魔力量Eでワンピースの力を持ってやっていきます。   作:costフィーバー

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ああ……英語が不安すぎる。


26話

はい、はやてに呼ばれて本局のデバイス整備場にやって来ました。

さて何処に居るかな?

 

「あ、祐くーん、こっちこっちー!」

 

僕は手を振るはやてが見えた所に向かうと、はやてとリインフォースとマリエルさんが居た。

マリエルさんはなのはとフェイトとアリシアのデバイスにカードリッジシステムを搭載し、三人のデバイスのメンテナンスを担当してる人である。

 

「マリエルさん、お久し振りです。マリエルさんもリインフォース妹の製作に来たんですか?」

 

「そうだよ、私も全力で協力させて貰うよー!」

 

キラキラと目を輝かせて答えるマリエルさん。どうやら融合騎製作をよっぽどやりたかったんだろうな。

 

「んじゃ、まず話し合って方向性を決めようか。」

 

二、三十分程話し合い、名前と主な役割が決まった。

名前はリインフォース・ツヴァイ(今居るリインフォースはリインフォース・アインス)に決まった。

ツヴァイ製作ははやて、リインフォース、マリエルさん。

ツヴァイ専用のデバイスを僕が………

 

「……おい待てや。」

 

「ん?どうしたん?」

 

「何で僕が一人でやるんだよ!?」

 

「何でって……祐君って完全記憶能力があるやろ?ツヴァイのデバイスは夜天の書がベースやし、プログラム全部覚えてる祐君が適任やろ?」

 

まあ、思い出そうとすれば事細やかに思い出せるけど……

 

「ベースがあるだけで中身は全然違ってくるだろ。」

 

「まあまあ、その時はマリーさんかリインフォースがフォローに入るから。」

 

よし、全部一人でやってやんよ。そしてすぐ終わらしてサヨナラグッバイして、完成した時にまた来るとしよう。

 

「はいはい、分かりましたよ。始めよー始めよー。影騎糸(ブラックナイト)。」

 

「うわっ、糸人形とかセコいわー。」

 

僕は糸人形を二体作り出し、ツヴァイ専用デバイスの製作が開始した。

そして十日後、

 

「はい、デバイス完成。念の為十通り作っておいたから。名前はそっちで決めておけよ。」

 

「「「早っ!!」」」

 

はっはっはっ、どうよ?糸人形も使ってたから作業効率UPだぜ!

 

「んじゃ僕は、自分用のデバイスを作るな。」

 

「いや、デバイス終わったならこっち手伝ってや。」

 

はやてがジト目でこちらを見てきた。

 

「途中から参加しても分からないだけだろ。それにマリエルさん、目の下に隈を作る程に没頭してるしさ、これでもしも邪魔したら厳しいお叱りを受けそうだし。」

 

「あー……」

 

「それに今から作るデバイスは、夜天の書のマスター権限をそれに入れるつもりだからな。僕は全く使わないとはいえ、デバイスを共有するのは色々不便だからさ。」

 

「分かった。だけど案ぐらいは出してなー。」

 

「了解っと………ヘイお待ち!」

 

「早っ!?」

 

自分用のデバイスは二日足らずで完成した。

ちなみに僕の新デバイスは夜天の書と同じ魔導書型で、名前は黒天の書にした。

そして、夜天の書のマスター権限を黒天の書に移した。

これではやてとデバイスを共有せずに済むな。

 

『マスター、浮気ですか?ハッ!?まさか私を捨てる気では!?』

 

「いや、基本使うのはお前だから。」

 

ブレードが新デバイスに妬いていました。

 

 

 

 

 

 

リインフォース・ツヴァイの製作は三人に放っぽり出し、十二月に入ったこの日、僕はシロと一緒に聖王教会に向かっていた。

 

「ご主人、お腹すいた。」

 

「んじゃあ、近くの店寄るか。」

 

適当なファミレスに入り、お互いにパスタ十人前(これでも少ない方)を注文する。その時、店員はあまりの量に驚いていたが。

料理が来るまでの間、僕はブレードでネットサーフィンをする。

ふむふむ、インターミドルか………出てみたいなー。

まあ、僕にとってはルールによる縛りがデカ過ぎる。主に悪魔の実の能力とか刀とか……武装色の覇気って有りかな?

