魔力量Eでワンピースの力を持ってやっていきます。   作:costフィーバー

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ルフィの服がバリアジャケットA、ゾロの服がバリアジャケットB、ミホークの服がバリアジャケットCと呼んでおきます。


20話

ナカジマ三佐の誘いを受け、僕は陸上第108部隊に入隊した。で今はと言うと、

 

「初めまして、本日より入隊します、不動祐三等陸士です。よろしくお願いします。」

 

部隊員全員が集まって僕の自己紹介中です。

 

「よーし、じゃあ不動の事なんだが、此奴の魔導師ランクはEだが俺の知り合いの話によりゃあ軽くA以上の強さは有るらしい。そこでだ、どの位の強さなのかを計る為に不動一人でこの部隊の相手をして貰う。」

 

「え゛!?ちょ!?ナカジマ隊長!?」

 

全員ってこの部隊の戦闘員全員って事ォ!?

 

 

 

 

 

 

場所は移動して都市街をモデルにした陸戦訓練施設、僕は訓練施設の中心に立ち、その周りには空中で杖型デバイスを構えて待ってる奴、建物の中に隠れてる奴(見聞色の覇気で丸分かり)、僕の視界に入る奴(全員ナックルとかローラーを装着している)が五人居た。

アンバランスでは有るが、僕はバリアジャケットAと刀三本を展開して待っていると、ナカジマ三佐から通信が掛かってきた。

 

『んじゃ、そろそろ全員始めてくれ。』

 

『了解!』

 

隊員達の声が響き、ナックルとローラーを装着した五人が此方に接近して来た。

 

「そら行くぜ!ゴムゴムの銃(ピストル)!」

 

「ハァッ!」

 

「イッ!ウソン!?」

 

真ん中に居る奴にパンチを放ったが蹴りで軌道を逸らされた。結構痛い。

そして五人で僕を囲い込み、逃げ道が無くなる様に同時に襲い掛かって来た。僕はそれをジャンプして回避し、腕を伸ばしてビルの縁を掴み、屋上に移動する。

 

「うわとととと!?」

 

だが次は空中に待機していた隊員達が無数の魔力弾を撃ってくるのでビルからビルへと跳んで移動して避ける。

 

『ほらどうした不動?八神の話は嘘だったのか?』※ゲンヤです

 

「だぁぁーー素手かつ通常状態で戦えると思ったんですよ!イデッ!!」

 

跳んでる最中に魔力弾が直撃し地面に落下する。

 

「だったらやってやりますよ!ギア 2(セカンド)」

 

右腕をポンプ状に動かして、身体中から煙が出る。

 

「(無防備な背中、隙あり!)」

 

僕の背後から追い掛けて来たナックル組が襲い掛かって来るので、ナックル組の後ろに移動し、両腕を引き絞る。

 

「ゴムゴムの〜JET銃乱打(ジェットガトリング)!!」

 

両腕が消失したかに見える速度で四人を殴り飛ばす。四人共ビルの壁面にめり込んだ。

 

「カードリッジロード!」

 

ビルの屋上に居た最後のナックル組がカードリッジを使い、此方目掛けて突撃して来る。僕は左手で狙いを定め、右腕を引き絞る。

 

「ゴムゴムの〜JET銃(ピストル)!!」

 

相手の拳ではなく顔面を殴って気絶させる。高く吹っ飛んで地面に落下したがバリアジャケットによって無事ではあるだろう。

 

『お、速えな。(煙が出てからあいつの攻撃が全く見え無くなったな。)』※ゲンヤです。

 

さて、建物隠れた奴は出てくる気配が無い。なら次は空中の奴らを片付けよう。

僕はジャンプの態勢を取る。

 

「させるか!」

 

「おっと。」

 

剣型のデバイスで切り掛かって来るので避ける。

建物の中から全員ではないが出て来た。出て来た奴は全員ナックル系以外のアームドデバイスか。僕はギア2を解除して、次は三代鬼徹を左腰に差し替えて、構える。

 

「さあ、格闘戦の次は武器戦だ。僕の魔力が皆無だからって油断しないで下さいよ?」

 

さっきのギア2での戦闘を見た所為か後退っている隊員もいる。

 

