魔力量Eでワンピースの力を持ってやっていきます。   作:costフィーバー

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遅くなってすみません。
遅れた理由を言うと、英語がダメダメで勉強しまくってます。中々結果は出ませんが。

戦闘描写が書けなくてすみませんでした。ですが次こそは入ります!

少しずつ書いていったのでおかしい所は有るかもしれませんが、お気になさらずどうぞ。

あ、オリジナル設定入ります。


25話

時空管理局本局の、シャマルの医務室前に僕は来た。

扉の前にはなのはの友達の面々が居る。

ヴィータが僕を見つけると、泣きながら此方に来て、僕の服を掴んだ。

 

「祐、あたしの所為で……あたしの所為で……助け「ヴィータ、落ち着け。」っ………。」

 

僕の言葉でヴィータは少し落ち着き、服から手を離した。

 

「ヴィータ、助けるのは当たり前だ。何せ僕は、一応医者なんだからな。」

 

シロを置いて医務室に入ると、腹に巻かれた包帯から血を滲ませてベッドに横たわるなのはが居た。

その傍らにはシャマルが居る。

 

「シャマル、なのはの容態は?」

 

「祐ちゃん…!?これがなのはちゃんの状態よ。」

 

シャマルからデータを送られ、僕は確認をする。

なのはの状態は所々の部分に傷を負っており、特に腹部が酷かった。

リンガーコアもやられている。これは……負担を掛け過ぎて、今回の撃墜の衝撃で破損してしまったんだな。

 

「なあシャマル、お前の見解ではなのはは治ると思うか?」

 

「恐らく……戦線復帰どころか歩く事さえも難しくなると思うわ。」

 

おいおい、冗談じゃ無いぞ。もしもなのはが戦線復帰出来なければ、多分……精神が壊れるかもしれない。人助け命!って感じだったし。

念の為、僕の能力で検査してみよう。

 

「僕の能力で検査してみる。ROOM、スキャン。」

 

僕の能力による検査結果は………命は助かるものの、リンカーコアの回復の見込みは無し、一生車椅子生活という結果だった。

こんなの……嘘だろ。

 

「祐ちゃん?」

 

硬直していた僕にシャマルが話し掛けてきた。

 

「あ、ああ済まん。」

 

こうなったら、あの手術をするしかないか。

となると、シャマルをどうやって外に出すか。

 

「一体どうしたの?まさか……」

 

「シャマル、結論から言う。なのはの戦線復帰は見込め無い。リンカーコアも使い物にならないし、一生障害を背負った状態になる。今のミッドチルダの技術じゃあ完全な治療は無理だ。」

 

「そんなっ……!!」

 

「だが、僕なら治せる。ただ……」

 

「ただ?」

 

「かなりの大技かつ、猟奇殺人者も泡を吹いて倒れる程にグロテスクな解体劇をすることになる。勿論オペオペの実の能力を使った話だからな。」

 

解体の話はシャマルを此処から出て行かせる為の嘘だ。

 

「…………」

 

シャマルは黙り込み、険しい顔つきになる。

 

「なあシャマル、この部屋で手術をさせてくれ。手術室でやると色々と都合が悪いんだ。」

 

「………良いわよ。ただし、私も一緒に「悪いけど駄目だ。」……どうしてかしら?」

 

「済まん。シロ以外にはこの方法を見せられない。何せ文字通りなのはをバラバラにするからな。いくらシャマルだって、患者をバラバラにして治療する光景は見たことは無いだろ?……出る際にシロを呼んでくれないか?」

 

「(バラバラ………本当に私を追い出す理由はそれだけなの?既に私は祐ちゃんの能力を知っているから、能力を知られたく無いのとは違うし……出て行かせる理由が妙ね。)………祐ちゃん、貴方ならなのはちゃんを治せる?」

 

ん?シャマルの思考が長かった様な……気のせいか。

 

「ああ、治せる。何せ一世一代限りの大技を使うんだからな。」

 

僕がそう言うと、シャマルが渋々と退出し、人型になったシロが入って来た。

 

「シロ、手術を始める。内容は……再生手術だ。」

 

「え……ご主人、それって……」

 

「ああ、命を代償にやる不老手術の下位互換だ。」

 

ちなみに再生手術の方法は無限書庫の文献に書いて有った。

そして、再生手術を使用するには二十年前後の寿命を消費する。何故二十年前後かと言うと、歴代のオペオペの能力者が何回使ったら死んだという記録から分かった。というか予想だ。

