご主じーん、一緒に出ー掛け〜よ!」

 

「はいはい、どうせ暇だし良いよ。そして引っ付くな。」

 

飛び付かれて外出に誘われた。ぱっと見デートじゃね?

そしてシロよ、胸をグリグリと押し付けるな。無意識なのかはやてが教えたのかは知らないが止めろ。

 

「んで、目的は?」

 

「最近開店した肉料理専門のお店に行きたいニャ!」

 

「………。」

 

いや、解ってたよ。人の姿で居る時間が増えたとはいえ、シロは元々ルスカイナの虎なのである。つまり、野菜もイケるけどやっぱり肉が大好きなのである。

 

「お前、格闘技は?」

 

「近い内に終わりニャ。これで何時でもご主人の力になれる様になったニャ。じゃあ、レッツゴー!」

 

「………ヘーイ。」

 

シロ、有る方が良いけど、見聞色と武装色、魔法が有ればかなりの強さだぞ。更に格闘術も足すのか。

後僕の力になれるって………嬉しいけど、重い。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして場所は移動してベルカ料理を出す店にて

 

「バクバクバクバクゴクゴク、プハァー、美味しいニャ!」

 

「好きなだけ食って良いとは言ったが早食いをするな。」

 

「あいた。」

 

決して行儀が悪いという訳では無いのだが、早食いをするのはいけないのでシロの頭にデコピンをする。

それにしても美味いな。この味付けでドラゴン肉を使えば更に美味しいなるんじゃ。て言っても大抵のドラゴンは保護指定らしいし(以前僕が狩った奴は大丈夫だった)、危険度大である。

 

「あ、これも下さーい。」

 

「そろそろ帰ろーやシロさん。金は今後とも困らんけどさ………。」

 

シロは更に追加注文をして、バクバクと食う。おい、さっき早食いをするなと言ったろう。

 

「全員動くな!」

 

男性の声が鳴り響いた。食べながら見聞色の覇気で調べてみると、強盗犯が居た。数は五人、全員マシンガン装備、デバイスも持ってるってとこか。一人がレジに居る店員に銃を向け、残りの四人がこの店に食べに来た客達に銃を向けている。

 

「シロ、帰るからこれ以上注文するなよ。」

 

「うん。」

 

さて、会計を済ますか。

 

「ブレード、三代鬼徹を。」

 

『了解。』

 

僕は三代鬼徹を抜いて、「誰にも気付かれない無い様に」強盗犯達を通り過ぎて、レジへ向かう。

 

「お会計お願いしまーす。」

 

「てめぇ、誰が動いて良いって言った!」

 

強盗犯の一人が此方に銃を向けてくる。

 

「煩い、こっちは帰って寝るんだ。おまけに、もうお前等は終わりだ。」

 

「あぁ?このガキ、何言ってやがる。」

 

周りの人達はあいつ死んだな、という顔をしている。

僕は三代鬼徹を鞘に入れ始める。

 

「おいてめぇ!」

 

「鼻唄三丁 矢筈斬り!」

 

『ギャァァァァ!!』

 

音を立てて完全に納刀すると、強盗犯達が身に付けていた銃、服(下着は残しておいた)、デバイスが斬れて、気絶した。その時、誰も彼もが何が起きたか解らない顔をしていた。

他人の目が有る所で糸を出すのはマズイので、魔力錠で拘束しておく。

 

「シロ、行くぞ。んじゃお金。」

 

「え……あ、はい。」

 

店員に代金を払って自宅に帰った。

後にニュースでは麦わら帽子を被った管理局員(名前は出されてない。多分顔が分からないから特定の仕様も無かったのだろう)が強盗犯を制圧したと放送された。僕、一応嘱託魔導師なんですけど。正式な管理局員じゃありませんよ。それとも後から来た奴か?