シロが何かを見ると、人型に変身した。

 

「ご主人、料理が来たよー。」

 

「オーケー。」

 

山盛りパスタがテーブルに置かれる。

 

「いただきまー」

 

ドゴーンッ

 

「「…………」」

 

今まさに食べようとした所で、大きな爆音が聞こえた。シロはフォークの先端をパスタに突っ込む直前で停止している。

 

「…………シロ、行くぞ。すいません、後で来ますんでパスタはそのままにして置いて下さい。自分、執務官なんで事件には顔を突っ込まないといけないので。」

 

「は、はあ………」

 

僕は店員にそう言ってシロと店を出る。

 

「ウ〜〜………パスタ。」

 

「ただ事じゃ無さそうだから我慢してくれ。爆音の方向は?」

 

「あっち。」

 

「よし、行こう。」

 

シロが指差した方向に僕は走り、シロは僕の後ろを付いて来る。

向かう途中、僕が向かっている方から悲鳴を上げながら逃げて来る多くの民間人が居たので、恐らく突発的に発生した事件なのだろう。

そして現場に到着すると、

 

「ハッハッハッ!ぶっ壊れろ〜!!そして出て来い局員共!全員皆殺しだぁ!!ヒャッハァッ!!」

 

「おい、あんまり暴れ過ぎるなよ。局員とやり合う前に疲れたんじゃ話にならなくなる。」

 

二人の男性が暴れていた。

死ね死ね言って暴れてる奴は身体から電気を発しており、手の中でチャリンチャリンとコインを弄んでいる。どこの超電磁砲だよ。

そいつを注意した奴は身体の半身が黒くなっており、長さ二メートル程の大剣を持っている。こっちは黒くなっているとはいえ、武装色の覇気では無いな。

二人共悪魔の実の能力者、か。

現場の局員は僕だけ、そして見聞色の覇気から探るに怪我人も少なからず居る。

先にケガ人の救助をしたいが、どうしたものか。

 

「シロ、取り敢えずあの二人に気付かれ無い様に民間人を救出だ。もしも大きく移動しようとするなら僕が相手をする。バレたらバレた方が足止めな。」

 

「了解。」

 

「ブレード、現場に駆け付ける隊員達に出来るだけ多くの救護班を寄越す様に伝えてくれ。」

 

『既に手配してあります。ついでにその他諸々も。』

 

ワォッ、仕事が早いですな。

シロと二手に分かれて、僕は逃げ遅れた人が居る建物に入る。

 

《ご主人バレた〜〜!!!》

 

《早えーよ!?》

 

シロからの念話が頭に響いた。

別れてから一分も経って無いぞ!?

 

《そのまま足止めを頼む!》

 

《ご主人が来る前に二人共倒すニャッ!!》

 

オオッ、頼もしいな。

シロが足止めをしてる間に、僕は要救助者を探し、必要ならば応急処置を施し、糸人形でテロリストから離れた所に運んで行く。

ちなみに単純に人を運ぶだけなら何十体何百体と糸人形を作り出せる。ただし、作る数が多いと能力を覚醒させる必要があるが。

 

『マスター、増援が到着しました。』

 

よし、これで外に出して置いた要救助者が搬送されていくな。シロは………大丈夫か?バコンドゴンと戦闘音が聞こえてるけど。

数十分程で百人近くの要救助者を救出し、感知出来る限りじゃ残り二人になった時、

 

《ご、ご主人……早く来て!黒い奴の身体が硬過ぎて攻撃が全く効かないし増援のみんなもやられたニャッ!!何とかみんな逃がせたけど、ハッキリ言って増援とか要らなかったニャ!》

 

《残り二人だ!もう少し耐えてくれ!》

 

僕は急いでビルの中に取り残されている二人の元に向かう。

二人が居ると思われる階層に到着する。

 

「エドガー……エドガーッ!!返事をしなさいっ!!」

 

五、六歳程の高価なドレスを着た少女が泣きながら瓦礫を退かしていた。

だが、小さな瓦礫しか退かせていない様だ。

 

「おい嬢ちゃん、その瓦礫の下に人が居るんだな?」

 

「だ、誰ですの………!?」

 

少女が此方を警戒する。

 

「執務官だ。そこを退いてくれ、瓦礫の下の奴を助け出す。ROOM、スキャン。」

 