 

「シロ、多分僕は再生手術を使ったらぶっ倒れるだろうからさ、その時は宜しく。」

 

「ご主人……死なないよね?」

 

「多分死なない。」

 

「…………ウゥ……」

 

「泣くな泣くな。文献の内容からして一回じゃ死なないって。」

 

シロが心配して泣きそうな顔になる。

再生手術の効果は対象の傷を完全に治す事が出来る。簡単に言えば仙豆みたいな物か。後病気も治す事が出来る。

寿命を消費するとはいえ、この方法ならなのはが後遺症を残す事は無い。

 

「シロ、大丈夫だから心配するな。後、前にも言ったけど、再生手術の事は誰にもバラすなよ。」

 

「うん………。」

 

済まんな、シロ。

 

「じゃあ、始めるぞ。」

 

僕は再生手術を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ……ハァ……よし……無事終わった。手術成功………ウッ………!」

 

再生手術が終わった直後、途轍も無い疲労感に襲われて倒れそうになる。

 

「ご主人!」

 

が、シロが抱きとめてくれた。

シロに運ばれて、なのはの隣のベッドに寝かされた。

 

「ご主人、本当に大丈夫だよね?」

 

「ギア4使用直後よりキツイな、こりゃ。」

 

「それって大丈夫なの?」

 

はっはっはっ……大丈夫じゃないな。何せ、寿命を消費してるからな。

再生手術は成功。今のなのはには傷一つ残って無く、リンカーコアも全快で、スヤスヤと眠っている。

近い内に目を覚ますだろう。

 

「シロ、何度も言うが再生手術の事は誰にも言うなよ。んじゃあ、手術が終わったってシャマル達に言っておいてくれ。僕は疲れたから寝る。」

 

「うん。」

 

そう言って僕は寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん……ふぁ〜〜……眠い………腹減った。」

 

僕は気怠い身体を起こして周りを確認してみる。

僕の腕には点滴がされている。

なのはは……隣のベッドでまだ寝ていて、シャマルはなのはの経過観察をしている様だ。

シロは……居ない。何処に居るんだろ?彼奴いっつも寝る時は僕に引っ付いていたからな。

ふとシャマルが此方に気づき、速歩きでやって来た。

 

「祐ちゃん、目が覚めたの?調子はどう?」

 

「ああ、まだ怠いけど、大丈夫。というか腹減った。」

 

「えっと……取り敢えずあれでも食べる?」

 

シャマルが指差す方向には、大量の果物が置いて有った。

だが、

 

「それ、なのは宛のお見舞いのもんだよな?」

 

「殆どは祐ちゃんの物よ。」

 

殆どって……誰がこんなにも持って来たんだ?

 

「そろそろ来ると思うわよ。」

 

「ん?それってどういう……」

 

シャマルに質問しようとすると扉が開いた。

入って来たのは、果物の盛り合わせを抱えたシロだった。どんだけの量持って来てんの!?

 

「シャマルー、今日も来た…よ………ご主じ〜ん!!」

 

シロが持っている果物の盛り合わせをシャマルに放り投げ、僕に跳び付いて来た。

今のシロは人型なので、シロの身体が僕に色々と当たっている。

 

「ちょっ!?おい!?点滴が!点滴が折れる!針が身体の中に入っちゃう!」

 

勿論、ムニムニと胸も当たる。

 

「ごじゅじん良がっだよ〜!……ズズッ………なのはの手術をしてから二日間も寝ていたんだから!」

 

「鼻水が垂れるから離れろ!」

 

そしてシロよ、鼻水は啜るな。ちゃんとティッシュに出せ。

二日間、か。まあ、命を削って寝ていた期間がそれ位なら良い方じゃね?

 

「はいはいシロちゃん。祐ちゃんは起きたばかりだし、跳び付かない跳び付かない。」

 

「嫌ニャ!今日こそはご主人と一緒に寝るニャ!」

 

僕に引っ付くシロを、シャマルが引き剥がす。その時シロはジタバタと暴れていた。

僕は腕を伸ばして果物の盛り合わせを引き寄せる。

 

「んじゃ、果物貰うな。」

 

僕は一瞬で全部食べた。

 

「「手品!?」」

 

「違う、早食いだ。」

 

二人が驚いてる間に僕はベッドから降りて、自分の身体にサークルを纏わせて身体の状態を確認する。

……よし、腹減り以外は異常無し。出来れば寿命も解析したいけど、そこまでは調べる事が出来ない。

その内出来る様にならないかな?