 

 

 

 

 

 

 

祐が強盗犯を潰すシーンを見ていたとある騎士とシスターの会話。

 

「シャッハ、さっきの強盗犯を無力化した子って……」

 

「ええ、魔導師ですね。ですが魔力を使った様子が有りませんでした。」

 

「え?じゃあどうやって………」

 

「恐らく、彼が持っていた刀剣で斬ったのでしょう。ですが私にも太刀筋が見えませんでした。」

 

「!!(接近戦型で陸戦AAAの脳筋武闘派シスターであるシャッハでも見えない剣撃なんて!)」

 

「カリム、今聞き捨てならない内容を思っていませんでしたか?」

 

「へ?思ってない!思ってないわシャッハ!だからその拳を降ろして!」

 

「はあ、まあいいでしょう。それでどうしますか?」

 

「(聖王教会内屈指のシャッハでも見えない剣を扱う剣士………これは、教会騎士団にスカウトするしかないわ!)シャッハ、彼を探して騎士団に入って貰う様に勧誘するわ。彼の顔を覚えてる?」

 

「カリムは見てないのですか?」

 

「あんなに剣の事を言っていたのに…………手掛かりは麦わら帽子とあの刀剣とシロという名前の使い魔がいるというだけね。」

 

どうやら祐の知らぬ所で勧誘の話が有り、祐を勧誘する為に情報収集を開始する様である。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハックションッ大○王!」

 

「ご主人、肉の食べ過ぎで風邪を引いたかニャ?」

 

「違う。十中八九誰かが僕の事で噂をしてる。」

 

はやてかアリシア辺りがしてるのかな?

さっきまで居た店は聖王教会の近くに有ったが、もしかして今頃シグナムみたいな騎士が駆け着けてんのかねー。

※実は最初から居ました。

 

「おめー、こんなとこで何やってんだ?」

 

「……ロリータか。」

 

「あ゛ぁ゛?」

 

「あ、間違えました。エターナルロリータ。」

 

「フンッ!」

 

「残念。」

 

ヴィータが殴ろうとしてくるので左手で防ぐ。

 

「んで、何やってんだ?お前って武装隊だからパトロールって訳でも無いだろ?」

 

「昨日この辺りで起きた誘拐事件の捜査だ。」

 

誘拐事件、ねぇ〜。

 

「でも何でお前?」

 

「………笑うなよ?」

 

「場合による。」

 

「その誘拐された奴はまだ幼いガキなんだよ。」

 

ああ、成る程。だから見た目がガキで戦闘力を持つヴィータが選ばれた訳だ。

 

「…………なあヴィータ。」

 

「何だよ?笑ったら次はアイゼンで頭カチ割るぞ。」

 

「笑わん笑わん。んでその誘拐犯の特徴とか分からないのか?」

 

「さあな、顔も性別も分からねぇ。だけど残されたデバイスの映像からして誘拐犯の身体が溶けてた。」

 

溶けた?

 

「その残ったデバイスが誘拐犯から魔力を検知していたとかは?」

 

「無かったな。」

 

こりゃ自然(ロギア)系、あるいは超人(パラミシア)系で物理攻撃と魔法攻撃が通じない系を持ってる可能性が高いな。

 

「ヴィータ、僕も同行していいか?一応嘱託魔導師だし、問題無いだろ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィータは出来るだけ人通りが少ない所を歩き、僕は空からヴィータを見失わない様に追い続けていた(不可視化だけしてある)。人通りの少ない道でヴィータが誘拐犯のらしき奴と遭遇した。

 

「お嬢ちゃーん、お兄さんと一緒にあーそーぼー。」

 

うわー……。

 

「はっ、見つけたぜ。とっとと捕まえてやる!」

 

ヴィータがグラーフアイゼンを展開して誘拐犯を殴り、頭が吹き飛んだ。あれって………

 

「え………。(手ごたえが無かった?)」

 

ヴィータが呆然と誘拐犯の残った身体を見ている。だが、あれは。

 

「ご主人、頭が吹き飛んだのにあれって血じゃないよね?匂いもしないし。」

「ああ。」

 

僕はヴィータの元に着地する。

 

「ヴィータ、済まんが下がってくれ。多分あれは自然系の能力者だ。ほら、飛び散った肉片ならぬ茶色のドロドロした液体が集まっているだろ?」

 

「あ、ああ。」

 

「安心しろ。あいつは死んでないしノーダメージだ。」

 