僕はサークル展開し、瓦礫の下の状態を確認する。………よし、生き埋めになってる少年は無傷だ。こりゃ奇跡だな。

小さな瓦礫を近くに置く。

 

「シャンブルズ。」

 

生き埋めになった少年と近くに置いた小さな瓦礫を入れ換える。

少年の意識は、どうやら無い様である。まあ、無傷ならすぐに目を覚ますだろう。

 

「エドガーっ!」

 

「はーいはい、感動のシーンは後で。今はここからお前らを逃すのが先だ。」

 

執事服を着た少年と少年に飛び付こうとしている少女を腰に抱えて運び出す。

ビルの外に出ると、目の前に何かが物凄い勢いで落ちて来た。

 

「なっ……なんですの!?」

 

土煙がはれると、そこにはボロボロになったシロが居た。

 

「シロ!大丈夫か!?」

 

「イタタタ………まあ、何とか大丈夫ニャ。」

 

シロが頭を摩りながら立ち上がる。

僕は腰に抱えている二人をシロに渡す。

 

「シロ、こいつらを頼む。後は僕に任せろ。」

 

「うん、安全な所に届けてすぐ戻って来るね。」

 

シロが二人を抱えてこの場を離脱する直後、シロへの攻撃の気配が感じたので、僕はシロの後ろに立って身体の前面を硬化させる。

 

「グゥッ!」

 

その瞬間、閃光が僕に襲い掛かった。

僕の身体に強烈な衝撃が響いて、数メートル程後方に地面を滑る。

 

「ご主人っ!!」

 

「大丈夫だ、早く行け!」

 

シロがこの場を離脱した。

そして僕の前に、二人の男性が降り立った。

 

「チッ、逃がしちまったか。んでこのガキも身体が黒くなりやがったな。」

 

「気を付けろ、こいつの攻撃もお前に当たるぞ。」

 

なーるー、つまり口が悪い放電男の方は自然(ロギア)系の能力者か。

 

「言われなくても分かってる。………っておい、こいつ噂の雑魚執務官じゃねぇか?」

 

「油断するな。さっきの使い魔の主は恐らくこいつだ。ランクがEだからといって、舐めて掛かるとさっきみたいな痛い目に遭うぞ。」

 

で、あっちの半身が黒い大剣男は身体が硬くなる能力。

少なくとも黒い時点でダイヤモンドじゃないな。モデルは一体何だ?

さーてと、一対二か。

 

「チッ、分ーた分ーた。」

 

放電男が苦虫を噛んだ様な顔をする。まあ、見た感じこいつはそれなりにボロボロだから、シロがそれなりにボコッたのだろう。

放電男はコインを親指で打ち上げ、手で銃の形を作る。

 

「一瞬で、終わらしてやるよ。」

 

放電男の指先にコインが落ちた瞬間、先程の閃光が僕に襲い掛かった。

身体からの放電とコインで予想していたけど……出たよ、レールガン、超電磁砲。

僕は横に跳んで避けた。

 

「なっ!?………こいつも俺の電磁砲を避けやがるのかよ!………なら!」

 

放電男はそう叫ぶと、自分の身体を電気に変換させ、僕の顔目掛けて距離を詰めて拳を放って来る。

僕は腰を落として電撃パンチを避け、放電男の腕を武装色の覇気を纏った状態で掴む。

 

「何で感電しねぇっ!?」

 

「残念だな、僕に電気は効かない。……せいっ!」

 

僕は背負い投げの要領で放電男を地面に叩きつける。その際にコンクリの地面に罅が入った。

 

「カッ……ハッ……!?」

 

「これで…おっと!」

 

右手を硬化して放電男の顔面を殴ろうとするが、大剣男が僕の背後から斬り掛かって来るので、殴るのを諦めて回避する。

チッ、ワンパンKOが出来なかったな。

 

「だから油断するなと言ったのに………何だあれは?」

 

「まさか感電しねえとは思わなかったんだよ。………こいつはそこらの局員とは違え。二人で殺るぞ。」

 

《ブレード、バリアジャケットAと刀三本を頼む。》

 

《了解。》

 

二人が話してる最中に、僕は刀を三本展開して、ルフィの服のバリアジャケットを装着する。

僕は秋水の柄を左手で握り、大剣男に狙いを定める。

 

「一刀流 厄港鳥(ヤッコウドリ)!!」

 

居合斬りの要領で三日月形の飛ぶ斬撃を放つ。

飛ぶ斬撃が大剣男に命中するが、

 

「…………ん?何だ今の。」

 

全く効いて無い。

というか硬過ぎるあまりか攻撃を食らったというのも気付いて無い様なんですけど!!どんだけ硬いの!?

