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3月初めの朝。最近雪が積もったり溶けたりしているが、今日は快晴だ。
「エプロンどこz・・・お、あった」
今日は部活動でウイロウを作る日。
いつかの朝に言った台詞を言いかけた所でエプロンは見つかった。
袋に入った材料とエプロンを自作(家庭科で作った)の縫い目が不規則なエコバッグに詰め込む。
準備完了。時計の針は7時28分。もうそろそろ行こう。
自転車の鍵とヘルメットを持ち、いつものように重いリュックを背負う。そして家を出る。
今年はもう自転車通学が出来るようになっていた。
ありがたいけど、今日はそれよりも大切なことがあった。
まぁ、きっと大丈夫だろう。これで2回目なんだから。
そんなことを考えつつ、ペダルをこいで学校へむかった。
~6時間目(飛び過ぎ?面白いことがないからとばした)~
今からのことを説明しよう。誰に説明してるかって・・・それくらい解るデショ?
受賞伝達式がある。私からすれば公開処刑に近い。
全校生徒の前で賞状受け取るなんて処刑としか思えない。
才能ナシの私が貰った賞は、図書室の本貸し出し数が100を超えたからだ。
ちなみに185冊。去年の1位の人を40冊超えてる。でも2位。
1位の人は193冊。凄い。
『受賞伝達がある人はステージ横に・・・』
放送が流れた。私は立ち上がって、ステージ横を目指す。
途中、部長とあった。部活代表だとか。
顔を見合わせ、部長はニヤッと笑った。
ステージの上のことはあまり覚えていない。
ただ降りて座ったときに大きなため息をついた、というのだけは何故か覚えていた。
今日の2つ目のイベント。ウイロウ作り。
ちなみに料理部ではない。まずこの学校に料理部自体ない。
茶道部だ。ちなみに和菓子はほとんど出ない。クッキー系の方が多い。
ウイロウ作りの会場(調理室)の様子。
(カチャカチャカチャカチャ)
作り方も書いておく。ちなみにそれでしっかり抹茶味が作れる。
①小麦粉(薄力粉)100gと砂糖50g、抹茶大さじ一杯をふるいにかける。
カチャカチャいっているのはふるいだ。レバー的な何かを引きまくるとふるいにかかる仕組みだ。普通のふるいのほうが簡単だ。
②水300mlよりちょっと少なめを①に少しずつ加える。
バシャ
「間違えて一気に入れちゃったぜ☆」
「あーあ・・・プッ♪」
「笑うなや」
分量が曖昧なのは先生が言ってたことをそのまま書いたからだ。
後で聞いたが200mlは一気に入れていいとのこと。
③片方だけ開けた牛乳パックに②を流し込みます。
「あ、抹茶も滴るいい牛乳パックだ」
「零してるだけやん」
零れやすいので注意。両方を開くと作れません。
牛乳パックじゃなくても紙パックなら可能。ただし1Lでなければ多分盛大に零れますので注意。
④紙パックの口を閉め、開けてない方を下にして電子レンジに入れる。
そして
⑤500W位で4分位。傾けて液体の場合再度1分加熱。
「固まらない件」
「同じく」
⑥固まったら電子レンジから取り出して粗熱をとって紙パックを切って出せば完成。
冷蔵庫で冷やしても美味しい。
「出来た!」
「薔薇の匂い!」
薔薇の匂いとか言ってるのはローズヒップティーとかいうハーブティーを使ってウイロウを作った人だ。
液体の場合、②で水のかわりに入れる。その場合①の砂糖をちょっとだけにすればいいらしい。
1人2本作っており、私はもう1つには抹茶のかわりにコーヒーと粉ミルクを混ぜて入れた。
「あ〜いい匂い~」
試食。2種類を食べることになった。
「食べたくないんだけど・・・」
1本はローズヒップティー。作った本人も食べたくなさそうだ。
なら作るな。
もう1つは先生作のオレンジジュース味だ。見ての感想。
完全に固まりきっていないから下がドロっとしてるのが見えてる。まずそう。
「「「「「「いただきま~す・・・」」」」」」
作動部員の声が重なった。そして口に運ぶ。
まずローズヒップティーから。
「甘っ・・・」
結構甘い。胡瓜の塩漬けよりはいいけど。
「歯磨き粉の味がする・・・」
これは部長の反応。これ歯磨き粉入れてないはずじゃ・・・?
次はドロドロジュース。
「ギブアップ」
「オレンジジュース嫌だ!」
「まっず・・・」
評価は最悪。
この味が最悪なウイロウは学校のホームページにアップされ、ローズヒップティーの作者の黒歴史となった。
「次はカモミールで作る!」
「もうやめようか」
表彰式?地獄でした。
ウイロウのカフェオレは結構美味しかったです!
ローズヒップティーとドロドロジュースはもうダメです、あれ。
作り方は実際の作り方ですので暇な方はやってみて下さい!
入れるものによっては激まずのモノが出来ます!
責任は一切取りません!
では閲覧ありがとうございました!