 

「んじゃあシャマル、出てって良いか?」

 

「その前に検査。」

 

「能力で検査した。腹減り以外は別段異常無し。」

 

「大丈夫なら、ちょっと良いかしら?」

 

シャマルがそう言った瞬間、シロがビクッと身体を震わせた。え?何があったの?

シャマルが来いと言うので、僕とシロは医務室から出る。そして誰も居ない休憩所に移動する。

というかなのはから離れても大丈夫なのかな?

 

「さて祐ちゃん、命を代償にやる不老手術の下位互換って………何かしら?」

 

………何でバレてんでやんの?

 

「おいシロ、まさかお前……」

 

シロがブンブンと首を横に振る。バラして無いのか?

じゃあ何でシャマルが知ってんの?

なのはに再生手術を施す前の会話を聞かれたとするなら………

 

「まさかシャマル……お前、僕が手術をする前にサーチャーでも仕込んでたのか?」

 

「ええ、そうよ。」

 

ウッソ〜ン。

ショックを受けてると、シャマルが僕の肩を強く掴んで来た。

 

「さあ、キリキリ話して貰うわよ?」

 

ああ、初っ端からバレだよ。

 

 

 

 

 

 

 

「成る程ねぇ………よ〜く分かったわ。」

 

「……キュウ………」チーン

 

「ご主人が燃え尽きた!?」

 

はい、シャマルに不老手術と再生手術の内容とリスクを暴露しました。

コッテリ絞られた。………ハァ、もうヤダ、こういう感じで怒られるのは。

 

「祐ちゃん、最後に聞いておくけど……再生手術は何回使ったの?」

 

「今回が初めてだよ。誰にもバラさないでくれよ。特になのはには。」

 

「それは祐ちゃん次第よ。いい?再生手術はもう使わないこと。分かった?」

 

「いやー、必要とあらば使「分かったわね?」………あい。」

 

シャマルがコーワーイーよ〜!!

そしてシャマルから解放され、ミッドチルダ行きの転送装置に向かう途中、

 

「えっ……」

 

「……祐………」

 

「あ、ヤベ。」

 

フェイトとアリシアに出くわした。

僕を目にした瞬間、僕目掛けて二人が突撃して来た。

 

「「祐(君)!!」」

 

「お?……イデッ!!おい抱き付くな!まだ完全に回復して無いんだぞ!」

 

二人同時に抱き付かれ、勢いを吸収し切れずに僕が押し倒された。

此処通路!通路ですよ!?ああ、周りの人が見てるよ!こらそこ、そんな生暖かい目で見んな。

 

「このまま二度と目を覚まさないと思ったんだよ!シャマル先生もシロちゃんもいつ目を覚ますか分からないって言って……祐ぐん〜〜!!」

 

いやいや、疲労なんだから一生目を覚まさないなんて事は無いだろ。

 

「祐、目を覚まして良かった……!」

 

二人共泣きながら、僕の胸に顔を埋めた。

 

「その………すまん、心配掛けた。」

 

「そうだよもう!気絶するならするって言ってよ!それなら安心だから!」

 

言っても心配するだろ。後それなら安心ってどういう事?

 

「姉さん、そこは止めなきゃ。」

 

はい、フェイトのツッコミ入りましたー。

 

「取り敢えず、退いて貰ってもいいか?人が見てる。」

 

「「………〜〜〜〜〜ッ!!」

 

二人共周りを見て、顔を赤くしながら僕から離れた。

その後二人はなのはの病室に行き、僕は真っ直ぐ自宅に帰った。

だが入ると、

 

「えっ………マスタ〜〜!!」

 

「えっ、何でお前が居るの……ってちょっ!?リインフォース、胸が!胸で息が!……………キュウ………」

 

「あ、ご主人が気絶したニャ。」

 

リインフォースの胸で溺れました。

それから数日後、僕は完全に回復し、なのはは目を覚ました。

そして僕がなのはの病室を訪れて見た光景はというと、

 

「「「なのは(ちゃん)〜〜〜!!」」」

 

「よしよし、私はもう大丈夫だから、三人共離れて。流石に三人だと重いの。」

 