………放電男は良いとして、大剣男はどう倒そうか………せめてモデルとなる物質が分かれば、倒す算段も思いつくと思うんだけどなー。ダイヤモンドなら高熱とかで。

 

「片方は電気の自然系の能力だとして、そっちの能力は何なんだよ?せめてモデルぐらい教えてくれよ。」

 

「フッ、言うと思うか?」

 

「ですよねー。……ギア 2(セカンド)」

 

僕は秋水を左手に持った状態で全身の血流を加速させる。

まずは、放電男を片付ける!

 

「ゴムゴムの〜……!」

 

右腕を後方に伸ばし、放電男に突撃する。

だが、大剣男が僕の進路上に立って邪魔をする。

あいつ僕の動き見切ってんの?

 

「邪魔だっ!!」

 

「っ!?」

 

僕は勢いを緩めずに、左手に持つ秋水を力任せに振って大剣男を吹っ飛ばす。大剣男はビルに突っ込んだ。

そして伸ばした右腕を硬化させて放電男に接近し、

 

「鷹銃弾(ホークブレッド)!!」

 

「ガッ!?」

 

殴り飛ばす。

吹っ飛んでる最中の放電男の上に跳び、

 

「ゴムゴムの〜JET銃(ピストル)!!」

 

顔面を殴って地面に叩き付ける。

地面には放電男を中心にそれなりに大きいクレーターが出来た。うん、放電男は見事に気絶。

地面に着地したら僕はギア2を解除して、放電男の両手足を海楼石製の手錠で拘束する。

僕が一息つくと、ビルの一部が弾けて、大剣男が出てきた。

大剣男は拘束された放電男の方を見て、

 

「ほう、まさかこいつを捕まえられる奴が管理局に居るとはな……本当にランクEか?それとも、偽装してるのか?」

 

「生憎と、魔力の少なさ故にランクEだ。さてと、お前も捕まって貰うぞ。」

 

「出来るものならやってみろ!」

 

そう言った瞬間、大剣男が接近し、大剣を振り下ろしてくる。

僕は秋水を右手に持ち替え、二代鬼徹を左手で抜き、頭上で刀をクロスさせて受け止める。

 

「魔力が少ないにも関わらず中々の腕力だな。」

 

「あんたこそ、どんだけの魔力持ってんだよ。軽く魔力量AAAぐらい有るだろ。」

 

お互いに剣を引っ込め、僕が二本の刀を振り下ろし、大剣男がその攻撃を防御もせず両肩で受けた。

大剣男が秋水の刀身を掴もうとするので僕は距離を取る。

 

「防御とかしないのかよ!?」

 

「この能力を手に入れてからは、擦り傷の一つ出来た事は無いな。」

 

やっべぇな。

相手はノーコストで何の動作もせずに防御が成立する。おまけにその防御力はキチガイだ。どうしましょ?グラグラの能力使っちゃう?………いやいやダメダメ、それは最終手段だ。

とすると、手当たり次第攻撃するか。

僕は秋水と二代鬼徹を鞘に納め、二代鬼徹を左腰に移す。

大剣男が距離を詰めて来る。

僕は秋水と二代鬼徹の柄を掴み、

 

「二刀流居合 羅生門!!」

 

「………フッ、効かんな。」

 

硬えよ!!

大剣男を通り過ぎた後、僕の頬に一筋の傷が出来た。

二代鬼徹を右腰に戻し、秋水を鞘ごと抜いて居合の構えを取る。

 

「一刀流居合!……獅子歌歌!!」

 

「っ………効かんな。」

 

ウッソ〜〜ン!