ヴィータが下がった。やがて飛び散った残骸が身体に集まって人の形になった。

 

「お嬢ちゃん、管理局の魔導師だったのかい?まあどちらにせよ、俺の顔を見られた以上は死んで貰わないとな!」

 

「ヴィータ、取り敢えず空中で待機してろ。そうすれば「ハンマーシュラーク!」っておい!?」

 

ヴィータがまた誘拐犯をグラーフアイゼンで殴り、次は全身バラバラになった。

 

「これなら………!」

 

「おい馬鹿!」

 

ヴィータの足元に泥が来る前に、僕は腕を伸ばしてヴィータを掴み此方に引き寄せる。

 

「祐、何すんイッ!?」

 

ヴィータにチョップをかます。

 

「落ち着け。まずあいつは自然系能力者で身体は底なし沼だ。あいつの出した泥に足を付ければそのまんま引き込まれるぞ。僕に任せろ。」

 

「…………ああ、分かった。」

 

今度こそ、大丈夫だよね?

またまた破片が集まって誘拐犯が

 

「おいおい、その言い方だといかにも俺を捕まえるって言い方だなぁ。」

 

「ああ、捕まえるぞ。安心しろ一撃でお前はやられる。」

 

「何言ってやがるんだ?俺にはどんな攻撃も効かねぇ。」

 

普通はね。

 

「ギア 2(セカンド)。」

 

「!(これって……前にあたしとシグナムがぶっ飛ばされたやつの……)」

 

「身体から煙を出して何が変わるんだ?」

 

僕は誘拐犯に左掌を向けて、覇気を纏わせた右腕を引き絞る。

 

「ゴムゴムの……JET銃(ピストル)!」

 

「ブベッ!?」

 

誘拐犯がぶっ飛ばされて、ビルの壁面に叩き付けられて気絶した。

僕は誘拐犯を起こして胸ぐらを掴む。

 

「オラ、吐け。」

 

「おい祐、幾ら犯罪者でも乱暴は…………「此奴もお前が子供だと思ってた様だけど。」よし、私にも殴らせろ。」

 

Oh、怖ーいでーすー。

 

「別にリンチしようって訳じゃない。此奴の身体は底なし沼だ。つまり此奴の身体の中に誘拐された奴が居る筈だ。おら吐け、じゃないと次はさっきの攻撃を百発食らわすぞ?後、解ってると思うが僕の攻撃は無効化出来無いからな?」

 

取り敢えず顔面を数発殴る。端から見たら普通に暴行だな。

 

「グッ、ブフッ、吐きます!吐きますから止めて!」

 

誘拐犯の身体から気絶した青髪の少女が二人出て来た。多分双子か姉妹だな。

 

「んじゃ、気絶してろ。JET斧(アックス)!」

 

踵落としで誘拐犯の頭を蹴り抜いて気絶させ、海楼石製の魔力錠で拘束しておいた。

 

「ヌマヌマの実の能力者確保。ヴィータ、救護班を呼んでくれ。応急処置は僕がする。ROOM。」

 

サークルを展開して二人の状態を確認するが別段何も無かった。どうやら沼の中でも環境は徹底していた様だ。一日にしては凄いカロリー不足になってる様だが。後二人の身体の至る所に機械が有るが、サイボーグ的なやつかな?

少女二人が救護班に引き取られた後、

 

「祐、すまねぇ。お前が居なかったらやられてた。」

 

「じゃあ最初に言った事を聞いてくれよ。」

 

「ウッ……。」

 

歴戦の騎士だろ?ならしっかりと相手を観察しないと。

 

「やっぱり今直ぐに覇気を会得した方が良いんじゃ?」

 

「それは仕事が落ち着いてからやるって話だろ。」

 

いや、知り合いの方々全員後で覚えるとか言うんだよねー。やっぱり時間が掛かり過ぎて仕事がやれなくなるっていうのが有る所為かね?