「二刀流居合 羅生門!!」

 

『………ギャァァーー!?』

 

アームド組を通り抜けて刀を鞘に納刀した瞬間、アームド組が吹っ飛び、僕の前方に有るビルが縦真っ二つに斬れた。

 

『!!(おいおい魔力を使わずにビル一つを斬っちまいやがった。此奴は………勧誘して正解だったな。)』※ゲンヤです。

 

残りはこそこそと建物の中に隠れている奴と空中に待機してる奴。遂に空中に待機してた隊員達が魔力弾を撃って来るが、避けるか刀で弾き、斬撃を飛ばして全員撃墜する。そして二本の刀を納刀する。

最後に建物の中に隠れてる奴はっと………ビルごとやろう。僕はジャンプして空中で右親指を噛む。

 

「ギア 3(サード)、骨風船!」

 

右腕から右脚へと空気を送り膨らませる。

 

「武装色硬化!」

 

巨大化した右脚が黒く染まる。

 

『…………へ?』

 

建物の中から声が聞こえたが知った事では無い。

 

「ゴムゴムのォォ象鞭(エレファント・ウィップ)!!」

 

回転して回りの建物を薙ぎ倒していき、残った隊員全員が戦闘不能になった。

 

 

 

 

 

 

 

模擬戦の終了後、僕と模擬戦をした皆は医務室送りとなり、僕はというと、

 

「やり過ぎだ。」

 

「グェ!………すいません。」

 

訓練施設の壊し過ぎでナカジマ三佐に拳骨を貰っていた。部下の怪我の事は気にしないのね。

 

「そりゃあ油断してた彼奴らが悪い。」

 

「何も言っても無いのに何で答えられるんですか。そして薄情ですね。」

 

この人、実はかなり鬼畜な上官なの?

 

「まあでも、驚いたな。まさか魔力抜きであんな事が出来ちまうんだからな。おまけに悪魔の実の能力で身体がゴムで出来てるからって普通自分の身体の中に空気入れるか?」

 

「そこはまあ、巨人族の腕の再現………まあ大きい物に憧れる男のロマンって事で。」

 

「説明になってねえぞ。」

 

それからは暫くこの部隊に所属し、やっていった。

そして二週間後、

 

「お前この部隊出てけ。」

 

「えぇ!?ナカジマ隊長何故ですか!!」

 

「お前が強過ぎてこの部隊のパワーバランスが崩壊してんだよ。実技試験はパス出来る様にしておいたから次の試験受けてとっとと執務官になれ。筆記も模擬戦もお前なら楽勝だろ?」

 

「せめて執務官になるまで居させて下さいよー!」

 

書類上では所属している事になっているが、第108部隊を追い出されました。あ、たった二週間で一等陸士になれました。次の試験までは捜査官として過ごすか。まあ、訓練施設は偶に使わして貰うけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

訓練施設にて、僕は硬化させて丸めた紙ポスターを使って、剣型デバイスを使う魔導師(ナカジマ隊長の部隊の中では一番強い剣士)と手合わせをしていた。

 

「ほらほら先輩、どうしましたか?僕と紙ポスターに傷一つ付いてませんよ?おまけに魔力は使ってません。」

 

上下左右、更には魔力を纏って攻撃して来るが、僕は紙ポスターで防ぐ。これは愉悦だ。

 

「クッ………ならこれでどうだ!」

 

剣を巨大化させて振り下ろしてくるが、

 

「せいっ!」

 

『ウソォーーー!』

 

紙ポスターで弾き、この模擬戦を観戦してる人達の驚愕の声が鳴り響く。

そして、仰け反った相手の頭を紙ポスターで叩いた。

 

「はい、僕の勝ちです。」

 

「はは、参ったな。まさか魔力抜きの紙ポスターに負けてしまうなんて。その覇気っていうやつも馬鹿には出来無いな。」

 

「でしたら当分の間暇なんでお教えしましょうか?これを使える様になれば盲目でも戦えますし海楼石無しで自然(ロギア)系能力者に攻撃を当てられますよ。」

 

「うーん………遠慮しておくよ。」

 

「そうですか。残念です。」

 

