魔力量Eでワンピースの力を持ってやっていきます。   作:costフィーバー

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8話

なのはのデバイスが修復されてから、いつも通りのジュエルシード探しをしている訳だが、

 

「お次は木かい。」

 

木が暴れていた。

そして、なのはかフェイトはいないし……あれ?自力で探し出せたの、初めてじゃね?あ、木がこちらに突撃してきた。

僕は、雪走、三代鬼徹、和道一文字を展開し、三代鬼徹を腰から鞘ごと抜き、左腰に構える。そして右手で雪走も掴み、

 

「二刀流 居合」

 

木に突撃して、木を斬って背後に立つ。

 

「羅生門!!」

 

刀を鞘に収めた瞬間、木が真っ二つに斬れて、ジュエルシードが木の中から出て来た。黒藻みたいに再生する事は無かったな。

ジュエルシードが地上から5、6メートル位の所に浮遊する。

ユーノが僕の元にやって来て、

 

「祐!ジュエルシードは?」

 

「絶賛浮遊中。」

 

「浮遊中って、僕達が気づいた時は暴走していた筈だけど。悪魔の実の能力でやったのかい?」

 

「いや、デバイスで斬った。」

 

「斬った!?あれをかい?」

 

ユーノが木の残骸に顔を向ける。

 

「ああ。」

 

「(祐の魔力量は戦闘が出来るほどなかった筈。いくら何でも悪魔の実の能力もなしにあんな大きな物斬れる筈が)」

 

「ユーノ、考えてるとこ悪いが、もうすぐ決闘が始まると思うぞ。」

 

なのはとアルフとフェイトがやって来た。そしてジュエルシードを賭けた決闘になり、なのはとフェイトのデバイスがぶつかり合う瞬間。

 

「ストップだ!此処での戦闘は危険すぎる。時空管理局執務官クロノ・ハラオウンだ。まずは二人共、武装を解除して話を聞かせてもらおうか。」 

 

二人の間に黒いバリアジャケットを着た少年が現れ、二人の攻撃を止める。

クロノ執務官…は長いからクロ官でいいか。

クロ官の指示を聞き二人が地上に降りる。クロ官が事情を聞こうとするとアルフがクロ官に魔力弾を放つ。

 

「フェイト!撤退するよ!」

 

クロ官は魔力弾を防ぎ、その隙にフェイトはアルフの提案を無視してジュエルシードを取ろうと空を飛ぶ。あ!クロ官が魔力弾をフェイトに放とうとしている。僕は雪走、三代鬼徹を抜き、

 

「二刀流 七十二煩悩砲!!」

 

二つの飛ぶ斬撃がクロ官が放った魔力弾をかき消す、が、くっそ!一発残っちまった!

フェイトに直撃し、落下するが、アルフがフェイトを受け止める。そしてクロ官がフェイトとアルフにデバイスを向けるが、

 

「だめー!!」

 

なのはがクロ官の前に立ち塞がり、クロ官は攻撃を中止する。その隙にフェイトとアルフは撤退していった。

その後は、クロ官がジュエルシードを回収したら、僕等の前に緑髪の女性が映ったモニターが現れ、クロ官に僕等をこちらに連れて来て、という命令を出していた。クロ官の上官と思しき人物はリンディ・ハラオウンという名前だった。あれ?二人は家族?姉弟か?まあ後で分かるだろう。

 

 

 

 

 

次元航行船アースラという船の中に入り、クロ官に案内されている。SFチックだなー。ふとクロ官がこちらを向き、

 

「ああ、いつまでもその格好というのもあれだろう。バリアジャケットとデバイスは解除しても平気だよ。」

 

「あ、そっか。そうですね。」

 

「へーい。」

 

僕となのははデバイスとバリアジャケット(僕はバリアジャケットがない)を解除する。というかそっちは解除しないんかい。これは…あれだな、見聞色で分かるが何時でも拘束出来るように準備しているな。うっわー信用されてねぇー。まあ当たり前だけど。念の為、刀をすぐに出せる様にしておくか。悪魔の実の事とか話したら絶対何かあるだろうしなー。能力者の扱いはユーノからの話で、能力によっては監視がつくとか。絶対にグラグラの能力だけはバレない様にしないと。ちなみにレアスキルと悪魔の実の能力を識別する方法は、基本的に魔力の有無である。魔力を隠蔽したらどうなるんだ?

クロ官がデバイスを解除した僕を見て、

 

「?君もバリアジャケットを解除したらどうだい?」

 

「僕は魔力量は少ないんでね。バリアジャケットに魔力を使うなら他の魔法に使う。」

 

って言っても殆ど使わないけど。

というか魔力の感知で分かるだろ。

うーん、時間が出来たらイトイトと魔力で編んだバリアジャケットを作ってみるか。節約節約。

 

「そうか。」

 

お次にクロ官はユーノの方を向き、

 

「君も、もう元に戻っていいんじゃないか。」

 

「あ、そういえばそうですね。ずっとこの姿でいたから忘れてました。」

 

するとユーノが光りだし、僕と同い年位の男子が現れた。

 

「え!?えええええ〜〜!!」

 

なのはが驚いている。

うん、これは、クロ官に報告せねばならない事が、

 

「クロ官さーん、報告がありまーす。」

 

「クロノ執務官だ。それで、一体どうしたんだ?」

 

「こいつはフェレットの姿で女風呂に入ってましたー。これってどうなんです?」

 

「…後で話を聞こうか。」

 

「ちょ!?待って下さい!それは「事実だろ。」そう…ですけど……。」

 

ふ、地獄に落ちろユーノ。最初からちゃんと説明をしなかったお前への罰だ。まあ、見聞色使えば半ば覗きみたいな事出来るんだけど。温泉旅行の時は、誰が何処にいるかで使ったがいやらしい事では使ってないぞ!

