この小説はもしもオリ主が管理局に裏切られ、そのヒロインがそのことを知ったら。をテーマにしています。
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「がはっ!!」
肺の中の空気が一気に吐き出される。
吐き出された息は空気中に雲散していくが若干ながら血の匂いがした。
何故こんなことになったかは分からないが俺と敵対しているそいつは不意打ちで俺を襲い、俺を絶命の一歩手前に追い込んでいる。
「さすがに俺もここまでかねぇ……」
口調は軽いうえにふざけたようなセリフだが、言っている顔色は少し血の気が引いている。
本格的にやばいかもしれない。いや、やばい。
こうして考えている間にも敵の攻撃は続いている。乱雑にふるまわしているように見えるが実際は逃げ場を無くすように動きを制限されている。
ガキンッ!!
一際大きな金属同士がぶつかる音があたりに響いた。そのあとに続く大量の激突音。俺の刀と敵の剣の応酬。その残像が残るほどのスピード。このスピードについてこれるのは、俺の知る限りだと彼女しかいない。
しかしながら彼女がわざわざ俺の後をつけて攻撃してくるとも思わない。彼女―――――フェイト・テスタロッサは良くも悪くも一直線なのだ。フェイトならば模擬戦を仕掛けるなど、積極的に行動するだろう。親友の高町なのはに似たのかもしれない。
そうこうしているうちに、敵の得物が一層強く押してくる。競り合いをご所望らしい。
いやはや個人的には余裕は無いつもりなのだが、どうにもほかのことに頭がいってしまう。どうやら俺も人間をやめてきているらしい。
「困ったものだ」
絶命一歩手前なのに、抵抗し生きようとしている自分。この戦闘で求めるはスピード、技術、そして勘。このどれか一つでも欠けていたら終わりだ。
再び始まる剣の連撃。命に危険が迫るこの瞬間。
「面白い!!」
そう言った俺は敵の弾幕に突っ込んでいった。
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フェイトside
その報告が入ってきたのは管理局から自宅へ帰ろうと考えた時であった。
私はいつも道理に書類の整理や訓練、今日は特別に私となのは、はやてやザフィーラなどといった隊長レベルの人たちが行う検査に行くなどを行った日で大していつもと変わらない日常であった。
かくしてそれは、ある報告を受けることで崩れ去っていく。
「みなさん!!大変です!!」
スバルの怒号にびっくりした私たちは一斉に顔を上げスバルの顔を見た。その顔には切羽詰まった表情、あるいは………
悲しみの顔だった。
「第6課柊 太樹少佐がたった今病院に搬送!!」
私、フェイト・テスタロッサは本能的に分かってしまったかもしれない。次に発せられる言葉を聞いてはいけないと。
「意識不明の状態です!!」
私の目の前が真っ暗になる。
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太樹side
いつの間にここにいたのかわからない。
目は開いて周りを見渡すが一面真っ黒だ。
黒。黒。黒。黒。黒。
しかし、体は色がついていた。死に体の青白く生きているのが不思議なほどの色。
ありていに言えばアルビノみたいだった。
俺はあの時に致命傷を受けたことにより、死者になる一歩手前の状態。
しかし分からない。とどめを刺さないのは解せない。
しかし、これはこれでありがたい。
自分でもわかる。この浮上していく感じ。意識が遠のく。これがこの俺柊 太樹の最後だと。
伝えなくては……フェイトに。伝えないと……第6課に。
眠い。だが俺はまだ死ねない。
フェイトside
医者や看護師に大声で私を引き止める。しかしその声は私にとって意味を成さなかった。
私は夢中になって柊君の病室に向かう。バリアジャケットを着てなかったのは最低限の常識だけは焦る心の内側にあったからかもしれない。だからだろうか、彼のいる病室の意味を悟ったのは。
1169室。
こんな話を聞いたことがある。階数が高い病室ほど医者たちは諦めている。そう、助かる見込みがないのだと。
一瞬にしてそんなことを思った私は私を殴りたくなる衝動に駆られる。馬鹿じゃないのか!!私は彼を信じられないのか!?スライド式のドアの前で立ち止まって自問自答する。私の思い違いであってほしい。私の勘違いであってほしい。そう考えていた私は勢いよくドアを開けた。