やっぱり、そこまでして会得したいって人は居ないのね。世間では自然系能力者は捕まえられないと思われて居るからな。ぶっちゃけ威力強化は魔力で出来るし。

僕は訓練施設の後片付けをしてから隊舎を出ると、クロ官が居た。

 

「やっと出て来たか。」

 

「あ、用事が有ったー。」

 

「待て。」

 

「魔法の乱用だー!?」

 

回れ右をして隊舎に戻ろうとするとバインドで四肢を拘束されるが、僕はすぐに術式を解析して解除する。

 

「で、何の用だよ?子供が出来たから相談しに来たのか?一応それ系の資格も持ってるけど、やっぱり僕が得意のは移植やら摘出やらの外科手術だから他を当たれ。というか大型の病院の方が良いだろ?」

 

「どうしたらそうなるんだ。後、僕はまだ未経験だ。」

 

へぇ〜、てっきりもうエイミィさんとヤってるのかと思ったよ。

 

「君に頼みたい事が有る。」

 

「…帰っていいか?もうすぐ昼ご飯を作らんといけないんだけど。」

 

「後でいいだろ。」

 

「シロが待ってる。」

 

「じゃあシロも呼んで近くの店でどうだ?」

 

「あいつ、かなりの大食いだけど良いの?」

 

「ああ、構わない。」

 

んじゃ遠慮なく。

 

 

 

 

 

 

 

移動してそれなりに高いレストランにて、

 

「……もう勘弁してくれ。」

 

「いいぞシロ。もっと食え。」

 

「了・解★」

 

「待てェェェェェーー!!」

 

クロ官の奢りの元、僕とシロが大食いしていた。

 

「ふぃー、シロはまだの様だが僕はご馳走様。んでクロ官、頼みたい事ってのは何だ?」

 

「………半分払ってくれ。」

 

「I・YA・DA ♪。」

 

「………一応機密情報だからな。これを見てくれ。」

 

機密情報を僕に見せて良いんかい!?

クロ官がホログラムを投影させて、此方に見せる。というか機密情報を此処で開いても……今周りに人居無いんか。店員は居るけど。

 

「此奴は………やたらとデカイ生体ポットだな。」

 

「ああ、これについて君の見解を教えて欲しい。」

 

見解、ねぇー。クロ官が仕事モードで来たって事はこの写真は何処ぞの違法研究所って事だよな?

 

「ちなみにこのポットが有る所はどんな施設なんだ?」

 

「……プロジェクトF関連の施設だ。」

 

はい、ヤバげな案件の様です。

 

「プロジェクトFとドデカポットの事を考えたら……多分巨人族のクローンだ。おまけに魔力を持ってる可能性が高い。」

 

「馬鹿な!純血の巨人族はもう存在していない!」

 

「見解って事は僕の予想だろ?パッと見て思いつく事を言っただけだ。それで頼みたいのはこのポットの中身の捜索ってか?後声が大きい。」

 

クロ官がハッとする。そらそうだ。一応一般人(店員だけ)が居る所で機密情報の内容を叫んでいるんだから。

 

「………いや、違う。」

 

「あれ程話しておいて違うんかい!!」

 

「それはフェレットもどきからも聞いていたんだが不動の方から聞いた方が良いと「よしシロ、この店の食材尽きるまで食え。」っておいィィ!!」

 

「もっと食うぜニャッハー!!」

 

シロの食べる速度が更に増した。やっぱり僕も腹一杯食お。

そして僕も更に注文して食う。

 

「おい、流石にも………」

 

「ある程度は医療費を割引してやるよ。んで結局頼みたい事って何?」

 

「(思わぬ出費になってしまった………。)頼みたい事は次のフェイトとアリシアの任務に同行して欲しい。」

 

「成る程シスコン。僕は身代わりか?」

 

「せめて保険と言って欲しいな。」

 

はあ〜、この場合は変わらんだろ。そしてシスコンを否定しないんだな。

 

「明日、君の自宅に二人が呼びに来るからな。」

 

えー、嫌な予感しかしません。主にアリシアが何かやりそうで。

 

「本局か本部のどっかで待ち合わせは?」

 

「二人の強い希望だ。」

 

やっぱり此奴は重度のシスコンだ。アリシアに備品壊されたりしないよな?