 

「解ったよ。だけど今回の一件はしっかりと僕が捕まえたって報告してくれよ。もしもお前が捕まえたって事になれば多分自然系の能力者相手の任務に出されちまうからな。」

 

「ああ、解った。」

 

ちゃんと報告してくれよ。もしかしたら自然系能力者を相手に海楼石無しで対抗出来る人物で僕への扱いが少しはマシになるかもしれないんだからな。

 

「あ、そうだヴィータ。はやてってさ、リインフォースに何か変な事吹き込んでないか?」

 

「………昨日はあいつ、裸エプロンになってキッチンに立っていたな。」

 

「…………。」

 

その内あいつ、僕の自宅で何すんの?

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぃー、ただいま…オワァ!?」

 

自宅に帰って扉を開けると、先に帰ったシロが涙目で飛び付いて来た。

 

「ご主人助けて〜!はやてが私の胸を揉んで来るニャ〜!」

 

「フッフッフッ、良いではないか良いではないか。シロちゃんはシグナムやリインフォースとまた違った良さが有るんやから。」

 

何故か僕の自宅の中にはやてとリインフォースが居てはやては両手をワキワキと動かしていた。

 

「おいはやて、シロにそういう事は止めろ。お前の所為でソッチ方面が間違った方向に成長したらどうするんだ?」

 

「ほうほう、つまり祐君はシロちゃんを自分好みに調教すると?」

 

「ちげーよっ!?アホか!?それをやってんのはお前だろ!?」

 

「否定はせんし止めるつもりも無い!だっておっぱい成分を補給せんと私が干からびてまうんや!」

 

「干からびろ!」

 

「そしてここ最近は忙しくてシグナムやリインフォースだけじゃ足りないんや!」

 

「だからってシロにすんな!通報するぞ!?」

 

「私、これでももうそれなりに偉いしコネも結構持ってるんやけど?」

 

コイツ!?権力を振りかざしやがった!

 

「お前なー………はあ。」

 

オパーイの為に普通そこまでやるか?

 

「取り敢えずシロ、胸を揉まれたくないなら変身魔法で猫になっておけ。そうすればはやても何もしようも無いからな。」

 

「うん。」

 

シロがはやてに警戒しながら猫に変身して僕が被っている麦わら帽子の上に乗った。ストラグルバインドを食らっても元の大きさのビッグホワイトタイガーに戻ってしまうからはやても無理矢理する事は無いだろう。

 

「んではやて、忙しいお前がわざわざシロの胸を揉みに来ただけでも無いんだろ?」

 

「あ、そうやった。シロちゃんの胸の揉み心地が良すぎて忘れてもうたわ。」

 

おい、用事が有るなら余計な事をするな。

 

「今日祐君が捕まえた誘拐犯から助けた子の親がお礼を言いたいそうなんや。」

 

「え〜………んじゃあどう致しましてと伝えてちょ。」

 

「それなりに偉いし私も管理局ではお世話になってる人や。会っても損は無いと思うで?」

 

偉い人ねぇー。はやてが気に入ってる人って事は良い人なんだろう。だけど……

 

「また後日。そして寝る。」

 

「ええ!?」

 

寝ようとしたら、はやてとリインフォースに無理矢理連れてかれた。

 

 

 

 

 

 

 

「ナカジマ三佐、祐君を連れて来ました。」

 

「おう、ありがとよ。」

 

どっかの隊長室に入ると白髪が目立つ何というか……渋いおじさんが居た。

三佐って上から数えた方が早い階級だから………それなりに偉い人だな。

 

「不動だったな?俺はゲンヤ・ナカジマ三佐だ。娘達を助けてくれて感謝する。」

 

「自分は不動祐です。娘って誘拐犯から助けた双子か姉妹の事ですか?」

 

「ああそうだ。後そんな面倒臭そうな顔をするな。何もただ礼を言いたくて呼び出した訳じゃねえんだ。」

 

はやてにからはそう聞きましたけど?

 

「八神から色々聞いてるぜ。お前、強えのに魔力とランクが低い所為でちゃんとした評価が貰え無いんだろ?だったら俺の部隊に入らねえか?何、お前なら直ぐに結果を出して、俺が色々根回しすりゃあ執務官にだってなれるさ。」

 

はやてよ、僕のプライバシーはどうなってるんだ?




大食い姉妹に家計を圧迫されている隊長さんの口調が難しい。
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