後でユーノは、なのはから一発ビンタを貰っていた。

 

 

 

クロ官について行くと一つの扉に着き、中に入るとリンディ・ハラオウン提督が待っていた。桜やら盆栽やら畳やら抹茶らしき物やら羊羹らしきものがあるが……思いっきり和風だな。やりたい放題だなおい。どうやら提督という階級はかなり高いらしい。

これまでの経緯を話して、なのはが次元震やジュエルシード(ロストロギア)についてちゃんと分かっていなかったのでリンディ提督が説明を始めた。聞いている限りじゃ、僕が分かっている内容だし、長くなりそうだったので僕は寝た。

 

 

 

 

 

ガンッ

 

「痛っでーー!!何すんだよなのは!!」

 

拳骨、ビンタの次はデバイスで殴打かい!

 

「寝てる祐君が悪いの!第一、大事なお話の最中に寝てるなんて信じられないよ!」

 

「仕方無いだろ。寝たいものは寝たいんだから。んでリンディ提督、何処まで話が進んだんですか?ジュエルシードや次元震については知ってるんで説明は結構です。」

 

取り敢えず、もう一度殴る準備をしているなのはを無視して、何処まで話が進んだか聞いてみる。

 

「ジュエルシード捜索については私達、時空管理局が全権を持つ事になるわ。」

 

「二人にも言ったが、それぞれの世界に戻って、元通りに暮らすといい。」

 

クロ官さんや煩い。

なーんか寝てる間にこの事以外にも言ってたような。

 

「ほうほう、成る程。なあなのは、我々に任せて元の世界に帰れって言ってるけど、他に何か言われなかったか?」

 

「えっと…よく考えて明日答えを出すといいって。」

 

僕にはそんな事言われてないんだけどなー。あー成る程成る程。あれか?ユーノから管理局は万年人手不足って聞いたから、素人であっても魔力は膨大ななのはの力を借りたい訳か。なのはの性格なら進んで協力するだろうし。んで、魔力がゴミクラスな僕は役に立たないからとっとと帰れってことか?魔力が無くともこっちはやってけれるように鍛えているんだけどなー。というかサーチャーで見てたろ。魔力量で判断するなコノヤロー。技術も見ろ、技術も。

 

「なのは、淫獣「淫獣って僕の事!?」、ユーノ煩い。ちょっとリンディ提督と僕だけで聞きたい事が有るからさ、先に帰っててもらってもいいか?」

 

ユーノは無視無視、いや、淫獣だ。

 

「うん、いいけど……。」

 

なのはがリンディ提督を見る。

 

「構わないわ。クロノ、二人をお願いね。」

 

「了解しました、艦長。」

 

クロ官がなのはとユーノを連れて、部屋から出て行った。

リンディ提督がお茶をひと啜りし、

 

「それで、話と言うのは?」

 

「説明するのが面倒くさいので単刀直入に聞きます。管理局は万年人手不足。で、さっきの話から考えるになのはは魔力が多いので協力して欲しい、僕は魔力が少ないので来なくて結構って事でいいですか?」

 

「………。」

 

おやおや黙秘ってか。

 

「魔力の無い僕でも一応戦力にはなると思いますよ。というより、サーチャーで僕が戦ってる所見てましたよね?」

 

「……確かに、あなたが戦っている所は見ていたわ。」

 

「んじゃ、そういう訳で、僕もジュエルシード集めに参加させて貰いますね。あと、先に言っておきますが、基本的にあなた達の命令には従いますが破りたい時は破らせて貰います。何せ僕は管理局の人じゃ有りませんから、命令に従う義務も有りませんし。」

 

「なっ!?」

 

リンディ提督が何か言う前に早口で言わせて貰った。自分の行動に縛りが有るのは御免だからな。これで僕が勝手な行動をしてもお咎め無しだ。

 

「んじゃ、明日なのはと一緒に来るから、よろしくお願いしまーす。」

 

言いたい事だけ言って僕は部屋から出る前にリンディ提督に書類を渡す。ちなみにミッド語で書いてある。どうやって覚えたかというと、ブレードに保存されていた魔法関連のデータが全部ミッド語とベルカ語で書かれていて読めなかったので、ブレードに読み方を教えて貰った。完全記憶能力があるとはいえ、スラスラと読める様になるのは時間がかかったなー。

 

「リンディ提督、これを見といて下さい。これを見ればなのは程では無いとはいえ、僕も少しは引き込みたくなるんじゃないでしょうか?」

 

ちなみに書類にはイトイトの実の事について書いてある。但し、書いてあるのは、身体から糸を出せる事とその糸に色やちょっとした性質を持たせれる事だけである。

 

「では、さようなら〜。」

 

僕は部屋から出て行った。

 

 

 

 

 

祐が部屋から出て行った後、リンディ・ハラオウンは祐から渡された書類を見て、

 

「(これは、悪魔の実!この世界にも発生していたの!)」

 

地球にも悪魔の実がある事に驚いていた。

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