 

 

 

 

 

 

 

翌日早朝、複数の重みを感じつつ目を覚ますと、

 

「クゥー……スピィ〜〜」

 

「スゥー……スゥー」

 

「ウニャ〜〜……」

 

「ッッ!?…………はあ〜〜〜。」

 

フェイトとアリシアが左右から抱き付き、シロはミニ虎で僕の額の上で寝ていた。というかクロ官、二人は何時来たの?

取り敢えず寝ているシロの首根っこを摘んで額から退けて、二人の拘束を解いてベッドから抜ける。サイズは圧倒的に足りないが、シロを真ん中に置いておこう。

さて、早朝練習するか?いや、それとも朝食の準備か?今は六時………二人っていつも何時頃に食べてるんだ?

ベッドの傍に置いて有るバルディッシュに聞いてみよう。

僕は二人を起こさない様に話しかけた。

 

「おーいバルディッシュー、二人っていつも何時頃に朝食食べてるんだ?」

 

『午前七時半から八時頃に食べます。』

 

まあ、普通だな。七時前には戻るか。

 

「ありがと。んじゃ、僕は日課の鍛錬をするからさ、二人が起きたら七時前には戻るって伝えておいて。」

 

『了解しました。』

 

ブレードを装着して、ジャージに着替えて近くの広場に向かう。

僕は広場に着くと、早速バーベルをブレードの圧縮空間から出して素振りを開始する。本来なら一万回だが、今日は早く帰って朝食を作らなければならないので千回づつ降って素振りを終わりにし、次は足にバーベルを乗せた状態で片手逆立ちをする。

 

『マスター、アリシア・T・ハラオウンからメールです。』

 

寝坊助と聞いた事が有ったがもう起きたのか?

 

「開いてちょ。」

 

見てみると、今トレーニングしてるの?何処何処!と書かれていた。文面から見てもお元気な事で。何か備品に悪戯される前に帰ろ。

 

「あらよっと……よいしょっ。」

 

足に乗せているバーベルを蹴り上げて、元に姿勢を戻して手でキャッチしてブレードの圧縮空間に収納する。

そして自宅に戻って扉を開けると、アリシアが突撃して来た。

 

「ゆーうーく〜ん…ヒャワァ〜〜!?」

 

取り敢えず僕は伏せて避け、アリシアが見事なヘッドスライディングを決める。

 

「避けるなんて酷いよ祐君!」

 

「飛び付かれると痛いから避けるんだよ。」

 

「ム〜〜〜〜祐君の意地悪。」

 

ムッスリとするアリシア。

 

「シロとフェイトはまだ寝てるのか?」

 

「うん、まだ寝てるよー。」

 

フェイトよ、早く起きてくれ。アリシアの対応で余計に疲れてしまう。

 

「祐君、早くご飯作ってー。」

 

「はいはい、了解でござんす。」

 

自宅に入ろうとするとアリシアが後ろから抱き付いて来た。

僕はキッチンに移動してピザトーストやらサラダやら目玉焼きやらソーセージやらを用意する。

 

「おーいアリシアー、そろそろシロとフェイトを起こしてくれ。」

 

「うん!」

 

アリシアが寝室に行ったらニ゛ャ〜〜とか姉さん!?とか悲鳴が聞こえてきた。だが僕は気にしない。ある意味ではアリシアははやて並に厄介なのだから。

やがてフラフラとシロがやって来た。

 

「ご主人おはよう〜。」

 

「おはよう、シロ。アリシアに何されたんだ?」

 

「ボディプレスをされたニャ。」

 

ああ、ミニ虎姿じゃあかなり効くわな。

シロに遅れて顔を赤らめたフェイトがアリシアに押されて寝室から出て来た。

 

「祐……おはよう……」

 

「おはよう。取り敢えずフェイト、その爆発頭を直したら朝食な。」

 

「え………っ〜〜〜〜〜!?」

 

フェイトが顔を更に赤くして洗面所に直行した。

 

「あははは!祐君、今のフェイトの髪型見た?」

 

「せめて軽く直してやれよ。姉だろ?」

 

この後無事みんなで朝食を食えました。




素手での通常状態では苦戦してしまう主人公。
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