……当たった瞬間、大剣男の身体が震えたから痛みは有ったんだよな?……でもダメージ無いしなー。

寄生糸(パラサイト)は身体が硬いから突き刺さらないし……やっぱりグラグラツカッチャウ?………いや、まだ方法は有る。

能力が周囲の人達にバレるかもしれないが、天変地異を起こすよりはマシだろう。

せめて街中だとしても、この辺りだと確か重要な施設が有った筈だ。射程圏内に入らない様に場所を移さないと。

 

「戦いの最中に考え事か?」

 

「!…武装!!」

 

急に大剣男が接近して大剣を高速で振るって来る。

僕は後ろに下がりながら両腕を武装色の覇気で硬化させて、その攻撃を防いでいく。

 

「硬いな。」

 

「あんたの体ほど硬くはないさ。あークソッ!」

 

隙を見て僕は距離を取る。

再び僕は秋水と二代鬼徹を抜いて、走り出す。

そして大剣男は僕を追いかけながら大剣に大量の魔力を込めて魔力刃を飛ばして来る。

僕は走りながら魔力刃を弾き、時には避けて行く。

行き場を失った魔力刃はバゴバゴとビルやその他の建物に大きな傷を付け、耐久性が低いものは倒壊したりもしている。

ああ、余計な被害が………でもいまから僕がやろうとしているのはもっと凄い事になると思うしなー。

「何時まで逃げるつもりだ!まさか怖気付いたのか!?」

 

「んな訳無えだろ。これでも食らえ!七十二煩悩(ポンド)砲!!」

 

二つの飛ぶ斬撃を放って少しだけ足止めをし、全速力で走って行く。

 

「どこまで逃げるつもりだ!?」

 

「さあ?どこまでだろうな!三百六十煩悩砲!!蜘蛛の巣がき!弾糸!」

 

「チィ、小賢しい!」

 

更に斬撃や糸を飛ばしたり張ったりして足止めをする。

やがて予定の射程圏内から重要施設が入らなくなったので、僕は走るのを止め、追尾中の大剣男の方を向く。

僕は二代鬼徹を納刀し、秋水を武装色の覇気で硬化させ、

 

「ROOM!!」

 

『視力が良い自分の目でも見えない範囲』にサークルを展開する。

これ、一分ぐらい続けたら体力スッカラカンになるな。

僕は秋水を振り被る。

追い付いた大剣男が突っ込んで来る。

 

「追い付いたぞ……終わりだ!!」

 

「ああ、あんたがな。切断(アンピュテート)!!!」

 

僕が秋水を一閃する。

 

「………なっ……!!」

 

その瞬間、大剣男の上半身と下半身が分かれて、サークル内に有る全ての建物が斬り飛んだ。

そのサークルの範囲、半径数百メートル。

 

「……………何だこれはぁぁぁーーー!!?」

 

冷静だった大剣男が分かれた自分の身体と斬り飛んだ建物を見て絶叫する。

僕は秋水を納刀し、サークルを解くと、斬り飛んでいる大剣男と建物が地面に落ちた。

そして、海楼石製の手錠を片手に大剣男に近づく。

 

「はい、確保ー。」

 

「くっ、ここ……までか………。」

 

大剣男を拘束し、離れた身体を付け直す。

よし、終ー了ー!どんな物質かは知らないが、ぶった斬ってやったぜ!

僕は拘束した二人を近くの支部(真っ二つになっている)に放り投げておいた。

お、シロが戻って来たな。

 

「ご主人、終わった?」

 

「終わった終わった。能力を派手に使う羽目になったけど。怪我は大丈夫か?」

 

「大丈夫ニャ。それよりも、パスタを食べに戻ろ。」

 

「冷めてるだろうけどな。服装、直しておけよ。」

 

その後頼んで置いてあったパスタとは別に更に二十人前食べました。

そういえば今更だけど、あいつらの目的って何だったんだ?ただ暴れたかっただけなのか?まあ、記憶を探れるヴェロッサっていう奴に任せればいいか。

知ーらないっと。

 

 

 

 

 

 

 

次の日、僕が斬った建物がニュースで報道された。内容は魔力反応が無かったのに何故あんな事が起きたのか、とか。色々な意見があったけど……残念、全部ハーズレ〜。

捕まえた奴が自然系の能力者であった事から、僕がやったと気付いたクロ官からお叱りと感謝の言葉を貰いました。あ、毎度お馴染みだけど僕の功績は無かった。トホホ……。

ちなみに、僕が捕まえた二人組はAランクの次元犯罪者だったようだ。片方はSになりかけだったとか。




今回主人公が捕まえた能力者の能力。

ビリビリの実……まあゴロゴロの実の下位版

カチカチの実・モデル とにかく硬い物……すみません、思いつく物質がありませんでした。まあ、アダマンタイト?それは無いか。
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