そこには痛々しい姿で眠っている彼の姿があった。
彼の寝ているベッドの横に立ち、彼を見る。彼につながっている無数のコード。点滴のような透明な液体パックを繋げている彼。それは死にかけている証拠に他ならない。思い過ごしではなかった。勘違いでもなかった。しかしそれでも私は彼が帰ってくることを信じて疑わなかった。私にとってなのはは親友であるように、
私にとって彼は太陽だった。
ふと気づくと私の顔に何かくっついていた。上から下へ頬をつたい、流れていく。ぬるりとした感触、同時に懐かしい感触。
涙だ。
そう認識した瞬間、私の目から大量の涙が溢れてきた。
止めどなく流れる涙。やがて彼のベットにうなだれて嗚咽を漏らす。
スライドドアが開いた音がした。その時ふっと顔を上げると、なのはやはやて、第6課の全員がいた。
目を見張るもの、悲しみに打ちしがれる人、痛々しくて顔を背ける人がいた。
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過去の話をしよう。
彼、柊 太樹は転生者である。
正確には憑依者といった方がいいかもしれない。残念ながら彼は終ぞ気づかなかったが。
とにかく彼は別次元に存在した一般人であった。
別に神に会ったわけでもない。さらに閻魔や死神やら天使やらに「転生しませんか」と言われたわけでもない。
何気ない日常の最中にいきなり変わったのだ。
彼、柊 太樹はいつものように学校に行こうとしていた。
中学校二年生の、春を過ぎ、じめじめした梅雨の時期である。
彼自体も気づいてなかった。普段通りに起き、普段通り母の作った朝食を食べ、普段通り学校に行こうとした。
いつもと変わらない(もう散ってしまっているが)桜並木を通り、公道を渡りバスで学校に行った。
ちょうど駅の近く。そこの学校はよく言えばスポーツが盛ん、校舎がキレイなど悪く言えば何処にでもある一般校。
駅から歩いて五分。道歩く人々の多くは学生に染まっているが、そこそこ社会人が慌ててたりしている。
後輩からのあいさつや、友人、知人へのあいさつもそこそこに目的地である学校に行こうとしていた。
普段通り。
ここまでは。
校門に入る瞬間に背筋に走る悪寒。あるいは予知にも似た
それこそ、
彼は悪寒に対し「風邪でもひいたのか」と楽観していた。して、しまったのだ。
話は変わるが柊 太樹はそこまでアニメ・ラノベなどの所謂オタク文化にはさして知識はなかった。
興味はあるにはあったが、オタクになるほどの興味はない。強いて言えば友人が面白いと絶賛するものにしか興味がなかった。
彼は良くも悪くも純粋だったのだ。
偏見はよくないと自分でも思っていたし、何より忌避するものでもないと思わなかった。(もちろん声を大きくして「自分はオタクです」アピールしてる人には人として嫌だったが)
そして彼が友人に勧められたアニメが自分が初めて持ったアニメに対しての興味だった。
タイトルは『リリカルなのは』。
O☆HA☆NA☆SHI(物理)で有名なあれだ。いや、元は確かゲームのはずだが
しかし彼も数奇なものだ。
この流れで分かると思うが君が思い浮かべたことと同じだろう。
話を戻すと、彼は学校に入り、いつもより早歩きをして彼の所属する教室に入ろうとしたのだ。
教壇や黒板とは反対側、後ろのドアから入ったのだ。
ふと、手にかかったドアを右にスライドしようとしたとき止まってしまった。
その原因は女子生徒の話し声である。
昨日見ていた、アニメの
その人の名前の意味は運命。某型月の出しているアニメと奇しくも同じ。
逸る気持ちを抑え比較的小さく、しかし普段の彼を知っている友人からしたら大きい音を立てながらドアを開く。
開けた瞬間に目が合う。
「おはよう柊君。宿題やった?なのはがまた宿題を忘れてね………。よかったら一緒に見てくれないかな?」
はにかみながら挨拶する彼女はフェイト・T・ハラオウン。その人だった。
オリ主っぽいのがフェイトに会った時の心境。
フェイト「ドーモ、ヒイラギ=サン。フェイトデス」
オリ主「アイエエエエエ!!フェイト=サン!?ナンデェェェェエエエエエ!?」
ドーモ。ミナ=サン。ドーナッツデス。
この小説ではIFストーリーでありアニメ勢の妄想に任せた結果の小説です
d(O_O)。
状況描写むつかしい(KONAMIKANN)
ツイッターやってます!!
たぶんドーナッツ@ハーメルンで検索かけてみればわかるかも。
こんな駄文ですが感想などお待ちしております!!