フェイト、アリシア、ヴィータがなのはに泣き付いていた。はやてもその後ろで涙を流している。

 

「その様子を見ると、何も問題は無さそうだな。」

 

流石に再生手術でも、脳は治せても中に入っている情報までは治せないからな。

記憶障害とか精神障害とか無くて良かった良かった。

 

「シャマル先生から聞いたよ。祐君が治してくれたんだよね?」

 

「まあそうだけど………なのは、命を危険に晒さないでくれ。いやまあ、仕事上晒すのは仕方無いけどさ。今回みたいに碌に休んでなくて気が抜けた拍子にやられた、なんて事は止めてくれ。医者がこんな事を言うのもアレだが、もしも次の大怪我で同じ様な原因だったら、命は助けるけど魔導師生命は助けないからな。今回の怪我だって僕の能力での1回限りの技で治せたから良いものの、それが無かったら後遺症背負って碌な人生になってなかったんだぞ。」

 

「………反省はしてるよ……だけど………」

 

「だけどもクソも無い。別にお前の代わりは居たろ?ちょっと調べてみたけどさ、お前が撃墜された任務、他の隊員でも遂行可能だったじゃん。で、反論は?」

 

「…………ありません。」

 

「特に自責の念に苛まれているヴィータに?」

 

「ヴィータちゃん、ごめんなさい。ヴィータちゃんの言う通りに休んでいれば良かったの………」

 

なのはがヴィータに頭を下げた。

 

「で、心配をかけたみんなに?」

 

「ごめんなさいなの……」

 

なのはが涙目になる。

うーん、反省はしてる様だけど、絶対にまた無理するよな、こいつ。

 

「まあまあ祐君、説教するのはそれ位にして、今はなのはちゃんが目を覚ました事を喜ぼ?」

 

「あのなー…はやて、僕はしつこくしつこく何度も何度も口を酸っぱくして休めとなのはに言ってたんだぞ。それでもこんな結果になったんだ。おまけにヴィータは酷く罪悪感に苛まれている。見聞色の覇気に集中して無くてもビンビン感じるぞ、これ。」

 

「それは………」

 

「おい祐、今はそんな事話さなくても……」

 

はやてが言い淀み、ヴィータが話に乱入する。

まだまだ言いたい事が有るが、ここは女同士で居た方が良いか。

これ以上僕がブーブー言ってるとややこしくなりそうだし。

 

「とまあ、言っても解決しない事はこれで終わりとして、もしもなのはの退院祝いとかやるなら呼んでくれよー。料理は僕が担当するから。ほんじゃ、野郎は失礼して。」

 

「祐君。」

 

部屋から出ようとすると、なのはに呼び止められた。

 

「ん?どうしたなのは。」

 

「治してくれて…本当にありがとう。」

 

本当にありがとうって……一体シャマルから怪我の状態をどういう風に聞いたんだ?

まあ、僕が居なかったら魔導師生命は無かったとか言われたのだろう。

 

「どういたしまして。もう擦り傷1つも作るなよ。そして、傷を残すのも止めろよ。」

 

僕はそう言って部屋を退出した。

それから二週間後になのはは退院し、はやての家で退院祝いをやった。その時、出来ればルスカイナの食材を使いたかったが、みんないらないと言うので諦めた。美味しいんだけどなー、これ。

ちなみに目を覚ました日から退院しても良かったのに何故二週間後かというと、しっかりなのはを休ませる為に長くした。出来れば2ヶ月はベッドで寝ていて欲しかったが。

まあ、シャマルとヴィータの厳重な監視が入るだろうし大丈夫だろう。

 

 

 

 

なのは撃墜騒動から数ヶ月経ったある日、はやてから通信が来た。

 

『祐君、リインフォースの妹を作るの手伝って!』

 

「………は?作る?え?何?リインフォースの妹……二人目の融合騎を作るって事か?」

 

『そうや!やっと申請が通ったんや。デバイスマスターの資格持っとるんやろ!?祐君も手伝って!』

 

そこいらのデバイスと融合騎は勝手が違う様な。

 

「まあ、良いけど。」

 

はやてが言った場所に、僕はシロと一緒に向かった。

それにしてもリインフォースの妹か……どんな姿になるやら。

もしかしたら、はやての趣味が全開になったりして。




主人公の寿命が減りました。
主人公は寿命を削っただけで老化が早くなるとかはありません。
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